JP2594072Y2 - 軒樋伸縮装置 - Google Patents
軒樋伸縮装置Info
- Publication number
- JP2594072Y2 JP2594072Y2 JP1993065958U JP6595893U JP2594072Y2 JP 2594072 Y2 JP2594072 Y2 JP 2594072Y2 JP 1993065958 U JP1993065958 U JP 1993065958U JP 6595893 U JP6595893 U JP 6595893U JP 2594072 Y2 JP2594072 Y2 JP 2594072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion
- eaves
- gutter
- eaves gutter
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は軒樋伸縮装置、特に、通
称エクスパンションセットと称される軒樋伸縮装置に係
るものである。
称エクスパンションセットと称される軒樋伸縮装置に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の軒樋伸縮装置としては、
実公昭51−27457号公報や実公昭54−2713
1号公報等みられるように、端部に止水板を装着してな
る一対の軒樋を所定間隔を隔てて相対向させるとともに
上記止水板間の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋
状の覆い板を摺動自在に掛け渡してなるもの、更には、
実公昭56−30586号公報や実公昭56−3058
7号公報等みられるように、上記軒樋伸縮装置全体をソ
ケットにて遮蔽するようになしたものが一般に使用され
ている。
実公昭51−27457号公報や実公昭54−2713
1号公報等みられるように、端部に止水板を装着してな
る一対の軒樋を所定間隔を隔てて相対向させるとともに
上記止水板間の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋
状の覆い板を摺動自在に掛け渡してなるもの、更には、
実公昭56−30586号公報や実公昭56−3058
7号公報等みられるように、上記軒樋伸縮装置全体をソ
ケットにて遮蔽するようになしたものが一般に使用され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記軒樋伸
縮装置は何れも連接部分が止水板にて遮断されているた
めに相対向する軒樋にて取水された雨水は各々左右に分
けて排水しなければならず、これより竪樋落ち口やこれ
に連なる竪樋が別個に必要とされる等取付けが煩雑であ
るばかりでなく、経済性においても極めて不利なものと
なっていた。
縮装置は何れも連接部分が止水板にて遮断されているた
めに相対向する軒樋にて取水された雨水は各々左右に分
けて排水しなければならず、これより竪樋落ち口やこれ
に連なる竪樋が別個に必要とされる等取付けが煩雑であ
るばかりでなく、経済性においても極めて不利なものと
なっていた。
【0004】本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考
案されたものであって、伸縮機能を低下させることな
く、上記相対向する軒樋にて取水された雨水を一つの竪
樋落ち口にて排水し得るようになしたエクスパンション
セット型の軒樋伸縮装置を提供せんとするものである。
案されたものであって、伸縮機能を低下させることな
く、上記相対向する軒樋にて取水された雨水を一つの竪
樋落ち口にて排水し得るようになしたエクスパンション
セット型の軒樋伸縮装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み考案
されたもので、端部に止水板を装着してなる一対の軒樋
を所定間隔を隔てて相対向させるとともに上記止水板間
の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋状の覆い板を
摺動自在に掛け渡してなる軒樋伸縮装置であって、上記
一対の軒樋が互いに連通するように止水板間に伸縮管を
水密状に装着せしめてなることを特徴とする軒樋伸縮装
置である。
されたもので、端部に止水板を装着してなる一対の軒樋
を所定間隔を隔てて相対向させるとともに上記止水板間
の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋状の覆い板を
摺動自在に掛け渡してなる軒樋伸縮装置であって、上記
一対の軒樋が互いに連通するように止水板間に伸縮管を
水密状に装着せしめてなることを特徴とする軒樋伸縮装
置である。
【0006】尚、上記伸縮管は排水性を良好ならしめる
ために双方の止水板の下位部に装着することが好まし
く、また、美観性を向上させるために上記軒樋伸縮装置
全体をソケットにて遮蔽するようになしたものを使用し
ても差し支えない。
ために双方の止水板の下位部に装着することが好まし
く、また、美観性を向上させるために上記軒樋伸縮装置
全体をソケットにて遮蔽するようになしたものを使用し
ても差し支えない。
【0007】
【作用】本考案に係る軒樋伸縮装置は所定間隔を隔てて
相対向する軒樋の止水板間に該軒樋間が互いに連通する
ように伸縮管を水密状に装着してなるために各軒樋にて
取水された雨水を分断することなく一つの竪樋落ち口に
導くことができる。
相対向する軒樋の止水板間に該軒樋間が互いに連通する
ように伸縮管を水密状に装着してなるために各軒樋にて
取水された雨水を分断することなく一つの竪樋落ち口に
導くことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づき更
