JP2737639B2 - 伝送路切替え制御システム - Google Patents
伝送路切替え制御システムInfo
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- JP2737639B2 JP2737639B2 JP6036435A JP3643594A JP2737639B2 JP 2737639 B2 JP2737639 B2 JP 2737639B2 JP 6036435 A JP6036435 A JP 6036435A JP 3643594 A JP3643594 A JP 3643594A JP 2737639 B2 JP2737639 B2 JP 2737639B2
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路切替え制御システ
ムに関し、特に現用系及び予備系により構成される冗長
伝送路を介して互いに対向する通信装置間で切替え制御
情報を両系の伝送路を用いて送受信することにより行う
双方向伝送路切替え制御システムに関する。
ムに関し、特に現用系及び予備系により構成される冗長
伝送路を介して互いに対向する通信装置間で切替え制御
情報を両系の伝送路を用いて送受信することにより行う
双方向伝送路切替え制御システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の双方向伝送路切替え制御
システムの例を図３に示す。この例は、新規の同期ディ
ジタルハイアラーキ（ＳＤＨと略記する）に対応したシ
ステムであり、０系と１系とのいわゆる１＋１冗長系の
伝送路１０，２０を介して互いに対向するＳＤＨ伝送装
置１，１１間で、伝送路切替えをなす場合のものであ
る。この場合、伝送すべき主信号に挿入されているセク
ションオーバヘッド（ＳＯＨ）中のＡＰＳ（Ａｕｔｏｍ
ａｔｉｃ Ｐｒｏｔｅｔｉｏｎ Ｓｗｉｔｃｈ）バイト
を構成するＫ１及びＫ２バイトを用いて伝送路切替え制
御情報を伝送するようになっている。
システムの例を図３に示す。この例は、新規の同期ディ
ジタルハイアラーキ（ＳＤＨと略記する）に対応したシ
ステムであり、０系と１系とのいわゆる１＋１冗長系の
伝送路１０，２０を介して互いに対向するＳＤＨ伝送装
置１，１１間で、伝送路切替えをなす場合のものであ
る。この場合、伝送すべき主信号に挿入されているセク
ションオーバヘッド（ＳＯＨ）中のＡＰＳ（Ａｕｔｏｍ
ａｔｉｃ Ｐｒｏｔｅｔｉｏｎ Ｓｗｉｔｃｈ）バイト
を構成するＫ１及びＫ２バイトを用いて伝送路切替え制
御情報を伝送するようになっている。
【０００３】図においては、装置１と１１とが対向して
いる系を示し、双方向に０系伝送路１０と系伝送路２０
とを有するが、図では、装置１では送信側のみを示し、
装置１１では受信側のみを示している。すなわち、装置
１から装置１１への一方向の伝送路に関する送受信部の
みを示している。逆方向についても同様であるために表
記を省略している。
いる系を示し、双方向に０系伝送路１０と系伝送路２０
とを有するが、図では、装置１では送信側のみを示し、
装置１１では受信側のみを示している。すなわち、装置
１から装置１１への一方向の伝送路に関する送受信部の
みを示している。逆方向についても同様であるために表
記を省略している。
【０００４】装置１において、信号分岐部２で分岐され
た主信号１００は、０系及び１系の各送信部３及び４へ
夫々供給される。こら等各送信部３，４では、ＡＰＳバ
イト送信部７，８により各主信号のＳＯＨ部内にＡＰＳ
バイト１０１が挿入され、切替え制御部９より与えられ
る切替え制御情報が挿入多重されて、両系の主信号が装
置１１へ送信される。
た主信号１００は、０系及び１系の各送信部３及び４へ
夫々供給される。こら等各送信部３，４では、ＡＰＳバ
イト送信部７，８により各主信号のＳＯＨ部内にＡＰＳ
バイト１０１が挿入され、切替え制御部９より与えられ
る切替え制御情報が挿入多重されて、両系の主信号が装
置１１へ送信される。
【０００５】装置１１では、０系及び１系の各送信信号
が０系及び１系の各受信部１３及び１４にて夫々受信さ
れる。これ等各受信部１３，１４では、ＡＰＳバイト受
信部１７，１８にてＡＰＳバイト２０１が抽出され切替
え制御部１９へ夫々供給される。
が０系及び１系の各受信部１３及び１４にて夫々受信さ
れる。これ等各受信部１３，１４では、ＡＰＳバイト受
信部１７，１８にてＡＰＳバイト２０１が抽出され切替
