JP2003248620A - 動的メモリ管理方法及び動的メモリ管理情報処理装置 - Google Patents

動的メモリ管理方法及び動的メモリ管理情報処理装置

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JP2003248620A
JP2003248620A JP2002047633A JP2002047633A JP2003248620A JP 2003248620 A JP2003248620 A JP 2003248620A JP 2002047633 A JP2002047633 A JP 2002047633A JP 2002047633 A JP2002047633 A JP 2002047633A JP 2003248620 A JP2003248620 A JP 2003248620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムのメモリ割付要求に対して、プロ
グラム実行のために必要な大きさの連続した空き領域を
確保できない場合に、実メモリデータ領域を移動するこ
とにより、その連続した空き領域を確保することを可能
とする。 【解決手段】 プロセッサからの指令に応じてデータの
メモリ割付と解放を行う動的メモリ管理方法であって、
データの処理の要求元プログラムに対して、このデータ
を記憶する実メモリデータ領域のメモリブロックへのポ
インタ情報を記録するアドレス管理領域における当該ポ
インタ情報を戻り値として返す。また、プログラム実行
のために必要な大きさの連続した空き領域を確保できな
い場合、実メモリデータ領域を移動し、この移動後の実
メモリデータ領域のメモリブロックへのポインタ情報を
アドレス管理領域が記録することにより、必要な大きさ
の連続した空き領域を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムのメモ
リ割付要求に対して、プログラム実行のために必要な大
きさの連続した空き領域を確保できない場合に、実メモ
リデータ領域を移動することにより、その連続した空き
領域を確保する動的メモリ管理方法及び動的メモリ管理
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定長メモリ管理方式及び可変長
メモリ管理方式においては、割り付けたメモリ領域の実
アドレスをプログラムに戻り値として返していた。ま
た、ハードウェアで論理物理変換テーブルを使用して指
定された仮想アドレスを、自動的に物理アドレスに変換
することにより、不連続空間を見かけ上連続空間として
使用できるような処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のメモリ管理方式を用いた場合は、以下のよう
な問題点があった。まず、第一に、固定長メモリ管理方
式及び可変長メモリ管理方式においては、割付と解放を
繰り返すと不連続な未使用領域が数多くできるという問
題があった。また、プログラムがメモリを使用中の場合
は、その使用中のメモリ領域を移動させて、プログラム
実行のために必要な大きさの連続した空き領域を確保す
ることができないという問題があった。
【0004】第二に、ハードウェアを使用した論理物理
アドレス変換(MMU)では、変換単位がブロック単位
であるため、余分な未使用空間が発生していた。また、
これはハードウェアに組み込むものであるため、高価な
システムとなっていた。
【0005】第三に、実メモリ空間をハードウェア的
(例えば、DMA(Direct Memory ac
cess)転送先バッファ)に使用している場合、その
空間は移動不可能となるため、専用のメモリ空間を必要
とした。すなわち、メモリの実アドレスを記録した小領
域(アドレス管理領域)のメモリブロックへのポインタ
情報を戻り値として返す移動可能なメモリ空間とは、別
領域のメモリ空間を必要とした。
【0006】第四に、マルチタスクOSを使用した場
合、あるタスクがメモリ割付を行ってメモリオーバーフ
ローが発生した場合、すべてのタスクがメモリ参照を行
わなくなった状態で空き領域を確保しなければならなか
った。
【0007】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、プログラムのメモリ割付要求に対して、プ
ログラム実行のために必要な大きさの連続した空き領域
を確保できない場合に、実メモリデータ領域を移動する
ことにより、その連続した空き領域を確保することの可
能な動的メモリ管理方法及び動的メモリ管理情報処理装
置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の動的メモリ管理方法は、プ
