JP2593906B2 - 栄養性障害の局所治療に用いるジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩を含有する薬剤とその製造方法 - Google Patents
栄養性障害の局所治療に用いるジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩を含有する薬剤とその製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、臨床的にはうっ血皮膚病、潰瘍並びに組織
壊死の形で表わされる栄養障害の局所治療に用いられる
ジヒドロエルゴタミンとその塩に関する。
壊死の形で表わされる栄養障害の局所治療に用いられる
ジヒドロエルゴタミンとその塩に関する。
本発明は更にはジヒドロエルゴタミン及び/又はその
塩を含有し、栄養性障害治療に適した局所適用の剤型及
びその製造法に係る。
塩を含有し、栄養性障害治療に適した局所適用の剤型及
びその製造法に係る。
本発明でジヒドロエルゴタミンとはジヒドロエルゴタ
ミンそれ自体及び組織、特に組織酵素により生理的な相
互作用により発生、遊離、又は合成されるそれらの薬理
学上活性な物質代謝物を意味する。特に主な物質代謝物
は8′−ヒドロキシジヒドロエルゴタミン及び8′,1
0′−ジヒドロキシジヒドロエルゴタミンである。
ミンそれ自体及び組織、特に組織酵素により生理的な相
互作用により発生、遊離、又は合成されるそれらの薬理
学上活性な物質代謝物を意味する。特に主な物質代謝物
は8′−ヒドロキシジヒドロエルゴタミン及び8′,1
0′−ジヒドロキシジヒドロエルゴタミンである。
[従来の技術] 栄養性障害は栄養に起因して生じたものであり、それ
により組織及び器官の栄養障害を生じ、体質的に起因し
た静脈虚弱により生じた慢性静脈不全の最悪な結果とし
て或いは血栓性疾病の結果としてうっ血皮膚及び下腿静
脈潰瘍がある。
により組織及び器官の栄養障害を生じ、体質的に起因し
た静脈虚弱により生じた慢性静脈不全の最悪な結果とし
て或いは血栓性疾病の結果としてうっ血皮膚及び下腿静
脈潰瘍がある。
他の栄養上発生する皮膚障害としては、動くことので
きない寝たきりの患者の局所血行不全により生じる褥瘡
潰瘍がある。
きない寝たきりの患者の局所血行不全により生じる褥瘡
潰瘍がある。
疫学上の試験から工業国の人工の約2%が脚部に潰瘍
を示し、その約90%は静脈性のものであることが判る。
(Schmidli他,Pharamakritik,8,6,pp21−24(1986)。
驚く程の生活上の制約に加えて病院での滞在並びに労働
ができないことにより相当な経済的な損失も明白であ
る、下腿静脈潰瘍、うっ血皮膚病並びに、褥瘡の治療の
ためこれまで疑問のない標準的な薬物療法は知られてな
い。むしろ、対症療法によりこれらの病気は多様途的に
治療され、最終的には不確かな結果となる。大学医学で
は治療は機械的、浸透圧又は酵素による方法による、潰
瘍の浄化と、これと同時に肉芽形成促進並びに上皮形成
剤(M.Morl,Fortschr.Vol 104,1986,No.21)の如きたい
ていは物理的な方法で静脈流出を行うための圧迫包帯を
使用しての抗菌性、消炎薬による治療及び固定を含む。
を示し、その約90%は静脈性のものであることが判る。
(Schmidli他,Pharamakritik,8,6,pp21−24(1986)。
驚く程の生活上の制約に加えて病院での滞在並びに労働
ができないことにより相当な経済的な損失も明白であ
る、下腿静脈潰瘍、うっ血皮膚病並びに、褥瘡の治療の
ためこれまで疑問のない標準的な薬物療法は知られてな
い。むしろ、対症療法によりこれらの病気は多様途的に
治療され、最終的には不確かな結果となる。大学医学で
は治療は機械的、浸透圧又は酵素による方法による、潰
瘍の浄化と、これと同時に肉芽形成促進並びに上皮形成
剤(M.Morl,Fortschr.Vol 104,1986,No.21)の如きたい
ていは物理的な方法で静脈流出を行うための圧迫包帯を
使用しての抗菌性、消炎薬による治療及び固定を含む。
これらの治療法は不確さは薬物批評の“皮膚潰瘍の局
所治療”(“Lokale Behandlung von Hautulcera",Phar
makritik)Vol 8,6,1986でSchmidleとHolzerが述べてい
る。
所治療”(“Lokale Behandlung von Hautulcera",Phar
makritik)Vol 8,6,1986でSchmidleとHolzerが述べてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は特に上述の栄養性障害に起因する潰瘍の局所
治療に有効な治療剤並びにその製剤法を提供することを
目的とするものであり、短期間で治療可能であり、副作
用、細菌感染等の問題も少ない治療剤を提供するもので
ある。
治療に有効な治療剤並びにその製剤法を提供することを
目的とするものであり、短期間で治療可能であり、副作
用、細菌感染等の問題も少ない治療剤を提供するもので
ある。