え制御部１９へ夫々供給される。
【０００６】切替え制御部１９では、これ等ＡＰＳバイ
ト２０１に含まれている切替え制御情報の他に、各系受
信部１３，１４からの伝送路故障情報及び自装置故障情
報２０２を基に、セレクタ１２の切替え制御が行われ
る。こうして、０系及び１系の信号が択一的に主信号２
００として導出される。
ト２０１に含まれている切替え制御情報の他に、各系受
信部１３，１４からの伝送路故障情報及び自装置故障情
報２０２を基に、セレクタ１２の切替え制御が行われ
る。こうして、０系及び１系の信号が択一的に主信号２
００として導出される。
【０００７】送信側１においては、０系及び１系の両系
に同一の切替え制御情報を送信するようになっており、
受信側１１では、送信側１より送信された切替え制御情
報を、通常は予備系より抽出し、予備系伝送路や自装置
側の予備系装置が故障した場合にのみ、現用系より切替
え制御情報を抽出するようになっている。
に同一の切替え制御情報を送信するようになっており、
受信側１１では、送信側１より送信された切替え制御情
報を、通常は予備系より抽出し、予備系伝送路や自装置
側の予備系装置が故障した場合にのみ、現用系より切替
え制御情報を抽出するようになっている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の伝送路
切替え制御システムでは、受信側において、送信側から
両系伝送路を用いて送信された切替え制御情報を、通常
は予備系より抽出し、予備系伝送路の故障時や自装置側
の予備系装置の故障時の場合にのみ、現用系より抽出す
る方式であるために、送信側の予備系に故障が発生し
て、切替え制御情報が正常に伝送できない状態になると
（現用系では正常に送信されている）、受信側では、送
信側装置の故障認識はできないので、通常通り予備系よ
り切替え制御情報を抽出することになる。
切替え制御システムでは、受信側において、送信側から
両系伝送路を用いて送信された切替え制御情報を、通常
は予備系より抽出し、予備系伝送路の故障時や自装置側
の予備系装置の故障時の場合にのみ、現用系より抽出す
る方式であるために、送信側の予備系に故障が発生し
て、切替え制御情報が正常に伝送できない状態になると
（現用系では正常に送信されている）、受信側では、送
信側装置の故障認識はできないので、通常通り予備系よ
り切替え制御情報を抽出することになる。
【０００９】よって、受信側では、送信側装置が送信し
たい情報を正しく認識出来ないことになり、切替え制御
が正常に行われない場合が発生する。
たい情報を正しく認識出来ないことになり、切替え制御
が正常に行われない場合が発生する。
【００１０】図４は上述のケースについて具体的に示し
たシーケンス例である。０系を現用系，１系を予備系と
して運用中に、０系に伝送路故障が発生し、１系への切
替えが行われたとする（ステップ４１）。その後、０系
の伝送路故障が復旧し、１系は回復待機（Ｗａｉｔ ｔ
ｏ Ｒｅｓｔｏｒｅ：ＷＲ）に入っているものとする。
たシーケンス例である。０系を現用系，１系を予備系と
して運用中に、０系に伝送路故障が発生し、１系への切
替えが行われたとする（ステップ４１）。その後、０系
の伝送路故障が復旧し、１系は回復待機（Ｗａｉｔ ｔ
ｏ Ｒｅｓｔｏｒｅ：ＷＲ）に入っているものとする。
【００１１】ここで、送信側１で１系インタフェース部
に故障が発生したとする（ステップ４２）。送信側伝送
路では、セレクタ１２を０系へ切戻す指令（ＮＢ）を受
信側１１に対して送出すべく、このＮＢ情報を有するＡ
ＰＳバイトを、両系のＡＰＳバイト送信部７，８にて主
信号に挿入多重する（ステップ４３）。
に故障が発生したとする（ステップ４２）。送信側伝送
路では、セレクタ１２を０系へ切戻す指令（ＮＢ）を受
信側１１に対して送出すべく、このＮＢ情報を有するＡ
ＰＳバイトを、両系のＡＰＳバイト送信部７，８にて主
信号に挿入多重する（ステップ４３）。
【００１２】しかしながら、１系の送信部は故障中であ
るからＮＢ情報の設定はできず、よって送信側１から送
信されるＡＰＳバイトは、０系は“ＮＢ”，１系は“Ｗ
Ｒ”となる（ステップ４４）。
るからＮＢ情報の設定はできず、よって送信側１から送
信されるＡＰＳバイトは、０系は“ＮＢ”，１系は“Ｗ
Ｒ”となる（ステップ４４）。
【００１３】受信側１１では、予備系からＡＰＳバイト
の抽出を行っているために、よって０系からはＮＢ情報
は受信できずＷＲ受信中のままであり、０系への切戻し
