JP2594516B2 - 少なくとも一つのワックスとセルロース誘導体の疑似ラテックスを含むマスカラの形のメーキャップ用化粧品組成物 - Google Patents

少なくとも一つのワックスとセルロース誘導体の疑似ラテックスを含むマスカラの形のメーキャップ用化粧品組成物

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JP2594516B2
JP2594516B2 JP7022254A JP2225495A JP2594516B2 JP 2594516 B2 JP2594516 B2 JP 2594516B2 JP 7022254 A JP7022254 A JP 7022254A JP 2225495 A JP2225495 A JP 2225495A JP 2594516 B2 JP2594516 B2 JP 2594516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メーキャップ用、主に
まつげ用の化粧品組成物に関し、そして少なくとも一つ
のワックスとセルロース誘導体の疑似ラテックスを組合
わせて含むマスカラ組成物が示されている。
【0002】
【従来の技術】今日、マスカラ組成物を製造するため
に、ワックスが採用されている。しかし、ワックスはけ
っして単独では用いられない。何故ならば、そのような
組成物を用いたメーキャップは、乾燥の後直ちにヒビ割
れた薄膜の形成により示されるところの不均一フィルム
をまつげ上に形成するのがきわめて普通の挙動であるか
らである。
【0003】改善のために、少なくとも一のワックスと
水性相中に溶けて存在するフィルム形成性(filmogen)ポ
リマーの組合わせ使用が、フランス国特許第83.09
997(2,528,699)号公報及び同第84.1
7661(2,573,305)号公報中に提案され
た。
【0004】また、シリコーン、ラテックス、及びラテ
ックス及びシリコーンの懸濁剤、及び/又は増粘剤の組
合わせを含む毛髪及びまつげのトリートメント組成物
が、国際出願公開第92/21316号中に提案され
た。
【0005】更に、ワックスを含まないマスカラ組成物
が提案された。即ち、フィルム形成剤としての合成ラテ
ックスを含む水性のマスカラ組成物が、特開昭57‐6
2216号公報中に述べられた。
【0006】もしこれらの組成物が、メーキャップ製品
の品質の或る改善を許すなら、しかし、それらは、まつ
げの満足すべき伸びを与えず、そして更に水で取除くこ
とが困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題の
ないマスカラ組成物を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】少なくとも一のワックス
と、特にセルロースから誘導されたポリマー粒子を含む
疑似ラテックスの組合わせは、驚くべきかつ予期せぬ様
式で、まつげの伸びと曲げを十分に増加し、かつ水で除
去し得ると同時に優れた化粧品品質を持つところのマス
カラ組成物を提供することが、今確認された。
【0009】表現「疑似ラテックス」は、適切な水性相
中にポリマーを分散することにより得られる、ポリマー
の一般に球状の粒子から構成される懸濁液を示すことが
想起される。
【0010】表現「疑似ラテックス」は、適切な水性相
中で一又はいくつかのモノマーを重合することにより直
接得られるポリマーの粒子から構成される同じく懸濁液
であるところの表現「ラテックス」又は「合成ラテック
ス」と混同してはならない。更に正確には、本発明は、
(a)水に不溶であり、そしてセルロースエーテル、非
イオン性セルロースエステル、及びカルボン酸官能性を
有する陰イオン性のセルロースエステル(ここで、該カ
ルボン酸官能性は不揮発性の塩基性剤で10〜80%の
中和量まで中和されている)から選ばれたセルロースか
ら誘導されたフィルム形成性ポリマーの、10〜300
nmの平均粒径を持つ粒子から構成される疑似ラテック
ス、及び(b)60〜110℃、そして好ましくは65
〜100℃の融点を持つ少なくとも一つのワックスの混
合物を含むマスカラ組成物に関する。
【0011】本発明によれば、マスカラ組成物は、混合
物中に疑似ラテックスの乾燥物質の0.8〜20重量
%、そして好ましくは1〜10重量%、及び少なくとも
一つのワックスの2〜40重量%を含み、ここでこれら
のパーセントは、マスカラ組成物の全重量に対して表さ
れている。
【0012】本発明によれば、乾燥物質の重量により表
された疑似ラテックスとワックスとの重量比は、好まし
くは0.025〜2、そしてとりわけ0.5〜1であ
る。
【0013】疑似ラテックス粒子の平均径は、10〜3
00nm、好ましくは250nm以下である。
【0014】粒子径における多分散性は、比較的弱く、
そして準弾性光散乱(quasi-elasticlight diffusion)
で測定して、通常0.05〜0.40であり、そして好
ましくは0.35より低い。
【0015】疑似ラテックスにおける粒子の形状にある
