JP2594785Y2 - 切断機におけるバイス装置 - Google Patents

切断機におけるバイス装置

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JP2594785Y2 JP1992068869U JP6886992U JP2594785Y2 JP 2594785 Y2 JP2594785 Y2 JP 2594785Y2 JP 1992068869 U JP1992068869 U JP 1992068869U JP 6886992 U JP6886992 U JP 6886992U JP 2594785 Y2 JP2594785 Y2 JP 2594785Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ワークの浮上りを防
止した切断機におけるバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から切断機としての例えば横型帯鋸
盤におけるバイス装置としての例えば本体バイス装置や
送りバイス装置を開閉するための流体圧回路には、クロ
ーズセンタ流路を有する流体圧3位置切換弁が使用され
ていた。
【0003】そして、上記本体バイス装置や送りバイス
装置は、支持台上でワークを固定バイスと移動バイスと
の協働によりクランプ,アンクランプするために設けら
れた流体圧シリンダのピストンロッドの上記移動バイス
における力点が、前記ワークの中心位置より下方に位置
していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で知られて
いた切断機の本体バイス装置や送りバイス装置を開閉す
るための流体圧回路では、流体圧3位置切換弁の中立位
置がクローズセンタ流路であるため、中立位置において
は上記流体圧シリンダの圧力室の圧力は、前段における
切換装置にあった圧力をそのまま保持することになる。
従って、上記固定バイスと移動バイスの開閉はクランプ
かアンクランプの2つの状態しかなかった。
【0005】しかも、図2に示したように上記移動バイ
スを移動するための流体圧シリンダのピストンロッドに
よる力点がワークの中心位置、即ち作用点より低いと、
クランプする毎にワークはせり上ってしまうという問題
がある。というのは、例えば送りバイス装置がアンクラ
ンプの状態に入る前に、ワークの軸方向位置が狂わない
ように、本体バイス装置がせり上ったままのワークをク
ランプしてしまうからである。
【0006】この考案の目的は、移動バイスを移動する
ための流体圧シリンダの力点がワークの中心位置より低
くても、ワークのせり上りを解消できる切断機における
バイス装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本考案は、切断加工部に近接した位置においてワー
クをクランプ可能の本体バイス装置と、ワークをクラン
プして前記本体バイス装置方向へ送材するための送りバ
イス装置とを備えた切断機におけるバイス装置におい
て、前記送りバイス装置によってワークをクランプして
本体バイス装置方向へ送材し当該本体バイス装置によっ
てワークをクランプする前に前記送りバイス装置による
クランプ力を低下せしめてせり上ったワークを自重によ
って落下せしめる構成としてなるものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】前記構成により、本体バイス装置がワーク
をクランプする前に、送りバイス装置のクランプを弛め
てワークを自重により落下せしめた後、本体バイス装置
によりワークがクランプされるから、ワークのせり上り
現象は防止される。しかもワークは送りバイス装置によ
りアンクランプ状態になったわけでなく、単にクランプ
が弛んだだけであるから、ワークが勝手に軸方向に移動
して原点位置決めが狂うようなことはない。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例
を説明する。
【0015】先ず、図3を参照しながら、公知ではある
が、切断機としての例えば横型帯鋸盤(切断機)1の概
要を説明する。
【0016】切断加工部3には切断具としての例えばエ
ンドレス状の帯鋸刃(切断具)Bが図3において下から
上へ向って走行自在、かつ上下方向(図3において表裏
方向)へ上下動自在に設けられている。
【0017】切断加工部3の前側(図3において右側)
にはワークWを切断した製品を受ける製品受台5が配置
されている。また、切断加工部3の後側(図3において
左側)には、ワークWを切断する際にクランプする本体
バイス装置7が設けられ、さらにこの本体バイス装置7
の後側には、ワークWをクランプして、ワークWを前後
方向(図3において左右方向)へ送材する送りバイス装
置9が設けられている。
【0018】前記本体バイス装置7は固定バイス7Fと
移動バイス7Mと、これらをクランプ,アンクランプ方
向に移動するための固定バイスシリンダ7Aと本体バイ
スシリンダ7Sとから構成されている。なお、固定バイ