[課題を解決するための手段] 驚くべきことにジヒドロエルゴタミン及びその塩を局
所使用した時前述の病気がうまく治療できることが判っ
た。
所使用した時前述の病気がうまく治療できることが判っ
た。
すなわち本発明の栄養性障害の局所治療に有効なシヒ
ドロエルゴタミン又はその塩を含有する薬剤並びにその
調剤法である。
ドロエルゴタミン又はその塩を含有する薬剤並びにその
調剤法である。
上記本発明の薬剤は栄養性障害により生ずるうっ血皮
膚病、静脈性下腿潰瘍、褥瘡潰瘍等の局所治療に効果的
であり、用途に応じてその剤型を液剤、固型剤、半固型
剤とすることができる。
膚病、静脈性下腿潰瘍、褥瘡潰瘍等の局所治療に効果的
であり、用途に応じてその剤型を液剤、固型剤、半固型
剤とすることができる。
本発明剤のジヒドロエルゴタミン、その塩及び/又は
その活性な物質代謝物の含有量は0.001〜100重量%であ
り、特に液剤、半固型剤として用いる場合には0.01〜5
重量%のジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩と、9
9.99〜95重量%の希釈剤を含有する組成が好ましく、特
に10重量%より多くのプロピレングリコール及び/又は
グリセリン又はその混合物を含有することが好ましい。
固型剤として用いる場合には0.01〜100重量%のジヒド
ロエルゴタミン及び/又はその塩と0〜99.99重量%の
希釈剤含有の組成とすることが好ましい。
その活性な物質代謝物の含有量は0.001〜100重量%であ
り、特に液剤、半固型剤として用いる場合には0.01〜5
重量%のジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩と、9
9.99〜95重量%の希釈剤を含有する組成が好ましく、特
に10重量%より多くのプロピレングリコール及び/又は
グリセリン又はその混合物を含有することが好ましい。
固型剤として用いる場合には0.01〜100重量%のジヒド
ロエルゴタミン及び/又はその塩と0〜99.99重量%の
希釈剤含有の組成とすることが好ましい。
上記剤薬組成は希釈剤の他の更に保存料、安定剤、表
面活性剤、乳化剤、浸透促進剤、拡散剤、緩衝剤及び発
泡剤等の助剤も含有できる。
面活性剤、乳化剤、浸透促進剤、拡散剤、緩衝剤及び発
泡剤等の助剤も含有できる。
上記本発明の薬剤の調製に際してはジヒドロエルゴタ
ミン及び/又はその塩より成る作用物質を殆ど或いは全
部溶解し、pH値を3.5〜8.5に調整する。
ミン及び/又はその塩より成る作用物質を殆ど或いは全
部溶解し、pH値を3.5〜8.5に調整する。
本発明で用いられるジヒドロエルゴタミン、その塩又
は活性な物質代謝物の用途として、立位で生ずる低張性
の調整不全(低血圧)、偏頭痛発作及び慢性の静脈性機
能不全を治療すると同様に偏頭痛予防を行う血管緊張用
経口及び非経口薬品として知られている。
は活性な物質代謝物の用途として、立位で生ずる低張性
の調整不全(低血圧)、偏頭痛発作及び慢性の静脈性機
能不全を治療すると同様に偏頭痛予防を行う血管緊張用
経口及び非経口薬品として知られている。
しかしながら、本発明の如くうっ血皮膚病、下腿静脈
性潰瘍及び褥瘡潰瘍の如き栄養障害の治療にジヒドロエ
ルゴタミンを局所的に使用することは知られていない。
性潰瘍及び褥瘡潰瘍の如き栄養障害の治療にジヒドロエ
ルゴタミンを局所的に使用することは知られていない。
以下本発明をより詳細に説明する。
ジヒドロエルゴタミン及びその塩、例えばメタンスホ
ネート、エタンスルホネート、酒石酸塩、マレイン酸塩
及びコハク酸塩の如き塩更には他の局所治療に好適な塩
がジヒドロエルゴタミンの活性物質代謝物、即ち8′−
ジヒドロキシジヒドロエルゴタミン及び8′,10′−ジ
ヒドロキシジヒドロエルゴタミ単独の、或いはジヒドロ
エルゴタミンとの混合物を含有する適当な医薬剤と同様
に上述の栄養性障害の局所治療のために液状、半固体
状、又は固体状で用いることができる。
ネート、エタンスルホネート、酒石酸塩、マレイン酸塩
及びコハク酸塩の如き塩更には他の局所治療に好適な塩
がジヒドロエルゴタミンの活性物質代謝物、即ち8′−
ジヒドロキシジヒドロエルゴタミン及び8′,10′−ジ
ヒドロキシジヒドロエルゴタミ単独の、或いはジヒドロ
エルゴタミンとの混合物を含有する適当な医薬剤と同様
に上述の栄養性障害の局所治療のために液状、半固体
状、又は固体状で用いることができる。
ここにおいて、液剤型は、点下剤、チンキ剤、スプレ
ー剤、懸濁剤、エマルジョン剤、分散剤の形で溶液であ
る。半固体剤型として例えば、ゲル剤、軟膏、クリーム
剤、泡剤が考えられ、固体剤型としては例えば粉薬、散
薬、顆粒剤、ペレット剤、シクロカプセル剤がある。
ー剤、懸濁剤、エマルジョン剤、分散剤の形で溶液であ
る。半固体剤型として例えば、ゲル剤、軟膏、クリーム
剤、泡剤が考えられ、固体剤型としては例えば粉薬、散
薬、顆粒剤、ペレット剤、シクロカプセル剤がある。
薬剤は可能な限り刺激性のない希釈剤を含み、水と共
に1価アルコール、多価アルコール、ポリグリコール更
にはグリセロールフォーマル(glycerolformal)、ジメ
