JP2595147Y2 - データ入力装置 - Google Patents
データ入力装置Info
- Publication number
- JP2595147Y2 JP2595147Y2 JP1992065539U JP6553992U JP2595147Y2 JP 2595147 Y2 JP2595147 Y2 JP 2595147Y2 JP 1992065539 U JP1992065539 U JP 1992065539U JP 6553992 U JP6553992 U JP 6553992U JP 2595147 Y2 JP2595147 Y2 JP 2595147Y2
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- Japan
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- switch
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はACサーボドライバ,イ
ンバータ等に適用されるデータ入力装置に関するもので
ある。
ンバータ等に適用されるデータ入力装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ACサーボドライバ,インバータ
等の制御パラメータ設定には、スイッチによるデータ入
力装置が広く用いられるようになってきた。
等の制御パラメータ設定には、スイッチによるデータ入
力装置が広く用いられるようになってきた。
【0003】以下に、従来のデータ入力装置について説
明する。図3は従来のデータ入力装置のブロック図であ
る。図3において、1はスイッチであり、2はそのスイ
ッチ1からの入力を検出するスイッチ入力検出手段、3
はスイッチ1の入力操作によってデータ変更を行う際
に、その変更ができる状態にあるかどうかを判定するデ
ータ変更可否判定手段である。4はスイッチ入力検出手
段2の結果に基づきデータを変更するデータ変更手段
で、5はそのデータ変更手段4が変更した結果のデータ
を表示するのに必要となる制御信号を出力するデータ表
示指令手段、6はデータを変更する際データの変更可能
な桁を点滅表示するのに必要となる制御信号を出力する
変更桁点滅表示指令手段である。また、7はデータ表示
指令手段5と変更桁点滅表示指令手段6からの制御信号
を受けてデータを表示するデータ表示器である。
明する。図3は従来のデータ入力装置のブロック図であ
る。図3において、1はスイッチであり、2はそのスイ
ッチ1からの入力を検出するスイッチ入力検出手段、3
はスイッチ1の入力操作によってデータ変更を行う際
に、その変更ができる状態にあるかどうかを判定するデ
ータ変更可否判定手段である。4はスイッチ入力検出手
段2の結果に基づきデータを変更するデータ変更手段
で、5はそのデータ変更手段4が変更した結果のデータ
を表示するのに必要となる制御信号を出力するデータ表
示指令手段、6はデータを変更する際データの変更可能
な桁を点滅表示するのに必要となる制御信号を出力する
変更桁点滅表示指令手段である。また、7はデータ表示
指令手段5と変更桁点滅表示指令手段6からの制御信号
を受けてデータを表示するデータ表示器である。
【0004】以上のように構成された従来のデータ入力
装置について、以下その動作について説明する。まず、
本データ入力装置を包含し制御するシステム(図示せ
ず)がデータ変更を受け付ける状態にあるとき、データ
変更可否判定手段3がデータ変更可と判定し、これを受
けて変更桁点滅表示指令手段6がデータ表示器7に点滅
指令信号を送り、データ表示器7に表示されているデー
タの変更可能桁が点滅することで、データ変更可能状態
にあることおよびその変更可能桁を明示する。このと
き、スイッチ1から入力操作を行うとスイッチ入力検出
手段2がこれを検出し、データ変更手段4がデータの変
更を行い、そしてデータ表示指令手段5が表示制御信号
を出力してデータ表示器7が変更結果を表示する。次
に、上記システムがデータ変更を受け付けない状態にあ
るときは、データ変更可否判定手段3がデータ変更不可
と判定し、変更桁点滅表示指令手段6が点滅表示を解除
する指令信号を出して、データ表示器7はデータの点滅
表示を停止する。このとき、スイッチ1から入力操作を
行ってもスイッチ入力検出手段2はこれを検出せず、よ
ってデータの変更は行われない。
装置について、以下その動作について説明する。まず、
本データ入力装置を包含し制御するシステム(図示せ
ず)がデータ変更を受け付ける状態にあるとき、データ
変更可否判定手段3がデータ変更可と判定し、これを受
けて変更桁点滅表示指令手段6がデータ表示器7に点滅
指令信号を送り、データ表示器7に表示されているデー
