JP2593369Y2 - ステレオアンプ - Google Patents

ステレオアンプ

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JP2593369Y2
JP2593369Y2 JP1991111626U JP11162691U JP2593369Y2 JP 2593369 Y2 JP2593369 Y2 JP 2593369Y2 JP 1991111626 U JP1991111626 U JP 1991111626U JP 11162691 U JP11162691 U JP 11162691U JP 2593369 Y2 JP2593369 Y2 JP 2593369Y2
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JP
Japan
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speaker
impedance
switch
stereo amplifier
microcomputer
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英裕 大橋
新一 白柳
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はステレオアンプに係わ
り、特に、温度上昇を防止したステレオアンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のステレオアンプには、図5に示す
ように、接続するスピーカのインピーダンスによって切
換えるスイッチとトランスタップを切換えるスイッチを
連動させ、接続するスピーカのインピーダンスが8Ω以
上のときには電源トランスタップをハイに接続し、接続
するスピーカのインピーダンスが8Ω未満のときには電
源トランスタップをロウに接続するものがあった。
【0003】このようなステレオアンプにおいて、トラ
ンスタップがハイのときにサラウンド機能をオンとする
と、フロントスピーカ用アンプの他にリアおよびセンタ
ースピーカ用のアンプを駆動するために、電源部やパワ
ーアンプ部の温度上昇が大きくなるという問題があっ
た。
【0004】上記問題を解決するために、マイクロコン
ピュータの動作によって、トランスタップがハイのとき
にサラウンド機能を禁止するものがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】上記した従来のステ
レオアンプでは、インピーダンスが8Ω以上であるスピ
ーカを接続しているときはサラウンド機能を使用できな
いという欠点があった。
【0006】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、インピーダンス
が8Ω以上であるスピーカを接続しているときにもサラ
ウンド機能を使用できるようにして、しかも電源部等の
温度上昇を防止したステレオアンプを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案のステレオアン
プは、接続するスピーカのインピーダンスによって切換
えるスイッチとサラウンド機能を有するステレオアンプ
において、接続するスピーカのインピーダンスが8Ω以
上であり、かつ、サラウンドがオフのときに電源トラン
スタップをハイに接続し、それ以外のときは電源トラン
スタップをロウに接続するように構成したものである。
【0008】
【作用】接続するスピーカのインピーダンスが8Ω以上
であり、かつ、サラウンドがオフのときに電源トランス
タップをハイに接続し、それ以外のときは電源トランス
タップをロウに接続するので、サラウンドがオンであり
接続するスピーカのインピーダンスが8Ω以上であると
きは電源トランスタップがロウに接続されるので、電源
電圧が低くなり電源部等の温度上昇が防止される。
【0009】
【実施例】この考案の参考例であるステレオアンプを図
面に基づいて説明する。図1はこの考案の参考例である
ステレオアンプの特徴部分を示すブロック図である。図
において、1はROMおよびRAMを内蔵したマイクロ
コンピュータであり、ROMに書込まれたプログラムお
よびキーマトリックス2からの信号に従って動作する。
【0010】3は接続するスピーカのインピーダンスに
よって切換えられるスイッチであり、そのオンオフ信号
はマイクロコンピュータ1に入力される。
【0011】5は出力信号の振幅が一定範囲に制限され
る増幅器、すなわち出力リミッターである。電圧増幅器
の出力信号は、マイクロコンピュータ1により動作され
る切換えスイッチ4により出力リミッター5またはパワ
ーアンプに選択的に入力される。パワーアンプはフロン
トスピーカを駆動する。
【0012】6は電源トランス7のタップをハイ、ロー
に切換えるスイッチであり、接続されたスピーカのイン
ピーダンスが8Ω以上のときはハイ側に接続され、接続
されたスピーカのインピーダンスが8Ω未満のときはロ
ー側に接続されるようにマイクロコンピュータ1により
動作される。
【0013】なお、サラウンドのセンタースピーカまた
はリアースピーカ等のスピーカリレーはマイクロコンピ
ュータ1により動作されるが、それらスピーカリレーは
図示していない。
【0014】次に、図2を参照して、マイクロコンピュ
ータ1におけるこの参考例の特徴的となる動作を説明す
る。
【0015】図2に示すルーチィンはサラウンド機能を
オンオフさせる動作が行われた後に必ず実施されるルー
チィンである。
【0016】このルーチィンが呼出されると、まず、ス
テップS1において、スイッチ3がスピーカインピーダ
ンス8Ω未満の側にセットされているか否かが判断さ
れ、8Ω未満の側であればステップS2に移行し、そう
でなければステップS3に移行する。