チルイソソルビット、天然及び合成油及びエステルも使
用できる。エタノール、グリセリン、プロパンジオー
ル、ポリエチレングリコール、ミグリオル (Miglyo
l)が典型的な代表例として挙げられる。半固体で与え
られる剤型の製造には、上記の溶剤の他に更に例えばベ
ントナイト、ビーガム(Veegum)、ガーガム(Guargu
m)及びメチルセルロース、カルボキシメチセルロース
の如きセルロース誘導体と同様アルコール及びビニルピ
ロリドンのポリマー、アルギン酸塩、ペクチン、ポリア
クリレート、固体及び液体のポリエチレングリコール、
パラフィン、脂肪族アルコール、ワセリン及びロウ、脂
肪酸及び脂肪酸エステルの如きマトリックス材も適して
いる。固型剤は作用物質を希釈せずに、或いは、例えば
コロイド状ケイ酸、タルカムパウダー、乳糖、澱粉粉
末、砂糖、セルロース誘導体、及びゼラチン、金属酸化
物及び金属塩等の希釈剤と共に含む。
に1価アルコール、多価アルコール、ポリグリコール更
にはグリセロールフォーマル(glycerolformal)、ジメ
チルイソソルビット、天然及び合成油及びエステルも使
用できる。エタノール、グリセリン、プロパンジオー
ル、ポリエチレングリコール、ミグリオル (Miglyo
l)が典型的な代表例として挙げられる。半固体で与え
られる剤型の製造には、上記の溶剤の他に更に例えばベ
ントナイト、ビーガム(Veegum)、ガーガム(Guargu
m)及びメチルセルロース、カルボキシメチセルロース
の如きセルロース誘導体と同様アルコール及びビニルピ
ロリドンのポリマー、アルギン酸塩、ペクチン、ポリア
クリレート、固体及び液体のポリエチレングリコール、
パラフィン、脂肪族アルコール、ワセリン及びロウ、脂
肪酸及び脂肪酸エステルの如きマトリックス材も適して
いる。固型剤は作用物質を希釈せずに、或いは、例えば
コロイド状ケイ酸、タルカムパウダー、乳糖、澱粉粉
末、砂糖、セルロース誘導体、及びゼラチン、金属酸化
物及び金属塩等の希釈剤と共に含む。
薬剤は、更に、保存料、安定剤、表面活性剤、乳化
剤、浸透促進剤、拡散剤、緩衝剤及び発泡剤の如き他の
成分も含むことができる。例示の希釈剤及び助剤の使用
は、剤型に特有というのではない。それらは、様々な形
態で自由に選択使用できる。材料の特性を基に自家殺菌
であり、それにより、追加の保存剤を必要としない組成
が特に好ましい。その様な組成物としては、プロピレン
グリコール及び/又はグリセリン又はその混合物を10重
量%より多く含み体に比較的良好な融和性という点で優
れている組成物が適している。
剤、浸透促進剤、拡散剤、緩衝剤及び発泡剤の如き他の
成分も含むことができる。例示の希釈剤及び助剤の使用
は、剤型に特有というのではない。それらは、様々な形
態で自由に選択使用できる。材料の特性を基に自家殺菌
であり、それにより、追加の保存剤を必要としない組成
が特に好ましい。その様な組成物としては、プロピレン
グリコール及び/又はグリセリン又はその混合物を10重
量%より多く含み体に比較的良好な融和性という点で優
れている組成物が適している。
液体、及び半固体剤型の製造方法は、作用物質がすぐ
に作用を発揮する様に大部分又は完全に溶解されている
か、バランスよく分散させているかして存在する様に特
に選択されなくてはならない。
に作用を発揮する様に大部分又は完全に溶解されている
か、バランスよく分散させているかして存在する様に特
に選択されなくてはならない。
薬剤の製造法はそれ自体としては知られている。製造
に際し、特に液体及び半固体の投与型は治療されなくて
はならない病気にかかっている領域からの第2次感染を
防止するため、調製、容器への充填又はパッキング後は
無菌であることが更に要求される。少なくとも、薬剤は
増殖能力のある非病源微生物の含有を1000より少なく、
好ましくは100より少なくすることが要求される。
に際し、特に液体及び半固体の投与型は治療されなくて
はならない病気にかかっている領域からの第2次感染を
防止するため、調製、容器への充填又はパッキング後は
無菌であることが更に要求される。少なくとも、薬剤は
増殖能力のある非病源微生物の含有を1000より少なく、
好ましくは100より少なくすることが要求される。
液体、並びに半固体薬剤のpH値は生理的な状況に近く
なる様に合わせ、必要によっては調整し直されなくては
ならない。そこでpH範囲としては3.5〜8.5、好ましうは
5〜7.8となる様にされなくてはならない。
なる様に合わせ、必要によっては調整し直されなくては
ならない。そこでpH範囲としては3.5〜8.5、好ましうは
5〜7.8となる様にされなくてはならない。
更に、用意されたガーゼ帯、湿布或いは絆創膏を用い
ても使用され、これらは前記の薬剤或いは、その混合体
を浸透、或いは塗ってある。
ても使用され、これらは前記の薬剤或いは、その混合体
を浸透、或いは塗ってある。
薬剤組成物中の作用物質は限定はされないが、液体並
びに半固体剤型にあっては0.001〜100重量%、好ましく
は約0.01〜5重量%、固体剤型にあっては好ましくは0.
01〜100重量%であり、換言すれば、純粋な作用物質
が、正確な配量となるに相当する配合助剤を使用して薄
