JP2596122Y2 - 変調回路用集積回路 - Google Patents

変調回路用集積回路

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JP2596122Y2 JP1991030265U JP3026591U JP2596122Y2 JP 2596122 Y2 JP2596122 Y2 JP 2596122Y2 JP 1991030265 U JP1991030265 U JP 1991030265U JP 3026591 U JP3026591 U JP 3026591U JP 2596122 Y2 JP2596122 Y2 JP 2596122Y2
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泰久 東島
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は変調回路用集積回路に係
り、特にVTR、テレビゲーム機器等に使用されてい
る、映像信号と音声信号とにより搬送波を変調し、テレ
ビ受信機に接続可能なRF出力を得る変調回路用集積回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の変調回路用集積回路10と
周辺の回路のブロック図を示す。
【0003】同図中、TVIN は映像入力端子、TAIN
音声入力端子を示す。
【0004】TVIN から入力された映像信号は、抵抗R
VIとコンデンサCV1よりなる結合回路を経て、集積回路
10の端子T116 に入力され、映像信号調整部11のク
ランプ部11aにより例えば同期信号部分が一定の直流
電圧値に揃えられ、ホワイトクリップ部11bによりホ
ワイトピーク以上のオーバーシュート分がクリップされ
信号の調整がなされる。
【0005】又、TAIN から入力された音声信号は、抵
抗RAI1 〜RAI3 、コンデンサCAIよりなる結合回路を
経て、集積回路10の端子T106 に入力され、アンプ1
2aにより増幅され、音声FM変調部12bにより周波
数変調される。
【0006】又、30は2つの共振周波数を有する第2
の共振手段の表面弾性波共振子であり、集積回路10の
3つの端子T109 ,T110 ,T111 を介し、キャリア発
振部13aに接続されている。ここで上記の2つの共振
周波数の切り替えは、集積回路10の端子T107 に接続
されたチャンネル切換スイッチSCHの操作により、集積
回路10の内部の切替回路のチャンネル切換スイッチS
10を切り替えることによりなされる。
【0007】キャリア発振部13aは、表面弾性波共振
子30の共振周波数で映像搬送波の発振を行ない、減衰
部13bで信号レベルの調整がなされる。
【0008】キャリア変調部14のビデオ変調部14a
は、クランプ部11a、ホワイトクリップ部11bで調
整された映像信号で、減衰部13bからの映像搬送波を
搬送波抑圧振幅変調して所定のTVチャンネルのRF映
像信号(被変調波)を生成し、端子T115 から出力す
る。
【0009】又、キャリア変調部14の周波数変換部1
4bは、音声FM変調部12bで周波数変調(FM)さ
れた被変調波と映像搬送波との周波数変換を行ない、端
子T102 から上記所定TVチャンネルのRF音声信号と
して出力する。
【0010】更にこれらの映像と音声のRF出力は、コ
ンデンサCV0、抵抗RV0、コンデンサCA0、抵抗RA0
りなる結合回路で合成され、帯域フィルタFBPを経て端
子TRFから所定のTVチャンネルのテレビジョン信号
(RF信号)として出力される。
【0011】又、音声FM変調部12bには、端子T
104 ,T105 を介し外部に可変コイルL40とコンデンサ
40による第1の共振手段である共振回路40が接続さ
れている。
【0012】上記の変調回路用集積回路10の外部端子
数、即ちICのピン数は、映像信号入力端子T116 、音
声信号入力端子T106 、RF映像信号出力端子T115
RF音声信号出力端子T102 、第2の共振手段が接続さ
れる端子T109 ,T110 、T111 、上記共振周波数の切
替信号の入力端子T107 、キャリア発振部13aが発振
する映像搬送波の位相調整用端子T112 、この映像搬送
波のレベル調整用端子T113 、第1の共振手段が接続さ
れる端子T104 ,T105 、周波数変調された音声信号の
レベル調整用端子T103 、電源端子T108 、接地端子T
101 ,T114 の計16本である。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、近年VT
R、テレビゲーム機器等の低価格化、小型化が要求され
