JPH06312213A - 押出成形用金型 - Google Patents
押出成形用金型Info
- Publication number
- JPH06312213A JPH06312213A JP10476093A JP10476093A JPH06312213A JP H06312213 A JPH06312213 A JP H06312213A JP 10476093 A JP10476093 A JP 10476093A JP 10476093 A JP10476093 A JP 10476093A JP H06312213 A JPH06312213 A JP H06312213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- male
- female
- male die
- female die
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期にわたって使用しても損傷することがな
く、円滑にかつ確実に押出成形することができる押出成
形用金型を提供することを目的とする。 【構成】 ６角穴付ボルトによって雄型と雌型２０の中
心部２２とを連結することにより、材料が雄型の材料流
通孔から雌型２０の押出通路２１を通って押出成形され
る際に雌型２０の中心部２２にかかる圧力に対して、６
角穴付ボルトを介して雄型側からも支持する。
く、円滑にかつ確実に押出成形することができる押出成
形用金型を提供することを目的とする。 【構成】 ６角穴付ボルトによって雄型と雌型２０の中
心部２２とを連結することにより、材料が雄型の材料流
通孔から雌型２０の押出通路２１を通って押出成形され
る際に雌型２０の中心部２２にかかる圧力に対して、６
角穴付ボルトを介して雄型側からも支持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ロッドレスシ
リンダのケーシングのように長手方向に沿って凹部が形
成されてなる押出材を押出成形する押出成形用金型に関
する。
リンダのケーシングのように長手方向に沿って凹部が形
成されてなる押出材を押出成形する押出成形用金型に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のロッドレスシリンダの
ケーシングとしては、図６に示すように、略４角柱状の
ケーシング本体１の内部に断面円形状の空所２及び２つ
の貫通孔３が長手方向に形成され、この空所２と外部を
つなぐ開口部４が形成されてなるアルミ製のものが知ら
れている。そして、このような構造のロッドレスシリン
ダのケーシングは、従来から、押出成形用金型を用いて
成形されている。
ケーシングとしては、図６に示すように、略４角柱状の
ケーシング本体１の内部に断面円形状の空所２及び２つ
の貫通孔３が長手方向に形成され、この空所２と外部を
つなぐ開口部４が形成されてなるアルミ製のものが知ら
れている。そして、このような構造のロッドレスシリン
ダのケーシングは、従来から、押出成形用金型を用いて
成形されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ロッドレスシリンダのケーシングを押出成形する成形用
金型にあっては、上記ケーシング本体１の開口部４を形
成する部分５が、きわめて幅細に形成されているため、
この金型の、上記ロッドレスシリンダのケーシングの断
面形状に対応する押出通路６に沿って材料のアルミを押
出すると、上記幅細部５がこの材料の押出圧力に耐えき
れず、折損し易いという問題があった。
ロッドレスシリンダのケーシングを押出成形する成形用
金型にあっては、上記ケーシング本体１の開口部４を形
成する部分５が、きわめて幅細に形成されているため、
この金型の、上記ロッドレスシリンダのケーシングの断
面形状に対応する押出通路６に沿って材料のアルミを押
出すると、上記幅細部５がこの材料の押出圧力に耐えき
れず、折損し易いという問題があった。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、長期にわたって使用して
も損傷することがなく、円滑にかつ確実に押出成形する
ことができる押出成形用金型を提供することにある。
で、その目的とするところは、長期にわたって使用して
も損傷することがなく、円滑にかつ確実に押出成形する
ことができる押出成形用金型を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、長手方向に沿って凹部が形成されてなる
押出材を押出成形する押出成形用金型であって、材料流
通孔を有する雄型と、この雄型に連設され、かつ上記押
