JPH062934U - 管路長計尺装置 - Google Patents

管路長計尺装置

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JPH062934U JP3744992U JP3744992U JPH062934U JP H062934 U JPH062934 U JP H062934U JP 3744992 U JP3744992 U JP 3744992U JP 3744992 U JP3744992 U JP 3744992U JP H062934 U JPH062934 U JP H062934U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信用ケーブルを収容する管路の長さの計測
の効率と安全性を向上する。 【構成】 通信用ケーブル5が既に敷設されている管路
6の入口7に管路密閉機構2が取り付けられ、管路密閉
機構2の通線孔8からボビン10に収容された計尺用細
径線3が挿入される。計尺用細径線3にはスケールがつ
いており、先端にセンサが取り付けられている。管路密
閉機構2に接続されたコンプレッサー1は管路6内に圧
力をかけて空気流を発生させ、計尺用細径線3を吹き流
し、先端を出口に到達させる。入口側の取扱者はセンサ
からの信号により、先端が出口に到達したことを知り、
スケールを読み取ることによって管路長を求める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は通信用ケーブル類を収容する管路の長さを計測するための管路長計尺 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信用ケーブルの両端を予めコネクタ付きに成型したのち、現場に運んで管路 に敷設するためには、ケーブルの所要長さを正確に知る必要がある。このことは 、マンホール間を結ぶ管路の距離計測の精度に依存する。
【0003】 従来、管路長計測の方法としては、スケールがついた鋼線を人力または機械力 で管路入口から出口まで押し込んでその距離を測る方法や、綱のついた空気抵抗 体を管路入口から挿入し、圧縮空気で空気抵抗体を出口まで移動させて距離を測 る方法があり、また、レーザ等を用いる光学的計測方法がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の計測方法は、鋼線を使用する方法は労力を要し、また、空気抵 抗体を使用する方法は、空気圧力によるので労力は軽減されるが、両者ともに入 口と出口の双方に人員を配する必要があり、かつケーブル既設の管路に適用でき ず、さらに光学的計測方法は、屈曲した管路に対して適用不可能であるという欠 点がある。
【0005】 本考案の目的は、管路の形状やケーブル収容の有無にかかわらず、入口、出口 の双方に人員を配置することなく安全かつ簡易に管路長を計測することができる 管路長計尺装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の管路長計尺装置は、 管路の入口に設置され、前記管路入口から出口に向かって空気流を発生させる コンプレッサーと、 前記管路入口に設置され、前記コンプレッサーによる管路内空気流のロスを防 ぐための管路密閉機構と、 前記管路密閉機構に設けられた細穴から前記管路内に挿入され、空気流により 管路出口まで吹き流される計尺用細径線とを有する。
【0007】 本考案の第2の管路長計尺装置は、第1の装置の構成に加えて、計尺用細径線 に、該細径線の繰り出し量を読み取るための、長さを表す指標が形成されている 。
【0008】 本考案の第3の管路長計尺装置は、第1の装置の構成に加えて、計尺用細径線 を収容し、該計尺用細径線の繰り出し量を読み取るための回転計を備えるボビン を含む。
【0009】 本考案の第4の管路長計尺装置は、第1ないし第3の装置のうちいずれか1つ の装置の構成に加えて、計尺用細径線の先端が管路出口に到達したことを検出す る、前記先端に取り付けられたセンサを含む。
【0010】 本考案の第5の管路長計尺装置は、第1ないし第3の装置のうちいずれか1つ の装置の構成に加えて、 計尺用細径線の先端に取り付けられ、管路内空間を略密閉するサイズを有する 先端案内具と、 管路密閉機構を接続して設けられ、管路内空気圧力を計測して、前記先端案内 具が空気流により管路内を進行して出口に到達したことを空気圧力の変化により 検知する圧力モニタとを含む。
【0011】
【作用】
空気流により計尺用細径線を進行させるので既設ケーブルの有無や管路屈曲の 有無に関係なく管路長の計尺ができるとともに、計尺用細径線先端の出口到達を 先端のセンサで検知する場合または圧力モニタが圧力変化で検知する場合は、出 口側に人員を配置しなくても入口側の取扱者だけで計尺ができる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0013】 図1は本考案の管路長計尺装置の第1実施例の縦断面図、図2は図1の部分拡 大図である。
【0014】 この管路長計尺装置はコンプレッサー1と管路密閉機構2と計尺用細径線3と センサ4とから構成されている。
【0015】 管路密閉機構2は通信用ケーブル5が敷設されている管路6の入口7に取り付 けられて入口7を密閉しており、通線孔8が設けられている。ここで、通線孔8 はセンサ4よりも僅かに大きい径をもっている。コンプレッサー1は管路密閉機 構2に接続されていて、空気を管路6内に送って空気流を発生させる。計尺用細 径線3は2心の銅線(不図示)がポリエチレンで被覆されてできていて、繰り出 し量を読み取るためのスケール9が全長にわたってつけられ、ボビン10に収容 されている。また、計尺用細径線3の先端は通線孔8を通して管路6内に挿入さ れ、コンプレッサー1による空気流によって入口7より出口11まで吹き流され る。
【0016】 計尺用細径線3は空気流の中で殆ど管路6の内壁に接触せずに浮遊するため摩 擦なしに容易に進行し、順次繰り出されるにつれて自動的に管路出口11の方向 へ進む。また、空気流は既設ケーブル5との隙間部分で層流を形成するため、細 径線3は障害物に衝突することなく自動的に障害物を回避する。センサ4は光セ ンサであって細径線3の先端に取り付けられており、管路6の出口11に到達し たとき、外界の光により動作して信号を細径線3内の銅線を通じて入口7側に送 る。このとき、入口7側の取扱者はセンサ4から送られた信号によって計尺用細 径線3の先端が出口11に到着したことを知り、計尺用細径線3のスケール9を 読み取ることにより、管路6の長さを知ることができる。
