JP2595715B2 - ディジタル伝送系の機器障害検出方式 - Google Patents

ディジタル伝送系の機器障害検出方式

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル伝送系を構成する機器の障害を
検出するディジタル伝送系の機器障害検出方式に関し、
特に送端側の機器障害時やBSI(Bit Sequence Independ
ent)等の特定パターンに対しては、受端側の機器障害
の警報出力の抑止するディジタル伝送系の機器障害検出
方式に関する。
(従来の技術) 従来、ディジタル伝送系を構成する各機器の障害を検
出するための一方法として、当該機器出力側のディジタ
ル信号の有無を検出する方法が採用されている。すなわ
ち、この方法は、出力断検出回路により当該機器出力か
らのディジタル信号を予め定めた時間(例えばフレーム
の5倍程度、通常数ミリ秒程度)監視し、この監視時間
内にディジタル信号に変化が存在しない場合には機器障
害と判定する方法である。一般に、ディジタル系構成機
器としては集積回路が用いられており、この集積回路の
故障により出力が論理ハイレベルまたはローレベル状態
を継続してしまうような機器障害が発生する。このよう
な障害が、上記監視時間内のディジタル信号の変化の有
無で判定される。そして、ディジタル伝送系における送
端側および受端側に設置された機器障害は、上述の如く
所定時間内のディジタル出力信号の変化を検出する監視
回路を、それぞれの機器に内蔵、または出力側に設ける
ことにより検出している。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の機器障害検出方式は、ディジタル伝送
系を構成する機器出力側のディジタル信号の監視時間内
の変化の有無を監視することにより機器の故障を検出し
ている。
しかしながら、かかる従来の機器障害検出方式では、
ディジタル信号のビットの変化を特殊化した特定パター
ン、例えばBSI(Bit Sequence In−dependent)形式の
信号を用いた場合には、障害検出が不可能である。
即ち、このような、BSI形式信号では、ディジタル信
号の同一状態が極めて不規則に連続する場合が多く、こ
の場合には、判断基準が定まらないため従来のような監
視時間の設定では機器障害が起こっているのか否かが判
別できないだけでなく、受端側の監視回路では障害出力
を生じてしまう。また、かかる従来方式では送端側にお
いて機器障害が発生した場合には、受端側において伝送
される信号自体が障害の影響を受けているため、受端側
の監視回路は障害出力を生じる。
即ち、従来方式では、送端側において機器障害が生じ
た場合や、BSI等の特定パターン信号が用いられた場合
には、受端側の監視回路は、当然、出力断信号を検出し
てしまい、本来の受端側機器障害の検出が不可能とな
り、受端側機器障害でないにもかかわらず、受端側機器
障害を示す無用な警報信号が出力されてしまうという問
題があった。
本発明の目的は、上記の問題に鑑みて、送端側機器障
害時やBSI信号等の特定パターンを伝送する際に受信端
での無用な警報信号の発生を阻止し得るディジタル伝送
系の機器障害出力方式を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために次の手段構成
を有する。
即ち、本発明によるディジタル伝送系の機器障害検出
方式は、送端側には、所定時間以上送出すべきディジタ
ル信号の変化がないことを検出した場合には前記ディジ
タル信号がBSI形式の信号である場合も含めて送端出力
断信号を出力する送端出力断検出回路と、該送端出力断
信号を受端側へ送出する送出手段とを有し、受端側に
は、所定時間以上受信処理すべきディジタル信号の変化
がないことを検出した場合には受端側の不具合に基づく
信号断であることを表現する警報信号を出力する受端出
力断検出回路と、前記送端側からの前記送端出力断信号
を検出した場合には前記受端出力断検出回路の警報出力
を禁止する警報禁止手段とを具備することを特徴とする
ものである。
(作用) 以下、上記手段構成を有する本発明の機器障害検出方
式の作用を説明する。
本発明においては、送端側に送端側機器故障を検出す
るためのディジタル信号の所定時間以上の変化なしを検
出して出力断信号を出力する監視回路を設け、この出力
断信号を受端側に送出している。受端側においては、送
端側と同様に受端側機器故障を検出するためディジタル
信号の所定時間以上の変化なしを検出して警報信号を出
力する監視回路を設けるとともに、送端側から伝送され
た出力断信号を受端側で検出したときには、受端側の監
視回路からの無用な警報信号の出力を阻止する。
従って、本発明によれば、送端側機器障害時や通常パ
ターンと全く異なる特定パターン(例えばBSI信号)を
伝送する際の無用な警報信号の発生を阻止できる。
(実施例) 以下、本発明の機器障害検出方式の実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図(a)と(b)は本発明による機器障害検出方
式の一実施例を示すディジタル伝送系を構成する送端側
と受端側のブロック図である。
送端側回路は、第1図(a)に示すように、送端イン
タフェース回路101と出力手段としての送端多重同期回
路102と送端出力断検出回路としての監視回路103とを備
える。多重化された伝送されるべき情報信号(インタフ
