JP2593515Y2 - 管路長計尺装置 - Google Patents

管路長計尺装置

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JP2593515Y2
JP2593515Y2 JP1992037449U JP3744992U JP2593515Y2 JP 2593515 Y2 JP2593515 Y2 JP 2593515Y2 JP 1992037449 U JP1992037449 U JP 1992037449U JP 3744992 U JP3744992 U JP 3744992U JP 2593515 Y2 JP2593515 Y2 JP 2593515Y2
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健 辻村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は通信用ケーブル類を収容
する管路の長さを計測するための管路長計尺装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信用ケーブルの両端を予めコネクタ付
きに成型したのち、現場に運んで管路に敷設するために
は、ケーブルの所要長さを正確に知る必要がある。この
ことは、マンホール間を結ぶ管路の距離計測の精度に依
存する。
【0003】従来、管路長計測の方法としては、スケー
ルがついた鋼線を人力または機械力で管路入口から出口
まで押し込んでその距離を測る方法や、綱のついた空気
抵抗体を管路入口から挿入し、圧縮空気で空気抵抗体を
出口まで移動させて距離を測る方法があり、また、レー
ザ等を用いる光学的計測方法がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の計測方
法は、鋼線を使用する方法は労力を要し、また、空気抵
抗体を使用する方法は、空気圧力によるので労力は軽減
されるが、両者ともに入口と出口の双方に人員を配する
必要があり、かつケーブル既設の管路に適用できず、さ
らに光学的計測方法は、屈曲した管路に対して適用不可
能であるという欠点がある。
【0005】本考案の目的は、管路の形状やケーブル収
容の有無にかかわらず、入口、出口の双方に人員を配置
することなく安全かつ簡易に管路長を計測することがで
きる管路長計尺装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の第1の管路長計
尺装置は、管路の入口に設置され、前記管路入口から出
口に向かって空気流を発生させるコンプレッサーと、前
記管路入口に設置され、細穴が設けられ、かつ既設通信
用ケーブルに対する密閉構造をもち、前記コンプレッサ
ーによる管路内空気流のロスを防ぐための管路密閉機構
と、前記管路密閉機構に設けられた細穴から前記管路内
に挿入され、空気流により管路出口まで吹き流される計
尺用細径線とを有する。
【0007】本考案の第2の管路長計尺装置は、第1の
装置の構成に加えて、計尺用細径線に、該細径線の繰り
出し量を読み取るための、長さを表す指標が形成されて
いる。
【0008】本考案の第3の管路長計尺装置は、第1の
装置の構成に加えて、計尺用細径線を収容し、該計尺用
細径線の繰り出し量を読み取るための回転計を備えるボ
ビンを含む。
【0009】本考案の第4の管路長計尺装置は、第1な
いし第3の装置のうちいずれか1つの装置の構成に加え
て、計尺用細径線の先端が管路出口に到達したことを検
出する、前記先端に取り付けられたセンサを含む。
【0010】本考案の第5の管路長計尺装置は、第1な
いし第3の装置のうちいずれか1つの装置の構成に加え
て、計尺用細径線の先端に取り付けられ、管路内空間を
略密閉するサイズを有する先端案内具と、管路密閉機構
を接続して設けられ、管路内空気圧力を計測して、前記
先端案内具が空気流により管路内を進行して出口に到達
したことを空気圧力の変化により検知する圧力モニタと
を含む。
【0011】
【作用】空気流により計尺用細径線を進行させるので既
設ケーブルの有無や管路屈曲の有無に関係なく管路長の
計尺ができるとともに、計尺用細径線先端の出口到達を
先端のセンサで検知する場合または圧力モニタが圧力変
化で検知する場合は、出口側に人員を配置しなくても入
口側の取扱者だけで計尺ができる。
【0012】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本考案の管路長計尺装置の第1実施
例の縦断面図、図2は図1の部分拡大図である。
【0014】この管路長計尺装置はコンプレッサー1と
管路密閉機構2と計尺用細径線3とセンサ4とから構成
されている。
【0015】管路密閉機構2は通信用ケーブル5が敷設
されている管路6の入口7に取り付けられて入口7を密
閉しており、通線孔8が設けられている。ここで、通線
孔8はセンサ4よりも僅かに大きい径をもっている。コ
ンプレッサー1は管路密閉機構2に接続されていて、空
気を管路6内に送って空気流を発生させる。計尺用細径
線3は2心の銅線(不図示)がポリエチレンで被覆され
てできていて、繰り出し量を読み取るためのスケール9
が全長にわたってつけられ、ボビン10に収容されてい
る。また、計尺用細径線3の先端は通線孔8を通して管
路6内に挿入され、コンプレッサー1による空気流によ
って入口7より出口11まで吹き流される。
【0016】計尺用細径線3は空気流の中で殆ど管路6
の内壁に接触せずに浮遊するため摩擦なしに容易に進行
し、順次繰り出されるにつれて自動的に管路出口11の
方向へ進む。また、空気流は既設ケーブル5との隙間部
分で層流を形成するため、細径線3は障害物に衝突する
ことなく自動的に障害物を回避する。センサ4は光セン
サであって細径線3の先端に取り付けられており、管路
6の出口11に到達したとき、外界の光により動作して
信号を細径線3内の銅線を通じて入口7側に送る。この
とき、入口7側の取扱者はセンサ4から送られた信号に
よって計尺用細径線3の先端が出口11に到着したこと
を知り、計尺用細径線3のスケール9を読み取ることに
より、管路6の長さを知ることができる。
【0017】計尺用細径線3の回収は、ボビン10を逆
回転させることによって行うが、このとき空気流を流し
たままとしておくことにより、細径線3と管路内壁との
摩擦を低減することができる。
【0018】この実施例ではセンサ4として光センサを
用いているが音センサによることもできる。
【0019】本実施例の管路長計尺装置では、既設の通
信用ケーブルがある場合でも管路の屈曲の有無に関係な
く、かつ取扱者を出口に配置することなく入口の取扱者
だけで容易に管路長を正確に計測することができる。
【0020】図3は本考案の管路長計尺装置の第2実施
例の縦断面図である。
【0021】この管路長計尺装置では図1の計尺用細径
線3に代わって計尺用細径線13が用いられ、この細径
線13の先端にはセンサ4に代わって先端案内具12が
取り付けられ、また、ボビン10には回転計14が取り
付けられ、さらに、管路密閉機構2には圧力モニタ15
が接続されている。
【0022】計尺用細径線13は単純構造の計量線であ
って信号を流すための心線をもっていない。先端案内具
12は管路6の管内空間全体または既設の通信用ケーブ
ルがある場合は残りの空間を可能な限り満たすサイズに
製作され、計尺用細径線13の先端に取り付けられて、
空気流に吹き流されて細径線13の先端を出口11へ案
内する。回転計14はボビン10に取り付けられ、ボビ
ン10の回転に連動して回転し、計尺用細径線3のボビ
ン10からの繰り出し量を計測する。圧力モニタ15は
管路密閉機構2に接続され、入口7における管路6内の
空気圧力をモニタしており、先端案内具12によって管
路6が準密閉状態になったのち、コンプレッサー1によ
り管内空気を加圧すると、入口7側の圧力Pi が出口1
1側の圧力Po より大きくなり、その結果、先端案内具
12は図の右方に移動して細径線13が進行する。この
とき、圧力モニタ15の目盛りはPi を示している。次
に、先端案内具12が管路出口11に達して出口11か
ら出た時点で入口7側の圧力は出口11側の圧力と同一
となるので目盛りがPo に低下する。取扱者は、圧力モ
ニタ15の目盛りがPo に低下した時点の回転計14の
計測値を読み取ることにより管路6の長さを求めること
ができる。
【0023】本実施例の管路長計測装置は図1の管路長
計尺装置の場合と同様に、作業者に危険を及ぼすことな
く、既設通信用ケーブルや管路の屈曲の有無に関係せず
に、取扱者を入口に配置するだけで容易に正確に管路長
を計測することができる。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、計尺用細
径線を空気流により管路内を進行させることにより、既
設ケーブルの有無や管路屈曲の有無に関係なく正確に管
路長さの計測ができるとともに、計尺用細径線先端の出
口到着をセンサに検知させ、または圧力変化を圧力モニ
タにより検知することにより、細径線先端の出口到達を
入口で把握できるので、出口側に人員を配置しなくても
計尺が可能となり、安全性と効率が向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の管路長計尺装置の第1実施例の縦断面
図である。
【図2】図1の出口11付近の拡大断面図である。
【図3】本考案の管路長計尺装置の第2実施例の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサー 2 管路密閉機構 3,13 計尺用細径線 4 センサ 5 通信用ケーブル 6 管路 7 入口 8 通線孔 9 スケール 10 ボビン 11 出口 12 先端案内具 14 回転計 15 圧力モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−228211(JP,A) 特開 昭60−62808(JP,A) 特開 平2−17820(JP,A) 特開 平3−262914(JP,A) 特開 平4−118603(JP,A) 実開 平5−62141(JP,U) 特公 平7−92183(JP,B2) 特公 昭40−9353(JP,B1) 特公 昭40−20626(JP,B1) 特公 昭49−29384(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 9/00 - 9/12 H02G 1/08

