JP2593923B2 - 浄油器 - Google Patents
浄油器Info
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
本発明はてんぷら油の濾過に使用する浄油器、殊に家
庭用の浄油器に関する。
庭用の浄油器に関する。
【従来の技術】 この種の浄油器として、濾過した油を受けるための貯
油容器と、濾過手段を備えて貯油容器上に重ねられる浄
油器とからなるものが種々提供されている。このもので
は、貯油容器に重ねた浄油部内に油を注げば、浄油部内
の濾過手段で濾過された油が貯油容器内に入り、油の再
使用は、貯油容器から油を注ぎ出すことで行う。 一例を第19図及び第20図に示す。貯油容器1とこれに
重ねられる浄油部2、浄油部2の上面開口を閉じる蓋
4、貯油容器1と浄油部2の両者に夫々設けられた把手
5,6とからなるとともに、浄油部2の下部に濾過手段3
が設けられている。そして、貯油容器1には油を注ぎ出
すための注ぎ口10が設けられているわけであるが、この
注ぎ口10は油垂れを防ぐために、貯油容器1の開口部内
周側に嵌め込んだリング19に設けられている。 そして、浄油部2を貯油容器1に重ねた際に浄油部2
がぐらついたりしないように、浄油部2の下部に配され
た濾過手段3が貯油容器1内に入るようにしているとと
もに、上記リング19の注ぎ口10部分及び貯油容器1の開
口縁の注ぎ口10の対応部の高さを少し低くして、浄油部
2が貯油容器1上に載るようにするとともに、注ぎ口10
にごみがつかないように、浄油部2の外面に注ぎ口10を
覆ってしまう注ぎ口カバー29を取り付けている。
油容器と、濾過手段を備えて貯油容器上に重ねられる浄
油器とからなるものが種々提供されている。このもので
は、貯油容器に重ねた浄油部内に油を注げば、浄油部内
の濾過手段で濾過された油が貯油容器内に入り、油の再
使用は、貯油容器から油を注ぎ出すことで行う。 一例を第19図及び第20図に示す。貯油容器1とこれに
重ねられる浄油部2、浄油部2の上面開口を閉じる蓋
4、貯油容器1と浄油部2の両者に夫々設けられた把手
5,6とからなるとともに、浄油部2の下部に濾過手段3
が設けられている。そして、貯油容器1には油を注ぎ出
すための注ぎ口10が設けられているわけであるが、この
注ぎ口10は油垂れを防ぐために、貯油容器1の開口部内
周側に嵌め込んだリング19に設けられている。 そして、浄油部2を貯油容器1に重ねた際に浄油部2
がぐらついたりしないように、浄油部2の下部に配され
た濾過手段3が貯油容器1内に入るようにしているとと
もに、上記リング19の注ぎ口10部分及び貯油容器1の開
口縁の注ぎ口10の対応部の高さを少し低くして、浄油部
2が貯油容器1上に載るようにするとともに、注ぎ口10
にごみがつかないように、浄油部2の外面に注ぎ口10を
覆ってしまう注ぎ口カバー29を取り付けている。
この場合、注ぎ口カバー29の部分だけ、すっきりとし
ない外観となっており、また注ぎ口10の部分の縁の高さ
を低くすることは、工法上難しく、更に図示のような形
状の注ぎ口カバー29を溶接等の手段で浄油部2に固着す
ることも、容易ではない。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは外観が良く、製造性に優れた浄油
器を提供するにある。
ない外観となっており、また注ぎ口10の部分の縁の高さ
を低くすることは、工法上難しく、更に図示のような形
状の注ぎ口カバー29を溶接等の手段で浄油部2に固着す
ることも、容易ではない。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは外観が良く、製造性に優れた浄油
器を提供するにある。
しかして本発明は、濾過した油を受けるための貯油容
器と、濾過手段を備えて貯油容器上に重ねられる浄油部
とからなる浄油器において、貯油容器はその上面開口内
において上方に突出する注ぎ口を備えており、浄油部は
その下部が上部より小径となっているとともに、この小
径部の外周を空隙を介して囲むカバーリングを備えてお
り、浄油部が上方に重ねられる貯油容器はその注ぎ口を
浄油部の上記小径部外面とカバーリング内面との間の空
隙に位置させることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、カバーリングによって注ぎ口が覆わ
れてしまう上に、浄油部と貯油容器との間がカバーリン
グを介して連続する外形となり、また貯油容器の縁の一
部を低くしたりする必要がない。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の貯油器は、貯油容器1とこれに重ねられる浄油部2、
浄油部2の上面開口を閉じる蓋4、貯油容器1と浄油部
