JP2596078B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

Info

Publication number
JP2596078B2
JP2596078B2 JP63187419A JP18741988A JP2596078B2 JP 2596078 B2 JP2596078 B2 JP 2596078B2 JP 63187419 A JP63187419 A JP 63187419A JP 18741988 A JP18741988 A JP 18741988A JP 2596078 B2 JP2596078 B2 JP 2596078B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
water
air
cooling water
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63187419A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0236893A (ja
Inventor
正史 長田
義雄 吉田
政次 久木野
浩良 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63187419A priority Critical patent/JP2596078B2/ja
Publication of JPH0236893A publication Critical patent/JPH0236893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596078B2 publication Critical patent/JP2596078B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、1つの回転ドラム内で洗濯および乾燥を
行う一体型と呼ばれる洗濯乾燥機に関するものである。
【従来の技術】
上記のような洗濯乾燥機として、洗濯物の洗濯および
乾燥を行う回転ドラムを収納した外槽と、この外槽内に
上流端が連通し外槽を介して上記回転ドラム内に下流端
が連通しさらにファンとヒータとを有する乾燥用空気循
環路とを、ケーシング内に設け、上記空気循環路のヒー
タより上流側に、循環する加湿空気の除水用熱交換器を
設けたものが一般に用いられている。この洗濯乾燥機で
は、洗濯後の洗濯物の乾燥運転時には、回転ドラムの回
転によって洗濯物から脱水した水分を含む加湿空気を、
ファンの回転によって空気循環路に吸入し、除水用熱交
換器で吸入した空気を冷却することで加湿空気中の水分
を凝縮させて除去し、乾燥した空気をヒータで再加熱し
て回転ドラムに吹出し、洗濯物に当てた後、再び上述し
た動作を繰り返している。 上述したような一体型の洗濯乾燥機では、通常空冷式
の除水用熱交換器を用いているが、熱交換性能を向上さ
せるために、従来、例えば特公昭61−41595号公報に示
されているように、水冷式の除水用熱交換器を空気循環
路に設けたものもあった。 従来の水冷式の除水用熱交換器を空気循環路に設けた
洗濯乾燥機は、乾燥運転時に、空気循環路の上流部にノ
ズルによって冷却水を噴霧し、空気循環路に吸入した加
湿空気と直接接触させてこの空気を冷却し、凝縮した空
気中の水分と噴霧した水とを、空気から分離してポンプ
によって空気循環路から機外に排出させている。
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気循環路に水冷式の除水熱交換器を設けた洗
濯乾燥機は上述したように構成されており、除水用熱交
換器で循環している乾燥用空気と熱交換した後の冷却水
を機外に排出させ、たれ流しにしていたので水のむだが
多く、0.8〜1.0/分の冷却水を用いて1時間の乾燥
運転を行うと、約60に及ぶ多量の水を使い捨てにする
ことになるという問題点があった。 この発明は、上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、乾燥運転時に冷却水を回収することによ
り、節水ができるとともに、運転コストの低減ができ、
さらに脱水時に振動が少ない洗濯乾燥機を複雑な構造と
せずに得ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
この発明に係る洗濯乾燥機は、乾燥用空気循環路に間
接接触式の除水用熱交換器を設け、ケーシングの下部に
洗濯、濯ぎに使用した水を溜めるタンクを配設し、この
タンク内の水を汲み上げるポンプを有する冷却水給水路
によってタンクと上記熱交換器の冷却水入口とを接続し
たものである。
【作用】
この発明における洗濯乾燥機は、洗濯、濯ぎに用いた
水をタンクに溜めておき、タンクに溜めた水を、冷却水
給水路に設けたポンプを駆動させることで、冷却水給水
路によって除水用熱交換器の冷却水入口に導き、乾燥運
転時に循環する乾燥用空気と熱交換させ、この空気に含
まれた水分を凝縮分離させることができる。したがっ
て、この発明では水の効率のよい使用ができ、また、タ
ンクを設けた以外は、上記給水路に設けたポンプが冷却
水の給水弁に代わるだけであり、さらに、タンクがケー
シングの下部に設けられ、脱水時には洗濯、濯ぎに用い
た水が溜められて満水になっていることで、洗濯乾燥機
重心が下方に位置し、その安定度が高い。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。 第1図および第2図は実施例による全自動洗濯乾燥機
の全体構成を示す断面正面図および一部を断面した右側
面図である。第1図,第2図に示すように、手前側が低
く上面1aが傾斜したケーシング1内には、外槽2および
外槽2内に回転可能に軸支されているとともに胴部3bに
多数の小孔3aが形成された回転ドラム3が配設され、回
転ドラム3は駆動モータ4によって回転されるように構
成されている。なお、以上の構成は、従来の一体型の全
自動洗濯乾燥機と同様である。 この実施例では、乾燥用空気循環路5が、ケーシング
1内で外槽2外の後部上方に配設され、上記空気循環路
5の第1図右端部が外槽2の上部周壁に設けた温風流入
口6に接続され、空気循環路5の第1図左端部が外槽2
の左端壁2aの中央部に設けた温風吹込口7に接続されて
いる。空気循環路5の途中にファンモータ8によって駆
動されるファン9が設けられ、空気循環路5のファン9
と温風流入口6との間の部分に水冷式の除水用熱交換器
10が設けられている。この熱交換器10は、外筒の胴部10
aの両端部が仕切板10bによって仕切られ、胴部10aと仕
切板10bで囲まれた内部に冷却水室10cが形成されてい
る。冷却水室10c内には多数の循環空気管10dが外筒の軸
方向に沿って配設され、循環空気管10dは、仕切板10bに
両端部が固定され、外筒内の冷却水室10c両端外方にそ
れぞれ開口されている。熱交換器10の外筒には、冷却水
室10cの第1図左端部下部に冷却水入口11aが、右端上部
には冷却水出口11bがそれぞれ開口され、外筒下部の冷
却水室10c第1図左側外方すなわち循環空気の下流側に
は除湿水出口12が開口されている。 また、空気循環路5内のファン9と温風吸込口7との
間にヒータ13が配設されている。回転ドラム3の第1図
左端板には温風流出口14が設けられ、この流出口14を覆
うリントフィルタ15が回転ドラム3の左端板に設けられ
ている。 ケーシング1内の下部にはタンク16が設けられ、タン
ク16の底部に一端が開口する冷却水給水路18の他端が熱
交換器10の冷却水入口11aに接続されている。冷却水給
水路18にはフィルタ19およびポンプ20がこの順にタンク
