JP2000212090A - 皮膚改質剤 - Google Patents

皮膚改質剤

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JP2000212090A
JP2000212090A JP11009145A JP914599A JP2000212090A JP 2000212090 A JP2000212090 A JP 2000212090A JP 11009145 A JP11009145 A JP 11009145A JP 914599 A JP914599 A JP 914599A JP 2000212090 A JP2000212090 A JP 2000212090A
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美津子 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の改質を要する部位に対し、皮膚消毒
性、皮膚殺菌性、皮膚浸透性、皮膚脱落性および皮膚再
生性に優れた、皮膚改質剤を提供する。 【解決手段】 この皮膚改質剤は、担体と、サリチル
酸、酸化亜鉛のうちの一種と、フェノール類、アクリノ
ール、アルキルポリアミノエチルグリシン、安息香酸ベ
ルベリン、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン
酸クロルヘキシジン液、酢酸デカリニウム、ヒノキチオ
ールのうちの少なくとも一種とを含む混合物からなる皮
膚改質剤であって、担体に対して、サリチル酸、酸化亜
鉛のうちの一種を1〜50gおよびレゾルシン、アクリ
ノール、アルキルポリアミノエチルグリシン、安息香酸
ベルベリン、イソプロピルメチルフェノール、塩化デカ
リニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジ
ン液、酢酸デカリニウム、ヒノキチオールのうちの少な
くとも一種を1〜50gの割合でそれぞれ混合(添加)
した、皮膚改質剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白癬菌によって惹起さ
れる汗疱状白癬、所謂水虫(以下単に「水虫」という)
の治療をすることもできる外用の皮膚改質剤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】水虫治療薬として従来多数のものが提供
されてきたが、その効力において決定的なものは未だ現
れず、多くの患者から特効薬の出現が熱望されている状
態である。特に、水虫薬の治療には2〜3ヵ月といった
長期間にわたって毎日使用しなければ完治しないという
ことから、商品開発もなるべく治療が簡単で毎日続けら
れるようなものの追求がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、医師・
医学博士とともに行った多年の臨床外科及び皮膚科治療
の経験及び研究の結果を踏まえ、有機性殺菌消毒剤とし
て高純度エタノールが水虫患部に対する皮膚消毒及び皮
膚浸透性に優れると共に、患部皮膚を壊死脱落させて水
虫治療を促進する著しい作用を奏することに着目し、こ
れに白癬菌等糸状菌によって惹起される寄生性皮膚疾患
に対する薬効を有するサリチル酸及びレゾルシンを配合
して製剤化することにより、外用の皮膚改質剤として優
れた治療効果が得られることを発見したものである。現
在の水虫薬は、毎日塗布しなければおさまりにくく、ま
た、塗布により痒み痛みの出る場合もあるが、この水虫
薬は、1日1回を3日間〜5日間、すなわち3回〜5回
で塗布は終わりである。本願発明者は、塗布による痒み
痛みはなく、水虫特有のむずがゆさ、痛みは塗布により
解消され、さわやかになり、また、生活のリズムを変え
ることなく外用薬のみで水虫は治っていく外用皮膚改質
剤を開発した。特に、外用皮膚改質剤として、サリチル
酸にレゾルシンを配合することにより、最も簡単で優れ
た治療効果が得られることを発見したものである。そこ
で、更に研究した結果、このものを皮膚に塗布すれば、
水虫のみならず皮膚の改質をすることができることを発
見した。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、皮
膚の改質を要する部位に対し、皮膚消毒性、皮膚殺菌
性、皮膚浸透性、皮膚脱落性および皮膚再生性に優れ
た、皮膚改質剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る皮膚改質
剤は、担体と、サリチル酸、酸化亜鉛のうちの一種と、
フェノール類、アクリノール、アルキルポリアミノエチ
ルグリシン、安息香酸ベルベリン、塩化デカリニウム、
塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロ
ルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン液、酢酸デ
カリニウム、ヒノキチオールのうちの少なくとも一種と
を含む混合物からなる皮膚改質剤であって、担体に対し
て、サリチル酸、酸化亜鉛のうちの一種を1〜50gお
よびレゾルシン、アクリノール、アルキルポリアミノエ
チルグリシン、安息香酸ベルベリン、イソプロピルメチ
ルフェノール、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、グル
コン酸クロルヘキシジン液、酢酸デカリニウム、ヒノキ
チオールのうちの少なくとも一種を1〜50gの割合で
それぞれ混合(添加)した、皮膚改質剤である。請求項
2に係る皮膚改質剤は、担体は、エタノール液である、
請求項1に記載の皮膚改質剤である。請求項3に係る皮
膚改質剤は、100ccの担体に対してサリチル酸を1
0〜30gおよびレゾルシンを6〜30gの割合でそれ
ぞれ混合(添加)した、請求項1または請求項2に記載