2の両者に夫々設けられた把手5,6とからなるととも
に、浄油部2に設けられた濾過手段3とから構成されて
いる。 貯油容器1は第5図に示すように、外周面に取付金具
15を介して把手5が取り付けられる有底円筒状の容器本
体11と、この容器本体11の上部内に着脱自在に嵌め込ま
れる注ぎ口リング12とからなり、容器本体11の上部内面
に形成された段部16によって受けられる注ぎ口リング12
に注ぎ口10が設けられている。 ここにおける注ぎ口10は、第7図(b)から明らかな
ように、容器本体1の外径よりも少し内方で且つ容器本
体11の上面開口よりも上方に突出したところに位置する
ようにされている。 浄油部2は第4図に示すように、円筒状で且つ下方ほ
ど径が小さくなるように複数段にわたって絞られている
とともに外面に取付金具27を介して把手6が取り付けら
れる筒体21と、筒体21の下部に装着されるカバーリング
22とからなるもので、濾過手段3が内部に着脱自在に配
されている。尚、ここでは筒体21を第7図に示すよう
に、都合4段21a,21b,21c,21dにわたって順次的内径を
小さくしており、カバーリング22は小径部21aの外周面
に上部を嵌合させている。小径部21aの外径は筒体21上
部の外径よりもカバーリング22の板厚を引いた分だけ小
さくされているために、筒体21の上部とカバーリング22
との外径が一致している。そして、カバーリング22の下
部内面と、筒体21の小径部21bの外面との間に、環状の
空隙23が形成されている。 濾過手段3は、活性炭が充填された濾過カートリッジ
31と、紙フィルター35とからなるもので、濾過カートリ
ッジ31は筒体21の最小内径部21d内に嵌め込まれるとと
もに、上部の鍔が小径部21cに納められる。紙フィルタ
ー35は第6図及び第8図に示すところの把手38を備えた
保持リング37の外周面と、これにかぶせられる固定リン
グ36との間で周縁が挟持された状態で、筒体21の小径部
21b内に納められる。 しかして、この浄油器においては、貯油容器1に浄油
部2を重ねた時、第2図及び第7図(a)から明らかな
ように、カバーリング22の下端全周が容器本体11の上端
開口縁上に載るものであり、貯油容器1の上面より上方
に突出している注ぎ口10は、浄油部2における前記空隙
23内に位置し、カバーリング22によって覆われる。な
お、この時、注ぎ口10がカバーリング22の内面に接する
ことはない。また小径部21b外面が注ぎ口10内面に当接
してがたつきを抑える。 使用後のてんぷら油の浄化は、蓋4を外して浄油部2
内に油を流し込むことによって行われる。揚げかす等は
紙フィルター35によって除去され、更に色と臭いは濾過
カートリッジ31内の活性炭によって除去される。そして
濾過された油は、貯油容器1内にためられる。濾過カー
トリッジ31及び紙フィルター35はその汚れに応じて交換
される。 貯油容器1内の油の再使用は、貯油部2を外し、注ぎ
口10を通じて貯油容器1内の油を注ぎ出すことによって
行う。この時に、注ぎ口10から油垂れが生じても、この
油は注ぎ口10の外面と溶器本体11の上部内面との間に入
り、注ぎ口リング12と容器本体11との間の微小な隙間を
通じて容器本体11内に戻る。 注ぎ口10を備えた注ぎ口リング12の形成にあたって
は、第9図に示すように、注ぎ口10のある径方向の直径
Aを、これと直角な方向の直径Bよりも長くした楕円形
としておくことが好ましい。容器本体1に装着した時
に、その弾性によって注ぎ口10のある側が容器本体1内
面に押し付けられるために、容器本体1と注ぎ口リング
12との間の隙間から油が洩れることを防ぐことができ
る。また、注ぎ口リング12の弾性を利用して容器本体11
に取り付けられるようにした場合、第10図に示すよう
に、把手5に対する注ぎ口10の位置を使用し易いところ
にもってくることができる。 更に、注ぎ口リング12は注ぎ口10を一体に備えたもの
として形成してもよいが、第9図に示すように、注ぎ口
金具12aと半円状の金具12bとの両者を溶接して一体化す
るようにしてもよい。図中12dはスポット溶接部を示
す。この場合、製作費が安価となる。また、この時には
注ぎ口金具12aと金具12bとの板厚や材質を異ならせて、
注ぎ口10側の部分と容器本体11との密着度を加減するこ
ともできる。 更には、金具12bとして、第11図(a)に示すよう
に、つまみ部12cを備えて、清掃等のための注ぎ口リン
グ12の取り外しの便を向上させたもを、同図(b)に示
すように、針金で形成したものを用いることができる。
また注ぎ口リング12が完全なリング状である必要はな
く、同図(c)に示すように、一部が切れているもので
あってもよい。この時にも製作費を下げることができ
る。 そして、この注ぎ口リング12を容器本体11の上部開口