めることなく使用される。100重量%までの差は、希釈
剤もしくは用いた助剤のその時の配合量から判る。
びに半固体剤型にあっては0.001〜100重量%、好ましく
は約0.01〜5重量%、固体剤型にあっては好ましくは0.
01〜100重量%であり、換言すれば、純粋な作用物質
が、正確な配量となるに相当する配合助剤を使用して薄
めることなく使用される。100重量%までの差は、希釈
剤もしくは用いた助剤のその時の配合量から判る。
薬剤はびん、チューブ、散薬容器並びに振りかけ容
器、密封丸袋の如きそれ自体は公知の容器に入れられ
る。そしてこれらの容器は場合によっては滴下装置、配
置弁及びシリンダーの如き配量補助具に共に用意され
る。
器、密封丸袋の如きそれ自体は公知の容器に入れられ
る。そしてこれらの容器は場合によっては滴下装置、配
置弁及びシリンダーの如き配量補助具に共に用意され
る。
[実施例] 実施例1 42年前から左側下腿部くるぶしの高さにおいて静脈性
下腿潰瘍で悩まされている56才の患者は成果なく経過し
ている皮膚移植を含めて通常の治療法により治療後、病
院治療は終了したと見なされていた。
下腿潰瘍で悩まされている56才の患者は成果なく経過し
ている皮膚移植を含めて通常の治療法により治療後、病
院治療は終了したと見なされていた。
その潰瘍はジヒドロエルゴタミンを用いての局所治療
を開始する時には10×6cmサイズで深さ0.5〜1cmであっ
た。その傷はむずがゆく、じくじくし、いやな臭いが広
がってべとべとした黄色っぽい薄層により覆われてい
た。その傷は約3倍の大きさのうっ血皮膚病でとり囲ま
れていた。治療開始時、下腿骨が傷の深さで認識でき
た。治療は実施例4の溶液でまず第一に傷口の上に直接
滴下して行われた。次に溶液をたっぷりしみ込ませたガ
ーゼ帯を直接傷の上に置いた。これにより傷口1cm2当り
約0.1mgのジヒドロエルゴタミンが自由に使用できる様
溶液が配量されている。傷口の数日間の局所治療後、す
でにむずがゆさ、じくじく、いやな臭いは消え、引き続
いて周辺で絶えず肉芽組織、肉芽島の形成そして数週間
後血管が内部に伸びた。
を開始する時には10×6cmサイズで深さ0.5〜1cmであっ
た。その傷はむずがゆく、じくじくし、いやな臭いが広
がってべとべとした黄色っぽい薄層により覆われてい
た。その傷は約3倍の大きさのうっ血皮膚病でとり囲ま
れていた。治療開始時、下腿骨が傷の深さで認識でき
た。治療は実施例4の溶液でまず第一に傷口の上に直接
滴下して行われた。次に溶液をたっぷりしみ込ませたガ
ーゼ帯を直接傷の上に置いた。これにより傷口1cm2当り
約0.1mgのジヒドロエルゴタミンが自由に使用できる様
溶液が配量されている。傷口の数日間の局所治療後、す
でにむずがゆさ、じくじく、いやな臭いは消え、引き続
いて周辺で絶えず肉芽組織、肉芽島の形成そして数週間
後血管が内部に伸びた。
4カ月の治療後潰瘍はマッチ箱サイズに縮まり、そし
て明らかに覆われている組織が深部から成長してきてい
るのが認められた。更に3カ月間の治療期間経過後傷口
は瘢痕性となり完治した。うっ血皮膚病の症状はほとん
ど完全に消えてしまっていた。
て明らかに覆われている組織が深部から成長してきてい
るのが認められた。更に3カ月間の治療期間経過後傷口
は瘢痕性となり完治した。うっ血皮膚病の症状はほとん
ど完全に消えてしまっていた。
前記の患者について、治療に考えられるうる最悪と条
件(太りすぎ、立つ職業、喫煙者、数十年間の病歴)が
あったことを考えればこれらの治療成果はそれだけに驚
くべきことである。
件(太りすぎ、立つ職業、喫煙者、数十年間の病歴)が
あったことを考えればこれらの治療成果はそれだけに驚
くべきことである。
実施例2 重い脳性硬化症及び心臓欠陥を有する75才の患者につ
いてさらに多数の潰瘍形成が治療された。仙骨部におけ
る潰瘍は7×5cmサイズであった。より小さな潰瘍形成
が両肩甲骨及び両かかと部に認められた。治療は本発明
の予め用意された本発明の湿布薬で実施された。肩甲骨
の潰瘍は3週間後、仙骨の潰瘍は5週間後、かかとの潰
瘍は3週間乃至5.5週間後治療は完了されていた。いず
れも完全に閉塞するまでになった。
いてさらに多数の潰瘍形成が治療された。仙骨部におけ
る潰瘍は7×5cmサイズであった。より小さな潰瘍形成
が両肩甲骨及び両かかと部に認められた。治療は本発明
の予め用意された本発明の湿布薬で実施された。肩甲骨
の潰瘍は3週間後、仙骨の潰瘍は5週間後、かかとの潰
瘍は3週間乃至5.5週間後治療は完了されていた。いず
れも完全に閉塞するまでになった。
実施例3 50才の男性患者は中〜暗褐色の強度の変色個所、うっ
血皮膚炎の症状或いは血栓性の皮膚病、特に左下腿部の
脛骨部での症状に悩まされていた。
血皮膚炎の症状或いは血栓性の皮膚病、特に左下腿部の
脛骨部での症状に悩まされていた。
患者を十分に洗浄後、しみのついた部所にジヒドロエ
ルゴタミン含有の本発明で与えられた薬がすり込む様に
塗られた。14日間後すでにその部位の皮膚は明らかに色
抜きされたことが観察された。10週間の治療後、その皮
膚の色、伸縮性は完全に正常化されていた。