の皮膚改質剤である。請求項4に係る皮膚改質剤は、サ
リチル酸とレゾルシンの配合比は、1対1ないし3対2
でそれぞれ混合(添加)した、請求項1ないし請求項3
のいずれかに記載の皮膚改質剤である。請求項5に係る
皮膚改質剤は、サリチル酸を15g〜20g、レゾルシ
ンを10〜20gの割合でそれぞれ混合(添加)した、
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の皮膚改質剤
である。請求項6に係る皮膚改質剤は、メントールを微
量添加した、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
の皮膚改質剤である。
【0006】〔作用〕エタノールは殺菌や真菌の細胞膜
に対する透過性に優れ、殺菌作用を有するものであり、
特に高純度のエタノールを用いれば、抗真菌作用に極め
て優れている。
【0007】また、サリチル酸は局部刺激作用に優れ、
角質軟化性を有すると共に、抗真菌作用により白癬菌等
の糸状菌に対する強い殺菌作用を有するものである。而
して、本発明に係る皮膚改質剤によれば、水虫に対して
エタノールにより患部皮膚の消毒作用をなすとともに、
サリチル酸及びレゾルシンの相乗作用により患部皮膚の
内部から白癬菌を殺菌し、患部皮膚を脱落させて再生す
る。特に、サリチル酸にレゾルシンを加えることによっ
て、塗布して後々痒み痛みもなく皮膚が自然に浮いてく
る。また、新しい皮膚と古い皮膚の差もなくなる。も
し、レゾルシンを加えなければ、また、配合比が違って
くれば、皮膚はうろこの様になって、取れにくくなり、
再生はできない。また、メントールによって患部のかゆ
み止め作用をなすとともに、清涼感を与える。
【0008】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照しながら行う以下の発明の
実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る皮膚改質剤は、所謂
薬液型の混合製剤に該当するものであり、その主成分と
して日本薬局方所載の高純度の無水エタノール(純度9
5.1%〜95.6%)を有機性殺菌消毒剤とし、これ
に寄生性皮膚疾患に対する治療効果の顕著なサリチル酸
及びレゾルシンを配合し、鎮痛及び香料としての少量の
メントールを添加配合して成るものである。本剤におい
て、上記の如くエタノールは、患部皮膚に対する優れた
消毒作用をなすとともに、患部の皮膚組織下への浸透作
用を促進し、更にサリチル酸及びレゾルシンにより白癬
菌に対する相乗的な殺菌作用を為すものであり、かつメ
ントールは患部のかゆみ止め作用を奏するものであり、
これらの組み合わせ配合により得られる相乗効果により
水虫に対する顕著な治療効果が得られるものである。本
発明に係る皮膚改質剤において、上記各配合成分は、 高純度エタノール 100cc サリチル酸 10〜30g レゾルシン 6〜30g メントール 微量 の割合で混合するものである。
【0010】サリチル酸の一例としてのサリチル酸ナト
リウムは、常温において白色の結晶もしくは粉末であ
り、匂いはなく甘味および塩味を有する物質である。サ
リチル酸の他の例としてのアセチルサリチル酸は、通
常、解熱・鎮痛剤として使用されるものであるが、本発
明においては上記サリチル酸ナトリウムと併用的に添加
することによって、角質軟化作用ないし角質剥離作用を
促進する上ですぐれた効果を発揮するものと考えられ
る。このサリチル酸の混合量としては、エタノール液1
00ccに対し、15〜25g程度が好ましい。また、
レゾルシンの混合量としては、エタノール液100cc
に対し、10〜25gが好ましい。特に、前記サリチル
酸の混合量が15g〜20gのときは10〜20gが好
ましく、前記サリチル酸とレゾルシンの配合比は、1対
1ないし3対2が好ましい。前記サリチル酸の混合量が
10gまたはレゾルシンの混合量が10g未満の場合
は、抗菌力ならびに角質軟化力は減少し、目的とする効
果が得られにくく、レゾルシンが6g未満の場合は、皮
膚の再生ができない。仮にできても、時間がかかり、再
生する箇所と再生しない箇所といったように皮膚のムラ
ができる。一方、サリチ1酸の混合量が25gを超える
場合またはレゾルシンが25gを超える場合にあって
は、薬効が飽和し、逆に皮膚刺激作用が強まって、30
gを超えると痒痛が増強し使用に適しなくなるので好ま
しくない。本発明においては、上記の有効成分の他に、
メントールを微量含有させることができる。メントール
は、主として香料として使用される。このような目的で
添加されるメントールの添加量としては、極微量で足り
る。
【0011】通常は,サリチル酸とレゾルシンを適当な
液体担体(例えば溶剤)に溶解するか、あるいはこれに
分散させ、また適当な固体担体(例えば希釈剤、増量
剤)と混合するか、あるいはこれに吸着させ、所要の場
合にはさらにこれらに、分散剤、乳化剤、懸濁剤、展着
剤、浸透剤、湿潤剤、粘漿剤、安定剤などを添加し、溶
液剤、顆粒剤、乳剤、懸濁剤、軟膏剤、散剤、噴霧剤、
パスター剤、パップ剤などを剤型として使用する。液体
担体としては、例えば水、アルコール類(メチルアルコ
ール、エチルアルコール、グリコール、グリセリン
等)、グリコールエーテル類(エチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエー
テルなど)等が用いられる。固定担体としては、例えば
ワックス類(ポリエチレングリコール4000、鯨蝋、
木蝋など)があげられる。
【0012】また、担体に混合されるものとしては、次
のものがある。一種は、サリチル酸、酸化亜鉛のうちの
一種である。もうあと一種は、レゾルシン、アクリノー
ル、アルキルポリアミノエチルグリシン、安息香酸ベル
ベリン、イソプロピルメチルフェノール、塩化デカリニ
ウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩
酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン液、
酢酸デカリニウム、ヒノキチオールのうちの一種であ
る。
【0013】なお、本発明において、100ccのエタ
ノール液に10〜30gのサリチル酸および6〜30g
のレゾルシンを混合(添加)した皮膚改質剤の他に、そ
れと同じ割合でそれらを混合したものでもよい。また、
本剤の保管は、茶色のガラスビン等によって行うこと
が、太陽光線等の影響を少なくする意味でよい。
【0014】(治療例)その1 A氏 男性(59歳) (a)治療開始時の所見 足指の間及び周辺に水虫。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜25gのサリチル酸
および15〜25gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚改質剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、サリ
チル酸とレゾルシンの配合比は、1対1のものを用い
た。それを5日間連続して行う。 (c)症状の変化 図1ないし図4に示すように、治療を始めて3日目から
皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が再生される等、症状の変
化が顕れ、図5および図6に示すように、32日目には
全体的にそろった皮膚が再生された。そして、特に、水
虫の箇所は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美
しい皮膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚との間
の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆみも
出てこない。においも消える。水虫特有のむずかゆさ
は、1回目〜3回目塗布することにより、すぐになくな
っていく。3日目(3回塗布)ぐらいより皮膚ははがれ
てくるが、その上より4回目〜5回目と塗布するとよ
い。指の間は、一度だけ皮膚が再生するのではなく、古
い皮膚は数回(2〜3回)再生する。1ヵ月後ぐらいに
は、全体そろった美しい皮膚が再生されている。爪の生
え変わり周期は3ヵ月であるが、数ヵ月で徐々に悪い爪
も美しくなる。
【0015】(治療例)その2 B氏 男性(35歳) (a)治療開始時の所見 足指の間及び周辺に水虫。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜25gのサリチル酸
および10〜20gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚改質剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、サリ
チル酸とレゾルシンの配合比は、6対5のものを用い
た。それを3日間連続して行う。 (c)症状の変化 治療を始めて3日目から皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が
再生される等、症状の変化が顕れ、30日目には全体的
にそろった美しい皮膚が再生された。そして、特に、水
虫の箇所は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美
しい皮膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚との間
の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆみも
出てこない。においも消える。
【0016】(治療例)その3 C氏 男性(45歳) (a)治療開始時の所見 足指の間及び周辺に水虫。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜25gのサリチル酸
および15〜25gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚改質剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、サリ
チル酸とレゾルシンの配合比は、3対2のものを用い
た。それを5日間連続して行う。 (c)症状の変化 治療を始めて3日目から皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が
再生される等、症状の変化が顕れ、30日目には全体的
にそろった皮膚が再生された。そして、特に、水虫の箇
所は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美しい皮
膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚との間の色の
差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆみも出てこ
ない。においも消える。水虫特有のむずかゆさは、1回
目〜3回目塗布することにより、すぐになくなってい
く。3日目(3回塗布)ぐらいより皮膚ははがれてくる
が、その上より4回目〜5回目と塗布するとよい。指の
間は、一度だけ皮膚が再生するのではなく、古い皮膚は
数回(2〜3回)再生する。1ヵ月後ぐらいには、全体
そろった美しい皮膚が再生されている。
【0017】(治療例)その4 D氏 男性(56歳) (a)治療開始時の所見 足指の間及び周辺に水虫。 (b)治療法 100ccのエタノール液に15〜20gのサリチル酸
および10〜20gのレゾルシンを混合(添加)した皮
膚改質剤を、1日1回患部へ塗布する。主として、サリ
チル酸とレゾルシンの配合比は、4対3のものを用い
