JPH02167347A - 化粧用配合物 - Google Patents

化粧用配合物

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JPH02167347A
JPH02167347A JP1216178A JP21617889A JPH02167347A JP H02167347 A JPH02167347 A JP H02167347A JP 1216178 A JP1216178 A JP 1216178A JP 21617889 A JP21617889 A JP 21617889A JP H02167347 A JPH02167347 A JP H02167347A
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    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表皮上に効率的に付着させることができるメ
タクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体の非ゴム質
、吸湿性、可撓性且つ柔軟性の薄膜、かかる薄膜を形成
することができる安定なエマルジョン、及びかかる安定
なエマルジョンの特別な製造法に関する。更に、本発明
は、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体の非
ゴム質、吸湿性、可撓性且っ柔軟性の薄膜が表皮上に付
着されるところの安定なエマルジョンの局部適用法に関
する。
また、本発明は1表皮上に付着された紫外線遮断剤(s
unscreeming agent)とメタクリル酸
2−ヒドロキシエチルホモ重合体との組み合わせを含有
する耐水性、非ゴム質、吸湿性、可撓性且っ柔軟性の薄
膜、該薄膜を作ることができる安定なエマルジョン、及
びかかる安定なエマルジョンの特別な製造法に関する。
更に、本発明は、紫外線遮断剤と組み合わせたメタクリ
ル酸2−ヒドロキシエチルの耐水性、非ゴム質、吸湿性
、可撓性及び柔軟性の薄膜が表皮上に付着されるところ
の安定なエマルジョンの局部適用法に関する。
4吐り亙1 smetic and Jolletries、 Vo
l、 99、第4i〜54頁(1984年3月)におい
て、チャールズ、ホックス氏は、−たいていの化粧剤は
、クリーム又はローションとして処方することができる
−という見解を述べている。
ホックス氏は、皮膚の滑らかさ、しなやかさ及び柔らか
さを高める皮膚の給温性は化粧クリーム及びローション
の主要特性を象徴していることを指摘している。この目
的に対して、種々様々な油、給温剤及び皮膚軟化剤例え
ば鉱油、プロピレングリコール及びシリコーンが使用さ
れている。
また、化粧用配合物に様々な特性を導入するために多く
の物質が使用されている。脂肪アルコールは、給温剤と
して作用し、またエマルジョン安定性、粘度制御及びコ
ンシスチンシーも提供する。
脂肪アルコールが提供すると述べられている1つの属性
は、“こすり伸ばしたときの滑らかな仕上り”である(
上記文献の第52頁参照)、ホックス氏は、ステアリン
酸は給温剤であるが石けんエマルジョン系を形成するに
も使用されると述べている。更に、ホックス氏は、化粧
用ローションに導入することができる様々な成分を例示
している。
はとんどの化粧品は、それを適用した皮・膚に対しであ
る程度の保護を提供する。保護の程度は。
多数の因子、即ち、 1、 表皮上の皮膜としての化粧品の一様性、2、 体
液及び発汗による作用に対する皮膜の抵抗性、 34  化粧品の揮発性 4、摩耗及び摩擦作用に対する皮膜の抵抗性。
及び 5、 紫外線に対する皮膜の抵抗性、 に左右される。
様々な化粧品用途に対して多数の重合体熱可塑性物質が
使用されてきた。これらの物質のうちの多くのものは、
水溶性又は水分散性である。従って、それらが含められ
たすべてのローションは典型的には耐水性を欠いている
。たとえ重合体熱可塑性物質が大きい分子のもの即ち高
分子物質であっても、これらの大きい分子のものを含有
する皮膜が水分によって可溶性化されると、これらは、
低分子量物質から作った匹敵する化粧用処方物と同じ程
度急速に処理表面から除去され得る。
このことは、高分子物質が典型的には化粧品中に少量で
存在しこれによって少量の高分子物質が皮膚上に付着さ
れるという事実から生じる。比較的多量の水分による高
分子物質の浸蝕は、皮膚表面から高分子物質の存在を迅
速に払拭するのに十分である。
化粧用処方物中に耐湿性の高分子物質を利用するのが望
ましい、何故ならば、それらは、表皮上にある程度の化
粧持久性を提供することができるからである。しかしな
がら、耐湿性の高分子物質の使用は、この用途では全く
困難である。しばしば、かかる耐湿性高分子物質は表皮
上に極めて薄い膜として付着されると貧弱な膜形成性を
有し、そしてもし良好な又は適切な膜形成性を有すると
しても、それらは適当な化粧品の必須特性を欠く場合が
多い。
このことは、高分子物質が少量として存在するような典
型的な油/水型化粧用処方物では、化粧品に必要とされ
る可塑剤を含有する均一な皮膜として適用する時にエマ
ルジョンから離脱することができるような態様で高分子
物質を処方するのが困難であることを認識することによ
って理解することができる。例えば、可塑剤は適用時に
高分子物質から分離する場合がある。と云うのは、エマ
ルジョンはその化学の変更によって破壊されつつあるか
らである。加えて、皮膚上のかかる高分子物質層には多
数の重要な特性が要求される。例えば、典型的には、表
皮の処理において受ける人がそれから生じる好ましくな
い感覚を持つ場合には皮膜を十分なだけ薄くすることが
必要である。また、この皮膜は、脂が多いようだったり
、脆弱であったり、粘着性であったり、ゴム質であった
り又は油じみたりすべきでない。また、皮膜は、インキ
、染料、油、又は表面処理した皮膚が接触するところの
他の物質に対して受理性であるべきでない1例えば、新
聞のインキを溶解したり又はそれ自体が皮脂豚油によっ
て溶解されるような化粧処理は望まれない、高分子物質
は高い粘度を生じさせる能力を有するために、それらの
利用は、皮膚に対する有効な結合を達成するのに十分な
細孔浸入性を提供し、しかも透湿性を有する皮膜を提供
すべきである。
表皮層上で1fi4湿性を有する有効な化粧剤に要求さ
れる属性は、達成するのが困難である。有効な耐湿性で
熱可塑性の膜形成性高分子物質を有効な化粧剤に変換す
るには、 1、 安定な液相から薄膜を付着させる能力、2、(i
t良好な触感性及び可撓性、 それ故に脂っこさ、もろさ、粘着性、ゴム性及び油性を
有しないこと、 (11)インキ、染料、油、又は表面処理した皮膚が接
触するところの、又は皮脂豚油の如き身体が発生すると
ころの他の物質に対する抵抗性、 (iiil皮膚の細孔への容易な浸入性及びビロードの
ような滑らかな皮膚の感触、 (IV)非ゴム質のこすり伸し性、及びfV)  通気
性及び透温性(呼吸性)と組み合わさった11i1湿性
、 を有する均一な可塑化薄膜の皮膚表面への付着、 が要求される。
紫外線遮断剤は、典型的には、かかる剤の機能を高める
ように設計された化粧用処方物から適用される。これら
は、一般には、アクリル系エマルジョン中に使用される
。 J、 Soc、 Co5a+et、 Cheffi
、、29、第641〜649頁(197g)において、
アール・ニス・バーガー氏外は、p−N、N−ジメチル
アミノ安息香酸オクチル(PABA)及びアクリル酸ア
ンモニウム/アクリル酸エステル重合体の如き紫外線遮
断剤の使用について記載している(“5ynopsis
”を参照)、著者達は、“紫外線遮断剤の調製のための
主要の薄膜形成剤としてアクリレート薄膜形成性重合体
を選択したこの重合体は、皮膚密着性で且つ耐水性であ
る。しかしながら皮膚上で乾燥させると、その薄膜は石
けん及び水によって容易に除去される。アクリレート重
合体及びオクチルジメチルPABAを含有する油/水型
エマルジョンを調製した。イソステアリン酸アンモニウ
ムが主要の乳化剤として働いた″(第642頁参照)。
″陰イオン性石けんエマルジョン中においてアンモニウ
ム化塩を形成することによって可溶化させることができ
るアクリレート薄膜形成性重合体を選択した。この紫外
線遮断剤は皮膚上で乾燥すると、アンモニアが発生し、
かくして不溶性重合体が皮膚上に固着する。この“逃出
アミン−変換によって、薄膜は水不溶性に且つこすり取
りに対して抵抗性になる。しかじなから、これは、石け
ん及び水で洗うことによって容易に除去される。・・・
・・・” (第646頁参照)。
メタクリル酸ヒドロキシルエチルホモ重合体[ポリ (
メタクリル酸2−ヒドロキシエチル)](本明細書では
略語”PHHMA”によって表わず)は、広く言えば、
反復単位式 %式%) [式中、各Xは水素又はメチルであり、モしてせいぜい
1個のXがメチルである]を有する。
P HHM Aの最とも一般的な特性表示では、それは
水素としてのだけのXを有する。
本明細書における用語“高分子物質−は、反復単量体単
位よりなる重合体構造を包含する。本明細書では、重合
体はオリゴマーよりも大きい高分子物質と規定され、そ
してオリゴマーは約15個までの反復単量体単位を有す
る構造と規定される。
メタクリル酸ヒドロキシエチルホモ重合体及び共重合体
は、化粧品の用途での使用について多くの特許文献に記
載されている。例えば、1971年4月13日付は発行
の米国特許第3、574.822号において、シェフア
ート氏外外、整髪用組成物、香芳放出成分、化粧用エマ