タの変更可能桁が点滅することで、データ変更可能状態
にあることおよびその変更可能桁を明示する。このと
き、スイッチ1から入力操作を行うとスイッチ入力検出
手段2がこれを検出し、データ変更手段4がデータの変
更を行い、そしてデータ表示指令手段5が表示制御信号
を出力してデータ表示器7が変更結果を表示する。次
に、上記システムがデータ変更を受け付けない状態にあ
るときは、データ変更可否判定手段3がデータ変更不可
と判定し、変更桁点滅表示指令手段6が点滅表示を解除
する指令信号を出して、データ表示器7はデータの点滅
表示を停止する。このとき、スイッチ1から入力操作を
行ってもスイッチ入力検出手段2はこれを検出せず、よ
ってデータの変更は行われない。
【0005】図4は従来のデータ入力装置の具体例を示
すもので、外観を概略的に表している。前記したスイッ
チ1として押しボタンスイッチ8をデータ表示器7とし
て7セグメントLED9を用いている。押しボタンスイ
ッチ8は、データをインクリメントさせるアップキー8
a,データをデクリメントさせるダウンキー8b,デー
タ変更可能桁を上位桁(あるいは下位桁)に移動させる
変更桁移動キー8cからなっている。前記システムがデ
ータ変更を受け付ける状態にあるとき、7セグメントL
ED9に表示されているデータの内のある桁が点滅表示
を行って、データ変更可変状態にあることおよびその桁
がデータ変更可能桁であることを示し、(図4は矢印A
が指す最下位桁がデータ変更可能桁である場合を示す)
このときアップキー8aもしくはダウンキー8bを押す
操作を行うと、その桁がインクリメントもしくはデクリ
メントする。また、変更桁移動キー8cを押す操作を行
うと、点滅表示しているデータ変更可能桁は上位桁(も
しくは下位桁)に移動する。上記システムがデータを受
け付けない状態にあるときには、データの点滅表示は行
われず、押しボタンスイッチ8を操作してもデータは変
更されない。
すもので、外観を概略的に表している。前記したスイッ
チ1として押しボタンスイッチ8をデータ表示器7とし
て7セグメントLED9を用いている。押しボタンスイ
ッチ8は、データをインクリメントさせるアップキー8
a,データをデクリメントさせるダウンキー8b,デー
タ変更可能桁を上位桁(あるいは下位桁)に移動させる
変更桁移動キー8cからなっている。前記システムがデ
ータ変更を受け付ける状態にあるとき、7セグメントL
ED9に表示されているデータの内のある桁が点滅表示
を行って、データ変更可変状態にあることおよびその桁
がデータ変更可能桁であることを示し、(図4は矢印A
が指す最下位桁がデータ変更可能桁である場合を示す)
このときアップキー8aもしくはダウンキー8bを押す
操作を行うと、その桁がインクリメントもしくはデクリ
メントする。また、変更桁移動キー8cを押す操作を行
うと、点滅表示しているデータ変更可能桁は上位桁(も
しくは下位桁)に移動する。上記システムがデータを受
け付けない状態にあるときには、データの点滅表示は行
われず、押しボタンスイッチ8を操作してもデータは変
更されない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成ではデータ変更可能桁は点滅表示してい
るが、データ入力する操作者は直観的に「表示データの
点滅は未確定状態であることを意味する」と捉えること
が一般的に多く、押しボタンスイッチ8の操作によるデ
ータの変更内容が直ちにシステムの制御に反映される場
合には、そのことを操作者に示しにくい。このため、デ
ータ確定キーを新たに設け、データの変更操作の後にこ
のキーを押すことで一連の操作が完了し、この時点でデ
ータの点滅表示が停止し、データの変更内容がシステム
の制御に反映されるようにした構成のものがあるが、デ
ータの変更内容をシステムの制御に反映させて状況を確
認し再度データの変更を行うことを繰り返すような、試
行錯誤的に制御パラメータを合わせ込んでいく場合にお
いては、操作作業量が多く不便であった。
うな従来の構成ではデータ変更可能桁は点滅表示してい
るが、データ入力する操作者は直観的に「表示データの
点滅は未確定状態であることを意味する」と捉えること
が一般的に多く、押しボタンスイッチ8の操作によるデ
ータの変更内容が直ちにシステムの制御に反映される場
合には、そのことを操作者に示しにくい。このため、デ
ータ確定キーを新たに設け、データの変更操作の後にこ
のキーを押すことで一連の操作が完了し、この時点でデ
ータの点滅表示が停止し、データの変更内容がシステム
の制御に反映されるようにした構成のものがあるが、デ
ータの変更内容をシステムの制御に反映させて状況を確
認し再度データの変更を行うことを繰り返すような、試
行錯誤的に制御パラメータを合わせ込んでいく場合にお
いては、操作作業量が多く不便であった。
