JP2592769Y2 - 組合せ秤のホッパのゲート開閉装置 - Google Patents

組合せ秤のホッパのゲート開閉装置

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JP2592769Y2 JP1993017860U JP1786093U JP2592769Y2 JP 2592769 Y2 JP2592769 Y2 JP 2592769Y2 JP 1993017860 U JP1993017860 U JP 1993017860U JP 1786093 U JP1786093 U JP 1786093U JP 2592769 Y2 JP2592769 Y2 JP 2592769Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、集合シュート等に比
較的付着し易い被計量物品、例えばブロイラ肉、カット
野菜、シュレッダチーズ等を計量する組合せ秤に使用さ
れている組合せ秤のホッパのゲート開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組合せ秤に設けられてい
るホッパのゲート開閉装置には、図5及び図6に示すよ
うなものがある。各図において、1はホッパ本体、2
a、2bは第1ゲート及び第2ゲート、3a、3bは各
ゲートの枢軸でホッパ本体1に第1及び第2ゲート2
a、2bを枢支しており、4a、4bは各ゲートに突設
された枢軸、5は左端部が枢軸4aを介して第1ゲート
2aに連結され、右端部が枢軸4bを介して第2ゲート
2bに連結されたリンク、7はトグルアームであり、ホ
ッパ本体1に設けた支持板10に枢軸9を介して枢軸支
されている。このトグルアーム7と第1ゲート2aは、
トグルリンク11を介して連結されており、トグルリン
ク11の両端部は夫々枢軸3c、3dを介して第1ゲー
ト2a及びトグルアーム7に連結されている。トグルア
ーム7には被駆動部(ローラ)12が設けられており、
この被駆動部12がエアーシリンダ13により駆動され
て第1及び第2ゲート2a、2bが開かれる。16は引
っ張りコイルばねであり、一端がトグルアーム7と結合
し、他端がホッパ本体1と結合している。このばね16
は、トグルアーム7を枢軸9を中心にして図5の時計方
向に付勢している。そして、トグルアーム7の時計方向
の回転は、ピストンロッド先端の押圧部17が右側に後
退したとき、ばね16が最短状態に短縮して停止する。
この状態で枢軸3c、3d、9が略一直線上に並び、第
1及び第2ゲート2a、2bが閉状態となる。このよう
に、第1及び第2ゲート2a、2bが閉状態で枢軸3
c、3d、9が略一直線上に並んでいるので、ホッパ本
体1内に物品が投入されて、第1及び第2ゲート2a、
2bに開方向の力が掛かっても、第1及び第2ゲート2
a、2bは閉状態を維持することができる。
【0003】図5に示す第1及び第2ゲート2a、2b
をこの閉状態から図6に示す開状態にするときは、図6
に示すように、エアーシリンダ13により被駆動部12
を図の左方向に駆動する。これにより、トグルアーム7
は、ばね16の付勢力に抗して枢軸9を中心にして反時
計方向に回転し、このトグルアーム7の回転により、ト
グルアーム7とトグルリンク11を介して連結する第1
ゲート2aが時計方向に回転する。そして、この第1ゲ
ート2aの時計方向の回転によってリンク結合している
第2ゲート2bが反時計方向に回転して、第1及び第2
ゲート2a、2bが開状態となる。
【0004】このゲート開閉装置によると、ホッパ本体
1内に収容されている物品をできるだけ速やかに排出す
ることができるように、図6に示すように、第1及び第
2ゲート2a、2bを水平軸6に対して約85°の傾斜
角度となる位置まで開方向に駆動している。
【0005】次に、このゲート開閉装置を備える計量ホ
ッパ26を組合せ秤に取り付けた場合の集合シュート2
9の高さについて図3を参照して説明する。なお、ホッ
パ26は、所定の円周に沿って複数の所定の台数が組合
せ秤(図示せず)に設けられている。
【0006】まず、集合シュートに対して比較的付着し
難い物品を計量する場合の集合シュート14の傾斜角度
θ2 は、図3に示すように、例えば55°又はこれ以下
の角度とすることができる。ここで、この集合シュート