てきており、それに伴い上記の変調回路用集積回路のピ
ン数の多さ等が上記の低価格化、小型化に制約を与えて
いた。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案では、外部に接続された第1の共振手段の共振
周波数を搬送波とし外部から入力した音声信号で周波数
変調された被変調波を出力する音声FM変調部と、外部
に接続された複数の共振周波数を有する第2の共振手段
の複数の共振周波数の切り替えを行ない、切り替えられ
た第2の共振手段の共振周波数を映像搬送波として発振
を行なう切替手段及びキャリア発振部と、映像搬送波を
外部から入力される映像信号と、前記音声FM変調部で
変調された被変調波とで変調してRF信号として出力す
るキャリア変調部とを具備してなる変調回路用集積回路
において、少なくとも前記音声FM変調部は、一端が
部の電源端子に接続された前記第1の共振手段の他端に
接続され、前記切替手段は、前記第2の共振手段と共に
外部に設けられ前記第2の共振手段は直列接続された
二つのコイルに並列にコンデンサが接続された構成であ
り、前記第2の共振手段の一端は集積回路の第2の共振
手段接続端子を介して前記キャリア発振部に接続され、
前記第2の共振手段の他端は集積回路の電源供給端子に
接続された前記外部の電源端子に接続され、前記切替手
段は前記第2の共振手段の二つのコイルのうちのいずれ
かを短絡する短絡スイッチである構成とした。
【0015】
【作用】第1の共振手段の一端の端子を電源に接続し、
他端の端子のみ音声FM変調部へ接続し、キャリア発振
部の第2の共振手段の切替回路を外部に接続する構成と
したことにより、変調回路用集積回路の外部端子のピン
数を減らし、内部回路を減らすことができる。
【0016】
【実施例】図1は本考案になる第1実施例の変調回路用
集積回路20と周辺回路のブロック図を示す。同図の集
積回路20は、映像信号調整部21、アンプ22a、音
声FM変調部22b、キャリア発振部23a、キャリア
変調部24とより構成されている。
【0017】映像信号は端子TVIN から入力され、抵抗
VI1 ,RVI2 、コンデンサCVIによる結合回路を経
て、端子T204 を介し映像信号調整部21に入力され
る。
【0018】映像信号調整部21は、従来の変調回路用
集積回路10の映像信号調整部11と同一構成であり、
信号の調整を行ない、調整された映像信号をキャリア変
調部24へ出力する。
【0019】音声信号は端子TAIN から入力され、抵抗
AI1 ,RAI2 、コンデンサCAIによる結合回路を経
て、端子T202 を介しアンプ22aに入力され、アンプ
22aで増幅され、音声FM変調部22bで周波数変調
され、キャリア変調部13aへ出力される。
【0020】音声FM変調部22bには一端の端子が電
源端子TVCC に接続された第1の共振手段の共振回路4
0’の他端の端子が端子T201 を介して接続されてい
る。
【0021】したがって第1の共振手段の両端子が音声
FM変調部へ接続された従来例に対し外部端子を減らす
ことができる。
【0022】この共振回路40’は可変コイルL40とコ
ンデンサC40よりなるLC共振回路に、映像信号に対す
る音声信号のレベルを調整するための抵抗R40が並列接
続されている。
【0023】キャリア発振部23aには一端の端子が電
源端子TVCC に接続された第2の共振手段の共振回路3
0’の他端の端子が端子T207 を介して接続されてい
る。共振回路30’はコイルL30a ,L30b とコンデン
サC30とよりなる共振回路であり、L30a の両端に切替
手段の切替スイッチS30が接続されている。
【0024】共振回路30’は切替スイッチS30の開閉
によりコイルのインダクタンスを変え共振周波数の切り
替えがなされる。したがって切替手段が内部に有る従来
例に対し、外部端子を減らすことができる。
【0025】更に映像搬送波の位相調整用の端子及びレ
ベル調整用の端子を省略することにより外部端子を減ら
している。
【0026】キャリア発振部23aは共振回路30’の
共振周波数で映像搬送波の発振を行ないキャリア変調部
24へ出力する。
【0027】キャリア変調部24は平衡変調回路であ
り、キャリア発振部23aで発振された映像搬送波を、
映像信号調整部21で調整された映像信号と、音声FM
変調部22bで周波数変調された被変調波とで変調し、
端子T205 を介しRF信号として出力する。したがって
映像RF信号と音声RF信号を個別に出力し、外部で合
成する従来例に対し、外部端子を減らすことができる。
【0028】このRF信号はコンデンサCRF及び抵抗R
RF1 〜RRF4 による結合回路によりインピーダンスマッ
チングがなされ、出力端子TRFより出力される。
