JP2000169368A - 皮膚再生剤 - Google Patents
皮膚再生剤Info
- Publication number
- JP2000169368A JP2000169368A JP10351940A JP35194098A JP2000169368A JP 2000169368 A JP2000169368 A JP 2000169368A JP 10351940 A JP10351940 A JP 10351940A JP 35194098 A JP35194098 A JP 35194098A JP 2000169368 A JP2000169368 A JP 2000169368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- agent
- treatment
- foot
- athlete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
殺菌性、皮膚浸透性、皮膚脱落性および皮膚再生性に優
れた、外用水虫治療用としても用いることができる皮膚
再生剤を提供する。 【解決手段】 この皮膚再生剤は、エタノール液、サリ
チル酸およびレゾルシンを含む混合物からなる皮膚再生
剤であって、100ccのエタノール液に対してサリチ
ル酸を1〜35gおよびレゾルシンを1〜35gの割合
でそれぞれ混合(添加)した皮膚再生剤である。
Description
れる汗疱状白癬、所謂水虫(以下単に「水虫」という)
を治療するための外用の水虫治療用として用いることが
できる皮膚再生剤に関するものである。
されてきたが、その効力において決定的なものは未だ現
れず、多くの患者から特効薬の出現が熱望されている状
態である。
医学博士とともに行った多年の臨床外科及び皮膚科治療
の経験及び研究の結果を踏まえ、有機性殺菌消毒剤とし
て高純度エタノールが水虫患部に対する皮膚消毒及び皮
膚浸透性に優れると共に、患部皮膚を壊死脱落させて水
虫治療を促進する著しい作用を奏することに着目し、こ
れに白癬菌等糸状菌によって惹起される寄生性皮膚疾患
に対する薬効を有するサリチル酸及びレゾルシンを配合
して製剤化することにより、外用の水虫治療剤として優
れた治療効果が得られることを発見したものである。
療を要する患部に対し、皮膚消毒性、皮膚殺菌性、皮膚
浸透性、皮膚脱落性および皮膚再生性に優れた、外用水
虫治療用としても用いることができる皮膚再生剤を提供
することである。
剤は、エタノール液、サリチル酸およびレゾルシンを含
む混合物からなる皮膚再生剤であって、100ccのエ
タノール液に対してサリチル酸を1〜35gおよびレゾ
ルシンを1〜35gの割合でそれぞれ混合(添加)し
た、皮膚再生剤である。請求項2に係る皮膚再生剤は、
メントールを微量添加した、請求項1に記載の皮膚再生
剤である。
に対する透過性に優れ、殺菌作用を有するものであり、
特に高純度のエタノールを用いれば、抗真菌作用に極め
て優れている。
角質軟化性を有すると共に、抗真菌作用により白癬菌等
の糸状菌に対する強い殺菌作用を有するものである。而
して、本発明に係る皮膚再生剤によれば、水虫に対して
エタノールにより患部皮膚の消毒作用をなすとともに、
サリチル酸及びレゾルシンの相乗作用により患部皮膚の
内部から白癬菌を殺菌し、患部皮膚を脱落させて再生す
る。また、メントールによって患部のかゆみ止め作用を
なすとともに、清涼感を与える。
徴および利点は、図面を参照しながら行う以下の発明の
実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
は、所謂薬液型の混合製剤に該当するものであり、その
主成分として日本薬局方所載の高純度の無水エタノール
(純度95.1%〜95.6%)を有機性殺菌消毒剤と
し、これに寄生性皮膚疾患に対する治療効果の顕著なサ
リチル酸及びレゾルシンを配合し、かゆみ止め及び香料
としての少量のメントールを添加配合して成るものであ
る。本剤において、上記の如くエタノールは、患部皮膚
に対する優れた消毒作用をなすとともに、患部の皮膚組
織下への浸透作用を促進し、更にサリチル酸及びレゾル
シンにより白癬菌に対する相乗的な殺菌作用を為すもの
であり、かつメントールは患部のかゆみ止め作用を奏す
るものであり、これらの組み合わせ配合により得られる
相乗効果により水虫に対する顕著な治療効果が得られる
ものである。本発明に係る外用水虫治療用薬剤におい
て、上記各配合成分は、 高純度エタノール 100cc サリチル酸 1〜35g レゾルシン 1〜35g メントール 微量 の割合で混合するものである。
リウムは、常温において白色の結晶もしくは粉末であ
り、匂いはなく甘味および塩味を有する物質である。サ
リチル酸の他の例としてのアセチルサリチル酸は、通
常、解熱・鎮痛剤として使用されるものであるが、本発
明においては上記サリチル酸ナトリウムと併用的に添加
することによって、角質軟化作用ないし角質剥離作用を
促進する上ですぐれた効果を発揮するものと考えられ
る。このサリチル酸の混合量としては、エタノール液1
00ccに対し、1〜35g程度が好ましい。また、レ
ゾルシンの混合量としては、エタノール液100ccに
対し、1〜35g程度が好ましい。前記サリチル酸とレ
ゾルシンの一方の混合量が1g未満の場合は、抗菌力な
らびに角質軟化力は減少し、目的とする効果が得られに
くく、一方、その混合量が35gを超える場合にあって
は、薬効が飽和し、逆に皮膚刺激作用が強まって痒痛が
増強し使用に適しなくなるので好ましくない。本発明に
おいては、上記の有効成分の他に、メントールを微量含
有させることができる。メントールは、主としてかゆみ
止めのために使用される。このような目的で添加される
メントールの添加量としては、極微量で足りる。
ノール液に1〜35gのサリチル酸および1〜35gの
レゾルシンを混合(添加)した皮膚再生剤の他に、それ
と同じ割合でそれらを混合したものでもよい。また、本
剤の保管は、茶色のガラスビン等によって行うことが、
太陽光線等の影響を少なくする意味でよい。
膚の表皮が浮く等、症状の変化が顕れ、図5および図6
に示すように、32日目に新たに皮膚が出てきた。そし
て、水虫の箇所は、特に古い皮膚が浮いてきて脱落し、
再生した美しい皮膚となる。再生した美しい皮膚と古い
皮膚との間の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み
・かゆみも出てこない。においも消える。爪の生え変わ
り周期は3ヵ月であるが、数カ月で徐々に悪い爪も美し
くなる。
が顕れ、30日目に新たに皮膚が出てきた。そして、水
虫の箇所は、特に古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生し
た美しい皮膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚と
の間の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆ
みも出てこない。においも消える。
が顕れ、30日目に新たに皮膚が出てきた。そして、水
虫の箇所は、特に古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生し
た美しい皮膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚と
の間の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆ
みも出てこない。においも消える。
が顕れ、30日目に新たに皮膚が出てきた。そして、水