ロセッサからの指令に応じてデータのメモリ割付と解放
を行う動的メモリ管理方法であって、データの処理の要
求元プログラムに対して、このデータを記憶する実メモ
リデータ領域のメモリブロックへのポインタ情報を記録
するアドレス管理領域における当該ポインタ情報を戻り
値として返す方法としてある。
【0009】動的メモリ管理方法をこのような方法にす
れば、データの処理を要求するプログラムにより、メモ
リ管理で割り付けた領域の参照が行われる場合に、動的
メモリ管理領域内で管理しているアドレス管理領域を参
照して、メモリの実アドレスを参照することができる。
これによって、使用中のメモリ領域を移動させることが
可能となる。なお、メモリブロックへのポインタ情報と
は、実メモリデータ領域におけるメモリブロックの位置
を示すアドレスを指定するものである。
【0010】次に、本発明の請求項2記載の動的メモリ
管理方法は、この動的メモリ管理方法において、プログ
ラムのメモリ割付要求に対して、プログラム実行のため
に必要な大きさの連続した空き領域を確保できない場
合、実メモリデータ領域を移動し、この移動後の実メモ
リデータ領域のメモリブロックへのポインタ情報をアド
レス管理領域が記録することにより、連続した空き領域
を確保する方法としてある。
【0011】動的メモリ管理方法をこのような方法にす
れば、プログラム実行時に、メモリの連続空き領域を確
保することができない場合であっても、使用中のメモリ
領域を移動して連続空き領域を確保し、プログラムの実
行を可能とすることができる。なお、実メモリデータ領
域の移動とは、実メモリデータ領域に記録されている実
データを、実メモリデータ領域における空き領域に移動
することを意味する。
【0012】次に、本発明の請求項3記載の動的メモリ
管理方法は、この動的メモリ管理方法において、所定の
実アドレス空間を常に移動禁止状態にする方法としてあ
る。動的メモリ管理方法をこのような方法にすれば、例
えば、メモリの一部がDMAなどの受信バッファとして
使用されている場合は、その領域を常に移動禁止とする
ことにより、メモリの移動を所定の移動可能なもののみ
に限定させることが可能となる。なお、ここで所定の実
アドレス空間とは、実メモリデータ領域において、特定
の使用が行われている領域を示すものとして用いてい
る。
【0013】次に、本発明の請求項4記載の動的メモリ
管理方法は、この動的メモリ管理方法において、プログ
ラムのメモリ割付要求に対して、所定の実アドレス空間
を移動禁止状態にする方法としてある。動的メモリ管理
方法をこのような方法にすれば、例えば、タスクXとタ
スクYが同時に実行され、タスクXの方がタスクYより
もプライオリティが高い場合には、タスクXで使用され
ているメモリに移動禁止指定を行うことができる。そし
て、タスクYの処理のためにメモリ移動を実行すること
により、タスクXの処理を保証した上でタスクYのため
の連続したメモリ空間を作成することが可能となる。
【0014】次に、本発明の請求項5記載の動的メモリ
管理情報処理装置は、プロセッサからの指令に応じてデ
ータのメモリ割付と解放を行う動的メモリ管理情報処理
装置であって、データを記憶する実メモリデータ領域及
びこのデータを記憶したメモリブロックへのポインタ情
報を記録するアドレス管理領域を備えた動的メモリ管理
領域と、データの処理の要求元プログラムに対して、ポ
インタ情報を戻り値として返す制御部を有する構成とし
てある。
【0015】動的メモリ管理情報処理装置をこのような
構成にすれば、動的メモリ管理領域内のアドレス管理領
域において、実メモリデータ領域のアドレスを管理し、
プログラムから処理の要求があった場合には、このアド
レス管理領域の有するポインタ情報を返却することがで
きる。これによって、使用中のメモリ領域の移動が可能
となる。
【0016】次に、本発明の請求項6記載の動的メモリ
管理情報処理装置は、この動的メモリ管理情報処理装置
において、制御部が、プログラムのメモリ割付要求に対
して、プログラム実行のために必要な大きさの連続した
空き領域を確保できない場合、実メモリデータ領域を移
動し、この移動後の実メモリデータ領域のメモリブロッ
クへのポインタ情報をアドレス管理領域が記録すること
により、連続した空き領域を確保する構成としてある。
動的メモリ管理情報処理装置をこのような構成にすれ
ば、使用中のメモリ領域を移動して、プログラム実行の
ために必要な大きさの連続した空き領域を作成すること
が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の第一実施形態につい
て、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態の動