に詳細に説明する。図1は本考案に係る軒樋伸縮装置の
一実施例を示す斜視図であり、図2は本考案に係る軒樋
伸縮装置の他の実施例を示す断面図であり、図3は従来
品の断面図を示すものである。
に詳細に説明する。図1は本考案に係る軒樋伸縮装置の
一実施例を示す斜視図であり、図2は本考案に係る軒樋
伸縮装置の他の実施例を示す断面図であり、図3は従来
品の断面図を示すものである。
【0009】図中、A,Aは端部に止水板1を装着して
なる一対の軒樋であって、所定間隔を隔てて上記止水板
1が互いに相対向するように位置せしめてなるものであ
る。
なる一対の軒樋であって、所定間隔を隔てて上記止水板
1が互いに相対向するように位置せしめてなるものであ
る。
【0010】図中、Bは上記相対向する軒樋A,Aの止
水板1,1間の上方に掛け渡された覆い板であって、樋
状2の両端部に垂下された係止板3,3を各止水板1,
1に係止することにより摺動自在に載置してなるもので
ある。
水板1,1間の上方に掛け渡された覆い板であって、樋
状2の両端部に垂下された係止板3,3を各止水板1,
1に係止することにより摺動自在に載置してなるもので
ある。
【0011】図中、Cは上記止水板1,1間に水密状に
装着された蛇腹状導管等からなる伸縮管であって、止水
板1,1の下位部に穿設された孔4,4に挿通してその
端部を固定片5にて水密状に固定してなるものである。
装着された蛇腹状導管等からなる伸縮管であって、止水
板1,1の下位部に穿設された孔4,4に挿通してその
端部を固定片5にて水密状に固定してなるものである。
【0012】尚、図中、Dは美観性を向上させるために
軒樋伸縮装置全体を遮蔽するように装着されたソケット
を示すものである。
軒樋伸縮装置全体を遮蔽するように装着されたソケット
を示すものである。
【0013】
【考案の効果】以上より明らかなように、本考案に係る
軒樋伸縮装置は端部に止水板を装着してなる一対の軒樋
を所定間隔を隔てて相対向させるとともに上記止水板間
の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋状の覆い板を
摺動自在に掛け渡してなる軒樋伸縮装置であって、上記
一対の軒樋が互いに連通するように止水板間に伸縮管を
水密状に装着せしめてなる構成よりなり、各軒樋にて取
水された雨水を分断することなく一つの竪樋落ち口に導
くことができるために竪樋が共用できる等施工性および
経済性が一段と向上せしめられる。
軒樋伸縮装置は端部に止水板を装着してなる一対の軒樋
を所定間隔を隔てて相対向させるとともに上記止水板間
の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋状の覆い板を
摺動自在に掛け渡してなる軒樋伸縮装置であって、上記
一対の軒樋が互いに連通するように止水板間に伸縮管を
水密状に装着せしめてなる構成よりなり、各軒樋にて取
水された雨水を分断することなく一つの竪樋落ち口に導
くことができるために竪樋が共用できる等施工性および
経済性が一段と向上せしめられる。
【図1】本考案に係る軒樋伸縮装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案に係る軒樋伸縮装置の他の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】従来品の断面図を示すものである。
A 軒樋 B 覆い板 C 伸縮板 1 止水板 2 樋状 3 係止板
Claims (1)
- 【請求項1】 端部に止水板を装着してなる一対の軒樋
を所定間隔を隔てて相対向させるとともに上記止水板間
の上方に両端部に係止板を垂下してなる樋状の覆い板を
摺動自在に掛け渡してなる軒樋伸縮装置であって、上記
一対の軒樋が互いに連通するように止水板間に伸縮管を
水密状に装着せしめてなることを特徴とする軒樋伸縮装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065958U JP2594072Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 軒樋伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065958U JP2594072Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 軒樋伸縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732059U JPH0732059U (ja) | 1995-06-16 |
JP2594072Y2 true JP2594072Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13302012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993065958U Expired - Lifetime JP2594072Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 軒樋伸縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594072Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP1993065958U patent/JP2594072Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732059U (ja) | 1995-06-16 |
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