た。それを3日間連続して行う。 (c)症状の変化 治療を始めて3日目から皮膚の表皮が浮き徐々に皮膚が
再生される等、症状の変化が顕れ、30日目には全体的
にそろった皮膚が再生された。そして、特に、水虫の箇
所は、古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生した美しい皮
膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚との間の色の
差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆみも出てこ
ない。においも消える。爪の生え変わり周期は3ヵ月で
あるが、数ヵ月で徐々に悪い爪も美しくなる。
【0018】
【発明の効果】請求項1ないし請求項5にかかる発明に
よれば、治療を要する患部に対し、皮膚消毒性、皮膚殺
菌性、皮膚浸透性、皮膚脱落性および皮膚再生性に優
れ、皮膚の表皮等を菌やいぼとともに取り去ることがで
きる、皮膚改質剤を得ることができる。そして、痛み・
かゆみはすぐに解消され、塗布による痛み痒みの発生が
ない。また、塗布するたびに、皮膚が美しくなり爽やか
であり、新旧の皮膚の色の差がない。治療は一度で終わ
るのではなく、時期がくれば何度行ってもよい。皮膚が
浮いて剥がれても、炎症・化膿・痛み・痒み等の発生は
ない。サリチル酸にレゾルシンを加えることによって、
塗布して後々痒み痛みもなく皮膚が自然に浮いて(再生
して)くる。また、新旧の皮膚の色の差もできない。レ
ゾルシンを加えることにより、また、配合比を変えるこ
とにより、角質をおかすことなく皮膚再生が可能になっ
てくる。レゾルシンを加えなければ、また、レゾルシン
の配合比を少なくすると新旧の皮膚の色の差はもとよ
り、皮膚がうろこのようになって取れにくく、角質をお
かさずしての再生は(難しい)できない。請求項6にか
かる発明によれば、患部のかゆみ止め作用を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】治療を開始したときの状態を示す足の裏の図解
図である。
【図2】治療を開始したときの状態を示す足の指の間の
図解図である。
【図3】治療を開始した日から2週間後の状態を示す足
の裏の図解図である。
【図4】治療を開始した日から2週間後の状態を示す足
の指の間の図解図である。
【図5】水虫が治癒した状態を示す足の裏の図解図であ
る。
【図6】水虫が治癒した状態を示す足の指の間の図解図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/05 A61K 31/045 31/155 31/05 31/473 31/155 31/4738 31/47 606 33/30 607 33/30 Fターム(参考) 4C083 AB211 AC101 AC102 AC471 AC472 AC661 AC691 AC851 CC02 DD22 EE13 4C086 AA01 AA02 BC27 BC28 CB22 DA17 HA03 HA21 MA03 MA06 MA08 MA10 MA63 NA14 ZA89 ZB35 4C206 AA01 AA02 CA03 CA17 CB21 FA01 FA17 HA10 MA03 MA06 MA12 MA17 MA83 NA14 ZA89 ZB35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担体と、サリチル酸、酸化亜鉛のうちの
    一種と、フェノール類、アクリノール、アルキルポリア
    ミノエチルグリシン、安息香酸ベルベリン、塩化デカリ
    ニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、
    塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン
    液、酢酸デカリニウム、ヒノキチオールのうちの少なく
    とも一種とを含む混合物からなる皮膚改質剤であって、 担体に対して、前記サリチル酸、酸化亜鉛のうちの一種
    を1〜50gおよび前記レゾルシン、アクリノール、ア
    ルキルポリアミノエチルグリシン、安息香酸ベルベリ
    ン、イソプロピルメチルフェノール、塩化デカリニウ
    ム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸
    クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン液、酢
    酸デカリニウム、ヒノキチオールのうちの少なくとも一
    種を1〜50gの割合でそれぞれ混合(添加)した、皮
    膚改質剤。
  2. 【請求項2】 担体は、エタノール液である、請求項1
    に記載の皮膚改質剤。
  3. 【請求項3】 100ccの担体に対して前記サリチル
    酸を10〜30gおよび前記レゾルシンを6〜30gの
    割合でそれぞれ混合(添加)した、請求項1または請求
    項2に記載の皮膚改質剤。
  4. 【請求項4】 前記サリチル酸と前記レゾルシンの配合
    比は、1対1ないし3対2でそれぞれ混合(添加)し
    た、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の皮膚改
    質剤。
  5. 【請求項5】 前記サリチル酸を15g〜20g、前記
    レゾルシンを10〜20gの割合でそれぞれ混合(添
    加)した、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
    皮膚改質剤。
  6. 【請求項6】 メントールを微量添加した、請求項1な
    いし請求項5のいずれかに記載の皮膚改質剤。
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