ルゴタミン含有の本発明で与えられた薬がすり込む様に
塗られた。14日間後すでにその部位の皮膚は明らかに色
抜きされたことが観察された。10週間の治療後、その皮
膚の色、伸縮性は完全に正常化されていた。
以下の実施例はジヒドロエルゴタミンによる栄養性障
害の局所治療に適した薬剤の組成、並びにその製造法で
ある。
害の局所治療に適した薬剤の組成、並びにその製造法で
ある。
実施例4(液状) ジヒドロエルゴタミンメタンスルホネート 2.00g プロピレングリコール 556.60g グリセリン 52.50g 水 438.90g 計1050.00g ジヒドロエルゴタミンメタンスルホネートはプロピレ
ングリコールとグリセリンの混合物中で撹拌して溶かし
た。水を添加後、液は無菌状態で濾過され、瓶の中に詰
められた。
ングリコールとグリセリンの混合物中で撹拌して溶かし
た。水を添加後、液は無菌状態で濾過され、瓶の中に詰
められた。
この剤液は1ml液当り2.0mgの作用物質を含有してい
た。瓶には1滴当り0.1mgの作用物質を投与する滴下装
置が備えられた。
た。瓶には1滴当り0.1mgの作用物質を投与する滴下装
置が備えられた。
実施例5(ゲル) ジヒドロエルゴタミンメタンスルホネート 2.00g プロピレングリコール 700.00g ベントナイト(ベントンLT) 29.00g グリセリン 45.00g 水 224.00g 計1000.00g ベントンLTは加熱殺菌された後プロピレングリコール
の一部の懸濁させた。懸濁液にまずグリセリン、水を入
れ、引き続き残部のプロピレンに溶解したジヒドロエル
ゴタミンメタンスルホネート液を入れた。
の一部の懸濁させた。懸濁液にまずグリセリン、水を入
れ、引き続き残部のプロピレンに溶解したジヒドロエル
ゴタミンメタンスルホネート液を入れた。
調製は無菌状態の真空中室温下で行われた。約32000
センチポイズの粘度、pH7.6を有する良好な塗り薬ゲル
が得られ、それと内部保護ワニスの塗られたチューブに
詰めた。
センチポイズの粘度、pH7.6を有する良好な塗り薬ゲル
が得られ、それと内部保護ワニスの塗られたチューブに
詰めた。
実施例6(ゲル) ジヒドロエルゴタミンメタンスルホネート 4.00g プロピレングリコール 500.00g ナトリウムカルボキシメチルセルロース 17.00g グリセリン 45.00g 水 433.83g 没食子酸プロピル 0.05g チオジプロピオン酸 0.10g ティトリプレックス(III) 0.02g 計1000.00g ナトリウムカルボキシメチルセルロースはプロピレン
グリコールの一部に前もって懸濁された。この懸濁液中
でグリセリン、水、没食子酸プロピル、チオジプロピロ
オン酸及びティトリプレックス(III)の溶液をかきま
ぜる。最後に残部のプロピレングリコールの中に溶解さ
れたジヒドロエルゴタミンスルホネートを上記の混合物
に加えた。
グリコールの一部に前もって懸濁された。この懸濁液中
でグリセリン、水、没食子酸プロピル、チオジプロピロ
オン酸及びティトリプレックス(III)の溶液をかきま
ぜる。最後に残部のプロピレングリコールの中に溶解さ
れたジヒドロエルゴタミンスルホネートを上記の混合物
に加えた。
調製は無菌状態で真空下室温で行われた。
32,000センチポイズの粘度6.3のpH値を有する優れた
塗りゲルガ得られた。約100cm2の表面積を有する殺菌多
層状のガーゼ上に5gのゲルを塗り、均一に分布させ、被
覆ホイルで覆いそして円形アルミニウム封袋に封じ込め
た。使用されたガーゼは1cm2当り0.2mgの作用物質を含
有していた。
塗りゲルガ得られた。約100cm2の表面積を有する殺菌多
層状のガーゼ上に5gのゲルを塗り、均一に分布させ、被
覆ホイルで覆いそして円形アルミニウム封袋に封じ込め
た。使用されたガーゼは1cm2当り0.2mgの作用物質を含
有していた。
実施例7(粉末) ジヒドロエルゴタミンメタンスルホネート 10.0g 乳糖 188.0g コロイドケイ酸 2.0g 計200.0g ジヒドロエルゴタミンメタンスルホネートと乳糖を水
/エタノール混合液を用いて湿らせて粒状化した。次い
でこの混合溶剤を蒸発させ、粗粒を細粒機で100μ以下
の粒子サイズに細粒化した。その後ケイ酸を混合し、粉
末を散薬容器に詰めた。
/エタノール混合液を用いて湿らせて粒状化した。次い
でこの混合溶剤を蒸発させ、粗粒を細粒機で100μ以下
の粒子サイズに細粒化した。その後ケイ酸を混合し、粉
末を散薬容器に詰めた。
粉末は必要に応じ適量で散布でき、その際粉末1g当り
0.05gの作用物質濃度により非常に稀薄に適用できる。
0.05gの作用物質濃度により非常に稀薄に適用できる。
実施例8 ジヒドロエルゴタミンメタスルホネート 10.0g プロピレングリコール 3515.0g ヒドロキシエチルセルロース [商標名ナトロゾール(Natrosol)205HX] 60.0g グリセリン 255.0g 水 1190.0g 計5000.0g 2000gのプロピレングリコールが60℃で加熱され、撹
拌しながらヒドロキシエチルセルロースが懸濁された。
この懸濁液中に225gのグリセリンと上述の量の水の混合