的メモリ管理情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0018】同図に示すように、本実施形態の動的メモ
リ管理情報処理装置10は、プロセッサ11、制御部1
2及びメモリ13を有している。また、メモリ13は、
動的メモリ管理領域13−1と、OS13−2及びプロ
グラム13−3を有しており、さらに動的メモリ管理領
域13−1は、アドレス管理領域13−1aと実メモリ
データ領域13−1bを備えている。
【0019】プロセッサ11は、プログラムからの要求
にもとづき、制御部12に対して、メモリの割付処理及
び解放処理を実行させる。制御部12は、プロセッサ1
1からの指令を受けて、メモリ13に対して、データの
メモリ割付及び解放を行う。アドレス管理領域13−1
aは、実メモリのアドレスを記録するものである。実メ
モリデータ領域13−1bは、実データを記憶する記憶
領域である。OS13−2及びプログラム13−3は、
それぞれOS及びプログラムが起動され、これらが占有
しているメモリ領域である。
【0020】次に、本実施形態の処理手順について、図
2〜図7を用いて説明する。図2は、本実施形態の動的
メモリ管理情報処理装置におけるアドレス管理領域13
−1aを示す図である。同図において、アドレス管理領
域13−1aは、例として実データのアドレスA1〜A
4(メモリブロックへのポインタ情報)を有している。
処理の要求元プログラムに対しては、このアドレス管理
領域13−1aにおけるポインタ情報が戻り値として返
却される。
【0021】図3は、図2におけるアドレス管理領域1
3−1aと、移動前の実メモリデータ領域13−1bを
示す図である。同図において、実メモリデータ領域13
−1bには、A1、A2、A3及びA4の四箇所の実メ
モリデータ領域が確保されている。また、図中の20
は、アドレス管理領域のA1に設定されるポインタ情報
(実メモリデータアドレス)が表す位置を示している。
【0022】このとき、プログラムからのメモリ割付要
求があり、プログラム実行のために必要な大きさの連続
した空き領域がない場合、従来は、現在使用中のメモリ
領域を移動することができず、そのプログラムを実行す
ることができなかった。しかし、本発明においては、プ
ログラムが、アドレス管理領域13−1aを経由して実
メモリデータ領域13−1bにおける実メモリデータを
参照しているため、メモリの領域を確保しているが実ア
ドレス空間に対して処理を行っていない領域に対して
は、データを移動することが可能となる。
【0023】以下、図4〜図6を用いて、このデータ移
動について説明する。これらの図は、本実施形態の動的
メモリ管理情報処理装置における実メモリデータ領域の
移動のようすを示している。図4において、連続した空
き領域を確保するため、制御部12が、A3をすぐ上の
未使用領域に移動(データのコピー)するようすを示し
ている。
【0024】このように移動を行った結果、A3の実メ
モリデータアドレスは、A3からA3’に移動する。こ
れに併せて、アドレス管理領域13−1aに設定されて
いたA3は、制御部12によってA3’に変更される。
図5は、A3をA3’に移動した後のアドレス管理領域
13−1a及び実メモリデータ領域13−1bのようす
を示している。
【0025】次に、図6に示すように、A4を未使用領
域に移動する。このとき、A4は、A3’から確保され
ている実メモリデータ領域のすぐ後に移動される。その
結果、A4の実メモリデータアドレスは、A4’に移動
し、アドレス管理領域13−1aに記録されていたA4
は、A4’に変更される。この移動後のアドレス管理領
域13−1a及び実メモリデータ領域13−1bを図7
に示す。
【0026】このように、アドレス管理領域13−1a
を用いて実データのアドレスを管理することにより、既
に確保されているメモリ領域であっても、実際に使用中
のメモリ領域でない場合には、これを移動することがで
きる。これによって、プログラム実行のために必要な大
きさの連続した空き領域を確保することが可能となり、
他のプログラムを実行することができる。
【0027】[第二実施形態]次に、本発明の第二実施
形態につき、図8及び図9を参照して説明する。図8
は、本実施形態の動的メモリ管理情報処理装置における
実メモリデータ領域の移動を示す図であり、図9はその
移動後のアドレス管理領域及び実メモリデータ領域を示
す図である。
【0028】本実施形態は、アドレス管理領域13−1
aで管理する実データのアドレスのうち、所定のものに
ついて、制御部12が移動禁止設定をする点で第一実施
形態と相違する。その他の点については、第一実施形態
と同様であり、その構成も図1に示すブロック図と同様
である。
【0029】図8において、例えば、A3の空間をDM
Aなどの受信バッファとすると、上述のようなメモリ割