フィルム形成性ポリマーの重量濃度は、疑似ラテックス
の全重量に対して通常5〜50重量%、そして好ましく
は10〜25重量%である。
【0016】上記で定義したような水不溶性の、セルロ
ースから誘導されたフィルム形成性ポリマーは、例えば
立体排除クロマトグラフィーにより測定して、好ましく
は2,000〜700,000、そしてとりわけ5,0
00〜500,000の平均分子量を持っている。
【0017】本発明に従う水に不溶で、かつフィルム形
成性ポリマーとして有用なセルロースエーテルの内で、
エチルセルロース、そしてとりわけダウケミカルにより
商標「エトセル(Ethocel) 」として販売されているもの
が、主に挙げられ得る。
【0018】本発明に従う水に不溶で、かつフィルム形
成性ポリマーとして有用な非イオン性セルロースエステ
ルの内で、セルロースアセテート、セルロースプロピオ
ネート、セルロースブチレート、セルロースアセトプロ
ピオネート及びセルロースアセトブチレートが、主に挙
げられ得る。
【0019】既に述べたフィルム形成性ポリマーに基づ
く疑似ラテックスは、公知の疑似ラテックス調製法に従
い得られる。
【0020】疑似ラテックスの一般的調製法は、水と混
和性の又は部分的に混和性の有機溶媒中に水不溶性フィ
ルム形成性ポリマーを溶解すること、そのようにして得
た溶液を環境温度と約70℃の間の温度で攪拌下に水と
混合すること、及び有機溶媒をその全量が除去されるま
で、減圧下で、そして好ましくは軽い加熱下で蒸発する
ことを含む。疑似ラテックス、言い換えれば通常μmよ
り小さい径を持つ粒子の水性懸濁物は、このように得ら
れる。
【0021】用いられる有機溶媒は、水の沸点より低い
沸点を示す揮発性溶媒又はそのような溶媒の混合物でな
ければならない。
【0022】上記で定義したような有機溶媒は、アセト
ン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、1,2
‐ジクロロエタン、酢酸メチル、酢酸エチル、イソプロ
パノール及びエタノールから好ましく選ばれる。
【0023】この一般的な方法によれば、界面活性剤、
界面活性剤の混合物又は水溶性コロイド保護ポリマーあ
るいはまた界面活性剤/水溶性コロイド保護ポリマー混
合物から選ばれた分散剤が、粒子の安定性を改善する目
的で、好ましくは更に使用される。
【0024】本発明において用いられる有用な界面活性
剤は、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性又は両性タ
イプであることができる。しかし、好ましくは陰イオン
性又は非イオン性タイプの界面活性剤が用いられる。
【0025】それらの内で、ラウリル硫酸ナトリウム
を、主に挙げることができる。
【0026】更に、使用される界面活性剤は、有機相に
可溶な共安定剤(costabilizer)例えばセチルアルコール
と組合わされ得る。
【0027】水溶性コロイド保護ポリマーとして、ポリ
ビニルアルコール、アラビアゴム及びポリオキシエチレ
ン/ポリオキシプロピレン系のポリマーが、主に挙げら
れ得る。
【0028】水に不溶の、セルロースから誘導されたフ
ィルム形成性ポリマーが、カルボン酸官能性を持つ陰イ
オン性セルロースエステルであるとき、それは次に掲げ
るもの、即ちセルロースアセトフタレート、セルロース
アセテートスクシネート、セルロースプロピオネートス
クシネート、セルロースブチレートスクシネート、セル
ロースアセトプロピオネートスクシネート、セルロース
アセトブチレートスクシネート、セルロースアセテート
トリメリテート、セルロースブチレートトリメリテー
ト、セルロースプロピオネートトリメリテート、セルロ
ースアセトプロピオネートトリメリテート及びセルロー
スアセトブチレートトリメリテート中から選ばれる。
【0029】カルボン酸官能性を持つ陰イオン性セルロ
ースエステルにより構成される疑似ラテックスは、既に
述べたように、一般法に従って、しかしある特殊な条件
下で得られる。
【0030】上記で定義したようなカルボン酸官能性を
持つ陰イオン性セルロースエステルは、そのまま疑似ラ
テックスの調製に用いられることはできず、それらの完
全な水溶性を避けるように100%より少ない中和量ま
で中和されなければならない。
【0031】ポリマーの部分的中和により、親水性安定
化剤又は界面活性剤、又はコロイド保護ポリマーの不存
在下で特に安定な疑似ラテックスを得ることができるこ
とが確認された。
【0032】加えて、カルボン酸官能性を持つフィルム
形成性ポリマーの中和割合は、それらが水に不溶性のま
まであると同時に有機溶剤に可溶であるように完全に決
定されなければならない。
【0033】ポリマーが水に不溶性のままであるため
に、超過しないことが適当であろう、より高い中和限界
割合が、カルボン酸官能性を持つ夫々の陰イオン性セル
ロースエステルの性質によって決まるであろうことは、
明らかである。一般的様式において、この中和量は、も
しポリマーが2meq/gより小さいカルボン酸官能性
を持つなら、通常30〜80%、そして好ましくは40
〜70%であり、そしてポリマーが2meq/gより大