物が添加され、1時間撹拌された。その後室温に冷やさ
れ、1515gのプロピレングリコール中に溶解されたジヒ
ドロエルゴタミン溶液をかき混ぜた。真空下で1時間後
撹拌された。
拌しながらヒドロキシエチルセルロースが懸濁された。
この懸濁液中に225gのグリセリンと上述の量の水の混合
物が添加され、1時間撹拌された。その後室温に冷やさ
れ、1515gのプロピレングリコール中に溶解されたジヒ
ドロエルゴタミン溶液をかき混ぜた。真空下で1時間後
撹拌された。
製造は病原菌の少ない状態で行われた。粘度10500セ
ンチポイズ、pH値が5.5の塗り用の透明ゲルが得られ
た。
ンチポイズ、pH値が5.5の塗り用の透明ゲルが得られ
た。
このゲルは内部保護塗装したアルミニウムチューブに
30g詰められた。
30g詰められた。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によりジヒドロエルゴタミ
ン、その塩及び活性な物質代謝物が栄養性皮膚病、潰瘍
等の局所治療に極めて有効であり、この様な用途は従来
全く予期し得ぬことであった。更に驚くことに潰瘍のじ
くじくした口の開いた傷は、液状で適用された剤型の作
用でもほとんど短時間で乾燥するということである。こ
れにより、通常発生し、そして治療の困難にする細菌性
の感染を抑えるための抗生物質及び消毒剤の使用を全く
いらないようにできる。更に驚くことは、通常の治療時
間に比較して短時間で既に潰瘍の深部から血管が生長、
肉芽島が認められることである。
ン、その塩及び活性な物質代謝物が栄養性皮膚病、潰瘍
等の局所治療に極めて有効であり、この様な用途は従来
全く予期し得ぬことであった。更に驚くことに潰瘍のじ
くじくした口の開いた傷は、液状で適用された剤型の作
用でもほとんど短時間で乾燥するということである。こ
れにより、通常発生し、そして治療の困難にする細菌性
の感染を抑えるための抗生物質及び消毒剤の使用を全く
いらないようにできる。更に驚くことは、通常の治療時
間に比較して短時間で既に潰瘍の深部から血管が生長、
肉芽島が認められることである。
更に驚くことに潰瘍の深部からも、周辺からも組織の
成長により治癒され、通常はその後表面を整形する必要
がないということが確かめられたことである。この場
合、血圧上昇の如き予期されるような副作用は客観的に
は起きない。たびたび大きな面を有する中程度から暗褐
色の目立つしみとして特徴のあるうっ血皮膚病及びそれ
に続く血栓性皮膚炎は本発明のジヒドロエルゴタミンの
使用後、短時間で既に皮膚疾患部が明らかに治癒される
ことが判った。そして、数週間にわたる治療期間後、皮
膚は肌の色、伸縮性に関して再び正常な部分と適合して
くる。
成長により治癒され、通常はその後表面を整形する必要
がないということが確かめられたことである。この場
合、血圧上昇の如き予期されるような副作用は客観的に
は起きない。たびたび大きな面を有する中程度から暗褐
色の目立つしみとして特徴のあるうっ血皮膚病及びそれ
に続く血栓性皮膚炎は本発明のジヒドロエルゴタミンの
使用後、短時間で既に皮膚疾患部が明らかに治癒される
ことが判った。そして、数週間にわたる治療期間後、皮
膚は肌の色、伸縮性に関して再び正常な部分と適合して
くる。
Claims (11)
- 【請求項1】ジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩を
含有するうっ血皮膚病、潰瘍並びに組織壊死の形で表れ
る栄養性障害の局所治療に用いる薬剤。 - 【請求項2】栄養性障害の局所治療に用いるジヒドロエ
ルゴタミン、その塩及び/又はその活性な物質代謝物、
特には8′−ヒドロキシジヒドロエルゴタミン及び
8′,10′−ジヒドロキシジヒドロエルゴタミンを含有
する特許請求項第1に記載の薬剤。 - 【請求項3】0.001〜100重量%のジヒドロエルゴタミン
及び/又はその塩及び/又はその活性物質代謝物を含有
するうっ血皮膚病、潰瘍並びに組織壊死の形で表れる栄
養性障害の局所治療に用いる薬剤組成物。 - 【請求項4】0.01〜5重量%のジヒドロエルゴタミン及
び/又はその塩と、99.99〜95重量%の希釈剤を含有す
る請求項3に記載の液状薬剤組成物。 - 【請求項5】0.01〜5重量%のジヒドロエルゴタミン及
び/又はその塩と、99.99〜95重量%の希釈剤を含有す
る請求項3に記載の半固型薬剤組成物。 - 【請求項6】10重量%より多くのプロピレングリコール
及び/又はグリセリン又はその混合物を含有する請求項
4記載の液状薬剤組成物。 - 【請求項7】10重量%以上のプロピレングリコール及び
/又はグリセリン又はその混合物を含有する請求項5記
載の半固体薬剤型組成物。 - 【請求項8】0.01〜100重量%のジヒドロエルビタミン
及び/又はその塩と0〜99.99重量%の希釈剤含有の請
求項3記載の固型薬剤組成物。 - 【請求項9】請求項4〜8のいずれか或いはその組合せ
に記載の調製薬剤を含有することを特徴とするうっ血皮
膚病、潰瘍並びに組織壊死の形で表れる栄養性障害の局
所治療に用いる製剤。 - 【請求項10】pH値を3.5〜8.5に調整したことを特徴と
