JP2594258B2 - 混成電力増幅装置 - Google Patents

混成電力増幅装置

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JP2594258B2 JP61012580A JP1258086A JP2594258B2 JP 2594258 B2 JP2594258 B2 JP 2594258B2 JP 61012580 A JP61012580 A JP 61012580A JP 1258086 A JP1258086 A JP 1258086A JP 2594258 B2 JP2594258 B2 JP 2594258B2
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勝比古 東山
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モノリシックICでなる電圧増幅器を使用し
た混成電力増幅装置に関する。
従来の技術 近年、混成電力増幅装置は音響用増幅器等に多く利用
されるようになってきた。
以下図面を参照しながら、上述した従来の混成電力増
幅装置の一例について説明する。
第4図,第5図は従来の混成電力増幅装置の基本構成
図であり、第4図において、1はモノリシックIC電圧増
幅部2の入力端、3は出力電力増幅部、4は出力電力増
幅部3の出力端、6は非安定化正電圧電源端である。な
お、電圧極性は増幅器を構成するトランジスタ等の半導
体素子に対応して負極性の場合もある。
第5図は正負両極性の電源を使用する場合の基本構成
図であり、第5図において、第4図の回路に追加されて
いるのは、非安定化負電圧電源端9である。
以下その動作について説明する。
まず、モノリシックIC電圧増幅部入力端1に信号が印
加されると、モノリシックIC電圧増幅部2で電圧増幅さ
れる。その次に出力電力増幅部3でインピーダンス変換
され、所定の出力電流を獲得することができる。この場
合、最大出力電力は非安定化正電圧電源端6の電源電圧
に依存することになる。第5図の場合は非安定化正電圧
電源端6の電圧と非安定化負電圧電源端9の電圧が最大
出力電力を決定する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、各電源の最大電
圧は、モノリシックICの最大定格電圧以下に設定しなけ
ればならない。一般に出力電力増幅部へ供給する電源電
圧は変成器から取り出した非安定化整流電圧である。し
たがって、この整流電圧値は、出力電力増幅部出力端か
ら負荷(図示せず)に供給される電力の増加に従って低
下する。最大負荷では最小電圧となり、無負荷では最大
電圧となる。すなわち、モノリシックICの破壊防止上、
出力電力増幅部から負荷へ供給できる最大出力電力は、
モノリシックICの最大定格電圧から、変成器、整流回路
における最大電流時の電圧損失を差し引いた電源電圧で
決まり、モノリシックIC電圧増幅部および出力電力増幅
部の能力を十分に引き出し活用することができない。モ
ノリシックICの耐圧はプロセスで決定され、高耐圧化は
プロセスコストの増加を招き、チップサイズも大きくな
る。そのため、最大出力電力を大とするには高コストと
いう犠牲が要求されるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するもので、モノリシック
ICの最大定格電圧近傍の非安定化電圧電源でもって、モ
ノリシックIC電圧増幅部を用いた電力増幅装置から最大
出力電力を負荷に供給できる混成電力増幅装置を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、モノリシックIC
でなる電圧増幅部と、前記電圧増幅部の出力端子に従続
接続され、当該電圧増幅部からの出力をインピーダンス
変換する出力電力増幅部と、前記出力電力増幅部に前記
電圧増幅部及び前記出力電力増幅部の能力を十分に活用
できないぐらい最大電流時の電圧損失が発生する電源電
力を供給する非安定化電圧電源と、前記非安定化電圧電
源に接続され前記非安定化電圧電源の電圧の前記モノリ
シックICの最大定格電圧を含むそれ以上の電圧に対して
前記電圧増幅部に供給する電源電圧を前記モノリシック
ICの最大定格電圧近傍の最大定格値を越えない所定の電
圧に制限するとともに、前記出力電力増幅部が最大出力
電力を供給する近傍では前記非安定化電圧電源の電圧を
低損失で供給する電源電圧制限部とを備えた構成を有す
る。
作用 本発明は上記した構成によって、無負荷のときには、
電源電圧制限部はモノリシックICの最大定格電圧を越え
ないようにモノリシックIC電圧増幅部の電源電圧を制限