14の傾斜角度=55°、上側開口の半径R1 =790
mm、下側開口の直径D1 =240mmとすると、集合
シュート14の高さH3 は、約960mmとなる。一
方、集合シュートに対して比較的付着し易い物品を計量
する場合の集合シュート15の傾斜角度θ1 は、図3に
示すように、例えば65°又はこれ以上の角度とするこ
とが必要なときがある。ここで、この集合シュート15
の傾斜角度=65°、上側開口の半径R1=790m
m、下側開口の直径D1 =240mmとすると、集合シ
ュート15の高さH1 は、約1440mmとなる。
【0007】上記のように、集合シュートの上側開口の
半径R1 と下側開口の直径D1 を同一にして傾斜角度を
55°から65°に変更した場合、集合シュートの高さ
が1440−960=480(mm)高くなり、集合シ
ュートの高さが高くなると、組合せ秤の全高もその高さ
分(480mm)だけ高くなる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、組合せ秤の全
高が高くなると、組合せ秤が設置される建屋の天井の高
さもそれに応じた高さが必要であり、既存の建屋に収容
できない場合は建屋の改築が必要となり、設備費が増大
するという問題がある。
【0009】そして、組合せ秤によって物品を計量する
ときは、物品を一旦組合せ秤の上部に搬送装置を使用し
て搬送する必要がある。しかし、組合せ秤の全高が高く
なると、この搬送装置の高さも高くする必要があり、こ
れによって搬送装置の費用が増大するという問題があ
る。
【0010】また、組合せ秤の全高が高くなると、組合
せ秤を支持するための架台の柱や梯子の高さも高くする
必要があり、その分の費用が嵩むし、架台等の高さが高
くなる程、その上で行う作業の危険性も増大するという
問題がある。
【0011】本考案は、集合シュートの高さを低くする
ことにより組合せ秤の全高を従来よりも低くすることが
できる組合せ秤のホッパのゲート開閉装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、秤本体に
複数台設けられ下側開口部を内側に開く内側ゲート及び
外側に開く外側ゲートを有するホッパと、上記内側及び
外側ゲートが開いて排出される物品を受け入れて下部に
設けた排出口から物品を排出する集合シュートと、を有
する組合せ秤において、上記内側及び外側ゲートが開位
置にあるとき、水平軸に対する上記外側ゲートの傾斜角
度が上記水平軸に対する上記内側ゲートの傾斜角度より
も小さくなるように上記外側ゲートと上記内側ゲートと
をリンク結合した構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0013】第2の考案は、第1の考案において、上記
外側ゲートの開位置での上記傾斜角度が55°から70
°までの範囲内の所定の傾斜角度となる構成としたこと
を特徴とするものである。
【0014】
【作用】この考案によると、外側及び内側ゲートが開位
置にあるとき、水平軸に対する外側ゲートの傾斜角度が
水平軸に対する内側ゲートの傾斜角度よりも小さくなる
ように外側ゲートと内側ゲートとをリンク結合してい
る。つまり、外側ゲートが開位置にある状態での外側ゲ
ートの先端縁から集合シュートの中心位置までの距離
は、従来の第1ゲート2a(外側ゲート)が第2ゲート
2b(内側ゲート)と同等の開口角度に開いた状態での
第1ゲート2aの先端縁から集合シュートの中心位置ま
での距離よりも短くすることができる。ただし、本願考
案の内側ゲートの開位置での傾斜角度と第2ゲート2b
の開位置での傾斜角度は、同一の角度とする。
【0015】このように、外側ゲートが開位置にある状
態での外側ゲートの先端縁から集合シュートの中心位置
までの距離を従来よりも短くすることができれば、集合
シュートの上側開口の半径もその分だけ小さくすること
ができる。その結果、集合シュートの傾斜角度及び下側
開口の直径を従来例と同一とした場合、集合シュートの
高さを従来よりも低くすることができる。
【0016】更に、外側ゲートの開位置での傾斜角度が
55°から70°までの範囲内の所定の傾斜角度となる
構成とすることにより、外側ゲートに付着し易い物品を
ホッパ内から確実に排出させることができる。
【0017】
【実施例】本考案の一実施例を第1図乃至第4図を参照