きいカルボン酸官能性を持つなら、通常10〜50%、
そして好ましくは10〜40%である。
【0034】本発明によれば、カルボン酸官能性の中和
は、例えばナトリウム又はカリウムのような無機塩基中
から、あるいは2‐アミノ‐2‐メチル‐1‐プロパノ
ール(AMP)、トリエタノールアミン、トリイソプロ
パノールアミン(TIPA)、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリ[(2‐ヒドロキシ)‐1‐
プロピル]アミン、2‐アミノ‐2‐メチル‐1,3‐
プロパンジオール(AMPD)及び2‐アミノ‐2‐ヒ
ドロキシメチル‐1,3‐プロパンジオールにより構成
される群中から選ばれたアミノアルコールから選ばれた
不揮発性塩基性剤の助けにより実現される。
【0035】本発明に従う組成物中に用いられる疑似ラ
テックスの調製において、陰イオン性セルロースエステ
ルのカルボン酸官能性の中和は、不揮発性塩基性化合物
の定められた量の添加により、有機溶媒中のポリマーの
溶液中で、その場で実現される。
【0036】用いられる有機溶媒は、一般的手順におい
て既に定義されたようなものである。
【0037】有機溶媒中で部分的に中和された陰イオン
性セルロースエステルの溶液を得た後、乳化物の調製
が、消泡剤を場合によっては含む適当量の水を得られた
有機溶液に攪拌しながら注ぎ込むことにより実行され
る。ここで、消泡剤の役割は、続く有機相の蒸発を用意
にするためである。
【0038】上記で定義したような本発明の方法の変形
によれば、有機溶媒溶液中のポリマーのカルボン酸官能
性の中和は、不揮発性の塩基性化合物の必要量を含む水
性溶液を注ぎ込むことによる乳化物の形成中に実現され
得る。
【0039】乳化物の形成中、攪拌は、好ましくはモリ
ッツタイプ(Moritz type) 、ウルトラ‐トラックス(Ult
ra-Turrax)又はライレリ(Raireri) の、凝集防止羽根(d
eflocculant blades) を備えた剪断攪拌機を用いて実現
される。
【0040】このようにして得られた乳化物は、ポリマ
ーのカルボキシレート基が水との界面に配置され、そし
て静電気の反発作用による液滴の合体を防止することに
よって特に安定である。
【0041】乳化物の形成後、有機溶媒の除去が既に述
べたように部分的減圧下で実行される。
【0042】本発明の実現のこの方式によれば、何等の
界面活性剤又は他の親水性でかつ特に安定な安定剤のな
い疑似ラテックスが得られる。
【0043】本発明に従う組成物中に用いられる疑似ラ
テックス中に、その化粧品的及び機械的性質を改善する
ように、フィルム形成性ポリマーの重量に対して5〜9
0重量%、そして好ましくは10〜80重量%の量の可
塑剤が導入されることができ、ここで、該剤が、その分
配係数に従って、疑似ラテックスの粒子と水性相の間に
分配されている。
【0044】親水性又は疎水性タイプであり得る可塑剤
は、好ましくは疑似ラテックスの調製中に有機溶媒との
混合物中に導入され、そして主に可塑剤が疎水性タイプ
であるときに上記のように導入される。
【0045】可塑剤が親水性タイプであるとき、それ
は、疑似ラテックスが形成された後に水性相中に導入さ
れ得る。
【0046】本発明の方法に従う組成物中に用いられ得
る可塑剤の内に、ユニオンカーバイド社(Union Carbid
e) の「カルビトール類」、言い換えれば「カルビトー
ル」即ちジエチレングリコールエチルエーテル、「メチ
ルカルビトール」即ちジエチレングリコールメチルエー
テル、「ブチルカルビトール」即ちジエチレングリコー
ルブチルエーテル、又は「ヘキシルカルビトール」即ち
ジエチレングリコールヘキシルエーテル、ユニオンカー
バイド社の「セロソルブ類」、言い換えれば「セロソル
ブ」即ちエチレングリコールエチルエーテル、「ブチル
セロソルブ」即ちエチレングリコールブチルエーテル、
「ヘキシルセロソルブ」即ちエチレングリコールヘキシ
ルエーテル、プロピレングリコール誘導体そしてとりわ
けプロピレングリコールフェニルエーテル、プロピレン
グリコールジアセテート、ジプロピレングリコールブチ
ルエーテル、トリプロピレングリコールブチルエーテ
ル、並びにダウケミカル社(Dow Chemical)の「ダウアノ
ールズ(Dowanols)」、言い換えれば「ダウアノールP
M」即ちプロピレングリコールメチルエーテル、「ダウ
アノールDPM」即ちジプロピレングリコールメチルエ
ーテル及び「ダウアノールTPM」即ちトリプロピレン
グリコールメチルエーテルが挙げられ得る。
【0047】また、ダウケミカル社の「ダウアノールD
M」のジエチレングリコールメチルエーテル、40モル
のエチレンオキシドでオキシエチレン化されたヒマシ油
例えば商標「マルゴフェン(Mulgofen) EL‐719」
のもとにローヌポーラン社(Rhone Poulenc) により販売
されているもの、ベンジルアルコール、商標「シトロフ
レックス(Citroflex) ‐2」のもとでファイザー社(Pfi
zer)により販売されているクエン酸トリエチル、1,3