ェース信号)は、送端インタフェース変換回路101にお
いて、インタフェース信号1の信号形式(例えばバイポ
ーラ信号)を後段の送端多重同期回路102で処理可能なN
RZ(Non Ret−urn to Zero)信号に変換される。この送
端インタフェース変換回路101の出力信号3の変化の有
無は監視回路103において、所定時間監視され、無の場
合には信号断と判断され、出力断信号2を送端多重同期
回路102に送出する。
送端多重同期回路102は、送端インタフェース変換回
路101からの出力信号3の同期変換を行うとともに、フ
レーム同期信号、補助信号(無線区間回線品質監視のた
めの信号、パリティ信号、サービスチャネル(DSC:Digi
tal Service Chan−nel)等)、および出力断信号2を
同期変換後の信号に付加し、多重化信号4を形成して変
調送信段を介して受端側へ無線伝送する。
一方、受端側回路においては、第1図(b)に示すよ
うに、伝送された多重化信号11が、受端出力断検出回路
としてのフレーム同期回路201と受端同期変換回路202と
へ入力される。
フレーム同期回路201は、送端側で多重化された各種
信号位置を検出するためにフレーム信号を抽出し、フレ
ーム同期を確立し、その結果に基づいてフレーム中の特
定の位置を示す制御信号12を受端同期変換回路202へ送
出する。
受端同期変換回路202は、この制御信号12に従って多
重化信号11から出力断信号14(第1図(a)の送端側に
おける出力断信号2)および補助信号等を分離し、出力
断信号14を警報禁止手段としての判定回路204に送出
し、インタフェース信号のNRZ信号に変換した信号15を
受端インタフェース変換回路203に送出する。
受端インタフェース変換回路203は、受端同期変換回
路202からのNRZ信号15を後段に配置される機器が処理可
能な信号形式の信号(例えばバイポーラ信号で送端側の
インタフェース信号に相当)への変換を行う。
判定回路204は受端同期変換回路202において分離され
た出力断信号14の状態により、即ち、出力断と判定した
ときには検出禁止信号16を受端同期変換回路202と、受
端インタフェース変換回路203とへ送出する。
受端同期変換回路202と、受端インタフェース変換回
路203とには、信号断検出回路が内蔵され、受端側にお
ける回路の異常(機器故障)を送端側における監視回路
103と同様な方法で検出するが、上記検出禁止信号16に
より、その検出動作が禁止される。
以上の構成において、通常、送端側で出力断信号が検
出されず、受端側にて信号断が検出された場合には、受
端側機器故障が発生したと判断して警報信号17が出力さ
れる。
一方、判定回路204の機能がなければ、前述送端側機
器障害時やBSI形式等の特定パターン信号伝送時には、
当然、受端同期変換回路202と受端インタフェース変換
回路203の信号断検出回路は信号断を検出して、警報信
号を出力してしまい、受端側の機器故障ではないにもか
かわらず、機器故障警報が出力されてしまう。
本発明では、判定回路204により送端側における監視
回路103で検出された出力断信号が受端側で検出された
ときには、受端側における信号断検出回路の検出動作を
禁止しているので上述の如き送端側機器に障害がある場
合やBSIのような特定パターン信号の伝送系において無
意味な警報出力を防止できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の機器障害検出方式は、
送端側によって検出された出力断信号を受端側へ伝送
し、受端側ではこの出力断信号を検出したときには、受
端側に設けられた所定時間以上の信号変化のないことを
検出して受端側機器故障を検出する出力断検出回路から
の警報信号の発生を禁止している。その結果、送端側機
器障害時やBSI形式信号の伝送時において無用な受端側
機器故障警報信号の出力を阻止できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)と(b)は本発明によるディジタル伝送系
の機器障害検出方式の一実施例を示す送端側と受端側の
回路構成図である。 101……送端インタフェース変換回路、102……送端多重
同期回路、103……監視回路、201……フレーム同期回
路、202……受端同期変換回路、203……受端インタフェ
ース変換回路、204……判定回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送端側には、所定時間以上送出すべきディ
    ジタル信号の変化がないことを検出した場合には前記デ
    ィジタル信号がBSI形式の信号である場合も含めて送端
    出力断信号を出力する送端出力断検出回路と、該送端出
    力断信号を受端側へ送出する送出手段とを有し、受端側
    には、所定時間以上受信処理すべきディジタル信号の変
    化がないことを検出した場合には受端側の不具合に基づ
    く信号断であることを表現する警報信号を出力する受端
    出力断検出回路と、前記送端側からの前記送端出力断信
    号を検出した場合には前記受端出力断検出回路の警報出
    力を禁止する警報禁止手段とを具備することを特徴とす
    るディジタル伝送系の機器障害検出方式。
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