JP2594312B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2594312B2 JP63098686A JP9868688A JP2594312B2 JP 2594312 B2 JP2594312 B2 JP 2594312B2 JP 63098686 A JP63098686 A JP 63098686A JP 9868688 A JP9868688 A JP 9868688A JP 2594312 B2 JP2594312 B2 JP 2594312B2
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京也 坂本
学 山平
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松下精工株式会社
エヌ・テイ・テイ・エステート株式会社
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、事務所ビル等に設置する空気調和機の制御
装置に関するものである。
従来の技術 近年、ビルディングの高度情報化にともない、職場環
境の快適化と省エネルギーを両立させるため、空気調和
設備およびその集中制御システムの充実が要望されつつ
ある。そして、高級な事務所ビル等においては各階で、
空気調和ゾーン毎の制御方式を取っており、1フロアを
いくつかの空気調和ゾーンに分けて、ゾーン毎に空気調
和機の制御を行っている。
従来この種の空気調和機の制御装置は、複数の空気調
和機を集中監視制御する中央制御装置と固定型温度セン
サーとから構成されており、第3図に示すような構成で
あった。
第3図において空気調和機の制御装置を構成する室内
の温湿度を検知測定する温湿度センサー11と、温湿度セ
ンサー11で検出した温湿度測定値を第1の伝送線13を通
してデータを入力してシリアル信号に変換し、第2の伝
送線7aを通して中央制御装置14へ出力する温湿度センサ
ー用端末12と、前記中央制御装置14から第2の伝送線7b
を通して、制御信号の送受信が行われる複数の空気調和
機5を有する構成としていた。上記の構成について、次
に動作を説明する。
温湿度センサー11で検知した温湿度の計測値を、第1
の伝送線13を通じて温湿度センサー用端末12に入力し、
この計測値をシリアル信号に変換して温湿度センサー用
端末12から第2の伝送線7aを通して中央制御装置14へ送
られる。中央制御装置14は、この信号により所望の設定
した室内温度となるよう複数の空気調和機5を制御して
いた。
このように、従来の制御装置では、壁,柱に取付ける
固定型センサーを用いて、室内環境を検出し、その信号
によって空気調和機が制御されていた。
発明が解決しようとする課題 前記従来の制御装置では、固定型のセンサーを用いて
壁に取り付けているため、移設が難しく、フロアの間仕
切を変更するときに移設しにくく、センサーの所まで配
線工事をしなければならない。また壁にセンサーが接近
しているために壁からの輻射の影響を受けるなどの課題
があった。その他、間仕切の変更に伴って空気調和ゾー
ンが変わるときには空気調和機の同期制御を行うことが
できないという課題もあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、
センサーを固定型からワイヤレス化し、移設可能とする
ことで、センサーへの配線工事を不要にし、間仕切が変
ったときにおいても空気調和ゾーンの変更に伴う空気調
和機の同期制御を行うことができ、また使用者の近傍の
温湿度を計測し、より快適な空気調和機の省エネルギー
制御を行うことができる制御装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するため本発明の空気調和機制御装置
は、室内の温湿度を計測する温湿度センサーと、空気調
和される室内の温度設定を行う温度設定部と、前記温湿
度センサーで計測した温湿度計測値と、前記温度設定部
で設定した温度設定値を赤外線信号に変換して送信する
赤外信号送出部とを有する送信機と、前記送信機から発
する赤外線信号を受信し復調する受信機と、前記受信機
からの信号を受けて伝送線へデータ伝送を行う受信変換
端末器と、前記伝送線に接続され前記受信変換端末器か
らのデータ信号を受け、複数の空気調和機を同期制御す
る増幅変換ユニットとを有して構成したものである。
作用 この構成により、温湿度センサーにより検出した温湿
度測定値あるいは温度設定部により設定した温度設定値
を赤外信号送出部から受信機へ送信される。前記送信さ
れた赤外線信号を受けた受信機は、元の温湿度測定値、
あるいは温度設定値へ変換復調して、受信変換端末器へ
伝送される。この値を定期的に増幅変換ユニットが取り
込み、各空気調和ゾーン毎の空気調和機の同期制御を行
う。
したがって、間仕切の変更により、フロアの空気調和
ゾーンが変わったときには、送信機の移設を行い、増幅
変換ユニットに登録されたグループの空気調和ゾーンに
対応する空気調和機を変更することにより、空気調和機
のゾーン毎の同期制御を行い、省エネルギー制御を可能
とすることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の空気調和機の制御装置につ
いて、第1図および第2図の図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明の一実施例における空気調和機の制御
装置の構成を示すブロック図である。
第1図において、赤外線信号を空間に発射し、信号を
送信する移動可能な小型の送信機1には室内の温湿度を
検知測定する温湿度センサー10と、複数の空気調和機5
の運転を一定の室内温度に制御するため設定する温度設
定部9と、前記温湿度センサー10で検出した温湿度計測
値と温度設定部9で設定した温度設定値の2信号を入力
して赤外線信号に変換し空間へ発射し信号を送出する赤
外信号送出部8により構成されている。
次に送信機1より空間へ発射された赤外線信号を受け