【0017】 計尺用細径線3の回収は、ボビン10を逆回転させることによって行うが、こ のとき空気流を流したままとしておくことにより、細径線3と管路内壁との摩擦 を低減することができる。
【0018】 この実施例ではセンサ4として光センサを用いているが音センサによることも できる。
【0019】 本実施例の管路長計尺装置では、既設の通信用ケーブルがある場合でも管路の 屈曲の有無に関係なく、かつ取扱者を出口に配置することなく入口の取扱者だけ で容易に管路長を正確に計測することができる。
【0020】 図3は本考案の管路長計尺装置の第2実施例の縦断面図である。
【0021】 この管路長計尺装置では図1の計尺用細径線3に代わって計尺用細径線13が 用いられ、この細径線13の先端にはセンサ4に代わって先端案内具12が取り 付けられ、また、ボビン10には回転計14が取り付けられ、さらに、管路密閉 機構2には圧力モニタ15が接続されている。
【0022】 計尺用細径線13は単純構造の計量線であって信号を流すための心線をもって いない。先端案内具12は管路6の管内空間全体または既設の通信用ケーブルが ある場合は残りの空間を可能な限り満たすサイズに製作され、計尺用細径線13 の先端に取り付けられて、空気流に吹き流されて細径線13の先端を出口11へ 案内する。回転計14はボビン10に取り付けられ、ボビン10の回転に連動し て回転し、計尺用細径線3のボビン10からの繰り出し量を計測する。圧力モニ タ15は管路密閉機構2に接続され、入口7における管路6内の空気圧力をモニ タしており、先端案内具12によって管路6が準密閉状態になったのち、コンプ レッサー1により管内空気を加圧すると、入口7側の圧力Pi が出口11側の圧 力Po より大きくなり、その結果、先端案内具12は図の右方に移動して細径線 13が進行する。このとき、圧力モニタ15の目盛りはPi を示している。次に 、先端案内具12が管路出口11に達して出口11から出た時点で入口7側の圧 力は出口11側の圧力と同一となるので目盛りがPo に低下する。取扱者は、圧 力モニタ15の目盛りがPo に低下した時点の回転計14の計測値を読み取るこ とにより管路6の長さを求めることができる。
【0023】 本実施例の管路長計測装置は図1の管路長計尺装置の場合と同様に、作業者に 危険を及ぼすことなく、既設通信用ケーブルや管路の屈曲の有無に関係せずに、 取扱者を入口に配置するだけで容易に正確に管路長を計測することができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、計尺用細径線を空気流により管路内を進行させ ることにより、既設ケーブルの有無や管路屈曲の有無に関係なく正確に管路長さ の計測ができるとともに、計尺用細径線先端の出口到着をセンサに検知させ、ま たは圧力変化を圧力モニタにより検知することにより、細径線先端の出口到達を 入口で把握できるので、出口側に人員を配置しなくても計尺が可能となり、安全 性と効率が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の管路長計尺装置の第1実施例の縦断面
図である。
【図2】図1の出口11付近の拡大断面図である。
【図3】本考案の管路長計尺装置の第2実施例の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサー 2 管路密閉機構 3,13 計尺用細径線 4 センサ 5 通信用ケーブル 6 管路 7 入口 8 通線孔 9 スケール 10 ボビン 11 出口 12 先端案内具 14 回転計 15 圧力モニタ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用ケーブル類を収容する管路の長さ
    を計測するための管路長計尺装置において、 管路の入口に設置され、前記管路入口から出口に向かっ
    て空気流を発生させるコンプレッサーと、 前記管路入口に設置され、前記コンプレッサーによる管
    路内空気流のロスを防ぐための管路密閉機構と、 前記管路密閉機構に設けられた細穴から前記管路内に挿
    入され、空気流により管路出口まで吹き流される計尺用
    細径線とを有することを特徴とする管路長計尺装置。
  2. 【請求項2】 計尺用細径線に、該細径線の繰り出し量
    を読み取るための、長さを表す指標が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の管路長計尺装置。
  3. 【請求項3】 計尺用細径線を収容し、該計尺用細径線
    の繰り出し量を読み取るための回転計を備えるボビンを
    含むことを特徴とする請求項1記載の管路長計尺装置。
  4. 【請求項4】 計尺用細径線の先端が管路出口に到達し
    たことを検出する、前記先端に取り付けられたセンサを
    含むことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか
    1項記載の管路長計尺装置。
  5. 【請求項5】 計尺用細径線の先端に取り付けられ、管
    路内空間を略密閉するサイズを有する先端案内具と、 管路密閉機構に接続して設けられ、管路内空気圧力を計
    測して、前記先端案内具が空気流により管路内を進行し
    て出口に到達したことを空気圧力の変化により検知する
    圧力モニタとを含むことを特徴とする請求項1ないし3
    のうちいずれか1項記載の管路長計尺装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102105896B1 (ko) * 2019-11-25 2020-05-04 (주)수양엔지니어링 공동주택의 옥내전기케이블관 보호장치
CN114792952A (zh) * 2022-04-29 2022-07-26 国网河南省电力公司商丘供电公司 一种自动牵引式拉线装置及操作方法

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