ス7Fは全く固定されているわけではなく、ワークWの
搬入を容易にするために補助的に設けられた上記固定バ
イスシリンダ7Aにより小ストロークだけ移動できるよ
うになっている。
【0019】前記送りバイス装置9は固定バイス9Fと
移動バイス9Mと、これらをクランプ,アンクランプ方
向に移動するための小ストロークの固定バイスシリンダ
9Aと送りバイスシリンダ(流体圧シリンダ)9Sと、
ワークを支持するための支持台11と、この支持台11
を前後方向に移動するためのフィードシリンダ13とか
ら構成されている。
【0020】上記構成により、ワークWが図3に示すご
とくクレーンなどで固定バイス9Fと移動バイス9Mと
の間における支持台11上に載せられると、固定バイス
シリンダ9Aと送りバイスシリンダ9Sとが操作され
て、ワークWは固定バイス9Fと移動バイス9Mとに挟
持されクランプされる。さらにフィードシリンダ13を
作動させることにより、支持台11と共にワークWは前
方へ送材される。
【0021】若し、ワークWの前端が所定の原点位置に
達していなければ、固定バイス9Fと移動バイス9Mと
を一旦アンクランプ状態に戻した後、フィードシリンダ
13により支持台11を後方へ移動せしめ、然る後、上
述と同様の操作を行ってワークWを前方へ送材する。
【0022】前記ワークWを製品長さCに切断するため
に、支持台11には、公知の位置検出装置15が設けて
ある。この位置検出装置15は例えば支持台11に支持
されたピニオン17とロータリーエンコーダ19と横型
帯鋸盤1の本体に固定されたラック21とから構成され
ている。
【0023】また、ワークWの原点位置を出すために、
本体バイス装置7の前端には、例えばワークWの前端に
当接待避可能なストッパープレート23が設けてある。
このストッパープレート23のワークWに対する当接待
避機構は公知のものなので説明を省略する。
【0024】上記構成により、ワークWを送りバイス装
置9によりクランプして前進せめ、突出されたストッパ
ープレート23の後端面にワークWの前端面を当接せし
める。これで、ワークWの原点位置決めが行れたので、
本体バイス装置7によりワークWをクランブせしめる。
【0025】而して、送りバイス装置9をアンクランプ
状態にせしめた後、フィードシリンダ13により後退せ
しめる。然る後、送りバイス装置9によりワークWをク
ランプすると共に本体バイス装置7をアンクランプ状態
にする。
【0026】そして、位置検出装置15の信号を受けな
がらフィードシリンダ13をサーボ制御して、ワークW
を定寸Dだけ前進せしめる。この定寸Dと前記製品長さ
Cとの間には次の関係がある。即ち、D=(ストッパー
プレート23前端からバンドソーBの後端までの寸法)
+(帯鋸刃Bの切削代)+(製品長さC)である。
【0027】次に、C寸法の製品を次々に切断したいと
きは、送りバイス装置9を(製品長さC)+(帯鋸刃B
の切削代)だけ前進せしめればよい。勿論帯鋸刃Bでワ
ークWを切断するときは、本体バイス装置7によりワー
クWを確実にクランプしておく必要がある。
【0028】ところで、送りバイス装置9はワークWが
本体バイス装置7にクランプされていないとき、即ちフ
リーな状態のワークWをクランプすることがある。さら
に、図2に示すように、送りバイス装置9は一般に支持
台11上のワークWの中心点0の高さよりも、移動バイ
ス9Mおよび固定バイス9Fを動かす送りバイスシリン
ダ9Sおよび固定バイスシリンダ9Aのピストンロッド
による力点Fよりも低い位置にある。
【0029】また、移動バイス9Mおよび固定バイス9
Fは、支持台11に対して左右(図2において左右、図
3において上下)に移動するために、当然機械的なガタ
が存在する。そのために、ワークWの断面形が円形また
は四角形以外の多角形であると、ワークWを持ち上げる
ような持ち上げ力Lが発生する。よって、ワークWがフ
リーな状態でクランプされると、図2に示すように、せ
り上ってしまう。このせり上り状態のワークWを本体バ
イス装置7でクランプして帯鋸刃Bで切断しても正確な
製品形状が得られない。
【0030】上記せり上り現象を無くすため、この実施
例では、送りバイスシリンダ9Sのクランプ側圧力室2
5の圧力を低下することにより、クランプ力を低下せし
めて、自重によりワークWを支持台11上面まで落下せ
しめた後、ワークWを本体バイス装置7でクランプする
ようになっている。
【0031】上記作動を行わせる流体圧回路図を図1に
示す。先ず流体圧源(図示省略)からの圧力ライン27
から逆止め弁29を経て中立位置がABR接続流路であ
る3位置電磁方向切換弁(流体圧3位置切換弁)31が
設けてある。この3位置電磁方向切換弁31はソレノイ
ドaおよびソレノイドbにより流路が切換わるようにな
っている。そして、Pポートは上記逆止め弁29に、ま
たRポートは圧力が無いリターンライン33に接続され
ている。
【0032】Aポートは前記固定バイスシリンダ9Aの
アンクライプ側圧力室35に接続されていると共に、送
りバイスシリンダ9Sのアンクランプ側圧力室37にパ
イロット操作逆止め弁39を介して接続している。さら
