JP2596153B2 - 押出成形用口金 - Google Patents
押出成形用口金Info
- Publication number
- JP2596153B2 JP2596153B2 JP1334990A JP33499089A JP2596153B2 JP 2596153 B2 JP2596153 B2 JP 2596153B2 JP 1334990 A JP1334990 A JP 1334990A JP 33499089 A JP33499089 A JP 33499089A JP 2596153 B2 JP2596153 B2 JP 2596153B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- tip
- die
- opening plate
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は中空パネル建材等の押出成形用の口金に関
し、口金全体を取替えずに口金先端開口板のみを取替可
能にし、開口の大きさの異なる製品を1種類の口金アセ
ンブリーで製造出来るようにした中空押出成形用の口金
を関する。
し、口金全体を取替えずに口金先端開口板のみを取替可
能にし、開口の大きさの異なる製品を1種類の口金アセ
ンブリーで製造出来るようにした中空押出成形用の口金
を関する。
中空押出成形機で中空パネル建材等を押出成形する場
合、幅の異なる中空パネル建材を押出成形するには、従
来は口金全体を取外して別の口金を取付けていた。
合、幅の異なる中空パネル建材を押出成形するには、従
来は口金全体を取外して別の口金を取付けていた。
このような従来の押出成形用の口金は、製造しようと
する中空パネル建材の形状、寸法ごとに1つずつの口金
が必要であり、製品寸法を変更する場合は口金全体を取
外し、別の口金を取付けなければならなかった。
する中空パネル建材の形状、寸法ごとに1つずつの口金
が必要であり、製品寸法を変更する場合は口金全体を取
外し、別の口金を取付けなければならなかった。
本発明は口金全体を取替えるのではく、口金の先頭端
の開口板と中子先端のみを取り替えることによって幅の
異なる中空パネル建材等を同一口金でスムーズに製造す
ることができるようにすることを目的とする。
の開口板と中子先端のみを取り替えることによって幅の
異なる中空パネル建材等を同一口金でスムーズに製造す
ることができるようにすることを目的とする。
本発明は中空押出成形機に取り付けて用いる口金であ
って、複数の中子を備えて構成それている押出成形用口
金において、口金先端開口板を取替自在にし、この口金
先端開口板のうち、最小開口を有する先端開口板の閉鎖
部背面に位置する中子は、その先端部の一定厚の部分を
分離し、これを中先端に着脱可能な構造としたことを特
徴とする押出成形用口金である。
って、複数の中子を備えて構成それている押出成形用口
金において、口金先端開口板を取替自在にし、この口金
先端開口板のうち、最小開口を有する先端開口板の閉鎖
部背面に位置する中子は、その先端部の一定厚の部分を
分離し、これを中先端に着脱可能な構造としたことを特
徴とする押出成形用口金である。
押出成形用の口金の先端開口板と中子の先端部のみを
取替えることによって、幅の異なる中空パネル建材等を
1つの口金で口金全体を取替ることなく押出成形するこ
とができる。
取替えることによって、幅の異なる中空パネル建材等を
1つの口金で口金全体を取替ることなく押出成形するこ
とができる。
また、役物押出成形にも利用できる。
また口金の全体取替による手入れ組立調整手間を省く
ことができる。
ことができる。
第1図(a)、(b)に正面図を示すような押出成形
用口金1を製作した。第1図(a)は口金1の先端開口
板2が幅450mm厚50mmの8孔の中空パネル建材用の開口
3を有する。第1図(b)は先端開口板2aが幅300mm、
厚50mm、6孔を有する断面をもつ中空パネル建材用の開
口3aを有する。
用口金1を製作した。第1図(a)は口金1の先端開口
板2が幅450mm厚50mmの8孔の中空パネル建材用の開口
3を有する。第1図(b)は先端開口板2aが幅300mm、
厚50mm、6孔を有する断面をもつ中空パネル建材用の開
口3aを有する。
この2枚の先端開口板2、2aは、製品に応じてこの先
端開口板2、2aのみを取り替える。
端開口板2、2aのみを取り替える。
幅狭の開口を有する先端開口板2を用いるとき、中子
のうち両端部の中子4aは先端開口板2aの閉鎖部背面にあ
る。この位置にある中子4aが先端開口板2aの表面位置ま
で突出していると、この先端開口板2aを取付けることが
できない。
のうち両端部の中子4aは先端開口板2aの閉鎖部背面にあ
