JP3005008B2 - 浄油器用フィルター - Google Patents
浄油器用フィルターInfo
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- JP3005008B2 JP3005008B2 JP1335451A JP33545189A JP3005008B2 JP 3005008 B2 JP3005008 B2 JP 3005008B2 JP 1335451 A JP1335451 A JP 1335451A JP 33545189 A JP33545189 A JP 33545189A JP 3005008 B2 JP3005008 B2 JP 3005008B2
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- Japan
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- oil
- container
- filter
- uneven surface
- purifier filter
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- Expired - Lifetime
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
本発明はてんぷらやフライ料理に使用した揚げ油の浄
化処理を行なう浄油器に使用するフィルターに関するも
のである。
化処理を行なう浄油器に使用するフィルターに関するも
のである。
てんぷらなどの揚げ料理をして汚れた食用油を過す
ることで、油についた色や揚げ物の臭いなどを取り去る
浄油器として、種々のものが提供されているが、カート
リッジ型のフィルターが油通過部に着脱自在に装着され
る過容器と、過された油を受ける貯油容器とからな
るものが近年の主流となっている。そして、上記フィル
ターとしては、油の色や臭いの成分を除去するために活
性炭を金属製、あるいはパルプのような天然繊維や合成
繊維で作られた容器に充填したものが用いられている。
ることで、油についた色や揚げ物の臭いなどを取り去る
浄油器として、種々のものが提供されているが、カート
リッジ型のフィルターが油通過部に着脱自在に装着され
る過容器と、過された油を受ける貯油容器とからな
るものが近年の主流となっている。そして、上記フィル
ターとしては、油の色や臭いの成分を除去するために活
性炭を金属製、あるいはパルプのような天然繊維や合成
繊維で作られた容器に充填したものが用いられている。
ここにおいて、上記容器を天然繊維材から形成した場
合、使用済みのフィルターを“可燃物ごみ”として扱う
ことができる利点を有するのであるが、手でつかんだ時
に潰れてしまったり、落とした時にへこみができたりす
るようでは、過容器に装填した時に過容器との間に
隙間が生じて油のショートパスが生じてしまうことか
ら、素材の厚みを増したり繊維の密度をあげたりするこ
とで、強度を高めることをしなくてはならないのである
が、この場合、油中の不純物による目詰まりが早くなる
ために、どうしても寿命が短くなる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは繊維材からなる容器を備えたもの
において、強度を高めた場合にも目詰まりによる寿命の
低下が少ない浄油器用フィルターを提供するにある。
合、使用済みのフィルターを“可燃物ごみ”として扱う
ことができる利点を有するのであるが、手でつかんだ時
に潰れてしまったり、落とした時にへこみができたりす
るようでは、過容器に装填した時に過容器との間に
隙間が生じて油のショートパスが生じてしまうことか
ら、素材の厚みを増したり繊維の密度をあげたりするこ
とで、強度を高めることをしなくてはならないのである
が、この場合、油中の不純物による目詰まりが早くなる
ために、どうしても寿命が短くなる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは繊維材からなる容器を備えたもの
において、強度を高めた場合にも目詰まりによる寿命の
低下が少ない浄油器用フィルターを提供するにある。
しかして本発明は、繊維材にて形成された容器と、こ
の容器内に充填された粒状活性炭とからなり、容器にお
ける油通過面が凹凸面となっていると共に、油の流入側
の凹凸面の凹凸が環状の凹溝と突条とが同心状に交互に
並ぶように形成されていることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、油通過面が凹凸面となっているが故
に表面積が大きく、従って目詰まりがしにくくなるもの
である。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
のフィルター1は、有底円筒状のケース21と、ケース21
の上面開口を閉じる蓋22とからなる容器2内に、粒状の
活性炭3が充填されたものであって、上記ケース21及び
蓋22は、共に天然繊維や天然繊維と合成繊維とのブレン
ド材、あるいは天然繊維と無機繊維とのブレンド材等の
繊維材のモールドによって形成されている。また蓋22は
その上面に凹凸20が、ケース21は底板の上下面に凹凸20
が形成されている。 尚、ケース21の底板の上下面の凹凸20は、肉厚の薄く