するように働く。また最大出力電力時には、電源電圧制
限部は電源電圧を低損失でモノリシックICに供給するよ
うに働く。このような動作によって、モノリシックICの
最大定格電圧近傍の非安定化電脱電源でもって、モノリ
シックIC電圧増幅部を用いた混成電力増幅装置から最大
出力電力を負荷に供給するように作用する。
実施例 以下本発明の一実施例を混成電力増幅装置について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における混成電力増幅
装置の基本構成図を示すものである。第1図において、
1はモノリシックIC電圧増幅部2の入力端、3はモノリ
シックIC電圧増幅部2に縦続接続された出力電力増幅
部、4は出力電力増幅部3の出力端、5はモノリシック
IC電圧増幅部2の電源電圧を供給する電源電圧制限部、
6は出力電力増幅部3および電源電圧制限部5に電力を
供給する非安定化正電圧電源端、7は電源電圧制限部5
の出力端である。
以上のように構成された混成電力増幅装置について、
以下第1図を用いてその動作を説明する。電圧増幅部2
の入力端1に印加された信号はモノリシックIC電圧増幅
部2で電圧増幅される。そして次段の出力電力増幅部3
でインピーダンス変換され、所定の出力電流を負荷(図
示せず)に供給することができる。電源電圧制限部5
は、非安定化正電圧電源端6の電位が、その最大電圧値
からモノリシックICの最大定格電圧の近くまで低下して
も出力端7から電圧増幅部2に供給される電源電圧をモ
ノリシックICの最大定格電圧近傍の最大定格値を越えな
い所定の電圧に安定化する。したがって、モノリシック
ICの破壊を招くことなく出力電力増幅部3から出力され
る最大電力をモノリシックICの最大定格電圧付近の電源
電圧で得られる電力にまで高めることができる。なお、
電源電圧制限部5の動作下限電圧をモノリシックICの最
大定格電圧近傍に設定したのは、同制限部5および非安
定化電圧電源の不要な電力消費を抑えるためである。
以上のように本実施例によれば、モノリシックIC電圧
増幅部2の電源電圧を電源電圧制限部5の出力端7から
供給することにより、出力電力増幅部3から負荷に供給
し得る最大電力をモノリシックICの最大定格電圧付近の
電源電圧で得られる電力にまで高めることができる。
以下本発明の第2の実施例について第2図の図面を参
照しながら説明する。同図において、第1図の回路に追
加されているのは、第1の電源電圧制限部5に対応する
第2の電源電圧制限部8である。9は非安定化負電圧電
源端、10は第2の電源電圧制限部8の出力端である。
以下その動作を説明する。電圧増幅部入力端1に印加
された信号は、モノリシックIC電圧増幅部2で電圧増幅
される。そして次段の出力電圧増幅部3でインピーダン
ス変換され、所定の出力電流を負荷(図示せず)に供給
することができる。
第1の電源電圧制限部5は、非安定化正電圧電源端6
の電位が、その最大値からモノリシックICの最大定格電
圧の近くまで低下しても出力端7から電圧増幅部2の正
電源端子(図示せず)に供給される電源電圧をモノリシ
ックICの最大定格電圧近傍の最大定格値を越えない所定
の電圧に安定化する。第2の電源電圧制限部8について
は、電圧極性が負となるのみで上記第1の電源電圧制限
部5の機能と変わるところはない。したがって、第1図
に示す第1の実施例と同様、モノリシックICの破壊を招
くことなく出力電力増幅部3から出力される最大電力を
モノリシックICの最大定格電圧付近の電源電圧で得られ
る電力にまで高めることができる。
以上のように第2の電源電圧制限部8を設けてモノリ
シックICへの負の電源電圧も制限することにより、グラ
ンド電位に対して両極性の混成電力増幅装置に対して
も、出力電力増幅部3から負荷に供給し得る最大電力を
モノリシックICの最大定格電圧付近の電源電圧で得られ
る電力にまで高めることができる。
以下本発明の電源電圧制限部の一実施例について第3
図の図面を参照しながら説明する。同図において、6は
非安定化正電圧電源端、7は電源電圧制限部5の出力
端、11は基準電位を作るツェナーダイオード、12はツェ
ナーダイオード電流を設定する抵抗、13は基準電位と出
力端7とグランド電位間の出力電圧を後記する抵抗16,1
7で分圧した電位との差を増幅するトランジスタ、14は
直列制御トランジスタ、15は発振防止用コンデンサ、1
6,17は電源電圧設定用抵抗である。
以下その動作について説明する。
まず、電源電圧制限部5の出力端7の電圧は、基準電
位を作るツェナーダイオード11と、増幅トランジスタ13
と、電源電圧設定用抵抗16,17で設定される。電源電圧
制限部5の出力端7の電圧は、非安定化正電圧電源端6