内に沈まないように取り付ける手段として、前記のよう
な段部16を容器本体11側に設けるのではなく、第11図
(d)に示すように、容器本体11の開口縁に載る引っ掛
け部12eを設けたり、あるいは同図(e)に示すよう
に、容器本体11に溶接で固着してしまってもよい。 浄油部2側のカバーリング22にしても、第12図(a)
に示すように円管を切断することによって形成したもの
の他、同図(b)に示すように、帯状のものをリング状
として両端を溶接で連結したものを用いることができ
る。コスト的には後者が有利である。そして、カバーリ
ング22の筒体21への取り付けにあたっては、圧入で行え
るようにしておくと、着脱が可能でカバーリング22内面
と筒体21との間の部分の清掃の点で好ましくなるが、圧
入力の調整が困難となるために、特に着脱の必要がなけ
れば、第13図に示すように、スポット溶接22aで固着し
てしまうとよい。第14図に示すように、両端を把手6で
保持したり、第15図に示すように、両端を止め具22bで
連結したりしてもよい。 更には第16図に示すように、筒体21の外周面に環状の
溝21eを設けるとともに、カバーリング22の上端にこの
溝21eに嵌まる突部22eを設けて、カバーリング22の抜け
止めを行うようにしてもよい。また、第17図に示すよう
に、筒体21に雄ねじ21fを、カバーリング22に雌ねじ22f
を設けて、この両者の螺合によってカバーリング22の筒
体21への取り付けを行ってもよい。 第18図に示すように、カバーリング22の下端に段22g
を設けて、貯油容器11の上端開口縁がこの段22gの中に
嵌まるようにすると、貯油容器1に浄油部2を重ねた時
のがたつきを抑えることができる。
器と、濾過手段を備えて貯油容器上に重ねられる浄油部
とからなる浄油器において、貯油容器はその上面開口内
において上方に突出する注ぎ口を備えており、浄油部は
その下部が上部より小径となっているとともに、この小
径部の外周を空隙を介して囲むカバーリングを備えてお
り、浄油部が上方に重ねられる貯油容器はその注ぎ口を
浄油部の上記小径部外面とカバーリング内面との間の空
隙に位置させることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、カバーリングによって注ぎ口が覆わ
れてしまう上に、浄油部と貯油容器との間がカバーリン
グを介して連続する外形となり、また貯油容器の縁の一
部を低くしたりする必要がない。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の貯油器は、貯油容器1とこれに重ねられる浄油部2、
浄油部2の上面開口を閉じる蓋4、貯油容器1と浄油部
2の両者に夫々設けられた把手5,6とからなるととも
に、浄油部2に設けられた濾過手段3とから構成されて
いる。 貯油容器1は第5図に示すように、外周面に取付金具
15を介して把手5が取り付けられる有底円筒状の容器本
体11と、この容器本体11の上部内に着脱自在に嵌め込ま
れる注ぎ口リング12とからなり、容器本体11の上部内面
に形成された段部16によって受けられる注ぎ口リング12
に注ぎ口10が設けられている。 ここにおける注ぎ口10は、第7図(b)から明らかな
ように、容器本体1の外径よりも少し内方で且つ容器本
体11の上面開口よりも上方に突出したところに位置する
ようにされている。 浄油部2は第4図に示すように、円筒状で且つ下方ほ
ど径が小さくなるように複数段にわたって絞られている
とともに外面に取付金具27を介して把手6が取り付けら
れる筒体21と、筒体21の下部に装着されるカバーリング
22とからなるもので、濾過手段3が内部に着脱自在に配
されている。尚、ここでは筒体21を第7図に示すよう
に、都合4段21a,21b,21c,21dにわたって順次的内径を
小さくしており、カバーリング22は小径部21aの外周面
に上部を嵌合させている。小径部21aの外径は筒体21上
部の外径よりもカバーリング22の板厚を引いた分だけ小
さくされているために、筒体21の上部とカバーリング22
との外径が一致している。そして、カバーリング22の下
部内面と、筒体21の小径部21bの外面との間に、環状の
空隙23が形成されている。 濾過手段3は、活性炭が充填された濾過カートリッジ
31と、紙フィルター35とからなるもので、濾過カートリ
ッジ31は筒体21の最小内径部21d内に嵌め込まれるとと
もに、上部の鍔が小径部21cに納められる。紙フィルタ
ー35は第6図及び第8図に示すところの把手38を備えた
保持リング37の外周面と、これにかぶせられる固定リン
グ36との間で周縁が挟持された状態で、筒体21の小径部
21b内に納められる。 しかして、この浄油器においては、貯油容器1に浄油