付要求に対して、プログラム実行のために必要な大きさ
の連続した空き領域を確保できない場合に、無条件に実
メモリデータ領域を移動すると問題が生じることとな
る。
【0030】すなわち、プログラム実行のために必要な
大きさの連続した空き領域が作成されるものの、DMA
への転送アドレスは、移動前のアドレスで処理が続行さ
れるため、その処理は実行不能となる。このため、図8
に示すように、DMAなどの転送バッファには、アドレ
ス管理領域13−1aに移動禁止フラグを設け、実メモ
リデータ領域13−1bにおけるDMA転送用のメモリ
空間については、移動できないようにする。そして、こ
れ以外の領域について、データ移動を実行する。図8に
おいては、A4をA2から確保されているデータ領域の
すぐ後に移動するようすを示している。
【0031】こうして移動した結果、図9に示すよう
に、A3のデータ領域が確保されたまま、A4はA4’
に移動され、連続した空き領域が増加している。このよ
うに、本実施形態によれば、ハードウェアで使用するメ
モリ空間について移動禁止設定をすることにより、その
ハードウェア用メモリ空間を、動的メモリ管理領域の空
間内に併存させることができ、メモリの有効活用を行う
ことが可能となる。
【0032】[第三実施形態]次に、本発明の第三実施
形態について図10及び図11を用いて説明する。本実
施形態は、実アドレス空間の参照時のみメモリ領域の移
動を禁止する点で第二実施形態と相違する。その他の点
については、第二実施形態と同様であり、その構成は、
図1に示すブロック図と同様である。
【0033】例えば、マルチタスクOSにおいて、タス
クXとタスクY(プライオリィ:X優先)を実行する場
合を想定する。従来、タスクXが実メモリ空間を使用し
ている際に、タスクYがメモリ割り付け要求を行い、メ
モリ割付不可であった場合には、タスクYの処理は、タ
スクXのメモリ参照が終了するまで待つ必要があった。
【0034】これに対して、本実施形態では、タスクX
が実メモリ空間を参照中に、アドレス管理領域13−1
aにおけるその実アドレスに、制御部12が移動禁止フ
ラグを設定することにより、その他の実アドレスに対応
するメモリ領域を移動して、タスクYの実行領域を確保
することが可能となる。
【0035】すなわち、例えば、図10において、タス
クXがA3を参照しており、タスクYの実行領域が確保
できない場合は、A3に移動禁止設定を行い、移動対象
外とすることによって、タスクXの参照を正常に行える
ことを保証した上で、連続した空き領域を作成すること
が可能となる。この場合、A4を、A2から確保されて
いるデータ領域のすぐ後に移動させることができる。
【0036】その結果、タスクYを実行させることに十
分な空き領域を確保することができたようすを図11に
示している。この場合、タスクYが確保しているデータ
領域のポインタ情報A5が、アドレス管理領域13−1
aに設定される。このように、本実施形態によれば、実
アドレス空間の参照時に所定のメモリ領域についての移
動を禁止した上で、データ移動を行い、プログラム実行
のために必要な連続空き領域を確保することが可能とな
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プログ
ラムの要求にもとづいて、動的メモリ管理領域で割り付
けた領域を参照する際に、この動的メモリ管理領域にお
けるアドレス管理領域を経由して、メモリの実アドレス
を参照することができる。このため、使用中のメモリ領
域を移動して、プログラム実行のために必要な大きさの
連続した空き領域を確保することが可能となる。また、
実アドレス空間におけるメモリアクセス中のメモリ領域
については、アドレス管理領域の対応する実アドレスに
移動禁止フラグを設定することによりデータ移動を禁止
することが可能となる。
【0038】さらに、一般的に使用されているCPUに
内蔵の論理物理自動変換機能の変換単位が、ブロック単
位であることに比べ、本発明はバイト単位まで制御が可
能であるため、メモリ領域を効率的に利用することが可
能となる。また、アクセスを行う場合、小さなメモリ制
御情報を経由して実アドレスをアクセスする方法である
ため、高価なハードウェアなどを必要としない。
【0039】加えて、メモリ割付要求に対し、必要な連
続メモリ空間がなかった場合は、既に他のタスクによっ
て確保されているメモリ領域であっても、実アドレス空
間に対して処理を行っていない領域についてはデータを
移動することが可能となる。このように、本発明によれ
ば、プログラムのメモリ割付要求に対して、プログラム
実行のために必要な大きさの連続した空き領域を確保で
きない場合に、実メモリデータ領域を移動することによ
り、そのプログラム実行のために必要な大きさの連続し