る。この位置にある中子4aが先端開口板2aの表面位置ま
で突出していると、この先端開口板2aを取付けることが
できない。
そこで中子4aの先端部は第2図(a)、(b)、
(c)に側面図を示すように、先端部10a、10b、10cを
取り外し可能に構成した。
(c)に側面図を示すように、先端部10a、10b、10cを
取り外し可能に構成した。
第2図(a)は第1図に示されている中子4aの縦断面
図である。中子4aは先端部10aを分離してボルト11によ
って着脱自在になっており、第1図(a)に相当する使
用状態を示している。第1図(b)の使用状態のとき
は、先端部10aを取り外す。分離した先端部10aの厚さ
は、これを取り外したとき少なくとも先端開口板2aの背
面が中子4aに当接しない厚さを要する。
図である。中子4aは先端部10aを分離してボルト11によ
って着脱自在になっており、第1図(a)に相当する使
用状態を示している。第1図(b)の使用状態のとき
は、先端部10aを取り外す。分離した先端部10aの厚さ
は、これを取り外したとき少なくとも先端開口板2aの背
面が中子4aに当接しない厚さを要する。
第2図(b)は第1図における中子4bの縦断面図であ
る。すなわち、第1図(a)に示した状態で使用する時
の形状を示しており、先端部10bは押出製品の最終的な
中空孔の断面と同断面を呈するようにしている。
る。すなわち、第1図(a)に示した状態で使用する時
の形状を示しており、先端部10bは押出製品の最終的な
中空孔の断面と同断面を呈するようにしている。
中子4bの断面が細身となっているのは第1図(b)の
使用状態のとき第2図(c)に示すような変形した先端
部10cを取付けて、中空パネル建材の幅両端近くに小さ
い中空部を形成するようにしたものである。
使用状態のとき第2図(c)に示すような変形した先端
部10cを取付けて、中空パネル建材の幅両端近くに小さ
い中空部を形成するようにしたものである。
以上をさらに、第3図、第4図を用いて説明する。第
3図は第1図(a)に示す幅広の中空パネル建材製造時
の(a)口金正面の部分図、及び(b)そのB−B矢視
図である。この場合、中子4a、4bは先端部10a、10bをボ
ルト11で取付けている。第4図は、第3図の先端開口板
2を先端開口板2aに取替えた状態を示している。第4図
(a)に見られるように中子4aは先端開口板2aの閉鎖部
背面にあるので第4図(b)に示すように先端部10aを
取去ってあり、中子4bは先端開口板2aの閉鎖部背面に一
部が存在する先端部10bを小さい先端部10cに取替えてい
る。
3図は第1図(a)に示す幅広の中空パネル建材製造時
の(a)口金正面の部分図、及び(b)そのB−B矢視
図である。この場合、中子4a、4bは先端部10a、10bをボ
ルト11で取付けている。第4図は、第3図の先端開口板
2を先端開口板2aに取替えた状態を示している。第4図
(a)に見られるように中子4aは先端開口板2aの閉鎖部
背面にあるので第4図(b)に示すように先端部10aを
取去ってあり、中子4bは先端開口板2aの閉鎖部背面に一
部が存在する先端部10bを小さい先端部10cに取替えてい
る。
第1図(a)、(b)に正面図を示すような中子と先
端開口板を有する口金を製作した。第1図(a)に示す
幅広の450mm幅の中空パネル建材を成形した後、口金1
の先端開口板2を取外し、中子4aの先端部10aを取外
し、中子4bの先端部10bを第2図(b)から第2図
(c)の10cに変更し、先端開口板2aを取付け、すぐに3
00mm幅の中空パネル建材の成形を行った。先端開口板及
び中子先端の変更に要した時間は5分間であった。問題
なく成形することができた。
端開口板を有する口金を製作した。第1図(a)に示す
幅広の450mm幅の中空パネル建材を成形した後、口金1
の先端開口板2を取外し、中子4aの先端部10aを取外
し、中子4bの先端部10bを第2図(b)から第2図
(c)の10cに変更し、先端開口板2aを取付け、すぐに3
00mm幅の中空パネル建材の成形を行った。先端開口板及
び中子先端の変更に要した時間は5分間であった。問題
なく成形することができた。
本発明は以上のように構成されているので、口金の先
端開口板及び中子の先端部を取替取外しすることによっ
て、幅の異なる中空パネル建材を1つの口金で製造する
ことができる。
端開口板及び中子の先端部を取替取外しすることによっ
て、幅の異なる中空パネル建材を1つの口金で製造する
ことができる。
本発明の口金は複数の中空パネル建材用のものを兼用
することができ、中空パネル建材ごとに口金全部を準備
する必要がないため安価である。また口金変更時の掃除
がほとんど不要である。さらに役物の押出成形にも利用
することができる。
することができ、中空パネル建材ごとに口金全部を準備
