JP2594342B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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JP2594342B2 JP63319108A JP31910888A JP2594342B2 JP 2594342 B2 JP2594342 B2 JP 2594342B2 JP 63319108 A JP63319108 A JP 63319108A JP 31910888 A JP31910888 A JP 31910888A JP 2594342 B2 JP2594342 B2 JP 2594342B2
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Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷媒を作動流体として暖房する空気調和機
の室内機に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の室内機は、第4図に示すように熱交換
器1とファン2とファンモータ3などからなり、前記熱
交換器1の伝熱管4の表面には温度検出手段5が設けて
ある。暖房運転する場合には、熱交換器1は凝縮器とな
るが、運転開始直後は前記ファン2及びファンモータ3
は停止しており、前記温度検出手段5がある設定温度以
上の温度を検出すると前記ファンモータ3に電圧が印加
され、ファン2が回転する。
発明が解決しようとする課題 一般に暖房開始後しばらくは室温は低い。しかしなが
ら、第4図に示すような構成では、温度検出手段5があ
る設定温度以上の温度を検出するとすぐにファンモータ
3に電圧が印加されファン2はその時に選択されている
設定風量モードで回転する。この時にはまだ室温が低い
ため吹き出し温度も低い。特に風量の多い設定風量モー
ドが選択されている場合には、室温と余りかわらない冷
風感のある温風が吹き出され快適性に非常に課題があっ
た。
又、暖房開始しばらくの間は前述のように室温と余り
かわらない冷風感のある温風が吹き出され、室温が上昇
してはじめて、暖房感のある温風が吹き出される。この
ように、暖房感のある温風が出るまでに時間がかかり即
暖性に課題があった。
第5図は、横軸に暖房開始後の時間をとり、縦軸に検
出温度TR、ファン回転数(ファンモータ回転数)、吹き
出し温度TOをとって、暖房開始後の検出温度、ファン回
転数、吹き出し温度の変化を示したものである。これか
らわかるようにファンが回転をはじめると検出温度TR
まり、凝縮温度が急激に低下する。このため、吹き出し
温度が低く、暖房感のある温風が出るまでに時間がかか
ることになり、上述のような課題が発生することにな
る。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、熱交換
器の冷媒温度をファンの回転数で制御することによっ
て、快適性の向上、即暖性の向上を目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の空気調和機の室内
機は、ファンモータに印加する最大電圧と最小電圧との
間を複数の段階に分割し、室内機の暖房運転時に、熱交
換器の冷媒入口近傍の伝熱管表面に設けられた温度検出
手段で得られた検出温度が第1の設定温度と前記第1の
設定温度付近でかつ高く設定された第2の設定温度との
間の温度範囲になるように、前記検出温度が前記第1の
設定温度よりも低い場合には前記検出温度と前記第1の
設定温度との差に応じて、または、前記検出温度が前記
第2の設定温度よりも高い場合には前記検出温度と前記
第2の設定温度との差に応じて、前記ファンモータの印
加電圧の段階の増減数を、前記検出温度と設定温度との
差が大きい時には大きくし、小さい時には小さくするよ
うに決定し、印加することによって前記ファンの回転数
を制御する制御手段を有するものである。
作用 本発明は上記構成によって、熱交換器の冷媒の温度を
ファンの回転数で制御し、熱交換器の冷媒の温度をほぼ
一定に保つことによって、室温に関係なく吹き出し温度
をほぼ一定に保つことができるものである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図において、1は熱交換器、2はファンであり、
このファン2を駆動させるのが直流ファンモータ3であ
る。さらに前記熱交換器1の暖房時冷媒入口近傍の伝熱
管4の表面には温度検出手段5が設けられている。又、
6はモータ駆動および制御器であり、前記直流ファンモ
ータ3に印加する電圧は最大電圧と最小電圧との間を複
数の段階に分割されている。そして、前記温度検出手段
5で得られた検出温度TRがある設定温度T1,T2(T1
T2)の間の温度範囲になるように、前記設定温度T1又は
T2と前記検出温度TRとの差に応じて、直流ファンモータ
3の印加電圧の段階の増減数(TR≦T1の場合は減少、TR
≧T2の場合は増加、T1<TR<T2はそのまま)を決定し印
加する構成としたものである。
先ず、TR≦T1の場合について説明する。TRとT1との差
が大きい時には直流ファンモータ3の印加電圧の段階の
減少数を多くし、TRとT1との差が小さい時には直流ファ
ンモータ3の印加電圧の段階の減少数を少なくする。例
えば、現在の直流ファンモータ3の印加電圧の段階をS
とし、前記段階の減少数をS1,S2,S3(S1>S2>S3>0)
とする。又、前記段階の減少数を決定する温度をTS1,TS
2(TS1<TS2<T1)とすれば、TR<TS1ならば直流ファン
モータ3の印加電圧をS−S1とし、TS1<TR<TS2ならば