‐ブチレングリコール、フタル酸及びアジピン酸のジエ
チル、ジブチル及びジイソプロピルエステル、酒石酸ジ
エチル及びジブチル、ジエチル、ジブチル及び2‐ジエ
チルヘキシルホスフェート、及びグリセロールジアセテ
ート(ジアセチン)及びグリセロールトリアセテート
(トリアセチン)のようなグリセロールエステルが、挙
げられ得る。
【0048】ジプロピレングリコールメチルエーテル、
トリプロピレングリコールメチルエーテル、アジピン酸
ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル及びグリセロール
トリアセテートより成る群から選ばれた可塑剤が好まし
く用いられる。
【0049】本発明に従うマスカラ組成物中に用いられ
るワックスは、動物、植物、鉱物又は合成ワックスの固
形及び硬いワックス及びそれらの混合物から選ばれる。
【0050】針入法により測定されたこれらのワックス
の硬度は、通常3〜40である。
【0051】夫々フランス国及びアメリカ合衆国の標準
であるNFT004及びASTMD5中に述べられたこ
の方法は、25℃の温度で、5秒間ワックス上に置かれ
た標準化された針[重量2.5グラムであり、重量4
7.5グラムの針支持具(port−aiguill
e)中に据えられ、即ち全体で50グラムである]の、
10分の1ミリメートルで表わされた侵入深さを測定す
ることより成る。
【0052】動物ワックスの内、蜜臘、ラノリンワック
ス及びかいこワックスが挙げられ得る。
【0053】植物ワックスの内、米ワックス、カルナウ
バワックス、カンデリラワックス、オーリキュリー(our
icurry) ワックス、コルクファイバーワックス、さとう
きびワックス、木ろう及びスマック(sumac) ワックス
が、主に挙げられ得る。
【0054】鉱物ワックスの内、モンタンワックス、微
結晶ワックス、パラフィン及びオゾケライトが、主に挙
げられ得る。
【0055】合成ワックスの内、ポリエチレンワック
ス、フィシャー・トロプシュ合成により得られるワック
ス及びワックスコポリマー並びにこれらのエステルが挙
げられ得る。
【0056】また、直鎖又は分岐した炭素数8〜32個
の脂肪族鎖を持つ動物又は植物油の接触水素化により得
られたワックスが、本発明に従う組成物中に用いられ得
る。これらの内、水素化ホホバ油、水素化ひまわり油、
水素化ひまし油、水素化コプラ油及び水素化ラノリン油
が、主に挙げられ得る。
【0057】そして25℃で10分間、No.4ツール
によるコントラバス(Contraves)TVにおい
て測定された偏差の単位で表現される、本発明に従うマ
スカラ組成物の粘度は、通常21〜85の偏差単位、そ
して好ましくは25〜64の偏差単位である。
【0058】加えて、本発明に従うマスカラ組成物は、
顔料を含むことができる。
【0059】これらの顔料は有機又は鉱物の、あるいは
また真珠顔料であることができる。そのような顔料は公
知であり、そして特にフランス国特許第83.0999
7(2,528,699)号公報に開示されている。
【0060】本発明によれば、マスカラ組成物中の顔料
の割合は着色後に要求される色彩及び強さに従って、組
成物の全重量に対して通常3〜25重量%である。
【0061】本発明によれば、マスカラ組成物は異なっ
た形態で提供され得る。それらは、とりわけ、水中油型
又は油中水型乳化物形態又は分散形態で提供され得る。
【0062】本発明によれば、マスカラ組成物の好まし
く達成された形態に従って、それらは、組成物の全重量
に対して2〜30重量%の少なくとも一つの陰イオン性
又は非イオン性の界面活性剤を含む乳化物形態で提供さ
れる。
【0063】単独で又は混合物で用いられ得る陰イオン
性界面活性剤の内で、次に掲げる化合物のアルカリ塩、
アンモニウム塩、アミン塩又はアミノ‐アルコール塩
が、主に挙げられ得る。即ち、アルキル硫酸塩、アルキ
ルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、エーテル硫
酸塩、アルキルアリールポリエーテル硫酸塩及びモノグ
リセリド硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアミ
ドスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、α‐
オレフィンスルホン酸塩及びパラフィンスルホン酸塩、
アルキルスルホスクシネート、アルキルエーテルスルホ
スクシネート及びアルキルアミドスルホスクシネート、
アルキルスルホスクシナメート、アルキルスルホアセテ
ート及びアルキルポリグリセロールカルボキシレート、
アルキルホスフェート/アルキルエーテルホスフェー
ト、アルキルサルコシネート、アルキルポリペプチデー
ト、アルキルアミドポリペプチデート、アルキルイセチ
オネート及びアルキルタウレートである。
【0064】上で使用した術語アルキルは、通常12〜
18個の炭素原子を持つ炭化水素鎖を意味する。
【0065】本発明に従う組成物中に有用な陰イオン性
界面活性剤として、脂肪酸塩例えばオレイン酸、リシノ