【0017】ステップS2では、サラウンド機能がオン
とされているか否かが判断され、オンとされていればス
テップS4に移行し、そうでなければステップS3に移
行する。
【0018】ステップS3ではスイッチ4をパワーアン
プ側に切換えてこのルーチィンを終了し、ステップS4
ではスイッチ4を出力リミッター側に切換えてこのルー
チィンを終了する。
【0019】上記動作により、接続するスピーカのイン
ピーダンスが8Ω未満であり、かつ、サラウンドがオン
のときに音声信号は出力リミッターを介してパワーアン
プに入力され、フロントスピーカのパワーが制限される
ので電源部等の温度上昇が防止される。
【0020】図3はこの考案の実施例であるステレオア
ンプの特徴部分を示すブロック図である。図において、
1はROMおよびRAMを内蔵したマイクロコンピュー
タであり、ROMに書込まれたプログラムおよびキーマ
トリックス2からの信号に従って動作する。
【0021】3は接続するスピーカのインピーダンスに
よって切換えられるスイッチであり、そのオンオフ信号
はマイクロコンピュータ1に入力される。
【0022】6は電源トランス7のタップをハイ、ロー
に切換えるスイッチであり、マイクロコンピュータ1に
より動作される。
【0023】なお、サラウンドのセンタースピーカまた
はリアースピーカ等のスピーカリレーはマイクロコンピ
ュータ1により動作されるが、それらスピーカリレーは
図示していない。
【0024】次に、図4を参照して、マイクロコンピュ
ータ1におけるこの実施例の特徴的となる動作を説明す
る。
【0025】図4に示すルーチィンはスピーカリレーの
動作が行われた後に必ず実施されるルーチィンである。
【0026】このルーチィンが呼出されると、まず、ス
テップS1において、スイッチ3がスピーカインピーダ
ンス8Ω以上の側にセットされているか否かが判断さ
れ、8Ω以上の側であればステップS2に移行し、そう
でなければステップS3に移行する。
【0027】ステップS2では、サラウンド機能がオン
とされているか否かが判断され、オンとされていればス
テップS3に移行し、そうでなければステップS4に移
行する。
【0028】ステップS3ではスイッチ6を電源トラン
スタップのロー側に切換えてこのルーチィンを終了し、
ステップS4ではスイッチ6を電源トランスタップのハ
イ側に切換えてこのルーチィンを終了する。
【0029】上記動作により、接続するスピーカのイン
ピーダンスが8Ω以上であり、かつ、サラウンドがオフ
のときのみに、電源トランスタップがハイ側に切換えら
れるので電源部等の温度上昇が防止される。
【0030】
【考案の効果】この考案のステレオアンプによれば8Ω
未満のスピーカが接続されているときでもサラウンド機
能を使用することが可能となり、しかも、電源部等の温
度上昇が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の参考例であるステレオアンプの特徴
部分を示すブロック図である。
【図2】同参考例におけるマイクロコンピュータ動作の
特徴部分を示すフローチャートである。
【図3】この考案の実施例であるステレオアンプの特徴
部分を示すブロック図である。
【図4】同実施例におけるマイクロコンピュータ動作の
特徴部分を示すフローチャートである。
【図5】従来のステレオアンプの電源トランス接続部の
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 キーマトリックス 3 インピーダンス切換えスイッチ 4 切換えスイッチ 5 出力リミッター 6 タップ切換えスイッチ 7 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−132496(JP,A) 特開 昭61−230500(JP,A) 特開 平3−188880(JP,A) 実開 平3−12597(JP,U) 実開 昭60−68793(JP,U) 実開 昭60−163890(JP,U) 実開 昭60−181986(JP,U) 実開 昭62−141294(JP,U) 実開 平1−151700(JP,U) 実開 平3−56293(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04S 7/00 H04R 5/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続するスピーカのインピーダンスによ
    って切換えるスイッチとサラウンド機能を有するステレ
    オアンプにおいて、接続するスピーカのインピーダンス
    が8Ω以上であり、かつ、サラウンドがオフのときに電
    源トランスタップをハイに接続し、それ以外のときは電
    源トランスタップをロウに接続するように構成したステ
    レオアンプ。
JP1991111626U 1991-12-20 1991-12-20 ステレオアンプ Expired - Fee Related JP2593369Y2 (ja)

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JPH0555699U JPH0555699U (ja) 1993-07-23
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Family

ID=14566090

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2845596B2 (ja) * 1990-09-25 1999-01-13 松下電器産業株式会社 音声増幅回路
JP3012597U (ja) * 1994-12-16 1995-06-20 株式会社伸晃 小巾計量米びつ

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