虫の箇所は、特に古い皮膚が浮いてきて脱落し、再生し
た美しい皮膚となる。再生した美しい皮膚と古い皮膚と
の間の色の差は出ず、再生した皮膚の部分に痛み・かゆ
みも出てこない。においも消える。爪の生え変わり周期
は3ヵ月であるが、数カ月で徐々に悪い爪も美しくな
る。
要する患部に対し、皮膚消毒性、皮膚殺菌性、皮膚浸透
性、皮膚脱落性および皮膚再生性に優れ、皮膚の表皮等
を菌やいぼとともに取り去ることができる、外用水虫治
療用としても用いることができる皮膚再生剤を得ること
ができる。そして、痛み・かゆみはすぐに解消され、塗
布による痛み痒みの発生がない。また、塗布するたび
に、皮膚が美しくなり爽やかであり、新旧の皮膚の色の
差がない。治療は一度で終わるのではなく、時期がくれ
ば何度行ってもよい。皮膚が浮いて剥がれても、炎症・
化膿・痛み・痒み等の発生はない。請求項2にかかる発
明によれば、患部のかゆみ止め作用を奏する。
図である。
図解図である。
の裏の図解図である。
の指の間の図解図である。
る。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 エタノール液、サリチル酸およびレゾル
シンを含む混合物からなる皮膚再生剤であって、 100ccの前記エタノール液に対して前記サリチル酸
を1〜35gおよび前記レゾルシンを1〜35gの割合
でそれぞれ混合(添加)した、皮膚再生剤。 - 【請求項2】 メントールを微量添加した、請求項1に
記載の皮膚再生剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351940A JP2000169368A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 皮膚再生剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351940A JP2000169368A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 皮膚再生剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000169368A true JP2000169368A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18420673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10351940A Pending JP2000169368A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 皮膚再生剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000169368A (ja) |
-
1998
- 1998-12-10 JP JP10351940A patent/JP2000169368A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2020201256B2 (en) | Hypertonic antimicrobial therapeutic compositions | |
JP6495183B2 (ja) | 表面の創傷を処置するための組成物および方法 | |
US6780439B2 (en) | Wound treatment solution and method for using same | |
CN104619330B (zh) | 用于治疗伤口和疮的包含次氯酸盐和氨基酸的制剂 | |
CN103379918A (zh) | 口腔组合物及其制备和使用方法 | |
JPS63243027A (ja) | 栄養性障害の局所治療に用いるジヒドロエルゴタミン及び/又はその塩を含有する薬剤とその製造方法 | |
RU2184538C2 (ru) | Применение дихлорбензилового спирта для получения лекарственного средства для местного лечения воспаления и лекарственное средство, содержащее дихлорбензиловый спирт | |
JP2000212090A (ja) | 皮膚改質剤 | |
EP3458075B1 (en) | New use of product for skin treatment | |
JP2015501803A (ja) | 二酸化塩素含有育毛溶液及びその調製並びに使用方法 | |
WO2009027823A9 (en) | Pharmaceutical composition for selective stimulation of wound healing processes, dermal-epidermal normal tissular trophism processes, its preparation and application. | |
RU2177314C2 (ru) | Состав с антисептическими, репаративными и болеутоляющими свойствами | |
JP2000169368A (ja) | 皮膚再生剤 | |
JP2000212089A (ja) | 水虫治療剤 | |
JP2000212053A (ja) | 皮膚保護消臭剤 | |
US20130034618A1 (en) | Compositions for treating the integument | |
RU2517520C1 (ru) | Средство наружной терапии для больных атопическим дерматитом | |
Boddu et al. | Excipients and non-medicinal agents as active pharmaceutical ingredients | |
RU2223751C1 (ru) | Лекарственное средство для лечения ожогов | |
WO2015159206A1 (en) | Copper alloy microparticles for use in the treatment of an external skin lesion | |
RU2480228C1 (ru) | Способ лечения генерализованного пародонтита | |
JPS5936607A (ja) | 防臭防汗用塗布剤 | |
JPS611615A (ja) | 水虫外用薬 | |
RU2201203C1 (ru) | Средство для ухода за полостью рта | |
CN110169986A (zh) | 一种治疗脚气、缠腰蛇的速效涂抹液及其制备使用方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060110 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090729 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090925 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090930 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091224 |