JPH0694403A - 管路長の測定方法 - Google Patents

管路長の測定方法

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JPH0694403A
JPH0694403A JP24171292A JP24171292A JPH0694403A JP H0694403 A JPH0694403 A JP H0694403A JP 24171292 A JP24171292 A JP 24171292A JP 24171292 A JP24171292 A JP 24171292A JP H0694403 A JPH0694403 A JP H0694403A
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JP
Japan
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length
filament
conduit
conduit line
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP24171292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Shigeru Tanaka
茂 田中
Tetsuo Yabuta
哲郎 藪田
Takeshi Tsujimura
健 辻村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0694403A publication Critical patent/JPH0694403A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋設された管路内にケーブルを布設するに際
し、予めその長さを測定する方法に関する。 【構成】 管路3の中に空気を送り、空気流によって線
条体1を挿通して管路長を測定する方法であって、線条
体は軽くて可撓性に富むワイヤ1−2に一定間隔ごとに
浮揚体1−1を取付けて形成され、この線条体1の先端
が管路出口のマンホール4に到達したことを検知して線
条体の挿通長から測定する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋設された管路内にケ
ーブルを布設するに際し、予めその長さを測定する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会における通信網のインフ
ラストラクチャとして、一般家庭までを全光化するため
加入者光線路の本格的構築が進められている。従来、光
ケーブルを地下に布設する場合、一旦ケーブルを管路内
に挿通し、その後、ケーブル間の光ファイバを融着接続
する方法がとられてきた。ところで、局から各家庭に光
ファイバを引込むための膨大な設備の建設を実現するた
め現場においては徹底した作業の簡易化が必要となり、
特に長時間を要する融着接続法に替えて、予めケーブル
両端にコネクタを取付けた全接続点をコネクタ化した方
法が試行されている(平成2年電気・情報関連学会連合
大会:P1−6)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、両端にコネ
クタを付けたケーブルを長さ100〜300mの管路に
布設する場合、ケーブルが管路長より短かければ利用す
ることが出来ず、反対に長すぎるとマンホール内で余長
分の処理が必要となり、またケーブルの無駄となる。こ
のために、マンホール間の管路長を予め正確に測定する
必要があったが、その技術は未だ開発されていなった。
そこで本発明は、かかる問題を解決した管路長の測定方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、管路中に空気
を送り、この空気流によって線条体を挿通して管路長を
測定する方法であって、前記線条体は軽量で可撓性に富
むワイヤと、これに取付けられた浮揚板からなり、該線
条体の先端が空気流によって管路出口に到達したことを
検知して線条体の挿通長から管路長を測定することを特
徴とする方法である。ここで、本発明の浮揚板は空気流
の方向に対して傾斜するようワイヤに固定されているこ
とを特徴とする方法である。また、本発明は、線条体の
先端にセンサを取付け、該センサからの信号を受信して
線条体の位置を確認することを特徴とする方法である。
線条体の先端に発振素子を取付け、該発振素子からの信
号を受信して線条体の位置を確認することを特徴とする
方法である。
【0005】
【作用】本発明は、線条体1(1−1,1−2)を管路
3の中に挿通するに際し、浮揚板1−1はその周囲に流
れる空気によって揚力を受け、線条体1と管路3の内壁
又は既存ケーブル5等との摩擦を低減するとともに、空
気の流れによって推進が生じ、線条体1を円滑に前進さ
せることができる。また、浮揚板1−1は空気流の方向
に対して傾斜するようにワイヤ1−2に取付けることに
より、より効果的に浮力を受け、前進させることができ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の管路長を測定する方法に係