る受信機2は信号を受信すると赤外線信号を温湿度測定
値、または、温度設定値に変換し、信号線6を通して、
受信変換端末器3へ出力する。この信号を受ける受信変
換端末器3はこれらの温湿度測定値、または温度設定値
の信号が入力されると記憶しておき、増幅変換ユニット
4からのリクエストに応じて、送信機1の出力内容を伝
送線7aを通じて出力する。増幅変換ユニット4は、この
出力内容から複数の空気調和機5へ伝送線7bを通じて指
令を出す構成となっている。
以上のように構成された空気調和機制御装置について
以下その動作を説明する。
まず、送信機1の温湿度センサー10により室内の温湿
度計測を行い、温湿度計測値を赤外信号送出部8へ出力
して赤外信号に変換して送信を行う。同様にして温度設
定部9で温度設定が行われたときには、温度設定値を赤
外信号送出部8へ出力して赤外信号送出部8で赤外信号
に変換して送信を行う。
次に受信機2は送信機1から送られた赤外信号を変換
復調して温湿度計測値あるいは温度設定値に戻す。その
復調された信号を信号線6を通じて受信変換端末器3へ
出力され、一時これら送信機1からの信号を記憶してお
く。増幅変換ユニット4からのリクエストにより、受信
変換端末器3で記憶されていた内容を伝送線7aを通じて
読み出してくる。
次に増幅変換ユニット4は、複数の空気調和機5へ、
送信機1からの内容に応じた同期制御を伝送線7bを通じ
て行う。
第2図は本発明の一実施例における空気調和機の制御
装置の設置例を示すものである。第2図において、2a〜
2cは第1図の受信機2と同じもので、5a〜5jは空気調和
機8である。ビル内のフロア14は空気調和ゾーンの1例
として3つに分けたものである。第1図における、送信
機1、受信変換端末器3、増幅変換ユニット4、信号線
6、伝送線7a,7bは省略した。第2図aにはゾーン1に
受信機2aと空気調和機5a,5b、ゾーン2には受信機2bと
空気調和機5c〜5f、ゾーン3に受信機2cと空気調和機5g
〜5jとが設置されている。第2図bには、ゾーン1′に
受信機2aと空気調和機5a,5b、ゾーン2′に受信機2bと
空気調和機5c〜5h、ゾーン3′に受信機2cと空気調和機
5i,5jとが設置されている。第2図aは間仕切変更前、
第2図bは間仕切変更後である。点線は間仕切を示して
いる。
以上のように設置された空気調和機の制御装置につい
て以下その動作を説明する。
まず第2図aのゾーン1では、受信機2aで送信機から
の信号を受信して、空気調和機5a,5bを同期制御され
る。ゾーン2では、受信機2bで受信し、空気調和機5c〜
5fを同期制御する。ゾーン3では受信機2cで受信し、空
気調和機5g〜5jを同期制御する。このフロアの間仕切を
変更したときには第2図bのように、ゾーン1′はその
ままで、ゾーン2′はゾーン2より空気調和ゾーンが拡
がり受信機2bで受信し、空気調和機5c〜5fを同期制御す
る。ゾーン3′はゾーン3より空気調和ゾーンが狭くな
り受信機2cで受信し、空気調和機5i,5jを同期制御す
る。以上のように変更するためには増幅変換ユニット4
の空気調和ゾーンに対応する空気調和機5を変更するだ
けで良く、送信機1はワイヤレスで移動可能であるの
で、その例以外の間仕切の変更に際しても、空気調和ゾ
ーンに対応する空気調和機の変更は可能である。冬期
に、窓から入ってくる太陽光による窓際領域での温度上
昇、あるいはパソコン等のOA機器による局所領域内での
温度上昇、空調負荷が増大しても、その局所領域内での
空調機器の一括同期制御が可能となり、ある局所領域内
で、冬期の太陽光あるいはOA機器の発熱により発生する
温度むらの計測結果により、隣接した空調機が、片方は
冷房、片方は暖房といったちぐはぐな制御を行うのを防
ぎ、エネルギーロスを防止し、快適で、円滑な省エネル
ギー制御を行うことが可能となる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
ればフロアの間仕切を変更したときにも、増幅変換ユニ
ットに登録されたグループの空気調和ゾーンに対応する
空気調和機を変更するだけで良く、ゾーンに応じて空気
調和機の同期制御による省エネルギー制御を行うことが
でき、またセンサーがワイヤレスなので配線工事が不要
であり実用上大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気調和機の制御装置の構
成を示すブロック図、第2図は同設置例を示す図、第3
図は従来の空気調和機の制御装置の構成を示すブロック
図である。 1……送信機、2……受信機、3……受信変換端末器、
4……増幅変換ユニット、5……空気調和機、7a,7b…
…伝送線、8……赤外信号送出部、9……温度設定部、
10……温湿度センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−179550(JP,U) 特公 平8−6955(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の温湿度を計測する温湿度センサー
    と、空気調和される室内の温度設定を行う温度設定部
    と、前記温湿度センサーで計測した温湿度計測値と前記
    温度設定部で設定した温度設定値を赤外線信号に変換し
    て送信する赤外信号送出部とを有する送信機と、前記送
    信機から発する赤外線信号を受信し復調する受信機と、
    前記受信機からの信号を受けて伝送線へデータ伝送を行
    う受信変換端末器と、前記伝送線に接続され前記受信変
    換端末器からのデータ信号を受け、複数の空気調和機を
    同期制御する増幅変換ユニットとを有してなる空気調和
    機の制御装置。
JP63098686A 1988-04-21 1988-04-21 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JP2594312B2 (ja)

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