ール酸、パルミチン酸及びステアリン酸、コプラ油又は
水素化コプラ油酸の塩、及びとりわけアミン塩例えばス
テアリン酸アミンが、また挙げられ得る。
【0066】陰イオン性界面活性剤として、8〜20個
の炭素原子を含むアシル残基を持つアシルラクチレー
ト、及び下記式を持つポリグリコール系エーテルカルボ
ン酸、及び該酸の塩が、また挙げられ得る
【0067】
【化1】 R4 ‐(OCH2 ‐CH2 n ‐OCH2 ‐COOH (ここで、R4 は12〜18個の炭素原子を持つ直鎖ア
ルキルを示し、そしてnは5〜15の間の整数であ
る)。陰イオン性界面活性剤として、ステアリン酸アミ
ンが好ましく用いられる。
【0068】本発明に従うマスカラ組成物中に、単独で
又は混合物で使用され得る非イオン性界面活性剤の内
で、アルコール、アルキルフェノール、及び8〜18個
の炭素原子を持つ脂肪鎖を持つポリエトキシル化、ポリ
プロポキシル化又はポリグリセロール化脂肪酸が、主に
挙げられ得る。
【0069】エチレン及びプロピレンオキシドのコポリ
マー、脂肪族アルコールへのエチレン及びプロピレンオ
キシドの縮合物、ポリエトキシル化脂肪族アミド、ポリ
エトキシル化脂肪族アミン、グリコールのエタノールア
ミド脂肪酸エステル、オキシエチレン化又はオキシエチ
レン化されていないソルビタンの脂肪酸エステル、しょ
糖の脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸
エステル、リン酸トリエステル及びぶどう糖の脂肪酸エ
ステル誘導体が、また挙げられ得る。
【0070】モノアルコール、α‐ジオール、アルキル
フェノール、アミド又はジグリコールアミドとグリシド
ール又は下記式を持つフランス国特許第71.1720
6(2,091,516)号公報中に述べられたような
グリシドール前駆体との縮合生成物が、また挙げられ得
【0071】
【化2】R5 ‐CHO‐CH2 ‐O‐(CH2 ‐CHO
H‐CH2 ‐O)p ‐H (ここで、R5 は、好ましくは7〜21個の炭素原子脂
肪族鎖を持つ脂肪族、脂環族又はアリール脂肪族残基を
示し、ここで脂肪族鎖は、エーテル、チオエーテル又は
ヒドロキシメチレン基を生成し得る、そしてpは、1〜
10の間の整数である)。
【0072】更に、下記式を持つフランス国特許第1,
477,048号公報に述べられた化合物が、また挙げ
られ得る
【0073】
【化3】 R6 O‐[C2 3 O‐(CH2 OH)]q ‐H (ここで、R6 はアルキル、アルケニル又はアルキルア
リール残基を示し、そしてqは1〜10の間の統計的値
を持つ)。
【0074】下記式を持つフランス国特許第76.31
975(2,328,763)号公報に述べられた化合
物が、また挙げられ得る
【0075】
【化4】R7 CONH‐CH2 ‐CH2 O‐CH2 ‐C
2 O‐(CH2 ‐CHOH‐CH2 O)r ‐H (ここで、R7 は、直鎖又は分岐した、飽和又は不飽和
の、任意的に一又はいくつかのヒドロキシル基を含む脂
肪族基であって、ここで該脂肪族基は、天然又は合成起
源の8〜30個の炭素原子を持ち、そしてrは、1〜5
の間の整数又は全数であり、かつ平均縮合度を示す)。
【0076】好ましくは、非イオン性界面活性剤とし
て、油及び/又は脂肪族アルコール、又はポリエトキシ
ル化若しくはポリグリセロール化アルコール例えばポリ
エトキシル化ステアリルアルコール若しくはポリエトキ
シル化セチルステアリルアルコールの混合物が使用され
る。
【0077】本発明に従うマスカラ組成物中に有用な増
粘剤は、天然又は合成起源のものであり得る。
【0078】天然起源の増粘剤の内で、種々のガム例え
ばアラビア、グアー及びイナゴマメガムが、主として挙
げられ得る。
【0079】合成起源の増粘剤の内で、水溶性セルロー
ス誘導体、第四級アンモニウム基持つセルロースエーテ
ル誘導体、でんぷん誘導体、陽イオン性多糖類、アクリ
ル系又はメタクリル系ポリマー塩、ポリエン及びポリシ
ロキサンが、主として挙げられ得る。
【0080】好ましい実現された態様に従って、使用さ
れる合成起源の増粘剤は、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース及びそれらの混合物
から選ばれた水溶性セルロース系誘導体である。
【0081】ポリエチレングリコール及びポリエチレン
グリコールステアレート及び/又はジステアレートの混
合物又はリン酸エステルと脂肪族アミドの混合物が、本
発明に従うマスカラ組成物のための増粘剤として、また
挙げられ得る。
【0082】本発明に従うマスカラ組成物中に用いられ
得る水溶性ポリマーの内で、動物又は植物起源の蛋白質
誘導体、及び更に詳細にはケラチン誘導体例えばケラチ
ン水解物及びスルホニックケラチン、ポリビニルピロリ
ドン、ビニルコポリマー例えばメチルビニルエーテルと
マレイン酸無水物とのコポリマー又は酢酸ビニルとクロ
トン酸とのコポリマー、グリコアミノグリカン、ヒアル
ロン酸及びその誘導体、及びデオキシリボ核酸及びその
塩が、主に挙げられ得る。
【0083】本発明に従うマスカラ組成物中に用いられ