ルジョン、害虫駆除剤、紫外線遮断ローション、エーロ
ゾル、マニキュア用エナメル、洗顔クリーム、栄養ファ
ンデーションクリーム、ハンドクリーム、皮膚軟化用ク
リーム、粉おしろい、ベビイパウダー及び棒口紅の如き
多くの用途に対して扮末状PHEMA又はPHEMAの
溶液を使用することについて記載している(シェフアー
ト氏外の米国特許第3,677.518号、同3,68
1.089号、同3,681.248号、同3.697
.643号及び同3,914,405号の如き関連特許
を参照されたい)。この特許によれば、PHHMAは、
通常脆弱な物質であり、そして整髪用にまたつめを被覆
するためのラッカーとして働かせるのに使用することが
できる程に十分に脆弱であることが示されている。この
特許の例17は、可塑剤としてグリセロール、ソルビト
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
、エチレングリコール及び(又は)プロピレングリコー
ルを配合することによるPHEMAの可塑化を扱ってい
る。これはより可撓性のへアースプレーをもたらしたが
、しかしこのような可塑化を実施した場合でさえも重合
体は髪をぴんとした状態に保つのに十分なだけ剛性であ
った。このことは、このような重合体を皮膚に適用する
と、皮膚上の皮膜が皮膚の可動性に抵抗するという事実
によって反映されるように使用者に対して好ましくない
感覚を引き起こすことを示していた。
1976年6月15日付は発行の米国特許第3、963
.685号において、アブラハムズ氏は、PHHMAの
製造法について記載している。この特許は、上記のシェ
フアート氏外の米国特許に示されるものを含めてPHH
MAについての多くの用途を述べている。
L見里坐旦1 本発明は、表皮上に付着されたPHHMA皮膜の非ゴム
質、吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄層の形成に関する。
また、本発明は、PHHMAの安定なエマルジョン並び
にこの安定な化粧用エマルジョンの特別な製造法に関す
る。本発明は、表皮上に化粧特質を提供するためにPH
EMAの非ゴム質、吸湿性、可撓性且つ柔軟性の薄膜が
付着されるところの安定なエマルジョンの局部適用を包
含する。
本発明は、表皮上に付着される化粧剤の一部分としてP
HHMA皮膜に非ゴム質、吸湿性、可撓性且つ柔軟性の
薄層の形成を企図している。
また、本発明は、PHHMAの安定なエマルジョンの化
粧用処方物、並びに、その安定なエマルジョンの特別な
製造法に関する0本発明は、PHEMAの非ゴム質、吸
湿性、可撓性及び柔軟性の薄膜が表皮上に付着されると
ころの安定なエマルジョン化粧用処方物の局部適用を包
含する。
本発明は、PHHMAに対してそれぞれ異なる溶解力を
有する複数の可塑剤を含有しこれによってPHEMAの
層の柔軟性を制御したPHHMAの薄層に関する。本発
明は、油相及び水相を含有しそしてその水相中にPHE
MA及びP HEMA用の少なくとも3種の溶剤を含有
する化粧用油/水型エマルジョンに関する。PHEMA
用の溶剤は、 (i)  活性な揮発性溶剤、 (ii)  上記溶剤よりも活性が低いが中間活性の不
揮発性溶剤、及び fiiil  上記の中間活性の不揮発性溶剤よりも活
性の低い不揮発性溶剤、 からなる。
本発明は、 1、 油相及び水相を別個に形成すること、2、 油相
に水相を混合して油/水型エマルジョンか又は水/油型
エマルジョンのどちらかにすること、 3、  PHEMAをそれ用の可塑剤と一緒に溶液状態
で準備すること、 4、 この溶液を水性相中に供給すること、5、所望の
油/水型エマルジョン中の乳化剤を、油相と混合される
水性相の一部分として又は所望の油/水型エマルジョン
を形成するのに最終的に混合される水性相の別な部分に
供給すること、及び 6、 各々の相を混合して油/水型エマルジョンを作る
こと、 を包含する多段階順序で作られた油/水型エマルジョン
の形成を包含する。
本発明は、PHEMAを含有す油/水型エマルジョンの
有効な化粧用処方物はいくつかの関係事項の組み合わせ
に基づくべきであることを認識している。かかる処方物
における重要な関係は、エマルジョン中のPHHMAの
量と、PHEMAの量に対する可塑剤のfi(PHHM
Aを溶解する際に可塑剤の溶解力に結び付けられる因子
)と、化粧剤として有用なPHHMAの皮膜形成のため
のエマルジョンに有効な特性が与えられるようにエマル
ジョン中の各成分を結合するための乳化剤の有効性との
間の関係である。
加えて、本発明は、長鎖脂肪酸のアンモニウム塩を乳化
剤として使用した油/水型エマルジョンから表皮上に付
着されそしてそのアンモニウム塩の分解によってそれか
ら不溶化されたP HHMA皮膜の耐水性、非ゴム質、
吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄層の形成に関する。また
、本発明は、PHEMAの安定なエマルジョン、並びに
長鎖脂肪酸のアンモニウム塩を乳化剤として用いた安定
な化粧用エマルジョンの特別な製造法に関する。
本発明は、長鎖脂肪酸のアンモニウム塩を乳化剤として
用いた油/水をエマルジョンから表皮上に化粧特質を提
供するためにP HHM Aの耐水性、非ガム質、吸湿
性、可撓性且つ柔軟性の薄層が付着されるところの安定
なエマルジョンの局部適用法を包含する。
本発明は、長鎖脂肪酸のアンモニウム塩を乳化剤として
使用した油/水型エマルジョンから表皮上に付着されそ
してそのアンモニウム塩の分解によってそれから不溶化
された化粧品の一部分としてPHHMA皮膜の耐水性、
非ガム質、吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄層を形成する
ことを包含する。また、本発明は、PHEMAの安定な
エマルジョンの化粧用処方物、並びに長鎖脂肪酸のアン
モニウム塩を乳化剤として使用した安定なエマルジョン
の特別な製造法に関する0本発明は、長鎖脂肪酸のアン
モニウム塩を乳化剤として使用してPHHMAの耐水性
、非ガム質、吸温性、可撓性及び柔軟性の薄膜が表皮上
に付着されるところの安定なエマルジョンの化粧用処方
物の局部適用を包含する。
本発明は、P HHM Aに対してそれぞれ異なる溶解
力を有する複数の可塑剤を含有しこれによってPHEM
Aの層の柔軟性が制御され、そしてPHHMA及び複数
の可塑剤が処方されたエマルジョン中の乳化剤の分解に
よってPHEMAの耐水性層の一部分にされたPHEM
Aの耐水性薄層に関する。本発明は、油相及び水相を含
有しそしてその水相中にPHEMAとPHEMA用の少
なくとも3種の溶剤とそれ用の乳化剤としての脂肪酸の
アンモニウム塩とを含有する化粧用油/水型エマルジョ
ンに関する。このPHEMA用の溶剤は、 (i)  活性な揮発性溶剤、 (ii)  上記溶剤よりも活性が低いが中間活性の不
揮発性溶剤、及び fiiil  上記の中間活性の溶剤よりも活性の低い
不揮発性溶剤、 からなる。
本発明は、 1、 油相及び水相を別個に形成すること、2、 油相
に水相を混合して油/水型エマルジョンか又は水/油型
エマルジョンのどちらかにすること、 3、  PHEMAをそれ用の可塑剤と一緒に溶液状態
でI:I!備すること、 4、 その溶液を水性相中に供給すること、5、 所望
の油/水型エマルジョン中の乳化剤の部分を水性相の一
部分及び油相中の一部分として供給し、そして油/水型
エマルジョンの各々を混合したときに乳化剤を形成する
こと、及び。
6、各々の相を混合して油/水型エマルジョンを作るこ
と、 を包含する多段階順序で作られる油/水をエマルジョン
の形成を包含する。
更に他の具体例では、本発明は、表皮上に付着された紫
外線遮断剤とメタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重
合体との組み合わせを含有する耐水性、非ガム質、吸湿
性、可撓性且つ柔軟性の薄膜、該膜を作ることができる
安定なエマルジョン、及び該安定なエマルジョンの特別
な製造法に関する。また本発明は、紫外線遮断剤と組み
合わせたメタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体
の耐水性、非ガム質、吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄膜
が表皮上に付着されるところの安定なエマルジョンの局
部適用を包含する。
本発明は、表皮上に付着される化粧剤の一部分として紫
外線遮断剤とPHHMAとの組み合わせの耐水性、非ガ
ム質、吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄膜を形成すること
を企図する。また、本発明は、紫外線遮断剤を含有する
PHHMAの安定なエマルジョンの化粧用処方物及びか
かる安定なエマルジョンの特別な製造法に関する0本発
明は、紫外線遮断剤と組み合わさったPHHMAの耐水
性、非ガム質、吸湿剤、可撓性及び柔軟性の薄膜が表皮
上に付着されるところの安定なエマルジョンの化粧用処
方物の局部適用を包含する。
本発明は、紫外線遮断剤及びPHHMAに対してそれぞ
れ異なる溶解力を有する複数の可塑剤を含有し、これに
よってPHHMAの層の柔軟性が制御されたPHHMA
の薄層に関する。本発明は、紫外線遮断剤を含有する油
相と水相とを含有し、そしてその水相中にPHEMA及
びPHEMA用の少なくとも3種の溶剤を含有する化粧
用油/水型エマルジョンに関する。
PHEMA用の溶剤は、 (i)  活性な揮発性溶剤、 (ii)  上記溶剤よりも活性が低いが中間活性の不
揮発性溶剤、及び (iii)  上記の中間活性の溶剤よりも活性の低い
不揮発性溶剤、 からなる。
本発明は、 1、 油相及び水相を別個に形成すること、2、 紫外
線を含有する油相に水相を混合して油/水型エマルジョ
ンか又は水/油型エマルジョンのどちらかにすること、 3、  PHHMAをそれ用の可塑剤と一緒にr′¥4
液状態で準備すること、 4、 その溶液を水相中に供給すること、5、所望の油
/水型エマルジョン中の乳化剤を、油相と混合される水
性相の一部分として又は所望の油/水型エマルジョンを
形成するのに最終的に混合される水性相の別な部分に供
給すること、 6、 各々の相を混合して油/水型エマルジョンを作る
こと、 を包含する多段階順序で作られた油/水型エマルジョン
の形成を包含する。
の2細な言゛ハ 化粧用処方物中の成分として使用することができる推進
されているPHEMAは、通常、水不溶性の脆性プラス
チックである。これは吸湿性として特徴づけられるが、
このことはそれが水に対して強い親和力を有することを
意味する。この重合体は、水分を吸収して保持するのに
十分なだけ吸湿性である。実際に、PHHMAは水と戸
の接触時に膨潤し、それ故に表皮上のPHHMAの皮膜
は表面上に存在する水分によって膨潤され得る。
PHEMAは、メタノールやエタノールの如きアルコー
ル中に易溶性でありそしてこれらのアルコールと約80
重量%までの水との溶液中に溶解されることができる。
これらの属性によって、P HE M Aは整髪用ラッ
カーとして使用することが推進されている。PHHMA
をその構造中に共重合成分を導入せずに可撓性で且つ柔
軟性の皮膜に転化させるには、それと相溶性の他の物質
で可塑化することが必要である。もし可塑剤が水溶性で
あるならば、それはPHHMAとの混合物から浸出して
後に脆性重合体を残す可能性がある。いずれにしても、
耐久性の面で最とも望ましい可塑剤で可塑化すると、ゴ
ム質の皮膜形成性物質が得られる。
PHEMAは、乳化し可塑化することができるがしかし
そのように適切にされないと、表皮上に非ゴム質で且つ
(又は)こすり落ちのない皮膜を生ぜしめることができ
るエマルジョンにすることができないことが確められた
。また、PHEMAは、多量の水分の存在下に独特な耐
久性を有する可塑化皮膜を生ぜしめるために水溶性及び
(又は)水分散性可塑剤の組み合わせで可塑化すること
ができることが確められた。本発明は、多重可塑化PH
EMAの薄膜即ちPHEMAとPHEMAに対してそれ
ぞれ異なる溶解力を有する少なくとも2種の異なる可塑
剤との均一分散体からなる均質な皮膜の形成を包含する
。また、本発明は、薄膜の性能特性によって証明される
ように油相及びPHEMAが油相の成分及びPHEMA
を薄膜内に本質上均一に分散させるのに十分なだけ相容
性であるところの薄膜を形成するために油/水型エマル
ジョンの水性相からPHHMAを付着させると同時にそ
の油相を付着させることを包含する。また、本発明は、
薄膜の形成に当ってPHEMAが、油相の成分とのかか
る相容性を確保するのに十分な親油性を提供する溶剤成
分と溶液状態にあることを規定する。
特に、本発明は、紫外線遮断剤及び多重可塑化PHEM
Aを含有する薄膜、即ち、P HE M AとP HE
 M Aに対してそれぞれ異なる溶解力を有する少なく
とも2種の異なるP HE M A用の可塑剤との均一
分散剤からなる均質な薄膜の形成を包含する。また、本
発明は、薄膜の性能特性によって証明されるように油相
及びPHEMAが紫外線遮断剤を含有する油相の成分及
びPHHMAを薄膜内に本質上均一に分散させるのに十
分なだけ相容性であるところの薄膜を形成するために、
油/水型エマルジョンの水性相からPHHMAを付着さ
せると同時に紫外線遮断剤を含有するその油相を付着さ
せることを包含する。また、本発明は、薄膜の形成に当
ってPHEMAが、紫外線遮断剤を含む油相の成分との
かかる相容性を確保するのに十分な親油性を提供する溶
剤成分と溶液状態にあることを規定する。
本発明の目的は、表皮上に付着させたときに1) HE
 M Aを非ゴム質、吸湿性、可撓性且っ柔軟性の薄層
にすることである。
本発明の他の目的は、表皮上に付着させたときにPHH
MAの非ゴム質、吸d性5可撓性且っ柔軟性の薄層を形
成することができる化粧用処方物好ましくはローション
処方物中においてP HEMAの安定なエマルジョンを
形成することである。
本発明の他の目的は、表皮上に付着させたときにP H
E M Aの非ゴム質、吸湿性、可撓性且っ柔軟性の薄
層を生じるP HE M Aの安定なエマルジョンの製
造法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、表皮上に付着させたときに紫
外!lA遮断剤とPHHMAとの組み合わせを耐水性、
非ゴム質、吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄層にすること
である。
本発明の更に他の目的は、表皮上に付着させたときに紫
外線遮断剤を含有するPHHMAの耐水性、非ゴム質、
吸湿性、可撓性及び柔軟性の薄層を形成することできる
ところの化粧用処方物好ましくはローション処方物中に
おいてPHEMAの安定なエマルジョンを形成すること
である。
本発明の更に他の目的は、表皮上に付着させたときに紫
外線遮断剤を含有するP HHM Aの耐水性、非ゴム
質、吸温性、可撓性及び柔軟性の、J層ヲ生じるPHE
MAの安定なエマルジョンの製造〆去を提供することで
ある。
本発明の他の目的は、以下の記載から明らかになるであ
ろう。
本発明の実施において使用されるPHEMAは、上記式
(I)の反復単位を有する本質上線状の熱可塑性高分子
物質特に式(I)のXが水素であるようなPHEMAか
らなる。「本質上線状」とは、P HHMAがエタノー
ルと水との50−50重量混合物中に完全溶解性である
のに十分なだけ線状であり且つ105℃のTgを有する
ことを意味する。好ましくは、かかるPHHMAは、少
なくとも約50. OOOさらに望ましくは少なくとも
100.000の重量平均分子量を有する。極めて望ま
しい結果は、少なくとも200. OOOの重量平均分
子量を有するPHEMAを使用した場合に得られた。ア
ブラハムズ氏が上記の文献で指摘したように、PHHM
Aは、1,000,000及びそれ以上の重量平均分子
量まで重合可能である。かかるPHEMAが本発明の実
施に対して使用可能であるけれども、約100.000
〜約1、 OO0,000の間の重量平均分子量を有す
るI) HE M Aが本発明の実施に対してより望ま
しい、最とも望ましい結果は、約200. OOO〜約
400. OOOの重量平均分子量を有するPHHMA
を使用して得られた。
先に記載したように、任意の表皮上に皮膜として付着さ
せたときに未可塑化PHEMAよりも可撓性になるよう
にPHEMAの可塑化を行なうことが斯界において望ま
れていた。しかしながら、本発明以前には、表皮に適し
たときにその表皮の柔軟性を本質上写し出す柔軟性の皮
膜をもたらす皮膜形成性成分としてPHHMAを含有す
る有効な化粧用処方物の製造について適切な記載を与え
る文献がなかった。これまで、PHHMAを水基材化粧
用処方物に導入することが望まれていたが、しかし油/
水型の安定な水基材化粧用エマルジョンの製造に通じる
情報が少なかった。
皮膚上に適度に可撓性で且つ柔軟性の皮膜を提供するた
めの化粧品として使用することができる安定な油/水型
エマルジョン中の成分としてPHEMAを作ることがで
きる方法について以下に説明する。本発明は、PHEM
Aをより可撓性の物質に単にすることを越えてその可塑
化を行なうものである。と云うのは、可撓性の不十分な
向上は、皮膚上に透湿性P HHM Aの快感な薄層を
残す皮膚のローション処理の達成にP HHMAを有効
に使用するには不十分なだけしかその基本的な特性を変
更しないからである。快感は、PHEMAを含有する皮
膜を皮膚上に形成するときにその皮膜が柔軟性の皮膚表
面のゆがみや凹凸に合致するようにPHEMA中に高度
の柔軟性を与えることによってもたらされる0本質的に
は、PHEMA皮膜は、それが適用される皮膚の柔軟性
と本質上聞等のレベルの柔軟性を有するべきである0本
発明は、PHHMAを、次の特性、*安定な液相から皮
膜を付着させることができること、 本皮膚の表面上に、 ・手ざわりのよい滑らかな皮膚の感触を提供す るため
の皮膚の良好な触感及び柔軟性、・脂っこさ及び油性が
ないこと、 ・皮膚の微孔への容易な浸入性。
・非ゴム質のこすり伸し特性、 ・頭髪を特定の形状に合致させるのを回避するように頭
髪に対して不粘着性に結合すること、及び ・空気や水分の透過性と組み合わさった耐湿性、 によって特徴づけられる均一な可塑化皮膜を付着させる
ことができること、 を有する有効な安定な油/水型エマルジョンにすること
によって特徴づけられるような柔軟性を達成する。
表皮上での本発明のPHHMA薄膜の形成は、容易には
測定されない。この皮膜は化粧用処方物から付着される
ので、それと共に油、表面活性剤、給温剤等の如き化粧
剤も付着される。皮膜の性状は、それが適用された表皮
に与えられる特性から測定することができるだけである
。処理後の皮膚が皮膚上の水分量よりも低い水分蒸発損
失(発汗)有しそして化粧品中の他の成分によって長い
持続性のローション公課を提供することができるという
事実は、PHEMAが皮膚上で皮膜として存在するとい
う確信を裏付けている。皮膚上に保持された余分な水分
はそれを加温する作用をし、そしてこれは皮膚を軟化し
滑らかにする方法である。
これらの属性及びPHEMAの通常の皮膜形成性の認識
を基にして、PHHMAは皮膜におけるPHHMAの存
在の故に水分浸入に抵抗する連続皮膜の一部分として存
在すること及びPHEMAは皮膜にの本質上均一に分布
されていることが一般に認められている。
先に指摘したように、PHHMAを可塑化するのに多く
の物質を使用することができる。PHEMAを化粧用処
方物中に適切に配合し且つ可塑剤と適切に組み合わせる
と、化粧ローションの如き化粧用途に必要される軟質の
柔軟性P HHM Aを得ることができるが、さもない
とそれは得られないことが確められた。
PHEMAの可塑化では、PHEMAに対して活性で揮
発性の溶剤の選択で開始し次いでPHHMAに対して累
進的に活性が低く且つ累進的に揮発性の低い溶剤を使用
する。PHEMAの溶媒和は、その可塑化の始まりであ
る。
PHEMAに対して攻撃的な溶剤は、P HHMAを溶
解させそしてそれを溶液の一部分とする。このような物
質は、もしPHHMAを中実の皮膜として保持しようと
するならば最少の量で使用される。しかしながら、もし
溶剤が揮発性であるならば、それは、PHEMAに対す
る揮発性の低い又は本質上不揮発性の溶剤と組み合わせ
て多量で使用することができる。従って、PHEMAが
より揮発性の溶剤の存在によって液状に保持されている
ところの付着された化粧用エマルジョンの皮膜からその
より揮発性の溶剤が蒸発されるにつれて、存在する揮発
性の低い溶剤によって可塑化されたPHEMAの一体的
付着が生じる。揮発性の低い溶剤が水によって必要以上
に容易に溶解される場合には、エマルジョンの水相への
PHEMAの配合時に、水による容易な可溶化を受けに
くい他の更に揮発性の低い溶剤を存在させることができ
る。PHEMAを化粧用処方物に有効な皮膜形成性物質
にするためのその処理は、エマルジョンを形成するため
のその溶媒和にある。
本発明では、揮発性の活性溶剤から揮発性が低く1活性
の低い溶剤(実際に、本発明の基準によって、これらは
不揮発性と称することができる)までの範囲にわたる溶
剤の組み合わせが可塑化成分として使用される。用語「
揮発性」及び「不揮発性」は、相対的な用語として認識
される。それ故に、便宜上、揮発性溶剤は、23℃の周
囲温度及び正常な圧力条件下に通常の水分を含有する表
皮上に液体として付着させた10ミルの皮膜から24時
間以内に蒸発するものである。不揮発性溶剤は、これら
の条件下に完全には蒸発しないようなものである。
PHHMAを含有する水相を一般に作るための溶剤の選
択については他のところで説明する。しかしながら、こ
の部分では、可塑剤はP HHMAに対する溶剤である
ことを記載することで十分である。しかしながら、多く
の場合では、それらは有効性のために補助溶剤を必要と
するような弱い溶剤であってよい、広く言えば、望まし
い不揮発性可塑剤は、脂肪族ポリオール、低分子量脂肪
族ポリエーテル及び非イオン性表面活性剤である。
脂肪族ポリオールは、1.2−プロピレングリコール、
1.3−プロピレングリコール、グリセリン、ジグリム
、トリグリム、テトラグリムの如き通常液状のグリコー
ル及びグリコールエーテル、カービトール(carbi
tol)■並びに他のメチル及びエチル末端ブロックエ
ーテル等の如きそれらのモノアルキルエーテルである。
非末端ブロックエーテルは、高分子量成分を形成するた
めにエチレンオキシドとその重合体がワックス状でなく
なお液状である程度まで反応させることができる。他の
有用なポリオールとしては、ソルビトール、1.2−ブ
チレングリコール、1.2−ヘキシレングリコール、グ
ルコース、フラクトース、しょ糖、PEG−8、PEG
−4、ジプロピレングリコール及びハニー(honey
lが挙げられる。
非イオン表面活性剤は、親水性(疎油性)である分子部
分と疎油性(親水性)である他の分子部分とを含有する
。これらの部分は、それらの親木性−親油性バランス(
HLB)によってそれらの表面活性を決定する基礎にな
る。
ダブリュー・シー・グリフイン氏のEmulsifie
rEvaluation By Water Abso
rption、 Proc、  ofScientif
ic 5ection of Toilet Good
 As5ocia−tion、 Vol、 6 、第4
3〜50頁(1946年12月5日)  (c,A、4
1、p、IL33H)を参照されたい。本発明の実施で
は、もしそれらのHLBが低い(例えば、約2以下)な
らば、PHEMAを効果的に可塑化する際にそれらの有
効性は低い。
それらのHLBが中間(例えば、約8〜約8)であると
きには、PHHMAを可塑化する際のそれらの有効性は
、良好であるがしかし市販化粧用処方物に望まれるより
もなお弱い、しかしながら。
高いHLB (例えば、約8以上典型的には15未満)
を有する非イオン性表面活性剤は、本発明の実施におい
てPHEMAに対する優れた可塑剤であることが分かっ
た。
非揮発性(溶剤)可塑剤として使用するのに好適な望ま
しい非イオン性物質は有機脂肪族エーテル化合物である
。これらは、表面活性剤に疎油性(親水性)を与える分
子の部分に少なくとも1個のエーテル基一般には少なく
とも3個のエーテル基を含有する。エーテル基は、表面
活性剤に親油性(疎水性)を与える活性水素化合物のア
ルコキシル化によって誘導されるのが望ましい。好まし
いアルコキシル化化合物は、エチレンオキシド及び(又
は)プロピレンオキシドから誘導されるものである。優
れたアルコキシル化化合物は、エチレンオキシド単独又
はエチレンオキシドと1.2−ブロビレンオキシドとの
組み合わせによるアルコール(脂肪族及び芳香族)のア
ルコキシル化から誘導されそして高いHLBを提供する
ものである。非イオン性表面活性剤分子の親油性(疎水
性)部分は、構造中に少なくともヘキシレン架橋を形成
するのに少なくとも6個の−CH2−を連続して含有す
る脂肪族部分を含有するのが最とも好ましい。
これらの可塑剤を形成するのに好ましい活性水素化合物
は、少なくとも約8個の炭素原子一般には約24個未満
の炭素原子を含有する脂肪アルコールである。脂肪アル
コールは脂肪酸の水素化変種であるけれども、それらは
アルケンのカルボニル化それに続くオキソ化合物の水素
化又はかかるアルケンの水和による如き他の合成経路に
よって合成することもできる。
使用することができる他の非イオン性表面活性剤は、分
子の親油性部分の性状において異なる。
かかる部分の選択は、表面活性剤が少なくとち中間の好
ましくは高いHLBを有する限りそれ程厳密なものでは
ない、かくして、親油性部分はアラルキル、アルカリー
ル等であってよい。
本発明の化粧用処方物には先に特徴づけたアルコール及
び表面活性剤以外の種々の給温剤/皮府軟化剤を含める
ことが可能であり、そしてこれらの例としては、例えば
鉱油、スクアラン、ペトロラタム、スクアレン、微品質
ワックス、パラフィン等の如き炭化水素、 ラノリンアルコール、ラノリン、アセチル化ラノリンア
ルコール、アセチル化ラノリン、水素化ラノリン、ヒド
ロキシル化ラノリン、ラノリン酸イソプロピル等の如き
ラノリン及び誘導体、ジメチコーン、シクロメチコーン
、ジメチコーンコボリオール、フエニルジメチコーン、
ステロキシジメチコーン等の如きシリコーン、ステアリ
ン酸、イソステアリン酸、ミリスチン酸、リノール酸、
レジノール酸等の如き脂肪酸セチルアルコール、ステア
リルアルコール、セテアリルアルコール、ミリスチルア
ルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカ
ノール等の如く脂肪アルコール、 ミリスチン酸イソプロピレン、バルミチン酸イソプロピ
ル、バルミチン酸オクチル、鯨ロウ(spermace
ll) 、オレイン酸イソデシル、プロピレングリコー
ルシカブリレート/シカプレート。
グルタミン酸グルコース、ネオペンタン酸イソデシル、
ネオペンタン酸インステアリル、ミリスチン酸ミリスチ
ル、ジョジョバ油、パルミチン酸セチル、ヒドロキシス
テアリン酸オクチル、トリオレイン酸ソルビタン、ステ
アリン酸オクチル、アジピン酸ジオクチル、プロピオン
酸アラチジル、ステアリン酸イソセチル、ブロビレング
リコールジペラルゴネート、乳酸ミリスチル、CI□−
0アルコールベンゾエート、ミリスチン酸ミレスー3、
オクタン酸セテアリル、オクタドデシルステアロイルス
テアレート、グリセリルジラウレート、プロピレンカー
ボネート、PPG−2ミリスチルエーテルプロピオネー
ト、セバシン酸ジイソプロピル、バルミチン酸オクチル
、ネオペンチルグリコールシカプレート、ジイソプロビ
ルジメレート、乳酸セチル、イソステアリン酸デシル、
ステアリン酸ブチル、プロピレングリコールイソステア
レート、イソステアリン酸イソプロピル等の如き脂肪酸
エステル、 ゴマ浦、スィートアーモンド油、アポカード浦、水素化
大豆油、麦芽油、カプリル/カプリン酸トリグリセリド
、アンズ仁油、ベニバナ油、ヤシ油、ブドウ種油、ココ
ヤシ油、ミンク油、モモ仁油、シア油、ウミガメ油、ヒ
マワリ油、水素化植物油、オリーブ油、米ヌカ油、ヒマ
シ油、トーモロコシ油、ココア脂、水素化ココヤシ油、
グリセリルオクタノエート、サクランボ核油、亜麻仁油
、大豆油等如きトリグリセリド、 加水分解動物たん白、可溶性コラーゲン、コラーゲン、
ミルクたん白、コラーゲンアミノ酸、加水分解エラスチ
ン、エラスチン、エラスチンコラーゲン錯体、セリン5
グリシン、プロリン、ロイシン、チラシン、トリプトフ
ァン、アスパラギン酸、バリン、アラニン、イソロイシ
ン、グルタミン酸、大豆たんばく、ケラチンアミノ酸等
の如きアミノ酸及びポリペプチド。
原潜、レシチン、アロエベラ、ムコポリサッカライド(
又は加水分解)、大豆ステロール、コレステロール、乳
酸又は塩、PPG−10セチルエーテル、PPG−11
ステアリルエーテル、ポリアミノ砂糖縮合物、タマゴ油
、PPG−3ミリスチルエーテル等の如き他の添加剤、 が挙げられる。
本発明にとって重要なことは、PHHMAを安定な化粧
品として受は入れできるエマルジョンとして提供するこ
とを可能にするエマルジョン系の開発(組成物及び方法
を含めて)である。
その結果、本発明の組成物は、PHEMA含有皮膜の付
着において、特に乳化剤の存在を要件とする。典型的な
乳化剤の例としては。
アンモニウム、カリウム及びナトリウムのステアリン酸
塩、アンモニウム、カリウム及びナトリウムのパルミチ
ン酸塩、アンモニウム、カリウム及びナトリウムのミリ
スチン酸塩、アンモニウム、カリウム及びナトリウムの
ラウリン酸塩、アンモニウム、カリウム及びナトリウム
のイソステアリン酸、アンモニウム、カリウム及びナト
リウムのオレイン酸塩、ステアリン酸アルミニウム、ス
テアリン酸マグネシウム、蜜ロウ/硼砂、ラノリン酸石
けん等の如き石けん、 ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、ポ
リソルベート80、ポリソルベート65、ポリソルベー
ト60、ポリソルベート40、ポリソルベート20、ス
テアリン酸グリコル、PEG−2ステアレート、PEG
−1oステアレート、PEG−30ステアレート、PE
040ステアレート、PEG−1ooステアレート、P
EG−150ステアレート、PEG−1000−ステア
レート、バルミチン酸ソルビタン、プロピレングリコー
ルステアレート、PEG25プロピレングリコールステ
アレート、水素化ソイグリセリド、ホイートジムグリセ
リド(wheat germ glyceride) 
、パームオイルグリセノド、オレイン酸グリセリル、ラ
ウリン酸グリセリル、オレイン酸ソルビタン、PEG−
12ジステアレート5、ポリグリセリル−10−デカオ
レト、PEG−8オレエート、メチルグリセス−20セ
スキステアレート、メチルグルコースセスキステアレー
ト等の如きエステル、 セチルアルコール、ステアリルアルコール、セテアリル
アルコール等の如き脂肪アルコール、カーボマー(ca
rbomer) 934■(及び塩)、カーボマ−94
0■(及び塩)、カーボマー941■(及び塩)、キサ
ンタンゴム、セルロスガム、ポリビニルピロリドン、カ
ラジーナン、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチン、
ポリアクリルアミド、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース等の如き水溶性重合体、 ラノリンアルコール、コレステロール、大豆ステロール
、水素化ラノリン、ラノステロール、ヒドロキシル化ラ
ノリン等の如きステロール、ステアレス−2、ステアリ
ス−20、セテアレス−5、セテアレスー20インステ
アレス−20、セレスー10、ラウレス−3、ラウレス
−3、ラウレス−23、コセスー6、オレスー10、オ
レスー20、オクチルドブセス=20、コレスー24、
ジヒドロコレスー15、PEG10大豆ステロール、P
EG−25大豆ステロール、メチルグルセス−20、P
EG−5大豆スプロール、PEG−5ペンタエリスリト
ール、PEG−40ヒマシ油、PEG−3ミリスチルエ
ーテル、PEG−15ステアリルエーテル等の如きエー
テル、 ナトリウムラウリルサルフェート、トリエタノールアン
モニウムラウリルサルフェート、ジェタノールアンモニ
ウムラウリルサルフェート、ナトリウムセチルサルフェ
ート、ジオクチルナトリウムスルホサクシネート、ジナ
トリウムモノココアミドスルホサクシネート、ナトリウ
ムイソステアリル−2−ラクチレート、ナトリウムラウ
リルサルフェート、ナトリウムココイルイチオネート等
の如く陰イオン性表面活性剤。
オレイルベタイン、ナトリウムラウリミノジプロビオネ
ート、ナトリウムC1〜C,アルコキシプロピルイミノ
ジプロピオネート等の如き両性表面活性剤、 ステアラミドジエチルアミンホスホフェート、セトリモ
ニウムブロミド、ステアルアリコニウムクロリド、PE
G−15ココアミン等の如き陽イオン性表面活性剤、並
びに レシチン、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、微結晶ワ
ックス、カオリン、オシケライト、セレシン、ラウルア
ミドDEA、ステアルアミドDEA、クォーターニウム
−18ヘクトライト、カゼイン酸ナトリウムゼラチン。
が挙げられる 先に記載したように、多数の乳化剤が給温及び(又は)
皮膚軟化性を提供する0本発明に対しては多数の添加剤
についての二重機能が認められる。以下で強調するよう
に、ある種の乳化剤が好ましい結果をもたらす。
本発明は、特別な性質を導入する目的で種々の他の添加
剤を含めることを企図している。本発明の実施では、腐
食剤、酸化防止剤、安定剤、UV吸収剤、ビタミン及び
先駆物質、皮膚保護剤、ホルモン、植物エキス、必須脂
肪酸等の如き典型的な添加剤を含めるのは異例のことで
はない。かかる、追加的な成分の例としては、 腐食剤の種類では、メチルパラベン、プロピルパラベン
、クォターニウムー15、イソダゾリジニル尿素、ブチ
ルパラベン、デヒドロ酢酸(又は塩)、ソルビン酸、ナ
トリウムピリチオン、エチルパラベン、安息香酸(又は
塩)、ホルムアルデヒド、DMDMヒダントイン、ベン
ゾイルパラベン、トリクロサン、グルタラル、クロルヘ
キシジングリコネート、メチルイソチアゾリノン、2−
ブロムニトリルプロパン−1,3−ジオール、0−シメ
ン−5−オール等、 酸化防止剤及び安定剤の種類ではBHA、トコフェロー
ル(又はアセテート)、BHT、アスコルビン酸(又は
パルミテート) 、EDTA (及び塩)、没食子酸プ
ロピル、ベンゾフェノン−2−ベンゾフェノン−4、ジ
ラウリルチオジプロピオネート等、 UV吸収剤の種類では、オクチルジメチルPABA、P
ABA、ウロカニン酸、ベンゾフェノン−2、ベンゾフ
ェノン−5、ベンゾフェノン−9、エチルジヒドロキシ
PABA等、ビタン及びビタン先駆物質の種類では、レ
チナール(又はパルミテート)(ビタミンA)、トコフ
ェロール(又はアセテート)(ビタミンE)、アランタ
インカルシウムパントチネート、パンテノール(ビタミ
ンB先駆物質)、エロカルシフエロール(ビタミンD)
、パンテニルエチルエーテル等、 皮膚保護剤の種類では、ジメチコン、アランフィン等、 ホルモンの種類では、プレグネノロンサクシネート等、 植物エキスの種類では、カミツレ、ローズマリー、サイ
ム、キンセンカオイル、アミ力オイル、ヘイフラワーエ
キス、キューリエキス、リニスエキス、マトリカリアエ
キス、ニンジンエキス、リンドウエキス、パームミント
エキス、ビャク°シンエキス、松葉エキス、トクサエキ
ス、ヒナゲシエキス等、 必須脂肪酸の種類では、リノール酸、 が挙げられる。
本発明の化粧用組成物のための他の種々の成分としては
、リボ核酸(及び塩)、カラスムギ扮、ニコチン酸メチ
ル、ニコチン酸ヘキシル、ロイヤルゼリー、アラントイ
ンアセチルメチルオニン細胞エキス、鉱物性塩、ポリア
ミノシュガー凝縮物、ベンジルアルコール、アルミニウ
ムクロルハイドレート、サリチル酸、脱たん白酵母、ア
ラントインポリガラクツロン酸、アデノシンジナトリウ
ムトリホスフェート、アーモンドひきわり扮、オートミ
ールライムギ扮、コーンミール、エラグパウダー、クル
ミ殻扮、アンズ種(粉砕)等が挙げられる。
上記成分は、標準操作に従って化粧用エマルジョン中に
与えられる。紫外線遮断剤を含有する化粧用油/水性エ
マルジョンを形成するための本発明の目的に関して言え
ば、UV吸収剤のうちの1種以上を全処方物重量の約2
0重量%までの範囲の量で化粧用処方物に加えることが
できる。しかしながら、典型的な場合では、その量は、
同じ基準で約12重量%を越えず好ましくは約10重量
%を越えない。UV吸収剤は、本発明の油/水型エマル
ジョンの油相中に含められる。紫外線遮断剤(UV吸収
剤)の量は、化粧用エマルジョンに望まれるサンプロテ
クションファクター(SPF)に左右される。セイヤ氏
のCosmeticsand Toiletries、
 Vol、 96、第49頁(1981年9月)及びセ
イヤ氏外のArch、 Dermstol、115、・
第46〜49頁(1979年)を参照されたい。
本発明の化粧用油/水型エマルジョンは、エマルジョン
の全処方物重量を基にして典型的には約50〜約90重
量%の水好ましくは65〜80重量%の水を含有する。
本発明の化粧用油/水型エマルジョンの特徴は、それら
が少なくとも2年間の最低期間の間安定であることを要
件とする。
本発明の安定な油/水型エマルジョンは、エマルジョン
の総重量を基にして約0.05〜約2.0重量%のPH
HMAを含有する。本発明の好ましい具体例では、エマ
ルジョン中のPHEMAの量は、同じ基準で約0.1〜
約1.5更には好ましい約0.3〜約13重量%である
本発明の安定な油/水型エマルジョン中の成分は、PH
HMAの他に、油、保湿剤(吸湿剤)及び乳化剤を含む
。これらの物質とI) tl V、M Aは、化粧用;
山/水型エマルジョンを皮膚ローションとして使用する
ときには重要な成分を構成する。
PHHMAは化粧用途で適度に有用な油相中に可南化す
るのが困難であり、しかも水不溶性であるので、それは
処方物への容易な配合のために溶媒和される。
油相は、典型的にはエマルジョンの重量の少なくとち杓
5重量%好ましくはエマルジョンの重量の約7〜約15
重量%を占める。残部は水相である。
先に記載したように、PHEMAの溶媒和は、その可塑
化の始まりである。P HE M Aの溶媒和は、エマ
ルジョン処方物へのその配合の始まりである。PHEM
Aの可塑化は、P HE M Aの皮膜+1′J成性及
び皮膜性能に関する6下記の説明は、本究明のエマルジ
ョンを作るためのPHEMAの溶媒和に関するものであ
る。
PHEMAのための有用な溶剤は、単独で又は水と組み
合わせて使用される有機液体である。このf8剤は、水
溶性のものから水分散性のものまでの範囲にわたってよ
い、溶剤の多くは、(8削としてiα独では有効でない
が、しかしPHEMAに対するより強い溶剤が溶剤組み
合わせの一部分として使用されるところの溶剤組み合わ
せの一部分として使用するときに有効な溶剤になる。こ
の場合に、この強い方の補助溶剤をPHEMA及び弱い
方の溶剤の共通溶剤と称することができる。
活性の高い方の溶剤は水溶性である。最と6有り力な活
性溶剤そして典型的にはより揮発性の溶剤である溶剤は
、エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール、
n−プロパツール、n−ブタノール、第二ブタノール及
びインブタノールの如き2〜約4個の炭素原子を含有す
る低級アルカノールである。メタノールは有効な溶剤で
あるけれども、それは毒性掌上の理由から回避されるべ
きである。これらのアルカノールは少量でPHEMAを
可塑化するが、しかしそれらはその揮発性の故に永久可
塑剤としては使用されない。
−Muに、それらは、PHHMAを混合してエマルジョ
ン処方物にする際に揮発性溶剤成分として選択される。
PHEMAは、低級アルカノール−水混合物中に可溶性
あることが知られている0例えば、PHEMAは、水−
エタノール混合物中に水(80%)及びエタノール(2
0%)の80/20重量混合物まで溶解させることがで
きる。それよりも少量の水も有益下に用いることもでき
る。本発明のこの面において、アルカノールを水とPH
HMAとを結合すると称することができる。
可塑剤として有用な他の溶剤としては、通常液状のグリ
コール及びグリコールエーテルのの如き脂肪族ポリオー
ル例えば1.2−プロピレングリコール、1.3−プロ
ピレングリコール、グリセリン、ジグリム、トリグリム
、テトラグリム、これらのモノアルキルエーテル例えば
カービトールズ■(carbitols )■並びに他
のメチル及びエチル末端ブロックエーテル等が挙げられ
る。非末端ブロックエーテルは、高分子量を形成するた
めにエチレンオキシドとその重合体がワックス状でなく
なお液状である程度まで反応させることができる。好ま
しいポリオールは1.2−プロピレングリコールである
。これらの溶剤は、PHEMAを可溶化する場合のみな
らず表皮上に付着されたPHHMA皮膜の最終的可塑化
を補助する場合にもPHEMAに対する有効な可塑剤で
ある。これらは、不揮発性溶剤/可塑剤である。これら
はずべて低級アルカノール可溶性であり、それ故に水及
びPHHMAへのそれらの溶解性又は溶解速度を結びつ
けるのに低級アルカノールを使用することができる。ポ
リオール及びポリエーテルはPHHMAよりも水中にお
いて大きい溶解度を有するので、それらは水中へのPH
HMAの溶解度を高めるのに用いることもできる。
1.2−プロピレングリコールが好ましいことは、PH
HMAに対するその高い溶解力、その相対的に低い揮発
性、その有意義な吸湿性及びその好ましい毒性学的性質
に基いている。
それ故に、低級アルカノールとポリオールとの組み合わ
せも有益下に用いることができる。実際に、エマルジョ
ンへのPHEMAの好ましい処方では、溶剤/可塑剤成
分は、溶剤系の低級アルカノール、ポリオール又はエー
テル成分によって達成される結果を通して水性相中への
PHEMAの溶解度を高めるのに使用される。
溶剤/可塑剤の最後の種類は、分子親油性(疎水性)部
分及び分子疎油性(親水性)部分の両方を有する非イオ
ン性表面活性剤である。先に指摘たまうに、これらの部
分はそれらの親油性−親水性バランス(HLB)によっ
てそれらの表面活性を決定する基礎になる。
本発明の実施では、もしそれらのHLBが低い(例えば
約2以下)であるならば、PHHMAをフカ率的に可塑
化する際のそれらの有効性は低い。
それらのHLBが中間(例えば約4〜約8)であるとき
には、PHHMAを可塑化する際のそれらの有効性は、
良好であるがしかし市販化粧用処方物に望まれるものよ
りもなお低い。しかしながら、高いHLB (例えば、
約8以上典型的には15以下)を有する非イオン性表面
活性剤は、本発明の実施においてPHEMAに対する優
れた可塑剤であることが分かった。
非イオン性物質は、PHEMAに対する溶剤のうちで最
とも弱いものである。一般には、それらは、低級アルカ
ノール及びポリオール/ポリエーテルの如き他のより活
性な溶剤と組み合わせて使用される。これらは最とも弱
い溶剤であってよいけれども、それらは複数の機能を果
たす。一般には、それらは溶剤/可塑剤のうちで最とも
揮発性の低いものであり、そしてそれらは皮膜中に付着
された油相及び付着されたPHHMAを相客化する働き
をする。
不揮発性溶剤/可塑剤として使用するのに好適な望まし
い非イオン性物質は、有機脂肪族エーテル化合物である
。それらは9、表面活性剤に疎水性(親水性)を付与す
る分子の部分に少なくとも1個のエーテル基一般には少
なくとも3個のエーテル基を含有する。エーテル基は、
表面活性剤に親油性(疎水性)を付与する活性水素化合
物のアルコキシル化によって誘導されるのが望ましい。
好ましいアルコキシル化化合物は、エチレンオキシド及
び(又は)プロピレンオキシドから誘導されるものであ
る。優れたアルコキシル化化合物は、エチレンオキシド
単独又はエチレンオキシドと1.2−プロピレンオキシ
ドとの組み合わせによるアルコール(脂肪族及び芳香族
)のアルコキシル化から誘導されそして高いHL Bを
提供するものである。非イオン性表面活性剤分子の親油
性(疎水性)部分は、構造中に少なくともヘキシレン架
橋を形成するために少なくとも6個の−CH、−を連続
して含有する脂肪族部分を含むのが最とも好ましい。
これらの溶剤/可塑剤を形成するのが好ましい活性水素
化合物は、少なくとも約8個の炭素原子そして一般には
約24個の末端の炭素原子を含有する脂肪アルコールで
ある。脂肪アルコールは脂肪酸の水素化変種であるけれ
ども、それらは、アルケンのカルボニル化それに続くオ
キソ化合物の水素化又はかかるアルケンの水和による如
き他の合成経路によって合成することもできる。
使用することができる他の非イオン性表面活性剤は、分
子の親油性部分の性状において異なる。
かかる部分の選択は、表面活性剤が少なくとも中間の好
ましくは高いHL Bを有する限りそれ程厳密なもので
はない。かくして、親油性部分はアラルキル、アルカノ
ール等であってよい。
先に記載したように、本発明の化粧用エマルジョン処方
物は主として水である。水はエマルジョンの連続相を構
成し、そして油相はエマルジョンの不連続相を構成する
。水相は、水だけではない。これは、PHEMA及びP
HEMAに対する溶剤/可塑剤を含む。
本発明の化粧用エマルジョン処方物は、1つ以上の油相
で出発しその後に1つ以上の水性相を含める各成分の多
数相を組み合わよって製造される。各相は別個に調製さ
れ、次いで混合されて所望エマルジョンを生成する。相
と相との混合は、意図する混合度を生ゼしめるのに十分
な撹拌を用いて行われる。
般には、別個に調製される油相は、その油相成分を高め
られた温度で混合することによってしばしば形成される
。高められた温度は、通常固体の物質を漬解させ、且つ
それよりも低い温度で限・定された相容性を有する物質
量に相容性を生ぜしぬるのに必要とされる。しばしば、
その高められた温度は約35℃を越え、そして典型的な
場合にその高められた温度は約り0℃〜約100℃の範
囲内である。しかしながら、たいていの場合に、高めら
れた温度は約り0℃〜約85℃の範囲内であることが分
かった。そのようにして形成された油相は、次いで、油
/水型エマルジョンか又は油/水望エマルジョンのどち
らかを形成するために水と混合することができる。どの
種類のエマルジョンを形成しようとち重要なことではな
い。と云うのは、たとえ役作の終り又は最後工程におい
て水/浦型エマルジョンの乳化逆転が必要であるとして
も、最終の仕上エマルジョンは油/水型エマルジョンで
あるからである。
P HE M Aは、典型的には、溶剤及び可塑剤の少
なくとも一部分と組み合わせて水相中に付与される。P
 HHM Aを溶解させ且つ溶液を形成するのに十分な
撹拌と共に有機溶剤及び可塑剤の少なくとも一部分をP
 HE M’Aと混合するのが好ましい。この混合物は
、溶液を形成するのに十分な撹拌と共に水性相の多くに
混入することができる。
処方物の別個の相及び所望の乳化繰作の特徴は、全乳化
処方物に対する乳化剤で水性相を別個に形成することで
ある。用語「別個に形成する」とは、その相が油相及び
P HE M Aを含有する水性相とは別個のものであ
ることを意味する。乳化剤を含有するその別個の相は、
中間エマルジョンとして油/水型エマルジョンか又は油
/水型エマルジョンのどちらかを形成するために初期に
おいて油相と混合させることができる。しかる後、こノ
中間エマルジョンに水相の多くが混合されて最終エマル
ジョンを生成する。乳化剤の選択は、本発明の性能にお
いて極めて重要であることが分かった。ある種の処方物
の場合には、乳化剤の選択は、得られる化粧用エマルジ
ョンの性能に対して安定性及び性能の面で実質上利益を
もたらすことができることが確かめられた。
本発明の実施における好ましい乳化剤は、ステアリン酸
アンモニウム、ステアリン酸トリエタノールアンモニウ
ム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノ
ールアンモニウム、ラスリル硫酸ジェタノールアンモニ
ウム、セチル硫酸ナトリウム、ジオクチルナトリウムス
ルホサクシネート、ジナトリウムモノココアミドスルホ
サクシネート、インステアリル−2−乳酸ナトリウム、
セテアリル硫酸ナトリウム、ココイルイソチオン酸ナト
リウム等の如き陰イオン性表面活性剤からなる。
好ましい乳化剤は、長鎖脂肪酸典型的には炭素鎖中にC
I□、を含むもののアンモニウム塩である。最とも好ま
しいものは、錆中にc tae好ましくはCI6゜を含
む長鎖脂肪酸のアンモニウム塩、例えばステアリン酸(
典型的には油相中に与えられる)と水酸化アンモニウム
(典型的には水性相中に与えられる)との現場反応によ
って形成されるステアリン酸アンモニウムである。実際
にステアリン酸アンモニウムは特殊な場合であることが
判明した。また、これは、優れた乳化剤であることが判
明した。と云うのは、これは、6ケ月以上にわたって約
40℃の加熱に安定である高度に安定なエマルジョンを
形成し且つ維持するからである。エマルジョンを皮膚上
に塗布したときにアンニアムの離脱に付随する高い揮発
性の故に、ステアリン酸アンモニウムによって提供され
る表面活性剤特性は、皮膚上に生成する化粧皮膜がPH
EMAを皮膜とした後、その急速な不溶化の故に最適な
皮膜形成性を有するのに十分なだけ変更される。これは
得られる皮膜の透湿性に寄与し、しかして皮膜は表皮上
に多くの水分を保持するようになり且つ表皮を異物元素
から保護するのに良好になる。他の特徴は、皮膜中の可
塑剤が水分の影響による浸出性が低くなることである。
ステアリン酸と組み合わせた水酸化アンモニウムの使用
は、こすり落ち特性のない化粧上優美なエマルジョンの
生成を6たらしす。
エマルジョン中の溶剤/可塑剤の量は、それ程厳密なも
のではない。本発明の利益を提供するすべての量が使用
可能である。典型的には、本発明のエマルジョンではP
 HE M Aの重量に対して少なくとも約3倍の重量
の揮発性溶剤/可塑剤を使用するのが望ましい。通常、
揮発性溶剤/可塑剤の使用量は、エマルジョン中のPH
HMAの重量の約4〜約15倍の範囲内である。揮発性
の低い溶剤/可塑剤の濃度は皮膚に供給するときに化粧
用エマルジョンに求められる触感効果に基いてエマルジ
ョン中に存在するP HHM Aの量に応じて変動する
。例えば、ポリオール溶剤/可塑剤は約10ffiff
i%からエマルジョン中のPHHMAの重量の約20倍
の範囲内で存在してよく、これに対して非イオン性表面
活性剤溶剤/可塑剤は約0.01!ffi%からエマル
ジョン中のPHHMAの重量の約10(@の範囲内であ
ってよい。これらの値は、特別な化粧効果を得るために
これらの値のの上下に調節することができる。
実験研究によって、化粧目的に好適である有期な安定エ
マルジョンをJ[5成するp HIs M Aの能力に
対して油/水型エマルジョンを形成する際の態様が重要
であることを例示した。以下の表Iは、商業的に受は入
れできる化粧ローション製品を作るための典型的な従来
技術の方性を例示する(これらの場合においてPHHM
Aを使用)。
相のプロセス処理は、油相エマルジョンへの水相の典型
的な添加を使用してエマルジョンを生成するための三相
方式であった。各場合において、相Aは、相中の成分の
混合を生せしめるために71℃に加熱された。相Bは、
化粧用エマルジョン中に使用される水相の典型的なもの
であり、そして防腐剤、給温剤及びゲル化剤を含有する
。各側において、エマルジョンからPIIHMAの小球
が沈殿することが分ったが、これはエマルジョンの不安
定性を示している。
○ 00 トcoa′> 傷 り翻 1 、) 、)フ Nト 1ト1¥ 区区 )L 全  、) 堰 ト )  Σ 執 例1〜4に関して先に記載した油相エマルジョン調製手
順に従って加えられる典型的な水相を使用してエマルジ
ョンを作った。例5及び6の生成物は一見して商業上受
は入れできるローションであるように思われたが、しか
し厳密に見るとそれらはそれぞれP)IEMAがエマル
ジョン中に懸濁されていることを示した。 PHEMA
の小球が存在したが、そのエマルジョン処方物を皮膚上
にこすり伸すと、それらはそれぞれ表皮上に固まったガ
ム質皮膜になった。
先に記載したように、低級アルカノールはPHEMAに
対する他の可塑剤を結合(カップリング)する働きをす
る有効な溶剤である。以下の表nlは、P)IEMAを
水性系中において可溶化するための結合剤としてエタノ
ールの如き低級アルカノールを使用すること並びに補助
溶剤としてのプロピレングリコール及び多数の表面活性
剤を使用することを例示するいくらかの実験を示す。P
)IEMAは、他の溶解度試験からの研究結果を基にし
て8重量%で使用された。
以下の表■に示す例7〜11で用いた実験操作は、次の
工程、 1、先ずPHEMAをエタノール中に可溶化し、次いで
1.2−プロピレングリコールを加えて均質溶液を形成
すること、 2、表面活性剤成分を水中に溶解させること、3、上記
2からの溶液を上記1からの溶液に高ぜん断下に徐々に
加えること、 を包含していた。
二 n 溶剤/可塑剤は水に加えなければならず、さもないと透
明な溶液が得られないことが分かった。
安定なエマルジョンは、上記処方物からエタノル及び1
.2−プロピレングリコールを除いた場名には得ること
ができない。
表IVは、共通の水相からPHEMA ?g液を供給す
ることによって(この場合には、相Cとして)化粕ロー
ション処方物を調製することを例示するもCである。
トーーロΦ ユ ) トド 1ト1ト ベ ベ )Lご 、) 表■の処方物を次の2つの方法によってエマルジョンに
した。
1、典型的な油/水型エマルジョン:相Blを相Aに加
えた0次いで、この混合した相A及び相Blに相B2を
加えてそれらを約6、Oの適切なpHにした。その後、
相C及びDを順々に加えた。油相を71℃にし、そして
その温度において標準プロペラブレードミキサーによる
適度なせん断混合を使用して他の相と混合した。
2、典型的な油/水型エマルジョン:相B1を相Aに加
えた8次いで、この混合した相A及び相Blに相Cを加
えた0次いで、この溶液を相B2の添加によって適当な
pHにした0次いで、相りを導入した。油相な71℃に
し、そしてこの温度において標準プロペラブレードミキ
サーによる適度なせん断混合を使用して他の相と混合し
た。
例12の処方物に対して用いたこれらの2つの方法の結
果は次の如くであった。
A、上記の操作1は、ボーダーライン上にある商業的に
受は入れ可能な製品をもたらした。ローションを皮膚に
適用したときにPHHMAの僅かなこすり落ちが得られ
た。実験研究によれば相Cの添加速度が速すぎることが
分ったが、このことは、性能と乳化速度即ち油相及び水
相を混合する際の速度との間に相関関係があることを示
唆している。
B、上記の操作2は、P)IEMA小球が存在するとこ
ろの希薄な受は入れできない製品をもたらした。研究に
よれば、水相中のP)IEMAを安定化するには操作の
終りでのpH調整が必要とされることが分かった。
表Vは、トリエタノールアミンをステアリルピリジニウ
ムクロリドで置換することによる上記式Vの処方物の変
性を例示するものである。
〉 喫 ム翻 1、) )フ 全 k  V 1ト1ト   O 区 べ   °ト、 一、  L *  ’> へ 例13に対して用いた操作は、エマルジョンを作るのに
ステアリルピリジニウムクロリドを相Bの一部分として
加えたことを除いて、例12に対して用いた操作であっ
た。また、幾つかのレベルのステアリルピリジニウムク
ロリドも研究した。
例13の処方物は粘性すぎることが分かった。エマルジ
ョンは初期において安定であったが、しかし−夜で分離
が生じた。
予恕されるように、一般に乳化剤の選択と処方物との間
に性能上の相関関係があることが分かった2表vIは、
他の乳化剤であるセテアリル硫酸ナトリウムを用いた場
合の実験、化粧の優美性を向上させるためのシリコーン
200 (ポリジメチルシロキサン)の配合、及び保湿
性に及ぼす影響を判断するためのグリセリンの添加を例
示する。これらの処方物は粘度を低下させるための薄め
た油相(A)を有し、そして例15及び16の処方物中
のPHHMAの量は減少された。
二S ■ =〉 へ    ■ Δ くト き工Σ1 ″iJOロー 0DE−:I:匡 興り口山のる る 11茶哀 Q駆軸0 黒鳴収卿 −〇〇〇cI:1 cQ          N モ 鳥 り翻 1 、) ))  全 1−.1−、   シ 1ト11−、    O べ 区   ト )L さ ) ^ 例14〜16のエマルジョンを作るための操作は、上記
の表■で用いた操作1と同じであった。
これらの例では、相Cを極めてゆっくりと加えた0例1
2と同様の他の研究によれば、最終処方物中においてB
RIJ78の量は0.02重量%に減少できることが分
かった。これは、エマルジョンの混合間に暴気を回避す
るのを助けた。
上で調製された如き例14の処方物は、商業上受は入れ
できる製品であると見なされるローションをもたらした
。例14のローションは、皮膚上でPHEMAのこすり
落ちを招かなかった。
例15に関して言えば、シリコーンはP)IEMAと不
相容性であってP)IEMAの少なくとも一部分を沈殿
させることが判明した。この種のローション処方物中に
かかるシリコーンを配合させるには再処方が必要とされ
よう。
例16に関して言えば、グリセリンは処方物の溶剤系中
に十分には相容性でなく、従ってそれはPIIEMAと
不相容性であってPIIEMAの少なくとも一部分を沈
殿させた。
先に指摘したように、水酸化アンモニウム及びステアリ
ン酸の現場反応によって形成されるステアリン酸アンモ
ニウムは、ユニークな乳化剤であることが判明した。ア
ンモニウム基の揮発性は最適なPHEMA皮膜形成能を
発現するのを助け、これに対してその塩は優れたエマル
ジョン安定性をもたらす1次の表■は、例17及び18
についての処方物を含む、これらの例は、乳化剤として
の水酸化アンモニウム及びステアリン酸の使用並びに様
々なレベルのP)IEMAの使用を例示する。
cr+            み( 五翻 八 )) 全 トド シ 1)s+)、  D ベベ ト )L全) 0111 (%J (即 草モの 黒ト(1)山 黒地@P訣 次の例は、 本発明によって包含される紫外線遮 断剤含有処方物を例示するものである。
N 例17.18及び19で用いた操作は次の如くである。
1、相Aの各成分の重量を計り、そして160”F(7
1’C)に加熱するのに好適なビーカーに入れた。
2、相Blの各成分の重量を計り、そして180下(7
1’C)に加熱するのに好適なビーカーに入れた。
3、相B2のための水酸化アンモニウム20ii皿%水
溶液を別個に調製した。これは、加熱されなかった。
4、相C1の各成分の重量を計り、そして100°F(
38℃)に加熱した。
5、相C2の各成分の重量を計り、そして適当な容器に
おいて次の如くして混合した。
(a)エタノール(ETDH)に1.2−プロピレング
ツコールを加えそして混合物を攪拌した。
(b)ライトニン(Lightnin)型ミキサーで高
せん断下にPHEM^をETOII/プロピレングリコ
ール溶液に混入した。
6、高せん断下に相C2に相C1を徐々に加え、そして
その混合物が均一になるまで混合を続けた。この工程で
は故意に加熱を全くしなかった。
7、相A及びBlを160°F(71’C)に加熱した
0次いで、相Blを徐々に相Aに加えそして均一になる
まで混合を続けた。
8、相Aと相Blとの混合物に相B2を加えてエマルジ
ョンを作った。エマルジョンが均一に見えるまで混合を
続けた。
9、混合した相Cを100″F(38℃)に加熱した。
10、相B2と相A及びB1の混合物との組み合わせか
らエマルジョンを形成するときには、混合した相Cを適
度な攪拌下にそのエマルジョンにせいぜい6 m 12
 /分/1,000mβ最終製品の流量で加えた。
11、相Cの添加が完了したときに、そのエマルジョン
に相りを加えた。
12、エマルジョンが室温(周囲温度、約23℃)に達
するまで攪拌を続けた。
13 仕上エマルジョンは5.8〜6.4の範囲内のp
 Hを有していた。
例17は、0.5重量%のP112MAを含有していた
。例17のエマルジョンは上等な化粧用エマルジョンで
あり、そしてローションとして皮膚に適用するとこすり
落ち又はゴム性を全く示さなかった。促進貯蔵試験によ
れば、このエマルジョンは100下(38℃)の温度に
おいて6ケ月以上にわたってその特性を保持することが
示された。
例18は、122重丸のPIIHMAを含有していた。
このエマルジョンは、化粧品として受は入れできるロー
ションをもたらした。しかしながら、このローション(
エマルジョン)は、皮膚への適用時に僅かなこすり落ち
性を示した。40℃で2〜3ケ月間の促進貯蔵条件にお
いて、PIIEMAのいくらかが沈殿した。
紫外線遮断剤含有ローションは、少なくとも10のSP
Fを提供するように設計された。このローションは、例
17のローションの有益な特徴をすべて有していた。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体の
    非ゴム質、吸湿性、可撓性且つ柔軟性の薄層からなるこ
    とを特徴とする安定な油/水型エマルジョンから付着さ
    せた皮膜。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の皮膜を形成すること
    ができるメタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体
    を含有することを特徴とする安定な油/水型エマルジョ
    ン。
  3. (3)水性相中にあるメタクリル酸2−ヒドロキシエチ
    ルホモ重合体及び異なる活性度を有するメタクリル酸2
    −ヒドロキシエチルホモ重合体用溶剤の組み合わせを含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の安
    定な油/水型エマルジョン。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の安定エマルジョンか
    らメタクリル酸2−ヒドロキシエチルの非ゴム質、吸湿
    性、可撓性且つ柔軟性の薄層を表皮上に付着させること
    を特徴とする局部適用法。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載の皮膜からなる化粧品
  6. (6)特許請求の範囲第2項記載のエマルジョンを含む
    化粧用配合物。
  7. (7)特許請求の範囲第3項記載のエマルジョンを含む
    化粧用配合物。
  8. (8)メタクリル酸2−ヒドロキシエチルに対してそれ
    ぞれ異なった溶解力を有する複数の可塑剤を含有し、こ
    れによってメタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合
    体の層の柔軟性が制御されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のメタクリル酸2−ヒドロキシエチル
    ホモ重合体の薄層。
  9. (9)油相及び水相を含有し、しかもその水相中にメタ
    クリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合及びメタクリル
    酸2−ヒドロキシエチル用の少なくと3種の溶剤を含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の安定
    油/水型エマルジョンを使用した化粧用油/水型エマル
    ジョン。
  10. (10)メタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体
    用の溶剤が、 (a)活性で揮発性の溶剤、 (b)上記溶剤(a)よりも活性が低い中間活性の不揮
    発性溶剤、及び (c)上記溶剤(b)よりも活性の低い不揮発性溶剤、 からなることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の
    エマルジョン。
  11. (11)エマルジョンが、 (a)油相及び水相を別個に形成すること、(b)油相
    に水相を混合して油/水型エマルジョンか又は水/油型
    エマルジョンのどちらかにすること、 (c)メタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体を
    それ用の可塑剤と一緒に溶液状態で準備すること、 (d)その溶液を水性相に供給すること、 (e)所望の油/水型エマルジョン中の乳化剤を、油相
    と混合される水性相の一部分として又は所望の油/水型
    エマルジョンを形成するのに最終的に混合される水性相
    の別な部分に供給すること、及び (f)各々の相を混合して油/水型エマルジョンを作る
    こと、 を包含する多段階順序で作られることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項記載の油/水型エマルジョンの製造法
  12. (12)メタクリル酸2−ヒドロキシエチルホモ重合体
    用の溶剤が、 (i)活性な揮発性溶剤としてのエタノール、(ii)
    上記の溶剤よりも活性が低いが中間活性の不揮発性溶剤
    としての1,2−プロピレングリコール、及び (iii)上記の中間活性の溶剤よりも活性の低い不揮
    発性溶剤としての非イオン性表面活性剤、からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載のエマルジョ
    ン。
  13. (13)非イオン性表面活性剤が脂肪アルコールのエト
    キシレートであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    2項記載のエマルジョン。
  14. (14)長鎖脂肪酸のアンモニウム塩が乳化剤であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1−4、6、7及び9
    −13項記載のエマルジョン。
  15. (15)紫外線遮断剤を含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1−14項記載の皮膜、層及びエマルジョ
    ン。
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