は実行されない（ステップ４５）。このことは、既に故
障回復している０系を用いてサービスをなすことができ
ず、サービス救済ができない状態になるのである。
の抽出を行っているために、よって０系からはＮＢ情報
は受信できずＷＲ受信中のままであり、０系への切戻し
は実行されない（ステップ４５）。このことは、既に故
障回復している０系を用いてサービスをなすことができ
ず、サービス救済ができない状態になるのである。
【００１４】尚、図４の“ＲＲ”は受信側１１からの切
替え応答（Ｒｅｖｅｒｃｅ Ｒｅｑｕｅｓｔ）を示して
いる。
替え応答（Ｒｅｖｅｒｃｅ Ｒｅｑｕｅｓｔ）を示して
いる。
【００１５】そこで、本発明はかかる従来技術の欠点を
解決すべくなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、送信側装置の両系のうち一方の系に故障があって
も、これを正しく認識して系の切替えを行ってサービス
救済を可能とした伝送路切替え制御システムを提供する
ことにある。
解決すべくなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、送信側装置の両系のうち一方の系に故障があって
も、これを正しく認識して系の切替えを行ってサービス
救済を可能とした伝送路切替え制御システムを提供する
ことにある。
【００１６】
【課題を解決するたの手段】本発明によれば、現用系及
び予備系により構成される冗長伝送路を介して互いに対
向する通信装置間で伝送路切替え制御情報を両系の伝送
路を使用して送受信することにより、これ等両系の伝送
路の切替えを行うようにした伝送路切替え制御システム
であって、両系の送信部の各々の故障の有無を示す故障
情報を両系の主信号に夫々挿入する手段を、前記通信装
置の送信部に設け、両系の主信号に夫々挿入されている
前記故障情報を抽出する手段と、この抽出された故障情
報に基づき対向装置における故障の無い系を判定して前
記切替え制御情報をこの故障の無い系より選択的に抽出
する選択手段とを、前記通信装置の受信部に設け、たこ
とを特徴とする伝送路切替え制御システムが得られる。
び予備系により構成される冗長伝送路を介して互いに対
向する通信装置間で伝送路切替え制御情報を両系の伝送
路を使用して送受信することにより、これ等両系の伝送
路の切替えを行うようにした伝送路切替え制御システム
であって、両系の送信部の各々の故障の有無を示す故障
情報を両系の主信号に夫々挿入する手段を、前記通信装
置の送信部に設け、両系の主信号に夫々挿入されている
前記故障情報を抽出する手段と、この抽出された故障情
報に基づき対向装置における故障の無い系を判定して前
記切替え制御情報をこの故障の無い系より選択的に抽出
する選択手段とを、前記通信装置の受信部に設け、たこ
とを特徴とする伝送路切替え制御システムが得られる。
【００１７】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１８】図１は本発明の実施例のブロック図であ
り、図３と同等部分は同一符号にて示す。本例において
も、簡単化のために、対向装置は送信側１と受信側１１
とのみを示し、装置１から装置１１への一方向伝送路に
関する送受信部のみを示す。逆方向についても同様であ
り、省略している。
り、図３と同等部分は同一符号にて示す。本例において
も、簡単化のために、対向装置は送信側１と受信側１１
とのみを示し、装置１から装置１１への一方向伝送路に
関する送受信部のみを示す。逆方向についても同様であ
り、省略している。
【００１９】図３と異なる部分についてのみ説明する
と、送信側１においては、０系及び１系の各送信部３及
び４にＡＰＳバイト送信部７及び８の他に、更に故障情
報送信部５及び６が付加されている。
と、送信側１においては、０系及び１系の各送信部３及
び４にＡＰＳバイト送信部７及び８の他に、更に故障情
報送信部５及び６が付加されている。
【００２０】この故障情報送信部５，６は、夫々自装置
の故障時に故障が生じたことを示す故障情報をＡＰＳバ
イトのＫ２バイト内の未定義部分（図２参照）に挿入し
て送信する機能を有する。
の故障時に故障が生じたことを示す故障情報をＡＰＳバ
イトのＫ２バイト内の未定義部分（図２参照）に挿入し
て送信する機能を有する。
【００２１】そのために、切替え制御装置９では、各系
の送信部３，４から故障情報１０２を受けて、先のＡＰ
Ｓバイトの切替え制御情報の他に各系故障情報を生成し