【0007】さらに、点滅表示は明瞭であり操作者の注
意を引くことから、システムに異常が発生したときにデ
ータの全ての桁を点滅表示することが広く行われてい
る。このような場合、データ変更可能桁の点滅表示はそ
のことと意味を取り違え易く、特にデータ表示器の桁数
が少ないときに識別しにくく混同し易いものであった。
意を引くことから、システムに異常が発生したときにデ
ータの全ての桁を点滅表示することが広く行われてい
る。このような場合、データ変更可能桁の点滅表示はそ
のことと意味を取り違え易く、特にデータ表示器の桁数
が少ないときに識別しにくく混同し易いものであった。
【0008】本考案は上記従来の課題を解決するもの
で、操作者がデータの変更操作時に変更結果データを未
確定なものであるかのように感じることのない、また異
常発生時の全桁点滅とは明確に識別できるデータ変更可
能桁の表示を行うことのできるデータ入力装置を提供す
ることを目的とするものである。
で、操作者がデータの変更操作時に変更結果データを未
確定なものであるかのように感じることのない、また異
常発生時の全桁点滅とは明確に識別できるデータ変更可
能桁の表示を行うことのできるデータ入力装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案は、スイッチと、データ変更が可能な状態にあ
るかどうかを判定するデータ変更可否判定手段と、前記
データ変更可否判定手段がデータ変更可と判定したとき
前記スイッチからの入力を検出するスイッチ入力検出手
段と、前記スイッチ入力検出手段の結果に基づきデータ
を変更するデータ変更手段と、前記データ変更手段があ
変更した結果のデータを表示するに要する制御信号を出
力するデータ表示指令手段と、前記データ変更可否判定
手段がデータ変更可と判定したとき点滅ピリオド表示制
御信号を出力する点滅ピリオド表示指令手段と、前記デ
ータ表示指令手段と前記点滅ピリオド表示指令手段から
の制御信号を受けてデータを表示するデータ表示器とを
備え、かつ前記データ表示器の点滅ピリオド表示部位
は、表示データが数値の場合にはデータ変更可能桁の右
下部、表示データが文字列の場合には文字列末尾桁の右
下部に設定したものである。
に本考案は、スイッチと、データ変更が可能な状態にあ
るかどうかを判定するデータ変更可否判定手段と、前記
データ変更可否判定手段がデータ変更可と判定したとき
前記スイッチからの入力を検出するスイッチ入力検出手
段と、前記スイッチ入力検出手段の結果に基づきデータ
を変更するデータ変更手段と、前記データ変更手段があ
変更した結果のデータを表示するに要する制御信号を出
力するデータ表示指令手段と、前記データ変更可否判定
手段がデータ変更可と判定したとき点滅ピリオド表示制
御信号を出力する点滅ピリオド表示指令手段と、前記デ
ータ表示指令手段と前記点滅ピリオド表示指令手段から
の制御信号を受けてデータを表示するデータ表示器とを
備え、かつ前記データ表示器の点滅ピリオド表示部位
は、表示データが数値の場合にはデータ変更可能桁の右
下部、表示データが文字列の場合には文字列末尾桁の右
下部に設定したものである。
【0010】
【作用】この構成によって、データ変更可能桁を点滅す
るピリオドを表示することで明示するため、操作者がデ
ータの変更操作時に変更結果データを未確定なものであ
るかのように感じず、またその表示は異常発生時のデー
タの全桁点滅とは明確に識別することができる。
るピリオドを表示することで明示するため、操作者がデ
ータの変更操作時に変更結果データを未確定なものであ
るかのように感じず、またその表示は異常発生時のデー
タの全桁点滅とは明確に識別することができる。
【0011】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0012】図1は本考案のデータ入力装置のブロック
図であり、1はスイッチ、2はそのスイッチ1からの入
力を検出するスイッチ入力検出手段、3はスイッチ1の
入力操作によってデータ変更を行う際に、その変更がで
きる状態にあるかどうかを判定するデータ変更可否判定
手段である。4はスイッチ入力検出手段2の結果に基づ
きデータを変更するデータ変更手段で、5はそのデータ
変更手段4が変更した結果のデータを表示するのに必要
となる制御信号を出力するデータ表示指令手段、10は
データを変更する際、データの変更可能な桁に点滅する
ピリオドを表示するのに必要となる制御信号を出力する
点滅ピリオド表示指令手段である。また、7はデータ表
示指令手段5と点滅ピリオド表示指令手段10からの制
御信号を受けてデータを表示するデータ表示器である。
以上の構成要素の中で、点滅ピリオド表示指令手段10
を除く部分については従来例と同様である。
図であり、1はスイッチ、2はそのスイッチ1からの入