出材の断面形状に一致する押出通路を有する雌型とを具
備し、上記雄型の材料流通孔と雌型の押出通路とを連通
すると共に、上記雄型と雌型の中心部とを締結手段によ
って着脱自在に固定したものである。
に、本発明は、長手方向に沿って凹部が形成されてなる
押出材を押出成形する押出成形用金型であって、材料流
通孔を有する雄型と、この雄型に連設され、かつ上記押
出材の断面形状に一致する押出通路を有する雌型とを具
備し、上記雄型の材料流通孔と雌型の押出通路とを連通
すると共に、上記雄型と雌型の中心部とを締結手段によ
って着脱自在に固定したものである。
【０００６】
【作用】本発明の押出成形用金型にあっては、締結手段
によって雄型と雌型の中心部とを連結することにより、
材料が雄型の材料流通孔から雌型の押出通路を通って押
出成形される際に雌型の中心部にかかる圧力に対して、
締結手段を介して雄型側からも支持する。
によって雄型と雌型の中心部とを連結することにより、
材料が雄型の材料流通孔から雌型の押出通路を通って押
出成形される際に雌型の中心部にかかる圧力に対して、
締結手段を介して雄型側からも支持する。
【０００７】
【実施例】以下、図１ないし図５に基づいて本発明の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【０００８】図１と図２において符号１０は円盤状の雄
型であり、この雄型１０にはその中心から等距離でかつ
周まわりに等間隔に複数（図においては４個）の略扇状
の材料流通孔１１が形成されている。そして、上記雄型
１０の中心部には、図５に示す６角穴付ボルト３０装着
用の装着孔１２が形成されていると共に、上記雄型１０
の当接面１３の中心部には凸部１４が形成されている。
また、上記当接面１３には、上記凸部１４に連なって上
記ケーシング本体１の２つの貫通孔３を形成するための
突起部１５が形成されていると共に、押出成形時の流路
抵抗をバランスさせるために、上記当接面１３の、上記
各突起部１５が形成されていない側には、２つの突起部
１６が形成されている。そして、これらの突起部１６
は、上記突起部１５の突出量より短く形成されており、
この突起部１６によって押出成形品に貫通孔が形成され
ることはない。さらに、図３と図４において符号２０は
円盤状の雌型であり、この雌型２０には、上記各貫通孔
３を除くケーシング本体１を形成するための押出通路２
１が形成されている。従って、上記雌型２０の中心部２
２は幅細部２３を介して外側部２４に片持ち支持されて
いる。そして、この雌型２０の当接面２５には、上記押
出通路２１に連通する略十字状のへこみ部２６が形成さ
れている。さらにまた、上記雌型２０の中心部２２に
は、上記へこみ部２６の底面から突出した円筒状の凸部
２７が形成されており、この凸部２７には上記６角穴付
ボルト３０をねじ込むためのネジ穴２８が形成されてい
る。そして、上記凸部２７の、上記ケーシング本体１の
２つの貫通孔３に対応する位置が切り落とされて平坦面
２９とされている。
型であり、この雄型１０にはその中心から等距離でかつ
周まわりに等間隔に複数（図においては４個）の略扇状
の材料流通孔１１が形成されている。そして、上記雄型
１０の中心部には、図５に示す６角穴付ボルト３０装着
用の装着孔１２が形成されていると共に、上記雄型１０
の当接面１３の中心部には凸部１４が形成されている。
また、上記当接面１３には、上記凸部１４に連なって上
記ケーシング本体１の２つの貫通孔３を形成するための
突起部１５が形成されていると共に、押出成形時の流路
抵抗をバランスさせるために、上記当接面１３の、上記
各突起部１５が形成されていない側には、２つの突起部
１６が形成されている。そして、これらの突起部１６
は、上記突起部１５の突出量より短く形成されており、
この突起部１６によって押出成形品に貫通孔が形成され
ることはない。さらに、図３と図４において符号２０は
円盤状の雌型であり、この雌型２０には、上記各貫通孔
３を除くケーシング本体１を形成するための押出通路２
１が形成されている。従って、上記雌型２０の中心部２
２は幅細部２３を介して外側部２４に片持ち支持されて
いる。そして、この雌型２０の当接面２５には、上記押
出通路２１に連通する略十字状のへこみ部２６が形成さ
れている。さらにまた、上記雌型２０の中心部２２に
は、上記へこみ部２６の底面から突出した円筒状の凸部
２７が形成されており、この凸部２７には上記６角穴付
ボルト３０をねじ込むためのネジ穴２８が形成されてい
る。そして、上記凸部２７の、上記ケーシング本体１の
２つの貫通孔３に対応する位置が切り落とされて平坦面
２９とされている。
【０００９】上記のように構成された押出成形用金型を
用いてロッドレスシリンダのケーシングを押出成形する