て各系の送信部３，４へ渡すようになっている。
の送信部３，４から故障情報１０２を受けて、先のＡＰ
Ｓバイトの切替え制御情報の他に各系故障情報を生成し
て各系の送信部３，４へ渡すようになっている。
【００２２】図２はＳＯＨ（セクションオーバヘッド）
内のＡＰＳバイトを構成するＫ２バイトの下位３ビット
の定義状態を示すものである。（０００），（１１
１），（１１０）はＣＣＩＴＴにより既に定義済みのビ
ットパターンであり、よってそれ以外のビットパターン
が未定義であって使用可能となっている。そこで、本実
施例では、（１０１），（１００）の２つのビットパタ
ーンを故障情報として用い、前者の（１０１）が「１系
装置故障」，後者の（０１１）が「０系装置故障」を夫
々表わすものとして定義するものとするが、他の未定義
のビットパターンを用いても良いことは明らかである。
内のＡＰＳバイトを構成するＫ２バイトの下位３ビット
の定義状態を示すものである。（０００），（１１
１），（１１０）はＣＣＩＴＴにより既に定義済みのビ
ットパターンであり、よってそれ以外のビットパターン
が未定義であって使用可能となっている。そこで、本実
施例では、（１０１），（１００）の２つのビットパタ
ーンを故障情報として用い、前者の（１０１）が「１系
装置故障」，後者の（０１１）が「０系装置故障」を夫
々表わすものとして定義するものとするが、他の未定義
のビットパターンを用いても良いことは明らかである。
【００２３】受信側１１においては、０系及び１系の各
受信部１３及び１４に故障情報受信部１５及び１６を夫
々付加し、各系のＡＰＳバイトの抽出の他に相手装置
（この例では対向装置１）の故障情報をも抽出して、情
報２０１として切替え制御部１９へ送られるようになっ
ている。
受信部１３及び１４に故障情報受信部１５及び１６を夫
々付加し、各系のＡＰＳバイトの抽出の他に相手装置
（この例では対向装置１）の故障情報をも抽出して、情
報２０１として切替え制御部１９へ送られるようになっ
ている。
【００２４】以下に、本発明の実施例の動作について、
図４に示した例と同一条件に基づいて説明する。すなわ
ち、０系を現用系として運用しているときに、更にその
故障が復旧した後、１系の運用状態が回復待機（ＷＲ）
にあるものとする。
図４に示した例と同一条件に基づいて説明する。すなわ
ち、０系を現用系として運用しているときに、更にその
故障が復旧した後、１系の運用状態が回復待機（ＷＲ）
にあるものとする。
【００２５】更に、ここで、装置１の１系送信部４に故
障が発生して１系運用状態を０系に切戻す必要が生じる
が、この影響で１系送信部４のＡＰＳバイト送信部８
に、対向装置１１に対して０系へ切戻しを要求するＡＰ
Ｓバイトの設定ができなかった場合を考える。
障が発生して１系運用状態を０系に切戻す必要が生じる
が、この影響で１系送信部４のＡＰＳバイト送信部８
に、対向装置１１に対して０系へ切戻しを要求するＡＰ
Ｓバイトの設定ができなかった場合を考える。
【００２６】このとき、切替え制御部９は、１系装置故
障のため、０系への切戻しを要求するＡＰＳバイト（Ｎ
Ｂ）を０系のＡＰＳバイト送信部７に設定する（１系の
ＡＰＳバイト送信部８には設定できなかったとする）。
同時に、切替え制御部９は、「０系送信部正常・１系送
信部異常」を示すコードを０系の故障情報送信部５に設
定する（１系の故障情報送信部６には設定できなかった
とする）。
障のため、０系への切戻しを要求するＡＰＳバイト（Ｎ
Ｂ）を０系のＡＰＳバイト送信部７に設定する（１系の
ＡＰＳバイト送信部８には設定できなかったとする）。
同時に、切替え制御部９は、「０系送信部正常・１系送
信部異常」を示すコードを０系の故障情報送信部５に設
定する（１系の故障情報送信部６には設定できなかった
とする）。
【００２７】装置１１では、受信ＡＰＳバイトとして、
１系受信部からは、装置１の１系送信部にて故障が発生
する前のＡＰＳバイト（ＷＲ：回復待機要求）を受信し
たままであるが、０系受信部からは、０系への切戻し要
求を示すＡＰＳバイトを受信する。また、装置１の故障
情報として、１系受信部１４の故障情報受信部１６で
は、装置１側で装置故障情報の設定ができなかったた
め、「０系送信部正常・１系送信部正常」が受信される
（故障が発生する前の情報が保持されてしまっている）
が、０系受信部１３の故障情報受信部１５では、「０系
送信部正常・１系送信部異常」が受信される。
１系受信部からは、装置１の１系送信部にて故障が発生