に上記パイロット操作逆止め弁39と並列にスプリング
式のアキュムレータ41が設けてある。
【0033】Bポートは、上記固定バイスシリンダ9A
のクランプ側圧力室43に接続していると共に、逆止め
弁内蔵の流量調整弁45を介して上記送りバイスシリン
ダ9Sのクランプ側圧力室25に接続されいる。なお、
上記クランプ側圧力室25と前記圧力ライン27との間
には小型シリンダ47が設けてあってリミットスイッチ
49を操作するようになっている。さらに、クランプ側
圧力室43とアンクランプ側圧力室37との間には流量
調整弁51と逆止め弁53が直列に設けられている。
【0034】なお、上記パイロット操作逆止め弁39は
スプリングオフセットの2位置電磁方向切換弁55のB
ポートに接続されたパイロットライン57で操作される
ようになっている。上記2位置電磁切換弁55はソレノ
イドCにより切換えられる。
【0035】また、図1における左側の本体バイス装置
7の流体圧回路は、3位置電磁方向切換弁31の代りに
中立位置の流路がクローズセンタになった3位置電磁方
向切換弁59が使用されている他は、送りバイス装置9
の流体圧回路と全く同じなので、対応部品に同一符号を
付して説明を省略する。なお、上記3位置電磁方向切換
弁59は、ソレノイドd,eにより切換えられる。
【0036】上記構成により、送りバイス装置9の流体
圧回路の作動を説明する。先ず、ソレノイドaを励磁す
ると、3位置方向切換弁31のAポートが圧力ライン2
7に接続され、Bポートがリターンライン33に接続さ
れるから、固定バイスシリンダ9Aはアンクランプ状態
になると共にアキュムレータ41が畜圧される。そこで
ソレノイドCを励磁すると、2位置電磁方向切換弁が切
換わってパイロットライン57に圧力流体が印加される
ので、パイロット操作逆止め弁39が逆流可能となるか
ら、圧力流体はアキュームレータ41に畜圧されていた
分も加わって、アンクランプ側圧力室37に流れ込むた
め、送りバイスシリンダ9Sは急速にアンクランプ状態
となる。
【0037】そこで、ワークWを支持台11上に載せた
後、ソレノイドa,cを解除すると共に、ソレノイドb
を励磁すると、3位置電磁方向切換弁31が切換わっ
て、Aポートがリターンライン33に、またBポートが
圧力ライン27に接続される。すると、先ず固定バイス
シリンダ9Aが急速にクランプ状態、即ち固定バイス9
Fが定位置に移動すると共に、クランプ側圧力室25に
は流量調整弁45を介して調整された圧力流体が流入す
るので送りバイスシリンダ9Sは遅れてクランプ状態に
なる。同時に小型シリンダ47によりリミットスイチ4
9が切換り、クランプ完了を知らせる。またワークW
は、固定バイス9Fと移動バイス9Mとに挟持されてク
ランプされるが、図2によって説明したように支持台1
1から離れてせり上り状態となる。
【0038】上記のようにワークWがせり上ったままの
状態で、フィードシリンダ13によりワークWを所望の
位置まで前進せしめた後、T1 秒後にソレノイドbを短
時間、即ちT0 秒間だけ非励磁にする。すると、3位置
電磁方向切換弁31が中立位置になってA,B,Rポー
トが接続されるから、送りバイスシリンダ9Sのクラン
プ側圧力室25の圧力が低下する。依ってクランプ力が
弱まって、ワークWは自重で支持台11まで落下するか
ら、せり上り現象は解消される。
【0039】然る後、再びソレノイドbを励磁してワー
クWを再クランプすると共に、ソレノイドeを励磁する
ことにより、本体バイス装置7の固定バイスシリンダ7
Aと本体バイスシリンダ7Sがクランプ状態となるか
ら、ワークWは本体バイス装置にクランプされる。
【0040】而して、ソレノイドbを解除すると共に、
ソレノイドaを励磁することにより、送りバイス装置9
をアンクランプ状態にせしめた後、フィードシリンダ1
3を適宜に操作してワークWを残したまま送りバイス装
置9を後退せしめる。そして、帯鋸刃BによりワークW
は切断加工部3において切断され、製品は製品受台5上
に落下する。
【0041】以上のごとく、この実施例によれば、送り
バイス装置9がワークWをクランプして送材した後、圧
力制御手段としての中立位置がABR接続流路になった
3位置電磁方向切換弁31を短時間であるT0 秒間だけ
中立位置に置くことにより、送りバイスシリンダ9Sの
クランプ側圧力室25の圧力を低下せしめることができ
る。
【0042】従って、クランプによってせり上ったワー
クWは、自重によって支持台11上に落下してせり上り
現象が解消される。さらに、ワークWはアンクランプの
状態にはならないから、本体バイス装置7にクランプさ
れる前に軸方向に勝手に移動することはない。依って、
正確な切断加工が期待でき、正確な製品が得られるとい
う効果がある。
【0043】なお、この考案は、前述の実施例に限定さ
れるものではなく、適宜な変更を行うことにより、それ
以外の態様でも実施しうるものである。
【0044】例えば、本実施例では、クランプ側圧力室
25の圧力制御手段61として中立位置がABR接続流
路である3位置電磁方向切換弁31を使用しているが、