16側から冷却水入口11a側に向って設けられている。ケ
ーシング1の後面上部には洗濯水給水弁21と濯ぎ水給水
弁23とが並列に設けられ、洗濯水給水弁21に連なる洗濯
水供給路22は洗剤ボックス31を有し、洗剤ボックス31の
下流側から回転ドラム3内に洗濯水が直接的に供給され
るように構成されている。濯ぎ水給水弁23に連なる濯ぎ
水供給路24は洗濯水供給路22の洗剤ボックス31より下流
側に合流されている。冷却水出口11aに上流端が接続さ
れた冷却水排出路25と、除湿水出口12に上流端が接続さ
れた除湿水排出路26とが接続管27に接続され、接続管27
の下流管27aとタンク16の上端部に接続されたオーバフ
ロー配水管34とが機外排水路17に接続されている。上流
端が外槽2内底部に接続された排水路30は、排水弁29お
よびフィルタ35を介して下流端がタンク26に接続されて
いる。上流端が外槽2内後部の上下方向中間部に接続さ
れたオーバフロー排水路28は、排水路30の排水弁29とフ
ィルタ35との間に合流されている。 なお、第1図中、32,33は外槽2,回転ドラム3の端壁
に設けた洗濯水ガィドリングである。 次に、この実施例の動作について説明する。まず、洗
濯水給水弁21を開き、水道水からなる洗濯水を洗剤ボッ
クス31に通し、このボックス31内の洗剤を溶解して回転
ドラム3内に供給する。供給された洗濯水を用いて回転
ドラム3内に収容した洗濯物を、回転ドラム3を回転さ
せつつ洗濯する。次に、濯ぎ水給水弁23を開き、水道水
からなる濯ぎ水を濯ぎ水供給路24から回転ドラム3内に
供給して濯ぎを行う。洗濯水および濯ぎ水は、適宜に排
水弁29を開ことで排水路30からタンク16内に導かれると
ともに、適宜オーバフロー排水路28からもタンク16内に
導かれ、洗濯および濯ぎが終わるとタンク16内が洗濯水
および濯ぎ水で満水する。その後、脱水運転を行い、こ
の場合には回転ドラム3が高速回転するが、ケーシング
1下部に設けたタンク16が満水されているので、洗濯乾
燥機は重心が低く安定度が高いことにより、振動が少な
い。なお、洗濯、濯ぎおよび脱水によってタンク16内に
導かれた水が多い場合には、オーバフロー排水管34、機
外排水路17によって機外にタンク16内の水が排水され
る。脱水に続いて乾燥運転を行い、乾燥運転時には、タ
ンク16内に溜められた水をポンプ20の駆動によって汲み
上げ、冷却水として冷却水給水路18から冷却水入口11a
を経て熱交換器10の冷却水室10c内に供給する。また、
ファンモータ8によってファン9を駆動し、外槽2内の
温風となっている加湿空気を温風流入口6から空気循環
路5に吸入し、熱交換器10の循環空気管10dに導き、加
湿空気を冷却水室10c内に供給された冷却水と間接接触
させて冷却する。冷却された加湿空気に含まれた水分が
凝縮して除去され、乾燥した空気はヒータ13で加熱され
て温風となり、温風吹込口7および温風流出口14のリン
トフィルタ15を経て、回転ドラム3内に供給され、第1
図の白抜き矢印に示すように流れ、先端物から水分を奪
って加湿空気となり、外槽2を介し再び空気循環路5に
吸入され、上述した動作を繰り返し循環される。冷却水
室10cで循環空気管10dを通る加湿空気と熱交換した冷却
水は、冷却水出口11bからオーバフローして冷却水排出
路25に排出され、上記熱交換によって凝縮した加湿空気
の加湿水は、除湿水出口12から除湿水排出路26に排出さ
れる。両排出路25,26から排出された水は接続管27に合
流され、接続管27から機外排出路17に自然流下によって
導かれ、機外に排出される。 なお、タンク16の容量は最長乾燥運転時間を目安とし
て使用冷却水量を満足する60程度とする。 この実施例の洗濯乾燥機では、熱交換器10を、ケーシ
ング1内の後上部にその左方向に熱交換器10の軸方向を
沿わせて配設してあり、またケーシング1の上面1aは後
方が高くなっているため、熱交換器10の径を大きくする
ことができ、したがって、循環空気管10dの数を多くし
て圧力損失を小さくすることが容易にできる。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、乾燥用空気
循環路に乾燥用空気を冷却水の間接接触によって冷却す
る除水用熱交換器を設けたので、乾燥運転時に加温,加
湿された乾燥用空気の熱交換効率が空冷式の除水用熱交
換を用いるものよりもよく、しかも、洗濯や濯ぎに使用
した水をケーシングの下部に設けたタンクに溜め、タン
クに溜めた水を乾燥運転時に乾燥用空気を除水用熱交換
器で冷却するために再使用するようにしたので、水の効
率のよい利用ができて、節水ができ、またタンクを設け
た以外は構造を複雑にすることがなく、さらに脱水運転
時に、タンクが満水になっており、洗濯乾燥機の安定度
が高く、その振動を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による洗濯乾燥機を示す概
略断面正面図、第2図は同一部を断面した右側面図であ
る。 1……ケーシング、2……外槽、3……回転ドラム、5
……乾燥用空気循環路、6……温風流入口、9……ファ
ン、10……除水用熱交換器、10c……冷却水室、10d……
循環空気管、11b……冷却水出口、12……除湿水出口、1
3……ヒータ、14……温風流出口、16……タンク、17…
…機外排水路、18……冷却水給水路、20……ポンプ、22
……洗濯水供給路、24……濯ぎ水供給路、25……冷却水
排出路、26……除湿水排出路、27……接続管、28……オ
ーバフロー排出路、29……排水弁、30……排水路、34…
…オーバフロー排水管。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧川 浩良 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三 菱電機株式会社商品研究所内 (56)参考文献 実開 昭61−174586(JP,U) 実開 昭60−33993(JP,U) 実公 昭53−9187(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯物の洗濯および乾燥を行う回転ドラム
    を収納した外槽と、この外槽内に上流端が連通し外槽を
    介して上記回転ドラム内に下流端が連通しさらにファン
    とヒータとを有する乾燥用空気循環路とを、ケーシング
    内に設けた洗濯乾燥機において、上記空気循環路のヒー
    タより上流側に乾燥用空気を冷却水と間接接触させて冷
    却する除水用熱交換器を設け、上記ケーシングの下部に
    洗濯、濯ぎに使用した水を溜めるタンクを配設し、この
    タンク内の水を汲み上げるポンプを有する冷却水給水路
    によってタンクと上記熱交換器の冷却水入口とを接続し
    たことを特徴とする洗濯乾燥機。
JP63187419A 1988-07-27 1988-07-27 洗濯乾燥機 Expired - Lifetime JP2596078B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63187419A JP2596078B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63187419A JP2596078B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 洗濯乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0236893A JPH0236893A (ja) 1990-02-06
JP2596078B2 true JP2596078B2 (ja) 1997-04-02