する請求項4〜7のいずれかに記載の薬剤の製造方法。 - 【請求項11】ジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩
の作用物質が殆ど或いは全部溶解されているかすること
を特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の薬剤の製
造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE3710216.8 | 1987-03-27 | ||
DE19873710216 DE3710216A1 (de) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | Verwendung von dihydroergotamin und seinen salzen zur lokalen behandlung trophischer stoerungen |
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---|---|
JPS63243027A JPS63243027A (ja) | 1988-10-07 |
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---|---|
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EP (1) | EP0285856B1 (ja) |
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US8329734B2 (en) * | 2009-07-27 | 2012-12-11 | Afgin Pharma Llc | Topical therapy for migraine |
FR2837708B1 (fr) * | 2002-04-02 | 2005-02-04 | Schwarz Pharma Lab | Utilisation de la 8'-hydroxydihydroergotamine pour la fabrication d'un medicament contre la migraine |
DE10233740A1 (de) * | 2002-07-24 | 2004-02-05 | Basf Ag | Retinoid-haltige Zubereitungen |
WO2004112723A2 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Ronald Aung-Din | Tropical therapy for the treatment of migraines, muscle sprains, muscle spasm, spasticity and related conditions |
US20070232561A1 (en) * | 2006-03-31 | 2007-10-04 | Edward Leung | Pharmaceutical compositions for promoting wound healing |
US8592424B2 (en) | 2008-06-30 | 2013-11-26 | Afgin Pharma Llc | Topical regional neuro-affective therapy |
WO2014100353A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Map Pharmaceuticals, Inc. | 8'-hydroxy-dihydroergotamine compounds and compositions |
EP2935280A4 (en) * | 2012-12-21 | 2016-05-25 | Map Pharmaceuticals Inc | 8'-HYDROXY-DIHYDROERGOTAMINE COMPOUNDS AND COMPOSITIONS |
US10383816B2 (en) | 2015-03-02 | 2019-08-20 | Afgin Pharma, Llc | Topical regional neuro-affective therapy with cannabinoid combination products |
EP3265081A4 (en) | 2015-03-02 | 2018-11-21 | Afgin Pharma, Llc | Topical regional neuro-affective therapy with cannabinoids |
EP3281649A1 (en) * | 2016-08-09 | 2018-02-14 | Teleflex Lifesciences | Wetting agent formulation |