場合には、上記雄型１０の材料流通孔１１と雌型２０の
へこみ部２６とを合致させ、かつ上記雄型１０の当接面
１３と雌型２０の当接面２５とを衝き合わせた状態にお
いて、雄型１０と雌型２０の外縁部どうしをピン及びボ
ルトによって連結すると共に、６角穴付ボルト３０を雄
型１０の装着孔１２に挿通して雌型２０のネジ穴２８に
ねじ込むことにより、雄型１０と雌型２０とを強固に連
結固定する。次いで、雄型１０の材料流通孔１１側から
材料のアルミを流通させると、４つの材料流通孔１１を
通った材料が雌型２０のへこみ部２６で合流した後、押
出通路２１に導かれてケーシング本体１が押出成形され
る。この際、雄型１０の当接面１３から雌型２０のへこ
み部２６内に突出した突起部１５によって、上記ケーシ
ング本体１内の貫通孔３が押出成形される。このように
して、ロッドレスシリンダのケーシングが円滑に押出成
形されるが、この場合、材料が雄型１０の材料流通孔１
１から雌型２０の押出通路２１を通って押出成形される
際に雌型２０の中心部２２にかかる圧力に対して、雌型
２０の幅細部２３を介して外側部２４で支えると共に、
６角穴付ボルト３０を介して雄型１０によっても支持す
ることができるから、従来のように片持ち状態で幅細部
２３及び外側部２４のみで支えていたのに比べて、幅細
部２３にかかる力を大幅に緩和することができて、幅細
部２３が損傷することがなく、長期にわたって安定して
押出成形することができる。なお、上記実施例において
は、ロッドレスシリンダのケーシングを押出成形する場
合について説明したが、これに限らず、本発明は、長手
方向に沿って凹部が形成されてなる押出材を押出成形す
る場合に広く適用できる。
用いてロッドレスシリンダのケーシングを押出成形する
場合には、上記雄型１０の材料流通孔１１と雌型２０の
へこみ部２６とを合致させ、かつ上記雄型１０の当接面
１３と雌型２０の当接面２５とを衝き合わせた状態にお
いて、雄型１０と雌型２０の外縁部どうしをピン及びボ
ルトによって連結すると共に、６角穴付ボルト３０を雄
型１０の装着孔１２に挿通して雌型２０のネジ穴２８に
ねじ込むことにより、雄型１０と雌型２０とを強固に連
結固定する。次いで、雄型１０の材料流通孔１１側から
材料のアルミを流通させると、４つの材料流通孔１１を
通った材料が雌型２０のへこみ部２６で合流した後、押
出通路２１に導かれてケーシング本体１が押出成形され
る。この際、雄型１０の当接面１３から雌型２０のへこ
み部２６内に突出した突起部１５によって、上記ケーシ
ング本体１内の貫通孔３が押出成形される。このように
して、ロッドレスシリンダのケーシングが円滑に押出成
形されるが、この場合、材料が雄型１０の材料流通孔１
１から雌型２０の押出通路２１を通って押出成形される
際に雌型２０の中心部２２にかかる圧力に対して、雌型
２０の幅細部２３を介して外側部２４で支えると共に、
６角穴付ボルト３０を介して雄型１０によっても支持す
ることができるから、従来のように片持ち状態で幅細部
２３及び外側部２４のみで支えていたのに比べて、幅細
部２３にかかる力を大幅に緩和することができて、幅細
部２３が損傷することがなく、長期にわたって安定して
押出成形することができる。なお、上記実施例において
は、ロッドレスシリンダのケーシングを押出成形する場
合について説明したが、これに限らず、本発明は、長手
方向に沿って凹部が形成されてなる押出材を押出成形す
る場合に広く適用できる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、長手方
向に沿って凹部が形成されてなる押出材を押出成形する
押出成形用金型であって、材料流通孔を有する雄型と、
この雄型に連設され、かつ上記押出材の断面形状に一致
する押出通路を有する雌型とを具備し、上記雄型の材料
流通孔と雌型の押出通路とを連通すると共に、上記雄型
と雌型の中心部とを締結手段によって着脱自在に固定し
たものであるから、締結手段によって雄型と雌型の中心
部とを連結することにより、材料が雄型の材料流通孔か
ら雌型の押出通路を通って押出成形される際に雌型の中
心部にかかる圧力に対して、締結手段を介して雄型側か
らも支持することができ、従って、長期にわたって使用
しても金型が損傷することがなく、円滑にかつ確実に押
出成形することができる。
向に沿って凹部が形成されてなる押出材を押出成形する
押出成形用金型であって、材料流通孔を有する雄型と、
この雄型に連設され、かつ上記押出材の断面形状に一致
する押出通路を有する雌型とを具備し、上記雄型の材料
流通孔と雌型の押出通路とを連通すると共に、上記雄型
と雌型の中心部とを締結手段によって着脱自在に固定し
たものであるから、締結手段によって雄型と雌型の中心
部とを連結することにより、材料が雄型の材料流通孔か