直流ファンモータ3印加電圧をS−S2とし、さらに、ST
2<TR<T1ならば直流ファンモータ3の印加電圧をS−S
3とする。
次に、TR≧T2の場合について説明する。TRとT2との差が
大きい時には直流ファンモータ3の電圧の段階の増加数
を多くし、TRとT2との差が小さい時には直流ファンモー
タ3の印加電圧の段階の増加数を少なくする。例えば、
現在の直流ファンモータ3の印加電圧の段階を上述と同
様Sとし、前記段階の増加数をS1′,S2′,S3′(S1′>
S2′>S3′>0)とする。又、前記段階の増加数を決定
する温度をTS1′,TS2′(T2<TS1′<TS2′)とすれ
ば、TR>TS2′ならば直流ファンモータ3の印加電圧を
S+S1′とし、TS1′<TR<TS2′ならば直流ファンモー
タ3印加電圧をS+S2′とし、さらに、T2<TR<TS1′
ならば直流ファンモータ3の印加電圧をS+S3′とす
る。
さらに、T1<TR<T2の場合には、直流ファンモータ3
の印加電圧の段階は増減せずにそのままとする。第2図
に上述の流れ図を示す。
第3図は横軸に暖房開始後からの時間をとり、縦軸に
検出温度TR、ファン2の回転数、吹き出し温度TOをとっ
て、暖房開始後の前記各特性の変化を示したものであ
る。
前述の説明及び第3図の検出温度TRとファン2回転数
の変化特性からわかるように、ファン2が回転をはじめ
てからは、検出温度はT1とT2の間の範囲に保たれる。つ
まりは熱交の冷媒の温度(凝縮温度)も同様にほぼ一定
に保たれる。また、熱交換器の凝縮温度と吹き出し温度
は近似的にTO≒TR−△T(TO:吹き出し温度、TRは凝縮
温度、△Tはほぼ一定値)の関係が成立する。つまり、
検出温度TRをほぼ一定に保つということは凝縮温度をほ
ぼ一定に保つことになり、結局吹き出し温度もほぼ一定
に保つことができる。だから、設定温度T1及びT2を適当
に設定すれば、十分に暖房感のある温風が保たれるとい
う効果がある。さらに、ファン2の回転はじめは検出温
度TRがT1とT2の範囲になるようになるので、ファン2の
送風のはじめから十分に暖房感のある温風が吹き出され
るので即暖性が良いという効果もある。
発明の効果 以上のように、本発明の空気調和機の室内機によれば
次の効果が得られる。
(1) 熱交換器の冷媒の温度(凝縮温度)をほぼ一定
に保つように直流ファンモータ印加電圧を制御し、さら
に、その制御に際しても、検出温度(冷媒の温度)と設
定温度との差に応じて前記直流ファンモータ印加電圧の
変化幅を決めているため、即暖性にすぐれているという
効果がある。
(2) 設定温度T1,T2を適当に設定すれば、暖房時送
風開始からすぐに十分に暖房感のある温風が吹き出され
て、快適性が良いという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す空気調和機の室内機内
部の構成図、第2図は同実施例の直流ファンモータ印加
電圧の制御を説明する流れ図、第3図は同実施例の暖房
運転開始後の検出温度、ファン回転数、吹き出し温度の
変化を示す説明図、第4図は従来の空気調和機の室内機
内部の構成図、第5図は同従来例の暖房運転開始後の検
出温度、ファン回転数、吹き出し温度の変化を示す説明
図である。 1……熱交換器、2……ファン、3……直流ファンモー
タ、4……伝熱管、5……温度検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾浜 昌宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 板沢 幹雄 東京都杉並区西荻北5丁目17番5号 (72)発明者 向井 正 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 押谷 孝司 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−294842(JP,A) 特開 昭64−111155(JP,A) 特開 昭61−55542(JP,A) 実開 昭55−144918(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンモータに印加する最大電圧と最小電
    圧との間を複数の段階に分割し、室内機の暖房運転時
    に、熱交換器の冷媒入口近傍の伝熱管表面に設けられた
    温度検出手段で得られた検出温度が第1の設定温度と前
    記第1の設定温度付近でかつ高く設定された第2の設定
    温度との間の温度範囲になるように、前記検出温度が前
    記第1の設定温度よりも低い場合には前記検出温度と前
    記第1の設定温度との差に応じて、または、前記検出温
    度が前記第2の設定温度よりも高い場合には前記検出温
    度と前記第2の設定温度との差に応じて、前記ファンモ
    ータの印加電圧の段階の増減数を、前記検出温度と設定
    温度との差が大きい時には大きくし、小さい時には小さ
    くするように決定し、印加することによって前記ファン
    の回転数を制御する制御手段を有する空気調和機の室内
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6155542A (ja) * 1984-08-28 1986-03-20 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機の制御装置
JPS62294842A (ja) * 1986-05-26 1987-12-22 Sanyo Electric Co Ltd ヒ−トポンプ式冷暖房装置の制御方法

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