力を検出するスイッチ入力検出手段、3はスイッチ1の
入力操作によってデータ変更を行う際に、その変更がで
きる状態にあるかどうかを判定するデータ変更可否判定
手段である。4はスイッチ入力検出手段2の結果に基づ
きデータを変更するデータ変更手段で、5はそのデータ
変更手段4が変更した結果のデータを表示するのに必要
となる制御信号を出力するデータ表示指令手段、10は
データを変更する際、データの変更可能な桁に点滅する
ピリオドを表示するのに必要となる制御信号を出力する
点滅ピリオド表示指令手段である。また、7はデータ表
示指令手段5と点滅ピリオド表示指令手段10からの制
御信号を受けてデータを表示するデータ表示器である。
以上の構成要素の中で、点滅ピリオド表示指令手段10
を除く部分については従来例と同様である。
【0013】以上の構成において動作を説明すると、ま
ず、本データ入力装置を包含し制御するシステム(図示
せず)がデータ変更を受け付ける状態にあるとき、デー
タ変更可否判定手段3がデータ変更可と判定し、これを
受けて点滅ピリオド表示指令手段10がデータ表示器7
に制御信号を送り、データ表示器7に表示されているデ
ータの変更可能桁に点滅するピリオドを表示すること
で、データ変更可能状態にあること及びその変更可能桁
を明示する。これ以外の動作は従来例と同様で、このと
き、スイッチ1から入力操作を行うとスイッチ入力検出
手段2がこれを検出し、データ変更手段4がデータの変
更を行い、そして、データ表示指令手段5が表示制御信
号を出力してデータ表示器7が変更結果を表示する。次
に、上記システムがデータ変更を受け付けない状態にあ
るときは、データ変更可否判定手段3がデータ変更不可
と判定し、点滅ピリオド表示指令手段10が点滅ピリオ
ド表示を解除する指令信号を出して、データ表示器7に
点滅ピリオドは表示されなくなる。このとき、スイッチ
1から入力操作を行ってもスイッチ入力検出手段2はこ
れを検出せず、よってデータの変更は行われない。
ず、本データ入力装置を包含し制御するシステム(図示
せず)がデータ変更を受け付ける状態にあるとき、デー
タ変更可否判定手段3がデータ変更可と判定し、これを
受けて点滅ピリオド表示指令手段10がデータ表示器7
に制御信号を送り、データ表示器7に表示されているデ
ータの変更可能桁に点滅するピリオドを表示すること
で、データ変更可能状態にあること及びその変更可能桁
を明示する。これ以外の動作は従来例と同様で、このと
き、スイッチ1から入力操作を行うとスイッチ入力検出
手段2がこれを検出し、データ変更手段4がデータの変
更を行い、そして、データ表示指令手段5が表示制御信
号を出力してデータ表示器7が変更結果を表示する。次
に、上記システムがデータ変更を受け付けない状態にあ
るときは、データ変更可否判定手段3がデータ変更不可
と判定し、点滅ピリオド表示指令手段10が点滅ピリオ
ド表示を解除する指令信号を出して、データ表示器7に
点滅ピリオドは表示されなくなる。このとき、スイッチ
1から入力操作を行ってもスイッチ入力検出手段2はこ
れを検出せず、よってデータの変更は行われない。
【0014】図2は本実施例の具体例を示すもので、外
観を概略的に表している。従来例と同様、上記したスイ
ッチ1として押しボタンスイッチ8を、データ表示器7
として7セグメントLED9を用いている。この場合、
7セグメントLED9の小数点表示部9aが点滅ピリオ
ドを表示する部位となる。押しボタンスイッチ8は、デ
ータをインクリメントさせるアップキー8a,データを
デクリメントさせるダウンキー8b,データ変更可能桁
を上位桁(あるいは下位桁)に移動させる変更桁移動キ
ー8cからなっている。従来例ではデータ変更可能桁を
変更可能時に点滅表示させていたのが、本実施例ではデ
ータ変更可能桁の小数点表示部9aの点滅表示となって
おり、(図2は矢印Aが指す最下位桁がデータ変更可能
桁である場合を示す)これ以外の動作については従来例
と同様である。
観を概略的に表している。従来例と同様、上記したスイ
ッチ1として押しボタンスイッチ8を、データ表示器7
として7セグメントLED9を用いている。この場合、
7セグメントLED9の小数点表示部9aが点滅ピリオ
ドを表示する部位となる。押しボタンスイッチ8は、デ
ータをインクリメントさせるアップキー8a,データを
デクリメントさせるダウンキー8b,データ変更可能桁
を上位桁(あるいは下位桁)に移動させる変更桁移動キ
ー8cからなっている。従来例ではデータ変更可能桁を
変更可能時に点滅表示させていたのが、本実施例ではデ
ータ変更可能桁の小数点表示部9aの点滅表示となって
おり、(図2は矢印Aが指す最下位桁がデータ変更可能
桁である場合を示す)これ以外の動作については従来例
と同様である。
【0015】以上のように本実施例では、データ変更の