US20180049994A1 (en) | 2016-08-16 | 2018-02-22 | Afgin Pharma, Llc | Topical regional neuro-affective therapy with caryophyllene |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1175430A (en) * | 1966-04-07 | 1969-12-23 | Sandoz Ltd | Pharmaceutical Compositions containing Ergot Alkaloids |
DE2528516A1 (de) * | 1974-07-05 | 1976-01-22 | Sandoz Ag | Neue galenische zubereitung |
DE2750090A1 (de) * | 1976-11-19 | 1978-06-01 | Sandoz Ag | Neue verabreichungsformen fuer organische verbindungen |
US4451458A (en) * | 1980-02-07 | 1984-05-29 | Sandoz Ltd. | Method for the treatment of post-operative thrombosis |
FR2477015A1 (fr) * | 1980-03-03 | 1981-09-04 | Fabre Sa Pierre | Composition pharmaceutique a base d'un alcaloide de l'ergot de seigle, a activite regulatrice sur le tonus vasculaire |
FR2483235A1 (fr) * | 1980-05-28 | 1981-12-04 | Fabre Sa Pierre | Compositions a usage topique contenant des alcaloides de l'ergot de seigle et de vinca rosea destinees au traitement des hyperseborrhees |
DE3227122A1 (de) * | 1982-07-20 | 1984-01-26 | Dr. Rentschler Arzneimittel Gmbh & Co, 7958 Laupheim | Stabile loesungen von mutterkornalkaloiden |
DE3333240A1 (de) * | 1983-09-12 | 1985-03-28 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Mittel zur transdermalen applikation von arzneimittelwirkstoffen |
AT381232B (de) * | 1985-05-13 | 1986-09-10 | Kwizda Fa F Johann | Verfahren zur herstellung stabiler fluessiger loesungen von ergolinderivaten |
-
1987
- 1987-03-27 DE DE19873710216 patent/DE3710216A1/de active Granted
-
1988
- 1988-02-29 JP JP63044662A patent/JP2593906B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-11 DE DE8888103929T patent/DE3881257D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-03-11 AT AT88103929T patent/ATE89728T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-03-11 EP EP88103929A patent/EP0285856B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-22 US US07/171,545 patent/US4916132A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0285856A3 (en) | 1990-12-05 |
JPS63243027A (ja) | 1988-10-07 |
ATE89728T1 (de) | 1993-06-15 |
EP0285856A2 (de) | 1988-10-12 |
US4916132A (en) | 1990-04-10 |
DE3710216C2 (ja) | 1991-02-28 |
DE3710216A1 (de) | 1988-10-06 |
EP0285856B1 (de) | 1993-05-26 |
DE3881257D1 (de) | 1993-07-01 |
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