部2を重ねた時、第2図及び第7図(a)から明らかな
ように、カバーリング22の下端全周が容器本体11の上端
開口縁上に載るものであり、貯油容器1の上面より上方
に突出している注ぎ口10は、浄油部2における前記空隙
23内に位置し、カバーリング22によって覆われる。な
お、この時、注ぎ口10がカバーリング22の内面に接する
ことはない。また小径部21b外面が注ぎ口10内面に当接
してがたつきを抑える。 使用後のてんぷら油の浄化は、蓋4を外して浄油部2
内に油を流し込むことによって行われる。揚げかす等は
紙フィルター35によって除去され、更に色と臭いは濾過
カートリッジ31内の活性炭によって除去される。そして
濾過された油は、貯油容器1内にためられる。濾過カー
トリッジ31及び紙フィルター35はその汚れに応じて交換
される。 貯油容器1内の油の再使用は、貯油部2を外し、注ぎ
口10を通じて貯油容器1内の油を注ぎ出すことによって
行う。この時に、注ぎ口10から油垂れが生じても、この
油は注ぎ口10の外面と溶器本体11の上部内面との間に入
り、注ぎ口リング12と容器本体11との間の微小な隙間を
通じて容器本体11内に戻る。 注ぎ口10を備えた注ぎ口リング12の形成にあたって
は、第9図に示すように、注ぎ口10のある径方向の直径
Aを、これと直角な方向の直径Bよりも長くした楕円形
としておくことが好ましい。容器本体1に装着した時
に、その弾性によって注ぎ口10のある側が容器本体1内
面に押し付けられるために、容器本体1と注ぎ口リング
12との間の隙間から油が洩れることを防ぐことができ
る。また、注ぎ口リング12の弾性を利用して容器本体11
に取り付けられるようにした場合、第10図に示すよう
に、把手5に対する注ぎ口10の位置を使用し易いところ
にもってくることができる。 更に、注ぎ口リング12は注ぎ口10を一体に備えたもの
として形成してもよいが、第9図に示すように、注ぎ口
金具12aと半円状の金具12bとの両者を溶接して一体化す
るようにしてもよい。図中12dはスポット溶接部を示
す。この場合、製作費が安価となる。また、この時には
注ぎ口金具12aと金具12bとの板厚や材質を異ならせて、
注ぎ口10側の部分と容器本体11との密着度を加減するこ
ともできる。 更には、金具12bとして、第11図(a)に示すよう
に、つまみ部12cを備えて、清掃等のための注ぎ口リン
グ12の取り外しの便を向上させたもを、同図(b)に示
すように、針金で形成したものを用いることができる。
また注ぎ口リング12が完全なリング状である必要はな
く、同図(c)に示すように、一部が切れているもので
あってもよい。この時にも製作費を下げることができ
る。 そして、この注ぎ口リング12を容器本体11の上部開口
内に沈まないように取り付ける手段として、前記のよう
な段部16を容器本体11側に設けるのではなく、第11図
(d)に示すように、容器本体11の開口縁に載る引っ掛
け部12eを設けたり、あるいは同図(e)に示すよう
に、容器本体11に溶接で固着してしまってもよい。 浄油部2側のカバーリング22にしても、第12図(a)
に示すように円管を切断することによって形成したもの
の他、同図(b)に示すように、帯状のものをリング状
として両端を溶接で連結したものを用いることができ
る。コスト的には後者が有利である。そして、カバーリ
ング22の筒体21への取り付けにあたっては、圧入で行え
るようにしておくと、着脱が可能でカバーリング22内面
と筒体21との間の部分の清掃の点で好ましくなるが、圧
入力の調整が困難となるために、特に着脱の必要がなけ
れば、第13図に示すように、スポット溶接22aで固着し
てしまうとよい。第14図に示すように、両端を把手6で
保持したり、第15図に示すように、両端を止め具22bで
連結したりしてもよい。 更には第16図に示すように、筒体21の外周面に環状の
溝21eを設けるとともに、カバーリング22の上端にこの
溝21eに嵌まる突部22eを設けて、カバーリング22の抜け
止めを行うようにしてもよい。また、第17図に示すよう
に、筒体21に雄ねじ21fを、カバーリング22に雌ねじ22f
を設けて、この両者の螺合によってカバーリング22の筒
体21への取り付けを行ってもよい。 第18図に示すように、カバーリング22の下端に段22g
を設けて、貯油容器11の上端開口縁がこの段22gの中に
嵌まるようにすると、貯油容器1に浄油部2を重ねた時
のがたつきを抑えることができる。
以上のように本発明においては、注ぎ口を貯油容器の
開口縁より高くしているために、油切れが良く、また貯
油容器の縁の一部の高さを変えたりする必要がないため
に、製造が容易であり、しかもこの注ぎ口は、貯油容器
に重ねられる浄油部に設けられたカバーリングによって
覆われてしまうために、注ぎ口にごみが付着したりする