得る装入物の内で、フランス国特許第91.10791
(2,680,681)号公報中に述べられたものが、
主に挙げられ得る。
【0084】次の記載は、疑似ラテックスのいくつかの
調製実施例、並びに本発明に従うマスカラの実施例の説
明である。
【0085】
【実施例】疑似ラテックスの調製実施例
【0086】
【実施例1】 その酸指数に従い、30%に中和されたセルロースアセ
トブチレートスクシネートポリマー(イーストマン(Eas
tman) の「CAB SU 160」)の疑似ラテックス
の調製 30グラムの「CAB SU 160」ポリマー(スク
シネート残基含有量:9重量%、酸指数:60)が、1
54.2グラムのアセトン、0.858グラムの2‐ア
ミノ‐2‐メチル‐1‐プロパノール(酸指数に従い3
0%の中和に相当する量)及び15グラムのアジピン酸
ジエチルの均一溶液に攪拌下に徐々に添加される。
【0087】30分間環境温度で攪拌後、ポリマー溶液
が完成する。
【0088】このように得られた有機相に、2500r
pmでモリッツタイプの剪断攪拌機を用いて、攪拌下に
約15分間で、乳化物を製造するために、154グラム
のイオン交換水により構成される水性相が添加される。
【0089】水性相の添加終了後、環境温度で、攪拌が
3000rpmで10〜15分間続けられ、そしてそれ
は半透明でかつ安定な乳化物の入手をもたらす。
【0090】次に、この方法は、45℃より低い温度で
減圧下、ロータリーエバポレーターを用いる濃縮を含
む。
【0091】アセトンの完全な除去後、安定な懸濁物
が、分散物の全重量に対して17重量%のポリマー濃度
で得られる。
【0092】粒子径は、コールター(Coulteu
r)モデル M4を用いて準弾性光散乱において測定さ
れ、そして次の結果を得た。
【0093】平均粒子径:101nm 多分散因子:0.13
【0094】
【実施例2】 界面活性剤により安定化されたエチルセルロースポリマ
ー(ダウケミカルの「エトセル10」)の疑似ラテック
スの調製 40グラムの「エトセル10」ポリマーが、759グラ
ムの1,2‐ジクロロエタン及び1グラムのセチルアル
コールの均一溶液に徐々に添加される。成分のこの組合
せは、ポリマーの溶解を完結するまで、即ち約30分
間、環境温度で、3000rpmでモリッツタイプの剪
断攪拌機を用いて、攪拌される。
【0095】このように得られた有機相に、攪拌下に約
30分間で、759グラムのイオン交換水及び1グラム
のラウリル硫酸ナトリウムにより構成される水性相が乳
化物を得るために添加される。
【0096】水性相の添加終了後、環境温度で、攪拌が
約30分間続けられ、そしてそれは比較的あらい乳化物
の入手をもたらす。乳化物の均質化は、ソアビブ アン
ドフィグリ(Soavib & Figli)タイプ、モデル OBL
No.2032の高圧ホモジナイザーを用いて、75×
106 Paの圧力下で行われる。三度の通過の後、微細
でかつ均質な乳化物が得られる。
【0097】次に、濃縮物が、50℃以下の温度で減圧
下で、ロータリーエバポレーターを用いて得られる。
1,2‐ジクロロエタンの完全な除去後、懸濁物の全重
量に対して20重量%のポリマー濃度の安定な懸濁物が
得られる。
【0098】粒子径は、コールター モデル M4を用
いて準弾性光散乱において測定され、そして次の結果を
得た。
【0099】平均粒子径:135nm 多分散因子:0.09 上記で得たエチルセルロース疑似ラテックスの可塑化
が、また達成され得る。上記で得た懸濁物の200グラ
ムに、磁気の軽い攪拌下、20グラムのアジピン酸ジエ
チルが、徐々に添加される。安定、微細、均質かつ僅か
に粘性の懸濁物が得られる。
【0100】
【実施例3】 可塑化及び界面活性剤により安定化されたセルロースア
セテート(イーストマンの「AC 398‐10」)の
疑似ラテックスの調製 150グラムのセルロースアセテート「AC 398‐
10」が、669グラムの酢酸エチル、1561グラム
のメチルエチルケトン及び120グラムのグリセロール
トリアセテートの均一溶液中に攪拌下に徐々に処理され
る。
【0101】上記混合物は、ポリマーの溶解を完結する
まで、即ち約30分間、環境温度で、モリッツタイプの
攪拌機を用いて3000rpmで攪拌される。
【0102】このようにして得られた有機相に、290
3グラムのイオン交換水中に溶解された7.5グラムの
ラウリル硫酸ナトリウムから構成される水性相が乳化物
を製造するために、約30分間で添加される。
【0103】水性相の添加終了後、環境温度で、300
0rpmで約30分間攪拌が続けられ、そしてそれはあ
らい乳化物を製造する。
【0104】乳化物の均質化は、実施例2で述べたと同
じ手法に従って実行される。
【0105】次いで、溶液は、45℃より低い温度で減
圧下に、ロータリーエバポレーターを用いて濃縮され
る。このように、疑似ラテックスの全重量に対して乾燥
抽出物の濃度が14.2重量%、そして水不溶な、セル
ロースから誘導されたポリマーの濃度が10.2重量%
である、可塑化された安定なかつ均質な疑似ラテックス
が得られる。
【0106】粒子径は、コールター モデル M4を用