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用ケーブル類を収容する管路の長さ
    を計測するための管路長計尺装置において、 管路の入口に設置され、前記管路入口から出口に向かっ
    て空気流を発生させるコンプレッサーと、 前記管路入口に設置され、細穴が設けられ、かつ、既設
    通信用ケーブルに対する密閉構造をもち、前記コンプレ
    ッサーによる管路内空気流のロスを防ぐための管路密閉
    機構と、 前記管路密閉機構に設けられた細穴から前記管路内に挿
    入され、空気流により管路出口まで吹き流される計尺用
    細径線とを有することを特徴とする管路長計尺装置。
  2. 【請求項2】 計尺用細径線に、該細径線の繰り出し量
    を読み取るための、長さを表す指標が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の管路長計尺装置。
  3. 【請求項3】 計尺用細径線を収容し、該計尺用細径線
    の繰り出し量を読み取るための回転計を備えるボビンを
    含むことを特徴とする請求項1記載の管路長計尺装置。
  4. 【請求項4】 計尺用細径線の先端が管路出口に到達し
    たことを検出する、前記先端に取り付けられたセンサを
    含むことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか
    1項記載の管路長計尺装置。
  5. 【請求項5】 計尺用細径線の先端に取り付けられ、管
    路内空間を略密閉するサイズを有する先端案内具と、 管路密閉機構に接続して設けられ、管路内空気圧力を計
    測して、前記先端案内具が空気流により管路内を進行し
    て出口に到達したことを空気圧力の変化により検知する
    圧力モニタとを含むことを特徴とする請求項1ないし3
    のうちいずれか1項記載の管路長計尺装置。
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CN114792952B (zh) * 2022-04-29 2024-03-19 国网河南省电力公司商丘供电公司 一种自动牵引式拉线装置及操作方法

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