ことがない上に、外観もすっきりとしたものとなってい
る。
開口縁より高くしているために、油切れが良く、また貯
油容器の縁の一部の高さを変えたりする必要がないため
に、製造が容易であり、しかもこの注ぎ口は、貯油容器
に重ねられる浄油部に設けられたカバーリングによって
覆われてしまうために、注ぎ口にごみが付着したりする
ことがない上に、外観もすっきりとしたものとなってい
る。
第1図は本発明一実施例の側面図、第2図は同上の縦断
面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は貯油容器の
分解斜視図、第5図は浄油部の分解斜視図、第6図は濾
過手段の分解斜視図、第7図(a)(b)は部分断面図
及び分解断面図、第8図は濾過手段の拡大分解斜視図、
第9図は容器本体と注ぎ口リングの斜視図、第10図
(a)〜(c)は注ぎ口の向きを変えた状態を示す平面
図、第11図(a)〜(e)は注ぎ口リングの夫々異なる
例を示す斜視図、第12図(a)(b)はカバーリングの
製造例を示す斜視図、第13図(a)(b)はカバーリン
グの取付方法の一例を示す斜視図、第14図(a)〜
(c)はカバーリングの他の取付方法を示す水平断面図
と分解斜視図と斜視図、第15図(a)(b)はカバーリ
ングの更に他の取付方法を示す斜視図、第16図はカバー
リングの他の例を示す断面図、第17図はカバーリングの
別の取付方法を示す分解斜視図、第18図(a)(b)は
カバーリングの別の例を示す斜視図と断面図、第19図は
従来例の斜視図、第20図は同上の分解斜視図であって、
1は貯油容器、2は浄油部、3は濾過手段、10は注ぎ
口、22はカバーリング、23は空隙を示す。
面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は貯油容器の
分解斜視図、第5図は浄油部の分解斜視図、第6図は濾
過手段の分解斜視図、第7図(a)(b)は部分断面図
及び分解断面図、第8図は濾過手段の拡大分解斜視図、
第9図は容器本体と注ぎ口リングの斜視図、第10図
(a)〜(c)は注ぎ口の向きを変えた状態を示す平面
図、第11図(a)〜(e)は注ぎ口リングの夫々異なる
例を示す斜視図、第12図(a)(b)はカバーリングの
製造例を示す斜視図、第13図(a)(b)はカバーリン
グの取付方法の一例を示す斜視図、第14図(a)〜
(c)はカバーリングの他の取付方法を示す水平断面図
と分解斜視図と斜視図、第15図(a)(b)はカバーリ
ングの更に他の取付方法を示す斜視図、第16図はカバー
リングの他の例を示す断面図、第17図はカバーリングの
別の取付方法を示す分解斜視図、第18図(a)(b)は
カバーリングの別の例を示す斜視図と断面図、第19図は
従来例の斜視図、第20図は同上の分解斜視図であって、
1は貯油容器、2は浄油部、3は濾過手段、10は注ぎ
口、22はカバーリング、23は空隙を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】濾過した油を受けるための貯油容器と、濾
過手段を備えて貯油容器上に重ねられる浄油部とからな
る浄油器において、貯油容器はその上面開口内において
上方に突出する注ぎ口を備えており、浄油部はその下部
が上部より小径となっているとともに、この小径部の外
周を空隙を介して囲むカバーリングを備えており、浄油
部が上方に重ねられる貯油容器はその注ぎ口を浄油部の
上記小径部外面とカバーリング内面との間の空隙に位置
させる浄油器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202336A JP2593923B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 浄油器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202336A JP2593923B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 浄油器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2593923B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1988
- 1988-08-12 JP JP63202336A patent/JP2593923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252614A (ja) | 1990-02-22 |
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