いて準弾性光散乱において測定され、そして次の結果を
得た。
【0107】平均粒子径:138nm 多分散因子:0.10マスカラの実施例
【0108】
【実施例4】マスカラクリーム 次のマスカラ組成物が調製された。
【0109】
【表1】 ──────────────────────────────────── A部 トリエタノールアミンステアレート 11.5グラム 蜜臘 7.0グラム カルナバワックス 4.1グラム パラフィン 11.4グラムB部 鉄黒 5.5グラムC部 アラビアガム 4.5グラム ヒドロキシエチルセルロース(アメルコール(Amerchol)により商標「セロサイ ズ(Cellosize) QP」として販売されている) 0.16グラムD部 実施例1の疑似ラテックス 8.8グラム 防腐剤 十分な量 水 100グラムのために十分な量 ──────────────────────────────────── このマスカラは、A部の成分を85℃にし、そして該成
分にB部が添加され、そして混合物がタービン攪拌機を
用いて攪拌されて得られる。
【0110】次に調製の水が沸騰され、次いで、防腐剤
が添加され、そして85℃でC部の成分が添加される。
【0111】タービン攪拌機を使用して攪拌下で、A部
(80℃)と共に、得られた水性相(85℃)が添加さ
れ(30℃で乳化)、そしてD部の疑似ラテックスが最
後に添加され、そして攪拌翼を用いて攪拌される。
【0112】このようにして得られたマスカラがまつげ
の上へ施与されることにより使用されるとき、まつげは
より長く見え、そしてはっきりとした湾曲を示す。その
上、元通りにすることは、水で容易に達成され得る。
【0113】
【実施例5】マスカラ 実施例4で記述したと同じ操作方法に従って、次の組成
を持つマスカラが調製される。
【0114】
【表2】 ──────────────────────────────────── A部 トリエタノールアミンステアレート 11.5グラム 蜜臘 7.0グラム カルナバワックス 4.1グラム パラフィン 11.4グラムB部 鉄黒 5.0グラムC部 アラビアガム 4.5グラム ヒドロキシエチルセルロース(アメルコールにより商標「セロサイズQP」と して商品化されている) 0.16グラム ケラチン水解物(クローダ(Croda) により商標「ケラゾール(Kerasol) 」とし て商品化されている) 2.0グラムD部 実施例3の疑似ラテックス 14.1グラム 防腐剤 十分な量 水 100グラムのために十分な量 ────────────────────────────────────
【0115】
【実施例6】マスカラ 実施例4と同じ操作方法に従って、次の組成を持つマス
カラが調製される。
【0116】
【表3】 ──────────────────────────────────── A部 グリセリルステアレート(ガッテフォセ(Gattefosse)により商標「ゲレオール (Geleol)」として商品化されている) 3.0グラム トリエタノールアミンステアレート 8.0グラム 蜜臘 7.0グラム カルナバワックス 2.0グラム パラフィン 10.0グラム カンデリラワックス 4.0グラムB部 鉄黒 2.5グラムC部 アラビアガム 4.5グラム ヒドロキシエチルセルロース(アメルコールにより商標「セロサイズQP」と して商品化されている) 0.2グラムD部 実施例2の疑似ラテックス 12.5グラム 防腐剤 十分な量 水 100グラムのために十分な量 ────────────────────────────────────
【0117】
【発明の効果】本発明は、まつげの伸びと曲げを十分に
増加し、かつ水で除去し得ると同時に優れた化粧品品質
を持つ、少なくとも一のワックスと、特にセルロースか
ら誘導されたポリマー粒子を含む疑似ラテックスの混合
物を含むマスカラ組成物を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュニノ アレックス フランス国,93190 リブリィ‐ガーガ ン,アベニュ ボバン 162 (72)発明者 パトラウド ジャンヌ フランス国,75013 パリ,ブルバール マセナ 146

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水に不溶であり、そしてセルロー
    スエーテル、非イオン性セルロースエステル、及びカル
    ボン酸官能性を有する陰イオン性のセルロースエステル
    (ここで、該カルボン酸官能性は不揮発性の塩基性剤で
    10〜80%の中和量まで中和されている)から選ばれ
    たセルロースから誘導されたフィルム形成性ポリマー
    の、10〜300nmの平均粒径を持つ粒子から構成さ
    れる疑似ラテックス、及び(b)60〜110℃の融点
    を持つ少なくとも一つのワックスの混合物を含むマスカ
    ラ組成物。
  2. 【請求項2】 該ワックスが、65〜100℃の融点を
    持つ請求項1記載のマスカラ組成物。
  3. 【請求項3】 マスカラ組成物の全重量に対して、0.