Family

ID=16205715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63187419A Expired - Lifetime JP2596078B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2596078B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101079686B1 (ko) 2003-01-09 2011-11-04 파나소닉 주식회사 영상인식장치 및 영상인식방법
KR101028080B1 (ko) * 2004-03-05 2011-04-08 엘지전자 주식회사 건조 겸용 세탁기
ES2644000T3 (es) * 2010-10-28 2017-11-27 Candy S.P.A. Método y dispositivo para lavar colada

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636432Y2 (ja) * 1976-07-08 1981-08-27
JPS6033993U (ja) * 1983-08-10 1985-03-08 三洋電機株式会社 循環式乾燥機
JPH046705Y2 (ja) * 1985-04-15 1992-02-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0236893A (ja) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004097388A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4531414B2 (ja) 洗濯乾燥機
WO2014013643A1 (ja) 衣類乾燥機
JP4083662B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP3574423B2 (ja) パルセーター方式の乾燥洗濯機
JP2005304987A (ja) 衣類乾燥装置
JP2650339B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6145686B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2596078B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4023418B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2678523B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4243336B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4013693B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2011098021A (ja) 衣類乾燥機
JPH11164979A (ja) ドラム式全自動洗濯乾燥機
JP3952915B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP7422049B2 (ja) 洗濯乾燥機
WO2022038811A1 (ja) 洗濯乾燥機
KR100465192B1 (ko) 건조장치를 갖춘 드럼세탁기
JP7422172B2 (ja) 洗濯乾燥機
KR20020095370A (ko) 건조세탁기용 제습장치
JP7470065B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP3861667B2 (ja) 衣類乾燥機
JP4006658B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2022035140A (ja) 洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 12