わる一例の説明図である。図において、1は浮揚板1−
1をワイヤ1−2に取付けて形成した線条体、2は管路
3の中に線条体を引込む駆動装置、4はマンホール、5
は既設ケーブル、6は線条体を巻付けたドラム、7は管
路に空気を送り込むコンプレッサである。ここで、管路
3はマンホール4の間隔が200m、地下1.2mのと
ころに埋設された内径83mmの硬質ビニル製の円管で
ある。その中にはポリエチレン外被の外径が40mmの
通信ケーブル5が布設されており、この管路の長さを本
発明の方法によって測定する場合を説明する。
【0007】線条体1は絶縁された2本の導体を発泡ポ
リエチレンで被覆して外径2mmのワイヤ1−2に、図
2(イ)に示した巾30mm、長さ15mmの浮揚板1
−1を0.5m間隔に取付けて構成し、この線条体の先
端の浮揚板1−1には小型マイクを取付けている。ま
た、同図(ロ)は、巾30mm、長さ20mmの浮揚板
1−1を細鋼線で形成した支持枠1−3によりワイヤと
30゜の角度に固定した線条体の例を示したものであ
る。コンプレッサ7によって管路内に空気を送り込み、
空気流によって線条体を挿通した。管路の入口側は空気
の逆流を防ぐためのシールを施した。ドラム6からは駆
動装置2によって線条体1を管路3の中に引き込んでい
る。
【0008】上記の方法によって、管路内に10m/秒
の空気流を送り、線条体の挿通を始めてから25分後に
完了することができた。挿通している間は先端のマイク
ロホンから空気流の音がワイヤ中の導体を通して受信す
ることができ、先端が出口側のマンホールに到達したと
き空気流が弱くなり確認することができた。
【0009】一方、空気を流した状態で線条体1を空気
流に抗して引戻したところ、5kgの力で引戻すことが
できた。これに反し、空気の流れを停めて引戻そうとし
たが10kgの張力を加えたが線条体は動かなかった。
【0010】線条体を挿通するとき管路の距離は長く、
また狭いので挿通状況を確認することが必要となる。そ
のために、前述のマイクロホンを用いる方法の外に、線
条体の先端に光電センサを取付け、またワイヤにはその
中心部に導電体を配線して先端がマンホールに近づくと
センサに電流が流れ、その位置を確認することができ
る。また、先端に小型マイクロホンと、さらに笛も取付
けることにより管路中では笛の音がマイクロホンを介し
て明確に聞くことができ、マンホールに近づくに従って
小さくなり聞こえなくなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は管路中に
空気を送り、この空気流によって線条体を挿通して管路
長を測定するものであり、また、線条体には空気流によ
り浮力を生ずる浮揚板が取付けられているので、挿通中
に線条体が管路内壁あるいは既設ケーブル等との間に生
ずる摩擦力を低減し、円滑に挿通することができる。ま
た、線条体の先端にセンサあるいは発振器を取付け先端
からの信号を検知することにより、確実に線条体を挿通
することができる。このようにして正しく管路長を測定
することによって、両端にコネクタを付けたケーブルを
管路に導入しても過不足なく布設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係わる管路長の測定方法の説明図で
ある。
【図2】本実施例に係わる線条体の斜視図である。
【符号の説明】
1:線条体 1−1:浮揚板 1−2:ワイヤ 1−3:支持枠 2:駆動装置 3:管路 4:マンホール 5:既設ケーブル 6:ドラム 7:コンプレッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藪田 哲郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 辻村 健 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路中に空気を送り、この空気流によっ
    て線条体を挿通して管路長を測定する方法であって、前
    記線条体は軽量で可撓性に富むワイヤと、これに取付け
    られた浮揚板からなり、該線条体の先端が空気流によっ
    て管路出口に到達したことを検知して線条体の挿通長か
    ら管路長を測定することを特徴とする管路長の測定方
    法。
  2. 【請求項2】 浮揚板は空気流の方向に対して傾斜する
    ようワイヤに固定されていることを特徴とする請求項1
    記載の管路長の測定方法。
  3. 【請求項3】 線条体の先端にセンサを取付け、該セン
    サからの信号を受信して線条体の位置を確認することを
    特徴とする請求項1記載の管路長の測定方法。
  4. 【請求項4】 線条体の先端に発振素子を取付け、該発
    振素子からの信号を受信して線条体の位置を確認するこ
    とを特徴とする請求項1記載の管路長の測定方法。
JP24171292A 1992-09-10 1992-09-10 管路長の測定方法 Pending JPH0694403A (ja)

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