なるところが生じないように設けることで、油との接触
面積を大きくすることによる不純物捕獲能力の向上を図
っており、蓋22の凹凸20は、標準肉厚のものに厚みが更
に大きいところを設けることで形成して、接触面積の増
加ならびに厚みが増えた分による不純物捕獲能力の向上
を図っている。また、ここでは環状の凹溝と突条とが同
心上に交互に並ぶようにした凹凸20を設けたものを示し
ている。 ケース21と蓋22の両者は、次のようにして組み立てら
れる。すなわち、ケース21内に活性炭3を充填した後、
ケース21の上端に一体に形成されているフランジ部23に
蓋22の周縁を重ねて接着するとともに、ボール紙のよう
な厚紙をリング状に切って作成した縁枠26を蓋22の周縁
部上面に更に接着し、そしてこれら3者を糸27で縫い上
げている。 このようにして形成されたフィルター1を使用する浄
油器4を第4図に示す。注ぎ口41と把手42とを有する容
器40と、容器40の上部内に嵌め込まれる筒状の浄油ポッ
ト5、そして容器40の上面開口を閉じる蓋とから構成さ
れている。 フィルター1は補助フィルター7とともに浄油ポット
5内に装填される。補助フィルター7は紙もしくは布
からなる材70と、リング状の金具71、そして金具71の
外周に材70の周部を固定して金具71の下面に材70を
装着する止め金具72とからなるものとして構成されてい
る。図中73は金具71に取り付けられた把手である。 しかしてこの浄油器は、容器40内に着脱自在に嵌め込
んだ浄油ポット5の下方開口部にフィルター1を上方か
ら嵌め込むとともに、この上に補助フィルター7を装填
し調理に使用した油を浄油ポット5内に注ぎ込めば、補
助フィルター7による揚げかすの除去と、カートリッジ
型のフィルター1における活性炭3による着色成分及び
臭いの除去とがなされ、容器40内に溜められる。過済
みの油を再利用する時は、把手72をもって容器40を傾
け、容器40内の油を注ぎ口41から鍋等に注ぎ込む。
の容器内に充填された粒状活性炭とからなり、容器にお
ける油通過面が凹凸面となっていると共に、油の流入側
の凹凸面の凹凸が環状の凹溝と突条とが同心状に交互に
並ぶように形成されていることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、油通過面が凹凸面となっているが故
に表面積が大きく、従って目詰まりがしにくくなるもの
である。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
のフィルター1は、有底円筒状のケース21と、ケース21
の上面開口を閉じる蓋22とからなる容器2内に、粒状の
活性炭3が充填されたものであって、上記ケース21及び
蓋22は、共に天然繊維や天然繊維と合成繊維とのブレン
ド材、あるいは天然繊維と無機繊維とのブレンド材等の
繊維材のモールドによって形成されている。また蓋22は
その上面に凹凸20が、ケース21は底板の上下面に凹凸20
が形成されている。 尚、ケース21の底板の上下面の凹凸20は、肉厚の薄く
なるところが生じないように設けることで、油との接触
面積を大きくすることによる不純物捕獲能力の向上を図
っており、蓋22の凹凸20は、標準肉厚のものに厚みが更
に大きいところを設けることで形成して、接触面積の増
加ならびに厚みが増えた分による不純物捕獲能力の向上
を図っている。また、ここでは環状の凹溝と突条とが同
心上に交互に並ぶようにした凹凸20を設けたものを示し
ている。 ケース21と蓋22の両者は、次のようにして組み立てら
れる。すなわち、ケース21内に活性炭3を充填した後、
ケース21の上端に一体に形成されているフランジ部23に
蓋22の周縁を重ねて接着するとともに、ボール紙のよう
な厚紙をリング状に切って作成した縁枠26を蓋22の周縁
部上面に更に接着し、そしてこれら3者を糸27で縫い上
げている。 このようにして形成されたフィルター1を使用する浄
油器4を第4図に示す。注ぎ口41と把手42とを有する容
器40と、容器40の上部内に嵌め込まれる筒状の浄油ポッ
ト5、そして容器40の上面開口を閉じる蓋とから構成さ
れている。 フィルター1は補助フィルター7とともに浄油ポット
5内に装填される。補助フィルター7は紙もしくは布
からなる材70と、リング状の金具71、そして金具71の
外周に材70の周部を固定して金具71の下面に材70を
装着する止め金具72とからなるものとして構成されてい
る。図中73は金具71に取り付けられた把手である。 しかしてこの浄油器は、容器40内に着脱自在に嵌め込
んだ浄油ポット5の下方開口部にフィルター1を上方か
ら嵌め込むとともに、この上に補助フィルター7を装填
し調理に使用した油を浄油ポット5内に注ぎ込めば、補
助フィルター7による揚げかすの除去と、カートリッジ
型のフィルター1における活性炭3による着色成分及び
臭いの除去とがなされ、容器40内に溜められる。過済
みの油を再利用する時は、把手72をもって容器40を傾
け、容器40内の油を注ぎ口41から鍋等に注ぎ込む。
以上のように本発明においては、繊維材にて形成され
た容器の油通過面を凹凸面としていることから、容器に
おける油通過面の表面積が大きく、表面積が大きくなっ
ている分だけ目詰まりが生じにくくなっているものであ
って、長い寿命をもつものである。しかも油の流入側の
凹凸面の凹凸が環状の凹溝と突条とが同心状に交互に並