する必要がないため安価である。また口金変更時の掃除
がほとんど不要である。さらに役物の押出成形にも利用
することができる。
第1図は本発明の実施例の押出成形用口金の正面図で
(a)は幅の広い場合、(b)は幅を狭くした場合を示
す。第2図は中子の側面図、第3図は幅広く中空パネル
建材製造時の口金を示し(a)は部分正面図、(b)は
そのB−B矢視図、第4図は幅狭の中空パネル建材製造
時の口金を示し(a)は部分正面図、(b)はそのC−
C矢視図である。 1……口金、2、2a……先端開口板 3、3a……開口、4a、4b……中子 5……ボルト 10a、10b、10c……中子の先端部 11……固定ボルト
(a)は幅の広い場合、(b)は幅を狭くした場合を示
す。第2図は中子の側面図、第3図は幅広く中空パネル
建材製造時の口金を示し(a)は部分正面図、(b)は
そのB−B矢視図、第4図は幅狭の中空パネル建材製造
時の口金を示し(a)は部分正面図、(b)はそのC−
C矢視図である。 1……口金、2、2a……先端開口板 3、3a……開口、4a、4b……中子 5……ボルト 10a、10b、10c……中子の先端部 11……固定ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】複数の中子を備えてなる押出成形用口金に
おいて、口金先端開口板を取替自在とし、最小開口を有
する先端開口板の閉鎖部背面に位置する中子は、該中子
の先端部分を分離し、これを着脱可能としたことを特徴
とする押出成形用口金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334990A JP2596153B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 押出成形用口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334990A JP2596153B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 押出成形用口金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03197004A JPH03197004A (ja) | 1991-08-28 |
JP2596153B2 true JP2596153B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=18283495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1334990A Expired - Lifetime JP2596153B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 押出成形用口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596153B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103171030A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-06-26 | 南京益生宜居建筑材料科技有限公司 | 混凝土空心板连续挤出机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103158190B (zh) * | 2013-03-28 | 2015-09-09 | 南京益生宜居建筑材料科技有限公司 | 混凝土空心板挤出机的挤出仓内使用的模芯 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1334990A patent/JP2596153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103171030A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-06-26 | 南京益生宜居建筑材料科技有限公司 | 混凝土空心板连续挤出机 |
CN103171030B (zh) * | 2013-03-28 | 2015-09-09 | 南京益生宜居建筑材料科技有限公司 | 混凝土空心板连续挤出机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03197004A (ja) | 1991-08-28 |
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