【0029】上記の変調回路用集積回路の外部端子数、
即ちICのピン数は、映像信号入力端子T202 、音声信
号入力端子T204 、RF信号出力端子T205 、第2の共
振手段が接続されるT207 (第2の共振手段接続端
子)、第1の共振手段が接続される端子T201 、電源
端子T206 ,T208 、接地端子T203 の計8本であ
る。
【0030】図2は本考案になる第2実施例の変調回路
用集積回路50と周辺回路のブロック図を示す。
【0031】図3の変調回路用集積回路50は、第1実
施例の変調回路用集積回路20のキャリア発振部23a
がコイルとコンデンサによる共振回路30’を第2の共
振手段としている構成であるのに対し、キャリア発振部
53aは表面弾性波共振子30を第2の共振手段として
いる構成となっている。
【0032】上記のキャリア発振部53aの構成の相違
を除いた集積回路50を構成する各ブロック、即ち映像
信号調整部51、音声FM変調部52b、キャリア発振
部53a、キャリア変調部54は、夫々第1実施例の集
積回路20の映像信号調整部21、音声FM変調部22
b、キャリア発振部23a、キャリア変調部24の各ブ
ロックと実質的に同一の構成を有するものである。した
がってその説明を省略する。
【0033】変調回路用集積回路50の外部端子数、即
ちICのピン数は、映像信号入力端子T504 、音声信号
入力端子T502 、RF信号出力端子T506 、第2の共振
手段が接続される端子T507 ,T508 、第1の共振手段
が接続される端子T501 、電源端子T505 、接地端子T
503 の計8本である。
【0034】即ち、第1実施例に対し、2本有った電源
端子のうち、1本を第1の共振手段30の接続に使用し
ている。
【0035】
【考案の効果】上述の如く、本考案によれば変調回路用
集積回路のピン数を半分に減らし、かつ内部回路を減ら
すことができる。したがって変調回路用集積回路の低価
格化及び小型化ができる。更に変調回路用集積回路の小
型化によりこの集積回路の実装スペースを縮小できると
ともに、外部端子を減らすことにより周辺回路の簡略化
ができ、VTR、テレビゲーム機器等の低価格化、小型
化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる第1実施例のブロック図である。
【図2】本考案になる第2実施例のブロック図である。
【図3】従来の1例のブロック図である。
【符号の説明】
10,20,50 変調回路用集積回路 11,21,51 映像信号調整部 12b,22b,52b 音声FM変調部 13a,23a,53a キャリア発振部 14,24,54 キャリア変調部 15 電圧調整器 30 第2の共振手段(表面弾性波共振子) 30’ 第2の共振手段(共振回路) 40,40’ 第1の共振手段(共振回路) 206 、T 208 電源供給端子 207 第2の共振手段接続端子VIN 映像信号入力端子 TAIN 音声信号入力端子 TRF RF信号出力端子 TVCC 電源端子 S10,S30 切替手段(切替スイッチ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に接続された第1の共振手段の共振
    周波数を搬送波とし、外部から入力した音声信号で周波
    数変調された被変調波を出力する音声FM変調部と、外
    部に接続された複数の共振周波数を有する第2の共振手
    段の該複数の共振周波数の切り替えを行ない、切り替え
    られた該第2の共振手段の共振周波数を映像搬送波とし
    て発振を行なう切替手段及びキャリア発振部と、該映像
    搬送波を、外部から入力される映像信号と、前記音声F
    M変調部で変調された被変調波とで変調してRF信号と
    して出力するキャリア変調部とを具備してなる変調回路
    用集積回路において、 少なくとも前記音声FM変調部は、一端が外部の電源
    に接続された前記第1の共振手段の他端に接続され、 前記切替手段は、前記第2の共振手段と共に外部に設け
    られ前記第2の共振手段は直列接続された二つのコイルに並
    列にコンデンサが接続された構成であり、 前記第2の共振手段の一端は集積回路の第2の共振手段
    接続端子を介して前記キャリア発振部に接続され、 前記第2の共振手段の他端は集積回路の電源供給端子に
    接続された前記外部の電源端子に接続され、 前記切替手段は前記第2の共振手段の二つのコイルのう
    ちのいずれかを短絡する短絡スイッチであ る構成の変調
    回路用集積回路。
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