する前のＡＰＳバイト（ＷＲ：回復待機要求）を受信し
たままであるが、０系受信部からは、０系への切戻し要
求を示すＡＰＳバイトを受信する。また、装置１の故障
情報として、１系受信部１４の故障情報受信部１６で
は、装置１側で装置故障情報の設定ができなかったた
め、「０系送信部正常・１系送信部正常」が受信される
（故障が発生する前の情報が保持されてしまっている）
が、０系受信部１３の故障情報受信部１５では、「０系
送信部正常・１系送信部異常」が受信される。
【００２８】切替え制御部１９では、自装置側で検出さ
れる伝送路故障状態及び装置故障状態から、故障情報受
信部１５，１６で受信される故障情報の正当性（信頼で
きる情報であるか否か）を判定する。すなわち、この場
合、両系の伝送路及び装置１１側の装置故障が無い場合
であるから、両系の故障情報を取込む。
れる伝送路故障状態及び装置故障状態から、故障情報受
信部１５，１６で受信される故障情報の正当性（信頼で
きる情報であるか否か）を判定する。すなわち、この場
合、両系の伝送路及び装置１１側の装置故障が無い場合
であるから、両系の故障情報を取込む。
【００２９】ここで、０系から抽出された故障情報（０
系送信部正常：１系送信部異常）と１系から抽出された
故障情報（０系送信部正常：１系送信部正常）の両方を
検査し、０系送信部の故障状態は、何れの系から抽出さ
れた情報も正常であり、１系送信部の故障状態は、１系
から抽出された情報は正常であるが、０系から抽出され
た情報は異常である。
系送信部正常：１系送信部異常）と１系から抽出された
故障情報（０系送信部正常：１系送信部正常）の両方を
検査し、０系送信部の故障状態は、何れの系から抽出さ
れた情報も正常であり、１系送信部の故障状態は、１系
から抽出された情報は正常であるが、０系から抽出され
た情報は異常である。
【００３０】このことにより、１系送信部異常・０系送
信部正常と判定され、０系より抽出されるＡＰＳバイト
が取込まれる。従って、０系より抽出されるＡＰＳバイ
トは、０系への切戻し要求であるため、セレクタ１２に
対して０系へ切替えるように制御する。
信部正常と判定され、０系より抽出されるＡＰＳバイト
が取込まれる。従って、０系より抽出されるＡＰＳバイ
トは、０系への切戻し要求であるため、セレクタ１２に
対して０系へ切替えるように制御する。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信部に両系の装置故障情報を両系の主信号に挿入する
手段と、受信部に両系の装置故障情報を抽出する手段を
設け、受信部では、装置故障情報により、対向装置に故
障の無い系を判定し、切替え制御情報を故障の無い系よ
り抽出する選択手段を設けることにより、受信側におい
て、ＡＰＳバイトの抽出選択論理が改善され、送信側で
片系にＡＳＰバイトを送信できない故障が発生した場合
においても正常に切替え制御を実行することが可能とな
るという効果を有する。
送信部に両系の装置故障情報を両系の主信号に挿入する
手段と、受信部に両系の装置故障情報を抽出する手段を
設け、受信部では、装置故障情報により、対向装置に故
障の無い系を判定し、切替え制御情報を故障の無い系よ
り抽出する選択手段を設けることにより、受信側におい
て、ＡＰＳバイトの抽出選択論理が改善され、送信側で
片系にＡＳＰバイトを送信できない故障が発生した場合
においても正常に切替え制御を実行することが可能とな
るという効果を有する。
【図１】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図２】本発明の実施例に用いるＳＯＨ部のＡＰＳバイ
ト内のＫ２バイトの下位３ビットの使用例を示す図であ
る。
ト内のＫ２バイトの下位３ビットの使用例を示す図であ
る。
【図３】従来の伝送路切替え制御システムのブロック図
である。
である。
【図４】従来のシステムにおける問題点を説明するため
のシーケンス図である。
のシーケンス図である。
１ 送信側伝送装置 ２ 分岐部 ３，４ ０系及び１系送信部 ５，６ ０系及び１系故障情報送信部 ７，８ ０系及び１系ＡＰＳバイト送信部 ９，１９ 切替え制御部 １０，２０ ０系及び１系伝送路 １１ 受信側伝送装置 １２ セレクタ １３，１４ ０系及び１系受信部 １５，１６ ０系及び１系故障情報受信部 １７，１８ ０系及び１系ＡＰＳバイト受信部
Claims (5)
- 【請求項１】 現用系及び予備系により構成される冗長