ら雌型の押出通路を通って押出成形される際に雌型の中
心部にかかる圧力に対して、締結手段を介して雄型側か
らも支持することができ、従って、長期にわたって使用
しても金型が損傷することがなく、円滑にかつ確実に押
出成形することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す雄型の側面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図である。
【図３】本発明の一実施例を示す雌型の側面図である。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。
【図５】６角穴付ボルトの正面図である。
【図６】押出成形の対象であるロッドレスシリンダのケ
ーシングの一例を示す側面図である。
ーシングの一例を示す側面図である。
１ ケーシング本体 ２ 空所（凹部） ４ 開口部（凹部） １０ 雄型 １１ 材料流通孔 ２０ 雌型 ２１ 押出通路 ３０ ６角穴付ボルト（締結手段）
Claims (1)
- 【請求項１】 長手方向に沿って凹部が形成されてなる
押出材を押出成形する押出成形用金型であって、材料流
通孔を有する雄型と、この雄型に連設され、かつ上記押
出材の断面形状に一致する押出通路を有する雌型とを具
備し、上記雄型の材料流通孔と雌型の押出通路とを連通
すると共に、上記雄型と雌型の中心部とを締結手段によ
って着脱自在に固定したことを特徴とする押出成形用金
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10476093A JPH06312213A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 押出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10476093A JPH06312213A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 押出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312213A true JPH06312213A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14389449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10476093A Withdrawn JPH06312213A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 押出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06312213A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103521545A (zh) * | 2013-07-30 | 2014-01-22 | 中北大学 | 一种高强复杂铝合金异形外六边座钣挤压终成形模具 |
| CN105170682A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-23 | 江阴市江顺模具有限公司 | 一模出异种型材模具 |
| CN108031722A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-05-15 | 江阴市江顺模具有限公司 | 一出四铝型材小圆管热挤压模具 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP10476093A patent/JPH06312213A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103521545A (zh) * | 2013-07-30 | 2014-01-22 | 中北大学 | 一种高强复杂铝合金异形外六边座钣挤压终成形模具 |
| CN105170682A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-23 | 江阴市江顺模具有限公司 | 一模出异种型材模具 |
| CN108031722A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-05-15 | 江阴市江顺模具有限公司 | 一出四铝型材小圆管热挤压模具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |