JP2594413B2 - 建築用パネルの製造方法及びその製造に用いる治具装置 - Google Patents

建築用パネルの製造方法及びその製造に用いる治具装置

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JP2594413B2
JP2594413B2 JP5202494A JP5202494A JP2594413B2 JP 2594413 B2 JP2594413 B2 JP 2594413B2 JP 5202494 A JP5202494 A JP 5202494A JP 5202494 A JP5202494 A JP 5202494A JP 2594413 B2 JP2594413 B2 JP 2594413B2
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紘治 豊田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の建築に使用さ
れる建築用パネルの製造方法及びその製造に用いる治具
装置に関し、殊に剛性柱、梁の機能を発揮する剛性継ぎ
材又は同機能を発揮する剛性横架材、ブレースなどが一
体化された構造体からなる建築用パネルの製造方法及び
その製造に用いる治具装置に関する。
【0002】
【従来の技術】旧来から、木質枠体に木質横棧及び(又
は)木質縦棧を具備し、木質枠体の一方の縦枠杆外側に
柱体を取付け、木質枠体の一側面に繊維断熱材(たとえ
ば、グラスウールからなる断熱材)を取付け、木質枠体
の他側面に一方の面板を、繊維断熱材の表面に他方の面
板を夫々取付けた壁パネルが知られている(例えば実開
昭57−54530号公報,実開昭58−179321
号公報,実開昭63−163311号公報等に記載)。
また、金属枠体の一側面に繊維断熱材(たとえば、グラ
スウールからなる断熱材)を取付け、金属枠体の他側面
に一方の面板を、繊維断熱材の表面に他方の面板を夫々
取付けた壁パネルも知られている。これらの先行技術は
繊維断熱材を取付ける構成のため、枠体の隅々まで隙間
なく緊密に繊維断熱材を充填することが難しく、高気
密、高断熱の壁パネルの提供に苦労している。一方、石
材タイルは、建築物躯体の壁面に外装材として取付けら
れているだけで、建築用パネルに使用されているものは
見当らない。
【0003】そこで本願出願人は、図6〜図8、図9及
び図10、図12〜図14、図16及び図17に示す如く、剛性枠
体で構成された構造材の一側面に石材タイルを配設し、
他側面に面材を配設すると共に、前記剛性枠体、石材タ
イル及び面材で形成された内部空間に発泡材を充填,発
泡せしめてなる建築用パネル提案し、先に出願した。
(実願平5−66032号等)。この建築用パネルによ
れば、縦棧及び(又は)横棧が備えられていなくても、
パネル製造現場において発泡材を注入すれば、その発泡
材が、縦棧及び(又は)横棧に邪魔されることなく内部
空間の隅々まで充填されて発泡し、その充填発泡した発
泡材が構造材,石材タイル,面材を強固に接合一体化さ
せて、縦棧及び(又は)横棧の役目を発揮する堅牢なパ
ネルが構成され、かつその接合一体化によって高気密,
高断熱というすぐれた性能を発揮するパネルが得られ、
並びに上述の如く石材タイルが強固に取付けられた新規
なパネルを提供する等、多くの効果を奏する。
【0004】またこの建築用パネルは図25に示すよう
に、テーブル100 上にタイルセット治具101 を介して石
材タイル102 を碁盤目状に並べると共に、その石材タイ
ル102群の周縁に沿うように構造材103 を載せ、さらに
その構造材103 の上に面材104を載せ、その後、面材104
上面に上板105 を圧接させて該上板105 とテーブル100
とで石材タイル102 ,構造材103 ,面材104 を挟持
し、その状態で、構造材103 の適宜箇所に開穿した注入
孔106 から発泡材を注入,充填せしめ、さらに所定時間
静置することでその発泡材を発泡せしめる方法により製
造されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の製造方法によれば、石材タイル102 の厚みが不揃い
であること、構造材103 に曲りがあること、上板105 と
テーブル100 による挟持力(プレス力)が不均等である
こと等の理由から、構造材103 が当接する周縁部分の石
材タイル102 に局部的に応力がかかってひびが入ったり
割れたりすることがあり、この場合、発泡材によって石
材タイル102 ,構造材103 ,面材104 が強固に接合一体
化されていることから、出来上がった建築用パネルは製
品として使用不能であり、材料及び製造サイクルに無駄
が生じる分、製造コストが高くつく問題があった。本発
明は、叙上の事情に着目してなしたもので、本願出願人
による先出願の建築用パネルを、構造材が当接する周縁
部分の石材タイルにひびが入ったり割れたりするような
ことなく、確実に製造することが可能な方法、及びその
方法の実施に用いて有用な治具装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【問題点解決のための手段】叙上の目的を達成するため
に本発明の製造方法は、石材タイルを載承せしめたテー
ブル上に、該石材タイルとの間に狭小間隙を確保しなが
ら構造材を支持し、さらにその構造材の上面に面材を載
置した後、前記面材上面に上板を圧接せしめて該上板と
前記テーブルとの間に石材タイル、剛性枠体、面材を挟
持し、その状態で、前記剛性枠体、石材タイル及び面材
で形成された内部空間に発泡材を充填,発泡せしめ、そ
の発泡材の接合力により前記剛性枠体、石材タイル、面
材を接合一体化せしめることを要旨とする。
【0007】また本発明の治具装置は、石材タイルを載
承せしめるテーブルと、該テーブル上に前記石材タイル
との間に狭小間隙を確保しながら構造材を支持する浮か
せ治具と、該浮かせ治具により支持された構造材上に載
置せる面材の上面に圧接して前記テーブルとの間に石材
タイル、剛性枠体、面材を挟持する上板と、該上板と前
記テーブルによる挟持力に抗して前記狭小間隙を確保す
るべくテーブル上に載置されるスペーサとを具備してな
ることを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明の製造方法によれば、石材タイルを載承
せしめたテーブル上に、該石材タイルとの間に狭小間隙
を確保しながら構造材を支持するので、剛性枠体と石材
タイルとが当接することなく、上板と前記テーブルとの
間に石材タイル、剛性枠体、面材を挟持することができ
る。
【0009】また本発明の治具装置によれば、テーブル
上にセットした石材タイルとの間に狭小間隙を確保しな
がら構造材を支持する浮かせ治具と、上板とテーブルに
よる挟持力に抗して前記狭小間隙を確保するべくテーブ
ル上に載置されるスペーサとを用いた極めて簡単な構成
により、前述の作用を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例について述べる。本発明が対象
とする建築パネルPは、例えば図6〜図8に示すよう
に、剛性枠体1で構成された構造材aの一側面に石材タ
イル2を配設し、その構造材aの他側面に面材3を配設
すると共に、前記剛性枠体1、石材タイル2及び面材3
で形成された内部空間に充填する発泡材である発泡断熱
材4の接合力により前記剛性枠体1、石材タイル2、面
材3を接合一体化せしめてなる。
【0011】構造材aは、剛性枠体1のみ、若しくは図
示のように剛性枠体1と剛性ブレース5とで構成され
る。剛性枠体1は、金属(たとえば鉄)、木材、コンク
リート、その他の剛性を有する堅牢な材質で構成された
断面H型の剛性柱1-1 と、同様に堅牢な材質で構成され
た断面C字形の剛性継ぎ材1-2 とを接合して正面視矩形
の枠体に構成する。剛性枠体1の剛性柱1-1 及び剛性継
ぎ材1-2 の接合手段は、それらの材質によって決定する
が、例えば、両部材の材質が金属ならば、図示の如く溶
接手段を採用するか、若しくは図示しないが、補強金物
(平鈑、断面L字形等)を使用したボルト止め手段を採
用する。また両部材が木材ならば、断面L字形の補強金
物を使用してボルト止め、釘打ちするなどの手段を採用
し、さらに両部材の材質がコンクリートならば、剛性柱
1-1 及び剛性継ぎ材1-2 を継目のない一体構造に成形す
る。
【0012】石材タイル2は、各種の寸法、大きさ、形
状のものがあり、縦横方向に複数枚づつ碁盤目状に並列
せしめた状態で、発泡断熱材4の接合力により、構造材
aの一側面に取付けられる。
【0013】面材3は、金属板、木板、無機質板、その
他の板材から建築主の希望等を考慮して選定する。構造
材aに対する面材3の取付けは、それらの材質によって
決定するが、たとえば、それらが金属製ならば、溶接又
はボルト止めもしくは弾性系接着剤(たとえば、エポキ
シ樹脂系接着剤)による接着などから選択することが考
えられる。また構造材a、面材3の両者が木製ならば、
ボルト止め、釘打ち又は前記接着剤による接着などが考
えられる。前記両者の材質が異なる場合は、釘打ち、ボ
ルト止め、接着などのなかから適宜に選択するようにす
る。
【0014】発泡断熱材4は、後述するプレス機10のテ
ーブル11上に下から順に石材タイル2,構造材a,面材
3を仮置き状にセットしたものを上板12でプレスした状
態で、構造材aの剛性枠体1に開穿した注入孔6aから内
部空間に注入して発泡せしめるもので、前記内部空間に
注入されると、その内部空間に縦棧、横棧などが配設さ
れていないことにより内部空間の隅々まで流動して空間
全体に均一に充填され、発泡により構造材a、石材タイ
ル2、面材3等と剥離の心配少なく強固に接合一体化さ
せ、同時に石材タイル2、面材3と構造材aとの接合強
化にも寄与してそれらを一体化せしめる。尚、発泡断熱
材4を注入する際は、構造材Aの剛性枠体1に開穿され
た脱気孔6bから脱気が行われる。発泡断熱材4として
は、パネル製造現場で注入発泡せしめる2液混合発泡性
の発泡ウレタン、或いは発泡コンクリート、その他の注
入充填可能な断熱材を使用する。
【0015】剛性ブレース5は、剛性枠体1の対向する
接合隅部間にわたって架設するが、その架設手段は、前
記の接合隅部に内向突設したブラケット5−1の両面に
帯状金属板5−2の両端部を固定して正面視X形に架設
する。ブラケット5−1に対する帯状金属板5−2の固
定手段は、溶接(図示)又はボルト止めといった手段を
採用する。剛性ブレース5の他の設けかたを説明する
と、剛性柱1-1 の中間部(長手方向の真中部位)、剛性
継ぎ材1-2 の中間部(長手方向の真中部位)にブラケッ
トを内向突設し(不図示)、それらのブラケットに不図
示の帯状金属板を正面菱形となるように取付け固定して
構成することができる。剛性ブレース5の材質は、剛性
枠体1の材質と同様に堅牢な材質とする。
【0016】構造材aは、縦棧や横棧が構成されていな
くても、上述のように剛性枠体1、剛性ブレース5など
で歪形、ガタつきの心配なく、建築用パネルの構造材に
求められる十分な強度を有する強固な構造に構成され
る。
【0017】次に、上述した建築パネルPの製造の用い
る治具装置及びその治具装置を用いた建築パネルPの製
造方法を図1〜図5を参照して説明する。治具装置は、
テーブル11と上板12を有するプレス機10、タイルセット
治具20、浮かせ治具30、スペーサ40を具備してなる。プ
レス機10は、上述した建築パネルPを載承可能な平面形
状と強度をもって形成されたテーブル11と、このテーブ
ル11とほぼ同一の平面形状と所定の強度をもって形成さ
れテーブル11の上方に昇降可能に支持される上板12と、
その上板12を所定のプレス力をもってテーブル11方向に
付勢せしめる駆動機構(不図示)とを備えてなる。
【0018】タイルセット治具20は、石材タイル2が嵌
脱自在に嵌まり込む凹部21を複数備え、夫々の凹部21を
碁盤目状に配設すると共に、各凹部21の底面は同一平面
上に位置せしめ、さらに隣り合わせる凹部21同士を区画
する区画壁22の高さは凹部22内にセットした石材タイル
2の厚みよりも低くなるようにしてタイル目地形成用の
隙間23を確保可能なよう構成する。タイルセット治具20
は、接着,溶接,ボルトナット止め等の所望な固着手段
を介して、テーブル11上面に移動不能に固定する。
【0019】浮かせ治具30は、図1〜図4に示すような
側面形状、すなわち、タイルセット治具20の外周縁部24
上に載承する側面L型の支持片部31と、該支持片部31の
上端側を、剛性枠体1の剛性柱1-1 の中間鉛直面部1-1a
に添接可能なよう逆L型に折曲せしめた連結片部32と、
該連結片部32の先端を剛性柱1-1 の一端水平面部1-1bに
沿って折曲せしめた係止片部33とを一体に連設し、且つ
図5に示すようにその幅寸法は剛性柱1-1 に対して短尺
状に構成する。浮かせ治具30は、連結片部32をボルト35
止め等の着脱可能な固着手段を用いて剛性柱1-1 の中間
鉛直面部1-1aに添接固定し、且つ係止片部33を剛性柱1-
1 の一端水平面部1-1bに添接係合せしめ、さらに支持片
部31をタイルセット治具20の外周縁部24上に載承するを
もって、タイルセット治具20を介してテーブル11上面に
セットされた石材タイル2との間に狭小間隙Sを確保し
ながら、テーブル11上に構造材aを支持する。浮かせ治
具30の材質は、剛性枠体1の材質と同様に堅牢な材質と
する。
【0020】スペーサ40は、テーブル11上に仮置きセッ
トされた石材タイル2、構造材a、面材3に、上板12に
よるプレス力がかかった際に、そのプレス力に抗して前
記狭小間隙Sを確保可能な高さ寸法、幅寸法、長さ寸法
と強度をもって構成されており、上記浮かせ治具30を介
してテーブル11上にセットされた構造材aの四周を囲む
ようにして、タイルセット治具20の外周縁部24上に載承
する。またスペーサ40の下縁部には、上記浮かせ治具30
における支持片部31の外端部分(タイルセット治具20へ
の添接部分)が遊嵌状に挿入される切欠き41を開設し、
これにより、スペーサ40を可能な限り構造材aに近接せ
しめて、狭小間隙Sから溢出する発泡断熱材4がテーブ
ル11外へ流出することを防ぐようになっている。スペー
サ40の材質は、剛性枠体1の材質と同様に堅牢な材質と
する。
【0021】以下、上述の治具装置を用いた建築用パネ
ルPの製造方法を説明する。まず図1に示すように、テ
ーブル11上面に石材タイル2、構造材a、面材3、スペ
ーサ40等をセットする。該セット作業は、テーブル11上
に設置したタイルセット治具20の夫々の凹部21内に石材
タイル2を挿入し、テーブル11上面に所要複数枚の石材
タイル2を碁盤目状に並べる。その後、剛性枠体1の夫
々の剛性柱1-1 の所定箇所に浮かせ治具30を連結固定し
た構造材aを、面材3が上になるようにテーブル11上
(タイルセット治具20上)に載承する。この時、浮かせ
治具30が前述の如く構成されていることにより、構造材
aと石材タイル2との間に狭小間隙Sが確保される。さ
らに、その構造材aの周囲を囲むようにスペーサ40をテ
ーブル11上にセットする。この時、浮かせ治具30におけ
る支持片部31の外端部分を切欠き41に挿入し、スペーサ
40を出来る限り構造材aに近接せしめてセットする。
【0022】上記のようにしてテーブル11上への石材タ
イル2、構造材a、面材3、スペーサ40等のセットが終
了した後、図2に示すように、不図示の駆動機構の作動
により上板12を下降させて面材3の上面に圧接せしめ、
面材3、構造材aを所定のプレス力をもってテーブル11
方向へ付勢せしめる。この時、テーブル11と上板12の間
にスペーサ40が介在することから、前記付勢力(プレス
力)に抗して、上述の狭小間隙Sを確保する。
【0023】この状態で、図3に示すように、剛性枠体
1に開穿した注入孔6aから、前記剛性枠体1、石材タイ
ル2(タイルセット治具20)、面材3で囲まれた内部空
間に発泡断熱材4を注入し、同時に、剛性枠体1に開穿
された脱気孔6bから脱気を行う。この時、前記内部空間
に縦棧、横棧などが配設されていないことにから、注入
された発泡断熱材4は内部空間の隅々まで流動して内部
空間全体に均一に充填される。またこの時、脱気孔6bや
狭小間隙Sから溢出する発泡断熱材4をスペーサ40で塞
き止め、テーブル11外方への発泡断熱材4の流出を防止
する。発泡断熱材4の注入,充填が終了した後、上板12
によるプレス状態を保持したままで所定時間静置して発
泡断熱材4を発泡,固化させる。
【0024】発泡断熱材4の発泡,固化が終了した後は
図4に示す如く、上板12によるプレス状態を解除し、ス
ペーサ40を構造材aから離した後、ボルト35を外して剛
性柱1-1 に固定した浮かせ治具30を取り除き、さらに、
脱気孔6bや狭小間隙Sから溢出した発泡断熱材4を切断
すれば、上述した建築用パネルP、すなわち、発泡断熱
材4の接合力により構造材a,石材タイル2,面材3を
強固に接合一体化させて、縦棧及び(又は)横棧の役目
を発揮する堅牢性を有し、かつその接合一体化によって
高気密,高断熱というすぐれた性能を発揮し、並びに、
一側面に碁盤目状に配設される複数の石材タイル2が強
固に取付けられた新規な建築用パネルPが得られる。
【0025】しかも、上述の浮かせ治具30及びスペーサ
40により、上板12によるプレス力が作用している状態で
あっても、構造材aと石材パネル2との間に形成した狭
小間隙Sが確実に保持されるので、石材タイル2の厚み
が不揃いであったり、構造材aに曲りがあったり、上板
12とテーブル11による挟持力(プレス力)が不均等であ
ったりしたとしても、石材タイル2にひびが入ったり割
れたりすることなく、製品として使用可能な建築用パネ
ルPを確実に製造できる。よって、材料及び製造サイク
ルに無駄が生じることがないので、製造コストの低減に
寄与する。
【0026】さらに、狭小間隙Sを確保するための手段
に上述した浮かせ治具30及びスペーサ40を採用したこと
から、例えば構造材aを上方から吊ったり、圧搾エアー
の吹付けにより構造材aを浮き上がらせる等複雑且つ高
コストな手段、或いは、作業者が構造材aを両側から支
えるような人為的手段を採用することなく上記した効果
が得られる。
【0027】尚、本実施例においては浮かせ治具30,ス
ペーサ40を備える治具装置を用いることで前述の作用,
効果が得られるが、本発明方法の実施に際してはこれに
限定されず、上記したような、構造材aを上方から吊っ
たり圧搾エアーの吹付けにより構造材aを浮き上がらせ
たり、作業者が構造材aを両側から支える等の手段を採
用しても、石材タイル2の割れ防止を達成することは可
能である。
【0028】上記した各構成部分の数値関係の一例をあ
げれば、建築用パネルPは住居1階の外壁用として用い
るもので長さ3m、2階通し壁用として用いるもので長
さ8m、厚さは共に120mm 程度である。また石材タイル
2は厚さ15mm,縦450mm ,横450mm のもので重さ10kg程
度、浮かせ治具30は高さ120mm,奥行き100mm,幅125 〜25
0mm 程度、スペーサ40の長さは3〜8m程度である。さ
らに狭小間隙Sは高さ1〜2mm程度、また発泡断熱材4
の1回の注入量は0.3 〜0.5m3 程度、発泡度合いは30倍
程度である。
【0029】以下、本発明が対象とする建築用パネルの
変形例と、それに対応する治具装置の変形例について述
べるが、図1〜図8で示す第一例と重複する部分は図中
に同じ符号を付して説明,図示を一部省略し、異る構造
部分のみ説明する。
【0030】図9及び図10においては、剛性枠体1にお
ける長手方向一端部寄り部位に剛性横架材1-3 を架設
し、その剛性横架材1-3 で区画された大側の内部空間内
の対向する接合隅部間にわたって剛性ブレース5を架設
して構造材aを形成すると共に、前記大側の内部空間内
に発泡断熱材4を充填せしめて構成された建築用パネル
1 を示す。尚、前記剛性横架材1-3 で区画された小側
の内部空間7は、建築工事に際して本パネルP1 を土
台、梁類、桁など所要の建築部材に取付けるための窓孔
であると共に、土台に取付けた際に基礎コンクリートが
移動するための窓孔として機能する。この建築用パネル
1 は、前述の建築用パネルPと同様に、図1〜図5に
示す方法及び治具装置を用いて製造される。
【0031】図12〜図14においては、石材タイル2をよ
り強固に構造材aに接合一体化させるための脱落防止手
段を備えている建築用パネルP2 を示す。脱落防止手段
は、夫々の石材タイル2の裏面に突設固定された断面ほ
ぼコ字形の係合部2aと、その係合部2aに貫通係合して剛
性継ぎ材1-2 に固定される長い剛性取付杆2bとで構成す
る。石材タイル2は、各タイルの係合部2aに剛性取付杆
2bを貫通係合して複数枚を横一列に並列せしめ、その
後、剛性取付杆2bの両端部を剛性継ぎ材1-2 の対向面に
取付け固定することによって、脱落防止手段が構造材a
に取付けられる。
【0032】係合部2aは、剛性を有する材質(たとえ
ば、鉄、その他の金属)で断面ほぼコ字形に構成し、そ
の両端部に形成した取付端部を石材タイル2の裏面に弾
性系接着剤(たとえば、エポキシ樹脂系接着剤)で接着
することによって、該タイルの裏面に突設固定する。ま
た剛性取付杆2bは、剛性を有する材質(たとえば、鉄、
その他の金属又は木材)で帯板状、断面C字形、断面L
字形などの形鋼に構成し、又は棒鋼、ピアノ線などを使
用し、複数枚の石材タイル2の係合部2aに貫通係合した
後、両端部を剛性継ぎ材1-2 の対向面に取付け固定する
ようにする。
【0033】剛性取付杆2bの剛性継ぎ材1-2 に対する取
付けは、両者の材質によって決定するが、例えば、両部
材の材質が金属ならば、溶接(図示)、又は補強金物
(平鈑、断面L字形等)を使用したボルト止め、両部材
が木材ならば、断面L字形の補強金物を使用したボルト
止め、どちらか一方が金属で他方が木材であるならば、
断面L字形の補強金物を使用したボルト止め、或いは剛
性取付杆2bの両端部を同一方向へ直角に折曲げた形状に
構成して、剛性継ぎ材1-2 の材質にかかわりなく、剛性
取付杆2bの折曲端部をボルト止めするなどの固定手段が
考えられる。尚、剛性取付杆2bの両端部と、該両端部が
固定される剛性継ぎ材1-2 の間には、後述する狭小間隙
S’を確保可能なスペーサ部材(不図示)を介在させ、
このスペーサ部材を挟むように、剛性取付杆2bの両端部
を剛性継ぎ材1-2 の対向面に取付け固定することはいう
までもない。また、上記説明では図示の如く、剛性継ぎ
材1-2,1-2 間に架設する剛性取付杆2bにより、複数枚の
石材タイル2を横一列に並列せしめるようにしたが、こ
れに代えて、剛性柱1-1,1-1 間に架設する剛性取付杆2b
により、複数枚の石材タイル2を縦一列に並列せしめる
ようにしても良い。
【0034】この建築用パネルP2 を製造する場合は、
まず、剛性取付杆2bにより横一列に並列せしめた複数の
石材タイル2を、タイルセット治具20の夫々の凹部21内
に挿入するをもって、テーブル11上面に所要枚数の石材
タイル2を碁盤目状に並べる。その後、剛性枠体1の夫
々の剛性柱1-1 の所定箇所に浮かせ治具30’を連結固定
した構造材aを、面材3が上になるようにテーブル11上
(タイルセット治具20上)に載承する。この実施例にお
ける浮かせ治具30’は図11に示すように、前述の浮かせ
治具30とほぼ同一の構造であるが、テーブル11上面にセ
ットされた石材タイル2の裏面に突設された係合部2aと
の間に狭小間隙S’を確保しながら、テーブル11上に構
造材aを支持可能に構成される。
【0035】この状態で、夫々の剛性取付杆2bの両端部
と、剛性継ぎ材1-2 との対向面の間に前述のスペーサ部
材を介在せしめて、各剛性取付杆2bの両端部を剛性継ぎ
材1-2 に固定する。その後は前述の第一例と同様の手
順、すなわち、構造材aの周囲を囲むようにスペーサ40
をテーブル11上にセットし、さらに上板12を下降させ、
スペーサ40で狭小間隙S’を確保しながら面材3、構造
材aを所定のプレス力をもってテーブル11方向へ付勢せ
しめ、しかる後、発泡断熱材4を内部に注入,充填せし
め発泡,固化させるをもって、所定の堅牢性、高気密
性,高断熱性を有し、並びに、一側面に碁盤目状に配設
される複数の石材タイル2が極めて強固に取付けられた
建築用パネルP2 が得られる。
【0036】図16及び図17においては、剛性枠体1の長
辺部を形成する部材を前述の剛性柱1-1 に代えて、内部
中空な角材からなる剛性中空柱1-4 を用いて構成された
建築用パネルP3 を示す。この建築用パネルP3 を製造
する場合は、タイルセット治具20を介してテーブル11上
に所要複数枚の石材タイル2を碁盤目状に並べた後、図
15に示す浮かせ治具50を剛性中空柱1-4 の所定複数箇所
に連結固定した構造材aを、面材3が上になるようにテ
ーブル11上に載承し、構造材aと石材タイル2との間に
狭小間隙Sを確保する。
【0037】この実施例における浮かせ治具50は、テー
ブル11上に載承する支持片部51と、該支持片部51の一端
側を剛性中空柱1-4 の鉛直面部1-4aに添接可能なように
折曲せしめた連結片部52とからなる側面L型に構成さ
れ、連結片部52をボルト35止め等の着脱可能な固着手段
を用いて剛性中空柱1-4 の鉛直面部1-4aに添接固定し、
且つ支持片部51をテーブル11上に載承するをもって、上
記狭小間隙Sを確保しながらテーブル11上に構造材aを
支持する。
【0038】石材タイル2、構造材a、面材3をテーブ
ル11上にセットした後は前述の第一例と同様の手順、す
なわち、構造材aの周囲を囲むようにスペーサ40をセッ
トした後に上板12を下降させ、スペーサ40で狭小間隙
S’を確保しながら面材3、構造材aを所定のプレス力
をもってテーブル11方向へ付勢せしめ、しかる後、発泡
断熱材4を内部に注入,充填せしめ発泡,固化させるを
もって、所定の堅牢性、高気密性,高断熱性を有し、並
びに、一側面に碁盤目状に配設される複数の石材タイル
2が強固に取付けられた建築用パネルP3 が得られる。
またこの建築用パネルP3 は図示のように、剛性継ぎ材
1-2 ,剛性中空柱1-4の内部にも発泡断熱材4を充填さ
せてその強度及び接合一体化をより強固なものとしてい
るが、前述の各パネルP,P1 ,P2 においても同様に
して、剛性継ぎ材1-2 の内部に発泡断熱材4を充填させ
ることもできる。
【0039】図18〜図20においては、石材タイル2の裏
面に裏打ち材8を介在せしめた建築用パネルP4 示す。
裏打ち材8は耐火性,耐久性に優れた周知な材料、例え
ば鉄鋼モルタル,軽量コンクリート,GRC,軽量GR
C,ロックウール等を、前述のようにして碁盤目状に並
べた石材タイル2の裏面に塗布若しくは添設したもの
で、これにより、建築用パネルP4 に所定の耐火性とよ
り大きな耐久性が付与される。
【0040】この建築用パネルP4 を製造する場合は、
まず図21に示すように、複数の石材タイル2をタイルセ
ット治具20の夫々の凹部21内に挿入するをもって、テー
ブル11上面に所要枚数の石材タイル2を碁盤目状に並
べ、その後、夫々の石材タイル2の裏面に裏打ち材8を
固着せしめる。その固着手段は、裏打ち材8が鉄鋼モル
タル,軽量コンクリート,GRC,軽量GRC等この場
合はそれらを石材タイル2裏面に塗り、且つその中間に
鉄芯材等を任意に介在せしめ、所定時間静置して乾燥さ
せる。また裏打ち材8がロックウールの場合は所定の固
着手段、例えば接着剤や両面粘着テープを用いるなどし
て石材タイル2裏面に固定する。
【0041】次に図22に示すように、剛性枠体1の夫々
の剛性柱1-1 の所定箇所に浮かせ治具30’を連結固定し
た構造材aを、面材3が上になるようにテーブル11上
(タイルセット治具20上)に載承する。この実施例にお
ける浮かせ治具30’は図11に示すものと同一、すなわち
前述の浮かせ治具30と同様の構造であるが、テーブル11
上面にセットされた石材タイル2の裏面に介在せしめた
裏打ち材8との間に狭小間隙S’を確保しながら、テー
ブル11上に構造材aを支持可能に構成される。
【0042】その後は図22〜図24に示すように前述の第
一例と同様の手順、すなわち、構造材aの周囲を囲むよ
うにスペーサ40をテーブル11上にセットし、さらに上板
12を下降させ、スペーサ40で狭小間隙S’を確保しなが
ら面材3、構造材aを所定のプレス力をもってテーブル
11方向へ付勢せしめ、しかる後、発泡断熱材4を内部に
注入,充填せしめ発泡,固化させるをもって、所定の堅
牢性、高気密性,高断熱性を有し、さらに所定の耐火性
とより大きな耐久性を備え、並びに、一側面に碁盤目状
に配設される複数の石材タイル2が強固に取付けられた
建築用パネルP 4 が得られる。
【0043】尚、石材タイル2に対する裏打ち材8の固
着は前述の方法に限定されず、例えば所定のテーブル上
に裏打ち材8を敷き、その硬化前に石材タイル2を碁盤
目状に並べて所定時間静置するをもって両者を一体化せ
しめることも可能である。この場合、裏打ち材8が硬化
した後に、石材タイル2が下に、裏打ち材8が上に位置
するように反転させてテーブル11上にセットし、その
後、図22〜図24に示す上記同様の手順によって建築用パ
ネルP4 を得る。
【0044】また、上記した別対応の建築用パネル
1 ,P2 ,P3 ,P4 の製造についても、本発明方法
を採用することで、石材タイル2にひびが入ったり割れ
たりすることなく、製品として使用可能な建築用パネル
を確実に製造でき、上記第一例と同様の効果が得られる
ことはいうまでもない。またその製造に関し、上記浮か
せ治具30,30’,50及びスペーサ40を備える治具装置を
用いることで、前述の複雑且つ高コストな手段、或い
は、人為的手段を採用することなく前記効果を得られる
が、本発明方法の実施に際してはこれに限定されず、前
記複雑且つ高コストな手段或いは人為的手段を採用して
も、石材タイル2の割れ防止を達成することは可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、石材タイル
を載承せしめたテーブル上に、該石材タイルとの間に狭
小間隙を確保しながら構造材を支持するので、剛性枠体
と石材タイルとが当接することなく、上板と前記テーブ
ルとの間に石材タイル、剛性枠体、面材を挟持すること
ができる。よって、石材タイルの厚みが不揃いであった
り、構造材に曲りがあったり、上板とテーブルによる挟
持力(プレス力)が不均等であったりしたとしても、石
材タイルに局部的な応力がかかる恐れがない。従って、
所定の堅牢性,高気密性,高断熱性を有し、且つ一側面
に碁盤目状に配設される複数の石材タイルが強固に取付
けられた新規なパネルである本出願人による先出願の建
築用パネルを、製造途中で石材タイルにひびが入ったり
割れたりすることなく確実に製造でき、しかも材料及び
製造サイクルに無駄が生じることがなく、製造コストの
低減にも寄与し得る。
【0046】また本発明の治具装置によれば、テーブル
上にセットした石材タイルとの間に狭小間隙を確保しな
がら構造材を支持する浮かせ治具と、上板とテーブルに
よる挟持力に抗して前記狭小間隙を確保するべくテーブ
ル上に載置されるスペーサとを用いた極めて簡単な構成
により、前述の効果を得ることができる。よって、本発
明方法をより実効あるものにし得ると共に、製造コスト
の低減をさらに促進でき、且つ複雑な構成部材を必要と
しなのでパネル製造場所を選ばず、必要最低限の設備さ
え揃っていれば建築施工現場でのパネル製造も可能であ
る。また、スペーサによって、脱気孔や狭小間隙から溢
出する発泡断熱材を塞き止めてテーブル外方への発泡断
熱材の流出を防止する等、多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6,図9に示す建築用パネルの製造を示す縦
断正面図。
【図2】図1の次工程を示す縦断正面図。
【図3】図2の次工程を示す縦断正面図。
【図4】図3の次工程を示す縦断正面図。
【図5】図2の側面図。
【図6】本発明が対象とする建築用パネルの一例を示す
一部切欠正面図。
【図7】図6の(7)−(7)線に沿う断面図。
【図8】図6の(8)−(8)線に沿う断面図。
【図9】本発明が対象とする建築用パネルの他例を示す
一部切欠正面図。
【図10】図9の(10)−(10)線に沿う断面図。
【図11】図12に示す建築用パネルの製造を示す縦断正面
図。
【図12】本発明が対象とする建築用パネルの他例を示す
一部切欠正面図。
【図13】図12の(13)−(13)線に沿う断面図。
【図14】図12の(14)−(14)線に沿う断面図。
【図15】図16に示す建築用パネルの製造を示す縦断正面
図。
【図16】本発明が対象とする建築用パネルの他例を示す
一部切欠正面図。
【図17】図16の(17)−(17)線に沿う断面図。
【図18】本発明が対象とする建築用パネルの他例を示す
一部切欠正面図。
【図19】図18の(19)−(19)線に沿う断面図。
【図20】図18の(20)−(20)線に沿う断面図。
【図21】図18に示す建築用パネルの製造を示す縦断正面
図。
【図22】図21の次工程を示す縦断正面図。
【図23】図22の次工程を示す縦断正面図。
【図24】図23の次工程を示す縦断正面図。
【図25】従来技術を示す縦断正面図。
【符号の説明】
P,P1 ,P2 ,P3 ,P4 :建築用パネル a:構造材 1:剛性枠体 2:石材タイル
3:面材 4:発泡断熱材 10:プレス機 11:テーブル
12:上板 20:タイルセット治具 30,30’,50:浮かせ治具
40:スペーサ S,S’:狭小間隙

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性枠体で構成された構造材の一側面に
    石材タイルを配設し、他側面に面材を配設すると共に、
    前記剛性枠体、石材タイル及び面材で形成された内部空
    間に発泡材を注入せしめてなる建築用パネルの製造方法
    であって、上記石材タイルを載承せしめたテーブル上
    に、該石材タイルとの間に狭小間隙を確保しながら構造
    材を支持し、さらにその構造材の上面に面材を載置した
    後、前記面材上面に上板を圧接せしめて該上板と前記テ
    ーブルとの間に石材タイル、剛性枠体、面材を挟持し、
    その状態で、前記剛性枠体、石材タイル及び面材で形成
    された内部空間に発泡材を充填,発泡せしめ、その発泡
    材の接合力により前記剛性枠体、石材タイル、面材を接
    合一体化せしめることを特徴とする建築用パネルの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 剛性枠体で構成された構造材の一側面に
    石材タイルを配設し、他側面に面材を配設すると共に、
    前記剛性枠体、石材タイル及び面材で形成された内部空
    間に充填する発泡材の接合力により前記剛性枠体、石材
    タイル、面材を接合一体化せしめてなる建築用パネルの
    製造に用いる治具装置であって、上記石材タイルを載承
    せしめるテーブルと、該テーブル上に前記石材タイルと
    の間に狭小間隙を確保しながら構造材を支持する浮かせ
    治具と、該浮かせ治具により支持された構造材上に載置
    せる面材の上面に圧接して前記テーブルとの間に石材タ
    イル、剛性枠体、面材を挟持する上板と、該上板と前記
    テーブルによる挟持力に抗して前記狭小間隙を確保する
    べくテーブル上に載置されるスペーサとを具備してなる
    ことを特徴とする建築用パネルの製造に用いる治具装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100959272B1 (ko) * 2009-11-27 2010-05-26 류대형 건축용 조립식 복합 판넬 및 그 시공방법

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