可否及び変更可能桁を、そのデータ変更可能桁の小数点
表示部9aを点滅表示することで明示する。これは従来
例の場合と異なり、データの変更時にその桁のデータ自
体は点滅しないので、変更結果データを未確定なもので
あるかのように感じることなく操作でき、よってデータ
の変更結果を直ちにシステムの制御に反映させることも
問題なく行える。また、異常発生時のデータの全桁点滅
とは明確に識別することもできる。
可否及び変更可能桁を、そのデータ変更可能桁の小数点
表示部9aを点滅表示することで明示する。これは従来
例の場合と異なり、データの変更時にその桁のデータ自
体は点滅しないので、変更結果データを未確定なもので
あるかのように感じることなく操作でき、よってデータ
の変更結果を直ちにシステムの制御に反映させることも
問題なく行える。また、異常発生時のデータの全桁点滅
とは明確に識別することもできる。
【0016】また、制御モード等のようなデータは数値
ではなく、意味を持ったアルファベット等の文字列で表
現する方が操作者は理解し易いが、このような文字列デ
ータを7セグメントLED9に表示させた場合、その文
字列の末尾となる桁の小数点表示部9aを点滅表示させ
ておき、このときアップキー8aもしくはダウンキー8
bからの一回の入力により、小数点表示部9aが点滅表
示している末尾桁の文字のみならず、表示されている文
字列全体を新たな文字列に変化させる例外処理を行って
も、特に違和感は感じられない。(この場合、小数点表
示部9aの点滅表示にはデータ変更可能桁を明示する意
味合いはなくなり、データ変更可能状態にあることを示
すだけとなる。)このことにより、数値データを表示さ
せている場合にデータをインクリメントあるいはデクリ
メントさせるのに用いたアップキー8aもしくはダウン
キー8bは、文字列データを表示させている場合にはモ
ード変更キーとして用いることができる。つまり、新た
に表示切替キーを設けるなどして、数値データ表示と文
字列データ表示とが混在するよう構成した場合であって
も、操作者に違和感を抱かせずに、文字列データも数値
データと同じように扱うことができるわけで、より自由
度の高い柔軟な入力操作の行えるデータ入力装置とする
ことができる。これと同様のことを従来例で違和感を感
じることなく行おうとすれば、表示されている文字列全
体を点滅表示させなければならず、このことは、異常発
生時の全桁点滅と識別することがますます困難とさせる
ものである。
ではなく、意味を持ったアルファベット等の文字列で表
現する方が操作者は理解し易いが、このような文字列デ
ータを7セグメントLED9に表示させた場合、その文
字列の末尾となる桁の小数点表示部9aを点滅表示させ
ておき、このときアップキー8aもしくはダウンキー8
bからの一回の入力により、小数点表示部9aが点滅表
示している末尾桁の文字のみならず、表示されている文
字列全体を新たな文字列に変化させる例外処理を行って
も、特に違和感は感じられない。(この場合、小数点表
示部9aの点滅表示にはデータ変更可能桁を明示する意
味合いはなくなり、データ変更可能状態にあることを示
すだけとなる。)このことにより、数値データを表示さ
せている場合にデータをインクリメントあるいはデクリ
メントさせるのに用いたアップキー8aもしくはダウン
キー8bは、文字列データを表示させている場合にはモ
ード変更キーとして用いることができる。つまり、新た
に表示切替キーを設けるなどして、数値データ表示と文
字列データ表示とが混在するよう構成した場合であって
も、操作者に違和感を抱かせずに、文字列データも数値
データと同じように扱うことができるわけで、より自由
度の高い柔軟な入力操作の行えるデータ入力装置とする
ことができる。これと同様のことを従来例で違和感を感
じることなく行おうとすれば、表示されている文字列全
体を点滅表示させなければならず、このことは、異常発
生時の全桁点滅と識別することがますます困難とさせる
ものである。
【0017】さらに、本データ入力装置をハードウエア
で構成した場合、7セグメントLED9の中で単独で点
滅表示させるのは小数点表示部9aのみで済むため、従
来例と比較して部品点数の削減ができ、コストの低減及
び信頼性の向上が図れる。
で構成した場合、7セグメントLED9の中で単独で点
滅表示させるのは小数点表示部9aのみで済むため、従
来例と比較して部品点数の削減ができ、コストの低減及
び信頼性の向上が図れる。
【0018】なお、本実施例において小数点表示部9a
の点滅表示としているのを、単に点灯表示としてもよ
い。明示性は若干劣るものの、同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。
の点滅表示としているのを、単に点灯表示としてもよ