    8〜20重量%の疑似ラテックスの乾燥物質及び2〜4
    0重量%の少なくとも一つのワックスを含む請求項1記
    載のマスカラ組成物。
  4. 【請求項4】 乾燥物質の重量により表された疑似ラテ
    ックスとワックスとの重量比が、0.025〜2である
    請求項1記載のマスカラ組成物。
  5. 【請求項5】 該フィルム形成性ポリマーが、2,00
    0〜700,000の平均分子量を有する請求項1記載
    のマスカラ組成物。
  6. 【請求項6】 該フィルム形成性ポリマーが、5,00
    0〜500,000の平均分子量を有する請求項1記載
    のマスカラ組成物。
  7. 【請求項7】 該フィルム形成性ポリマーが、エチルセ
    ルロースから選ばれたセルロースエーテルである請求項
    1記載のマスカラ組成物。
  8. 【請求項8】 該フィルム形成性ポリマーが、セルロー
    スアセテート、セルロースプロピオネート、セルロース
    ブチレート、セルロースアセトプロピオネート及びセル
    ロースアセトブチレートから選ばれた非イオン性セルロ
    ースエステルである請求項1記載のマスカラ組成物。
  9. 【請求項9】 該フィルム形成性ポリマーが、セルロー
    スアセトフタレート、セルロースアセテートスクシネー
    ト、セルロースプロピオネートスクシネート、セルロー
    スブチレートスクシネート、セルロースアセトプロピオ
    ネートスクシネート、セルロースアセトブチレートスク
    シネート、セルロースアセテートトリメリテート、セル
    ロースプロピオネートトリメリテート、セルロースブチ
    レートトリメリテート、セルロースアセトプロピオネー
    トトリメリテート及びセルロースアセトブチレートトリ
    メリテートから選ばれたカルボン酸官能性を有する陰イ
    オン性のセルロースエステルである請求項1記載のマス
    カラ組成物。
  10. 【請求項10】 陰イオン性セルロースエステルのカル
    ボン酸官能性が、ナトリウム、カリウム、2‐アミノ‐
    2‐メチル‐1‐プロパノール、トリエタノールアミ
    ン、トリイソプロパノールアミン、モノエタノールアミ
    ン、ジエタノールアミン、トリ[(2‐ヒドロキシ)‐
    1‐プロピル]アミン、2‐アミノ‐2‐メチル‐1,
    3‐プロパンジオール及び2‐アミノ‐2‐ヒドロキシ
    メチル‐1,3‐プロパンジオールから選ばれた不揮発
    性塩基性剤で中和されているところの請求項9記載のマ
    スカラ組成物。
  11. 【請求項11】 該疑似ラテックスがフィルム形成性ポ
    リマーの重量に対して5〜90重量%の量の可塑剤を含
    み、かつ該可塑剤がその分配係数に従って、疑似ラテッ
    クスの粒子と水性相の間に分配されているところの請求
    項1記載のマスカラ組成物。
  12. 【請求項12】 該ワックスが、蜜臘、ラノリンワック
    ス、かいこワックス、米ワックス、カルナバワックス、
    カンデリラワックス、オーリキュリーワックス、コルク
    ファイバーワックス、さとうきびワックス、木ろう、ス
    マックワックス、モンタンワックス、微結晶ワックス、
    パラフィン、オゾケライト、ポリエチレンワックス及び
    水素化油から成る群から選ばれる請求項1記載のマスカ
    ラ組成物。
  13. 【請求項13】 マスカラ組成物の全重量に対して3〜
    25重量%の量で顔料を更に含む請求項1記載のマスカ
    ラ組成物。
  14. 【請求項14】 水中油型又は油中水型乳化物又は懸濁
    物の形態で提供される請求項1記載のマスカラ組成物。
  15. 【請求項15】 マスカラ組成物の全重量に対して2〜
    30重量%の少なくとも一つの陰イオン性又は非イオン
    性の界面活性剤を含む乳化物の形態で提供される請求項
    14記載のマスカラ組成物。
  16. 【請求項16】 軟化剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、
    香料、増粘剤、油、シリコーン、凝集剤、アルカリ化又
    は酸性化剤、水溶性ポリマー及び装入物から選ばれた少
    なくとも一つの慣用の添加剤を含む請求項1記載のマス
    カラ組成物。
  17. 【請求項17】 該増粘剤が、メチルセルロース、ヒド
    ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
    ルロース、カルボキシメチルセルロース及びそれらの混
    合物から成る群から選ばれた水溶性セルロース系誘導体
    であるところの請求項16記載のマスカラ組成物。
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