た空き領域を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態の動的メモリ管理情報処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施形態の動的メモリ管理情報処理
装置におけるアドレス管理領域示す図である。
【図3】本発明の各実施形態の動的メモリ管理情報処理
装置における移動前のアドレス管理領域及び実メモリデ
ータ領域を示す図である。
【図4】本発明の第一実施形態の動的メモリ管理情報処
理装置における実メモリデータ領域の移動を示す図であ
る。
【図5】本発明の第一実施形態の動的メモリ管理情報処
理装置における実メモリデータ領域の移動を示す図であ
る。
【図6】本発明の第一実施形態の動的メモリ管理情報処
理装置における実メモリデータ領域の移動を示す図であ
る。
【図7】本発明の第一実施形態の動的メモリ管理情報処
理装置における移動後のアドレス管理領域及び実メモリ
データ領域を示す図である。
【図8】本発明の第二実施形態の動的メモリ管理情報処
理装置における実メモリデータ領域の移動を示す図であ
る。
【図9】本発明の第二実施形態の動的メモリ管理情報処
理装置における移動後のアドレス管理領域及び実メモリ
データ領域を示す図である。
【図10】本発明の第三実施形態の動的メモリ管理情報
処理装置における実メモリデータ領域の移動を示す図で
ある。
【図11】本発明の第三実施形態の動的メモリ管理情報
処理装置における移動後のアドレス管理領域及び実メモ
リデータ領域を示す図である。
【符号の説明】
10 動的メモリ管理情報処理装置 11 プロセッサ 12 制御部 13 メモリ 13−1 動的メモリ管理領域 13−1a アドレス管理領域 13−1b 実メモリデータ領域 13−2 OS 13−3 プログラム 20 アドレス管理領域のA1に設定されるポインタ情
報(実メモリデータアドレス)の示す位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサからの指令に応じてデータの
    メモリ割付と解放を行う動的メモリ管理方法であって、 前記データの処理の要求元プログラムに対して、このデ
    ータを記憶する実メモリデータ領域のメモリブロックへ
    のポインタ情報を記録するアドレス管理領域における当
    該ポインタ情報を戻り値として返すことを特徴とする動
    的メモリ管理方法。
  2. 【請求項2】 前記動的メモリ管理方法において、 前記プログラムのメモリ割付要求に対して、前記プログ
    ラム実行のために必要な大きさの連続した空き領域を確
    保できない場合、実メモリデータ領域を移動し、この移
    動後の実メモリデータ領域のメモリブロックへのポイン
    タ情報を前記アドレス管理領域が記録することにより、
    前記連続した空き領域を確保することを特徴とする請求
    項1記載の動的メモリ管理方法。
  3. 【請求項3】 前記動的メモリ管理方法において、 所定の実アドレス空間を常に移動禁止状態にすることを
    特徴とする請求項1又は2記載の動的メモリ管理方法。
  4. 【請求項4】 前記動的メモリ管理方法において、 前記プログラムのメモリ割付要求に対して、所定の実ア
    ドレス空間を移動禁止状態にすることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の動的メモリ管理方法。
  5. 【請求項5】 プロセッサからの指令に応じてデータの
    メモリ割付と解放を行う動的メモリ管理情報処理装置で
    あって、 前記データを記憶する実メモリデータ領域及びこのデー
    タを記憶したメモリブロックへのポインタ情報を記録す
    るアドレス管理領域を備えた動的メモリ管理領域と、 前記データの処理の要求元プログラムに対して、前記ポ
    インタ情報を戻り値として返す制御部を有することを特
    徴とする動的メモリ管理情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記動的メモリ管理情報処理装置におい
    て、 前記制御部が、前記プログラムのメモリ割付要求に対し
    て、前記プログラム実行のために必要な大きさの連続し
    た空き領域を確保できない場合、実メモリデータ領域を
    移動し、この移動後の実メモリデータ領域のメモリブロ
    ックへのポインタ情報を前記アドレス管理領域が記録す
    ることにより、前記連続した空き領域を確保することを
    特徴とする請求項5記載の動的メモリ管理情報処理装
    置。
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