い。明示性は若干劣るものの、同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案によればデータ変更可否判定手段がデータ変更可と判
定したとき点滅ピリオド表示制御信号を出力する点滅ピ
リオド表示指令手段を設けることにより、データの変更
時にデータ自体は点滅しないので、変更結果データを未
確定なものであるかのように感じることなく操作でき、
また、異常発生時の全桁点滅とは明確に識別することも
できるなど、従来の構成を大幅に変更することなく優れ
た効果が得られるデータ入力装置を実現できる。
案によればデータ変更可否判定手段がデータ変更可と判
定したとき点滅ピリオド表示制御信号を出力する点滅ピ
リオド表示指令手段を設けることにより、データの変更
時にデータ自体は点滅しないので、変更結果データを未
確定なものであるかのように感じることなく操作でき、
また、異常発生時の全桁点滅とは明確に識別することも
できるなど、従来の構成を大幅に変更することなく優れ
た効果が得られるデータ入力装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるデータ入力装置のブ
ロック図
ロック図
【図2】本考案の一実施例におけるデータ入力装置の外
観図
観図
【図3】従来のデータ入力装置のブロック図
【図4】従来のデータ入力装置の外観図
1 スイッチ 2 スイッチ入力検出手段 3 データ変更可否判定手段 4 データ変更手段 5 データ表示指令手段 7 データ表示器 10 点滅ピリオド表示指令手段
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチと、データ変更が可能な状態に
あるかどうかを判定するデータ変更可否判定手段と、前
記データ変更可否判定手段がデータ変更可と判定したと
き前記スイッチからの入力を検出するスイッチ入力検出
手段と、前記スイッチ入力検出手段の結果に基づきデー
タを変更するデータ変更手段と、前記データ変更手段が
あ変更した結果のデータを表示するに要する制御信号を
出力するデータ表示指令手段と、前記データ変更可否判
定手段がデータ変更可と判定したとき点滅ピリオド表示
制御信号を出力する点滅ピリオド表示指令手段と、前記
データ表示指令手段と前記点滅ピリオド表示指令手段か
らの制御信号を受けてデータを表示するデータ表示器と
を備え、かつ前記データ表示器の点滅ピリオド表示部位
は、表示データが数値の場合にはデータ変更可能桁の右
下部、表示データが文字列の場合には文字列末尾桁の右
下部に設定したことを特徴とするデータ入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992065539U JP2595147Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | データ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992065539U JP2595147Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | データ入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628886U JPH0628886U (ja) | 1994-04-15 |
JP2595147Y2 true JP2595147Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13289925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992065539U Expired - Lifetime JP2595147Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | データ入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595147Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4646274B2 (ja) * | 2000-02-25 | 2011-03-09 | 日特エンジニアリング株式会社 | 巻線組立システム及び巻線機 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP1992065539U patent/JP2595147Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0628886U (ja) | 1994-04-15 |
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