代りに中立位置が絞り付ABR接続流路の3位置電磁方
向切換弁を使用すればクランプ側圧力室25の圧力調整
が容易にできる。しかし、中立位置が絞り付ABR接続
流路も、ABR接続流路の1種と考えられるので、上記
両3位置電磁方向切換弁は同じ範ちゅうに入る切換弁と
考えてよい。
【0045】また、例えば図4に示すように、圧力制御
手段61として、可変絞り弁63とスプリングオフセッ
トの2位置電磁方向切換弁65とをクランプ側圧力室2
5に直列に接続してリターンライン33に逃がす手段も
考えられる。即ち、上記2位置電磁方向切換弁65のソ
レイドfをT0 秒間励磁することにより、クランプ側圧
力室25の圧力を適宜に低下せしめることができる。但
し、送りバイスシリンダ9Sを作動する切換弁には、中
立位置がクローズセンタ流路の3位置電磁方向切換弁が
使用される。
【0046】さらに、例えば図5に示すように、圧力制
御手段61として、可変絞り63とパイロット操作逆止
め弁67とをクランプ側圧力室25に直列に接続してリ
ターンライン33に逃がす手段も考えられる。この場
合、パイロット操作逆止め弁67を操作するために、図
5に示すように別にスプリングオフセットの2位置電磁
方向切換弁69を設けてもよいが、図1における2位置
電磁方向切換弁55を共用することもできる。何れにし
ても図4に示す実施例と同様に、送りバイスシリンダ9
Sを作動する切換弁には、中立位置がクローズセンタ流
路の3位置電磁方向切換弁が使用される。
【0047】また、本実施例のバイス装置として送りバ
イス装置の例にして説明したが、本体バイス装置に適用
することも可能である。
【0048】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本考案は、切断加工部(3)に近接
した位置においてワーク(W)をクランプ可能の本体バ
イス装置(7)と、ワーク(W)をクランプして前記本
体バイス装置(7)方向へ送材するための送りバイス装
置(9)とを備えた切断機におけるバイス装置におい
て、前記送りバイス装置(9)によってワーク(W)を
クランプして本体バイス装置(7)方向へ送材し当該本
体バイス装置(7)によってワーク(W)をクランプす
る前に前記送りバイス装置(9)によるクランプ力を低
下せしめてせり上ったワーク(W)を自重によって落下
せしめる構成としてなるものである。
【0049】上記構成より明らかなように、本考案にお
いては、送りバイス装置9によってワークWをクランプ
して本体バイス装置方向へ送材し当該本体バイス装置7
によってワークWをクランプする前に前記送りバイス装
置9のクランプ力を低下せしめてせり上ったワークWを
自重によって落下せしめる構成であから、本体バイス装
置7によってワークWをクランプするときには、ワーク
Wは自重によって落下した状態にあるものであり、従来
のごときワークのせり上りを防止することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における流体圧回路図であ
る。
【図2】ワークのせり上りに関する説明図である。
【図3】切断機としての横型帯鋸盤の平面説明図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例における要部を示す流体圧
回路図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例における要部を示す
流体圧回路図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 9 送りバイス装置 9F 固定バイス 9M 移動バイス 9S 送りバイスシリンダ(流体圧シリンダ) 11 支持台 25 クランプ側圧力室 31 3位置電磁方向切換弁(流体圧3位置切換弁) 61 圧力制御手段 F 力点 O 中心点 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 55/04 B23D 47/04 B23D 51/04 B23Q 3/06 303 B23Q 7/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断加工部(3)に近接した位置におい
    てワーク(W)をクランプ可能の本体バイス装置(7)
    と、ワーク(W)をクランプして前記本体バイス装置
    (7)方向へ送材するための送りバイス装置(9)とを
    備えた切断機におけるバイス装置において、前記送りバ
    イス装置(9)によってワーク(W)をクランプして本
    体バイス装置(7)方向へ送材し当該本体バイス装置
    (7)によってワーク(W)をクランプする前に前記送
    りバイス装置(9)によるクランプ力を低下せしめてせ
    り上ったワーク(W)を自重によって落下せしめる構成
    としてなることを特徴とする切断機におけるバイス装
    置。
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