して説明する。この実施例のゲート開閉装置は、組合せ
秤に設けられている例えば計量ホッパ26のゲートを開
閉するものである。このゲート開閉装置が計量ホッパ2
6に取り付けられている組合せ秤の一例を図4に示す。
ただし、この実施例では、ゲート開閉装置を計量ホッパ
26に適用したが、これに限定するものではなく、例え
ば補助ホッパ等の他のホッパにも適用することができ
る。図4に示す21は分散フィーダ、22は分散フィー
ダ21上に物品を供給するクロスヘッドフィーダであ
る。分散フィーダ21の周囲には、放射状に複数台の直
進フィーダ23、23、・・・・が設けられており、振
動器24が振動したとき、分散フィーダ21から供給さ
れた物品をその先端側に搬送する。そして、これら直進
フィーダ23の先端には供給ホッパ25が設けられてお
り、物品を保持することができる。これら供給ホッパ2
5、25、・・・・の下方には、夫々計量ホッパ26、
26、・・・・が設けられ、これらが空のとき、供給ホ
ッパ25の供給ゲート27が開かれて、物品が供給され
る。これら計量ホッパ26には、夫々重量検出器28が
設けられ、計量ホッパ26に供給された物品の重量値を
検出する。そして、これら計量ホッパ26内の物品の重
量値に対して組合せ演算が行われ(この演算は演算部等
で行われるが、詳細な説明を省略する。)、どの計量ホ
ッパ26から物品が排出されるか選択され、例えば或る
計量ホッパ26が選択されると、その計量ホッパ26の
外側及び内側ゲート2a、2bが開かれて、物品が計量
ホッパ26の下方の逆円錐台状の集合シュート29を経
て、下方の集合ホッパ30に投入される。
【0018】次に、この実施例の組合せ秤のホッパのゲ
ート開閉装置を説明する。図1及び図2に示すこの実施
例のゲート開閉装置と図5及び図6に示す従来のゲート
開閉装置と相違するところは、従来のゲート開閉装置で
は、図6に示すように、第1及び第2ゲート2a、2b
を開放した状態で、各ゲート2a、2bの傾斜角度をど
ちらも水平軸6に対して85°の角度をなすようにした
のに対して、この実施例のゲート開閉装置では、図1に
示すように、外側及び内側ゲート2a、2bを開放した
状態で、外側ゲート2aの水平軸6に対する傾斜角度を
内側ゲート2bの傾斜角度よりも小さくなるようにした
ところであり、この実施例では開位置での外側ゲート2
aの傾斜角度が65°であり、内側ゲート2bの傾斜角
度が85°である。なお、従来例の第1ゲート2aは実
施例の外側ゲート2aと対応し、従来例の第2ゲート2
bは実施例の内側ゲート2bと対応しているので、夫々
を同一の図面符号で示す。
【0019】このように、この実施例は、開位置での外
側ゲート2aの傾斜角度が内側ゲート2bの傾斜角度よ
りも20°小さくなるようにするために、以下に記載す
る構成としてある。まず、図2に示すトグルアーム7a
の枢軸9から枢軸3dまでの寸法を、図5に示す従来例
では100.8mmであるのに対して62mmとしてあ
り、このトグルアーム7aの寸法を短くした分だけトグ
ルリンク11aの寸法(枢軸3cから3dまでの寸法)
を従来よりも38.8mm長くして147.6mmとし
てある。このように構成したことにより、トグルアーム
7aがエアーシリンダ13により駆動されて、枢軸9を
中心にして反時計方向に40°回転すると、外側ゲート
2aが枢軸3aを中心にして時計方向に20°回転し
て、図2に示す傾斜角度45°の閉位置から図1に示す
傾斜角度65°の開位置に移動する。
【0020】そして、図2に示す内側ゲート2bの枢軸
3bから枢軸4bまでの寸法を、図5に示す従来例では
43mmであるのに対して23mmとすると共に、リン
ク5aの寸法(枢軸4aから4bまでの寸法)を従来よ
りも8.8mm長くして156mmとしてある。このよ
うに構成したことにより、外側ゲート2aが枢軸3aを
中心にして時計方向(開方向)に20°回転すると、内
側ゲート2bが枢軸3bを中心にして反時計方向(開方
向)に40°回転して、図2に示す傾斜角度45°の閉
位置から図1に示す傾斜角度85°の開位置に移動す
る。つまり、図1に示すように、エアーシリンダ13が
伸長状態となってトグルアーム7aを駆動すると、外側
ゲート2aを傾斜角度65°の開位置で停止させること
ができると共に、内側ゲート2bを従来と同様に、傾斜
角度85°の開位置まで開放することができる。なお、