伝送路を介して互いに対向する通信装置間で伝送路切替
え制御情報を両系の伝送路を使用して送受信することに
より、これ等両系の伝送路の切替えを行うようにした伝
送路切替え制御システムであって、 両系の送信部の各々の故障の有無を示す故障情報を両系
の主信号に夫々挿入する手段を、前記通信装置の送信部
に設け、 両系の主信号に夫々挿入されている前記故障情報を抽出
する手段と、この抽出された故障情報に基づき対向装置
における故障の無い系を判定して前記切替え制御情報を
この故障の無い系より選択的に抽出する選択手段とを、
前記通信装置の受信部に設け、 たことを特徴とする伝送路切替え制御システム。 - 【請求項２】 前記選択手段は、両系の主信号に夫々挿
入されている切替え制御情報を抽出する手段と、この抽
出された切替え制御情報のうち故障の無い系より選択的
に抽出された前記切替え制御情報に従って両系の一つを
選択する手段とを有することを特徴とする請求項１記載
の伝送路切替え制御システム。 - 【請求項３】 前記通信装置は同期ディジタルハイアラ
ーキ（ＳＤＨ）に対応したＳＤＨ伝送装置であることを
特徴とする請求項１または２記載の伝送路切替え制御シ
ステム。 - 【請求項４】 前記故障情報及び前記切替え制御情報は
前記主信号に挿入されているセクションオーバヘッドの
一部に挿入されていることを特徴とする請求項３記載の
伝送路切替え制御システム。 - 【請求項５】 前記故障情報は前記セクショクオーバヘ
ッドの未定義のビット部分に挿入されるていることを特
徴とする請求項４記載の伝送路切替え制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6036435A JP2737639B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 伝送路切替え制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6036435A JP2737639B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 伝送路切替え制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07226729A JPH07226729A (ja) | 1995-08-22 |
| JP2737639B2 true JP2737639B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12469742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6036435A Expired - Fee Related JP2737639B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 伝送路切替え制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737639B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69732676T2 (de) | 1996-04-23 | 2006-04-13 | Hitachi, Ltd. | Selbstheilendes Netzwerk, und Umschaltungsverfahren für Übertragungsleitungen und Übertragungseinrichtung dafür |
| JPH10262017A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Fujitsu Ltd | Ｓｄｈ多重伝送システム及びその装置 |
| JP3915547B2 (ja) | 2002-02-26 | 2007-05-16 | 日本電気株式会社 | 高速障害切換ルータおよび高速障害切換方法 |
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1994
- 1994-02-09 JP JP6036435A patent/JP2737639B2/ja not_active Expired - Fee Related
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