の電圧のモノリシックICの最大定格電圧を含むそれ以上
の電圧に対してモノリシックICの最大定格電圧近傍の最
大定格値を越えない所定の電圧に安定される。この調整
は、上記電源電圧設定用抵抗16,17の比を変えることに
よって極めて容易に実施できる。非安定化正電圧電源端
6の電圧のモノリシックICの最大定格電圧を含むそれ以
上の電圧上昇に対して、出力端7の電圧は所定の一定値
に安定化され制限されるが、電源端6の電圧のモノリシ
ックICの最大定格電圧以下への電圧低下に対しては、直
列トランジスタ14は飽和し、その飽和低抵抗を介して電
源端6の電圧が出力端7に伝えられるので、出力端7の
電圧は電源端6の電圧の低下に追従して低下する。この
場合、電圧増幅部2は、その回路構成で定まる電圧まで
増幅動作を続け、出力電力増幅部3を駆動し続ける。
発明の効果 以上のように本発明は、モノリシックIC電圧増幅部
と、出力電力増幅部と、モノリシックICの最大定格電圧
近傍の最大定格電圧を越えない所定の電圧に電源電圧を
制限する電源電圧制御部とを設けることにより、最小限
の消費電力の回路配置でもって、モノリシックICの最大
定格電圧付近の電圧で決まれ出力電力を発生させること
ができ、モノリシックICの低コスト性と、最大出力電力
の拡大という付加価値を生みだすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における混成電力増幅装
置の基本構成図、第2図は同第2の実施例の基本構成
図、第3図は第1図および第2図の電源電圧制限部の第
1の実施例における回路構成図、第4図は従来の混成電
力増幅装置の基本構成図、第5図は正負両極性の電源を
使用する場合の従来の混成電力増幅装置の基本構成図で
ある。 1……モノリシックIC電圧増幅部の入力端、2……モノ
リシックIC電圧増幅部、3……出力電力増幅部、4……
出力電力増幅部の出力端、5……第1の電源電圧制限
部、6……非安定化正電圧電源端、7……第1の電源電
圧制限部の出力端、8……第2の電源電圧制限部、9…
…非安定化負電圧電源端、10……第2の電源電圧制限部
の出力端、11……ツェナーダイオード、12……抵抗、13
……増幅トランジスタ、14……直列制御トランジスタ、
15……コンデンサ、16,17……抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 友和 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (72)発明者 林 友幸 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−219803(JP,A) 特開 昭59−95706(JP,A) 特開 昭57−208710(JP,A) 実開 昭53−164749(JP,U) 特公 昭56−35030(JP,B1) 実公 昭60−33616(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モノリシックICでなる電圧増幅部と、前記
    電圧増幅部の出力端子に従続接続され、当該電圧増幅部
    からの出力をインピーダンス変換する出力電力増幅部
    と、前記出力電力増幅部に前記電圧増幅部及び前記出力
    電力増幅部の能力を十分に活用できないぐらい最大電流
    時の電圧損失が発生する電源電力を供給する非安定化電
    圧電源と、前記非安定化電圧電源に接続され前記非安定
    化電圧電源の電圧の前記モノリシックICの最大定格電圧
    を含むそれ以上の電圧に対して前記電圧増幅部に供給す
    る電源電圧を前記モノリシックICの最大定格電圧近傍の
    最大定格値を越えない所定の電圧に制限するとともに、
    前記出力電力増幅部が最大出力電力を供給する近傍では
    前記非安定化電圧電源の電圧を低損失で供給する電源電
    圧制御部とを備えたことを特徴とする混成電力増幅装
    置。
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JP5780512B2 (ja) * 2010-06-07 2015-09-16 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置
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JPS60219803A (ja) * 1984-04-16 1985-11-02 Fuji Electric Co Ltd 演算増幅器

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