ぶように形成されていることから、油をろ過するために
容器に通過させるに際して、容器の油の流入側の面の一
部に集中して油が流れ込んできても、同心円の環状の凹
溝に沿って油は周方向へ流れながら、容器内部に浸透し
ていくものであり、容器内の粒状活性炭の全体を有効的
に活用してろ過をすることができるものである。
た容器の油通過面を凹凸面としていることから、容器に
おける油通過面の表面積が大きく、表面積が大きくなっ
ている分だけ目詰まりが生じにくくなっているものであ
って、長い寿命をもつものである。しかも油の流入側の
凹凸面の凹凸が環状の凹溝と突条とが同心状に交互に並
ぶように形成されていることから、油をろ過するために
容器に通過させるに際して、容器の油の流入側の面の一
部に集中して油が流れ込んできても、同心円の環状の凹
溝に沿って油は周方向へ流れながら、容器内部に浸透し
ていくものであり、容器内の粒状活性炭の全体を有効的
に活用してろ過をすることができるものである。
第1図は本発明一実施例の断面図、第2図は同上の斜視
図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は使用状態を示
す断面図であって、1はフィルター、2は容器、3は活
性炭、20は凹凸を示す。
図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は使用状態を示
す断面図であって、1はフィルター、2は容器、3は活
性炭、20は凹凸を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B01D 39/14 B01D 35/02 E (56)参考文献 特開 平3−193102(JP,A) 特開 平3−193103(JP,A) 特開 平1−75013(JP,A) 特開 昭61−259626(JP,A) 実開 平2−22748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 15/00 B01D 29/00 - 29/96 B01D 39/00 - 39/20 A47J 43/28
Claims (1)
- 【請求項1】繊維材にて形成された容器と、この容器内
に充填された粒状活性炭とからなり、容器における油通
過面が凹凸面となっていると共に、油の流入側の凹凸面
の凹凸が環状の凹溝と突条とが同心状に交互に並ぶよう
に形成されていることを特徴とする浄油器用フィルタ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335451A JP3005008B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 浄油器用フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335451A JP3005008B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 浄油器用フィルター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193101A JPH03193101A (ja) | 1991-08-22 |
JP3005008B2 true JP3005008B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=18288705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1335451A Expired - Lifetime JP3005008B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 浄油器用フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005008B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5348755A (en) * | 1992-03-04 | 1994-09-20 | Calgon Carbon Corporation | Extension of edible oil lifetime using activated carbons |
JP2005238094A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Fuji Corn Seisakusho:Kk | 油濾過フィルタ並びにこれを具えた油濾過器 |
GB0615439D0 (en) | 2006-08-03 | 2006-09-13 | Bbm Technology Ltd | Cartridge and cooking vessel provided with a filter cartridge |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1335451A patent/JP3005008B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03193101A (ja) | 1991-08-22 |
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