JP2594581Y2 - モータ駆動時過負荷防止装置 - Google Patents

モータ駆動時過負荷防止装置

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JP2594581Y2
JP2594581Y2 JP1992005867U JP586792U JP2594581Y2 JP 2594581 Y2 JP2594581 Y2 JP 2594581Y2 JP 1992005867 U JP1992005867 U JP 1992005867U JP 586792 U JP586792 U JP 586792U JP 2594581 Y2 JP2594581 Y2 JP 2594581Y2
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JP
Japan
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motor
nut
prevention device
movable contact
overload prevention
Prior art date
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Application number
JP1992005867U
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English (en)
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JPH0567145U (ja
Inventor
曽根利明
纐纈雄治
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、モータ駆動中に異物等
が噛込んでモータが過負荷によりロック状態となる。従
って、これを防止するモータ駆動時過負荷防止装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】モータを駆動している時、前記したよう
に異物等が噛込みモータに過負荷が加わると、モータを
保護するため、モータにブレーカを備えて、このブレー
カの作動で電気回路を遮断するものが一般に使用されて
いる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記モータを保護する
ために、ブレーカを設置して、モータに過負荷が加わっ
た場合においてブレーカの作動で電気回路の遮断を行っ
ているが、ブレーカ回路が作動するまでに通常３〜５秒
かかり、過負荷が加わっても直ちに回路が遮断されず危
険であって安全とは言えない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は斯様な実情に鑑
み、この課題に対処するために創案したものであり、送
りねじ軸に螺合したナットをダンパを介してホルダに嵌
めて支持すると共に、ホルダには間隔をはなして固定接
点を設けたブラケットと、板バネからなる可動接片を前
記固定接点間に位置させて取付けた支持片を有し、更
に、前記可動接片には前記ナットの左右に設けた操作ピ
ンと相対させ、モータ駆動中の過負荷のロック状態時に
操作ピンの一方が可動接片を押して固定接点から離して
モータ電源に通じた回路を直ちに切ることを目的に提供
するものである。
【０００５】
【作用】本考案はモータ駆動中に送りねじ軸１に異物等
が噛込んでモータに過負荷が加わった時ホルダ４内にダ
ンパ３を介して嵌まり支持されたナット２が送りねじ軸
１によってダンパ３を圧縮して傾くと、ナット２の左右
に設けた操作ピン８，９の何れか一方がナット２の傾き
で固定接点ａ，ｂに接した可動接点ｃ，ｄの可動接片６
を押して可動接点ｃ或いはｄを固定接点ａ或いはｂから
離して回路を切る。従ってモータの回転は停止する。
【０００６】また負荷を解除しダンパが復元しナット２
を戻すと可動片６の操作ピンによる押圧は解除して固定
接点と可動接片６の接点は接して回路を閉にしモータは
駆動する。
【０００７】
【実施例】図は、本考案によるモータ駆動時過負荷防止
装置の一実施例を示したもので、以下図に基いて具体的
に説明する。
【０００８】１はモータで駆動する送りねじ軸で、この
送りねじ軸１にはナット２を螺合し、更にナット２はダ
ンパ３を介して絶縁材からなるホルダ４に嵌められて支
持されている。
【０００９】前記ホルダ４には、上部側に固定接点ａ，
ｂを間隔をおいて配したブラケット５と、固定接点ａ，
ｂ間に、板バネでＵ状に成形し、端部に接点ｃ，ｄを有
した可動接片６をホルダ４からの支持片７に取付けて位
置させてある。
【００１０】また前記ナット２の上部には可動接片６を
間にして対応させた可動接片６を押す操作ピン８，９を
設け、ナット２が送りねじ軸１により傾いた時何れか一
方の操作ピンが可動接片６の一方を押して、接点間を離
すようにしてある。
【００１１】
【考案の効果】本考案は上述のとおり構成されているの
で、送りねじ軸に螺合したナットが異物により噛込んで
ロック状態となりモータに過負荷が加わると、ナットは
ダンパを圧縮して傾斜し、ナットに設けた操作ピンが、
ナットの傾きで可動接片を押し、可動接片の接点を固定
接点から離してモータ回路を直ちに断ちモータを止め
る。また過負荷状態を解除すると直ちに復帰しモータを
駆動するのであって、モータを保護するため従来のモー
タにブレーカを設置する必要もなく、しかもブレーカと
違って直ちに切れるため安全上にも有益である。
【図面の簡単な説明】
【図１】モータ駆動時過負荷防止装置の斜視図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線の縦断正面図である。
【図３】図２の作動説明図である。
【符号の説明】
１ 送りねじ軸 ２ ナット ３ ダンパ ４ ホルダ ５ ブラケット ６ 可動接片 ７ 支持片 ８，９ 操作ピン ａ，ｂ，ｃ，ｄ 接点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−133369（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−66621（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−135224（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−103950（ＪＰ，Ｕ) 西独国特許出願公開2149017（ＤＥ, Ａ１) 仏国特許出願公開2122067（ＦＲ，Ａ １) 仏国特許出願公開2460066（ＦＲ，Ａ １) 米国特許4085345（ＵＳ，Ａ) 米国特許4499409（ＵＳ，Ａ) 米国特許4534420（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16H 35/00 - 35/18 G01L 3/00 - 3/26 G05G 15/00 - 15/08 H02H 7/06 - 7/097 H02K 7/00 - 7/20 H02K 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 モータで駆動する送りねじ軸に螺合した
    ナットをダンパを介して嵌めて支持するホルダを有し、
    このホルダには、間隔をおいて固定接点を配したブラケ
    ットと、固定接点間に位置させたＵ状の板バネからな
    り、しかも端部を接点として可動接点を取付ける支持片
    を有し、更に前記ナットの上部側左右には、前記可動接
    点に対応させて操作ピンを設けた事を特徴としたモータ
    駆動時過負荷防止装置。
JP1992005867U 1992-02-14 1992-02-14 モータ駆動時過負荷防止装置 Expired - Lifetime JP2594581Y2 (ja)

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JPH0567145U JPH0567145U (ja) 1993-09-03
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