上記以外の構成は、図5に示す従来のゲート開閉装置と
同等であり、同等部分を同一の図面符号で示し、それら
の詳細な説明を省略する。
【0021】ただし、ゲート等に付着し易い物品を計量
する場合は、外側ゲート2aが開方向に回動するときに
物品に働く遠心力と、外側ゲート2aが65°の傾斜角
度で停止したときに物品に働く重力に基づく力と、外側
ゲート2aが開位置で停止するときの衝撃力とにより、
計量ホッパ26内の物品を外側ゲート2a上を滑落させ
て排出することができるものを被計量物品として選択す
る必要がある。そして、物品の付着力に応じて外側ゲー
ト2aの開位置における傾斜角度を65°以外の角度と
なるようにして、物品を計量ホッパ26から確実に排出
させるようにすることも必要である。外側ゲート2aの
傾斜角度を変更する場合は、例えば図1に示す各リンク
11、5等の寸法を変更すればよい。
【0022】そして、外側ゲート2aの開位置での傾斜
角度を90°以下の所望の角度とすることができるが、
55°から70°までの範囲内の所定の傾斜角度となる
構成とすることが好ましい。即ち、外側ゲート2aの開
位置での傾斜角度を55°以上とすることにより、外側
及び内側ゲート2a、2bが開いたときに、計量ホッパ
26内の物品を比較的速やかに排出することができる。
そして、外側ゲート2aの開位置での傾斜角度を70°
以下とすることにより、内側ゲート2bの開位置での傾
斜角度(85°)に対する角度差を15°以上持つこと
ができる。この15°以上の角度差により、後述する集
合シュート29の上側開口の半径を減少させ、これによ
り、集合シュート29の高さを有益な程度低くすること
ができる。
【0023】次に、上記のように、外側ゲート2aの開
位置における傾斜角度を従来の85°から65°に変更
したことにより、集合シュート29の高さを従来よりも
低くすることができることについて図3を参照して説明
する。
【0024】図3に示すように、外側ゲート2aの開位
置における傾斜角度を従来の85°から65°に変更す
ると、開位置における外側ゲート2aの先端部を集合シ
ュートの中心側に約50mm寄せることができる。即
ち、図1及び図6は実物を約1/2に縮小した図であ
り、図1に示す外側ゲート2aの先端部の位置と図6に
示す第1ゲート2aの先端部の位置とのずれは約25m
mである。従って、集合ホッパ29の傾斜角度を従来の
集合ホッパ15と同一の65°(=θ1 )にすると共
に、集合ホッパの下側開口の直径を集合ホッパ15と同
一の240mm(=D1 )とした場合、集合シュート2
9の高さを1330mm(=H2 )となり、従来の集合
シュート15よりも110mm低くすることができる。
【0025】これによって、図4に示す組合せ秤の全高
も低くなり、この組合せ秤を設置する建屋の天井も低い
高さで済むようになる。そして、組合せ秤に設けられて
いる架台及び梯子等の高さも低くて済み、その分だけ製
作コストの低減を図ることができる。
【0026】ただし、上記実施例では、集合シュート2
9の傾斜角度を65°にした例を示したが、傾斜角度が
65°である場合に限らず、これ以外の傾斜角度の集合
シュートに適用して、該集合シュートの高さを低くする
ことができる。
【0027】そして、このゲート開閉装置は、開位置で
の外側ゲート2aの傾斜角度を内側ゲート2bの傾斜角
度よりも小さくすることにより、集合ホッパ29の上側
開口の半径を従来よりも小さくすることを可能にした
が、集合ホッパの上側開口の半径を小さくするための方
法にはこれ以外に、例えばホッパ本体1の下側開口を1
枚の内側ゲートが開閉し、ホッパ本体1の下側開口の外
側縁が、図1に示す外側ゲート2aの下端縁が仕切る位
置に形成されている構成を考えることができる。しか
し、ホッパ本体1の下側開口の外側縁を形成する内壁面
は、ホッパ本体1と同様に固定されているものであり、
従って、この内壁面に被計量物品が付着すると、強制的
に除去することができず、計量精度を低下させるという
問題がある。これに対して上記実施例では、外側ゲート
2aの内壁面に付着した物品は、外側ゲート2aの開閉
による衝撃及び遠心力によって強制的に振り落とすこと
ができ、計量精度の低下を防止することができる。
【0028】
【考案の効果】本考案の組合せ秤のホッパのゲート開閉
装置は、外側及び内側ゲートが開位置にあるとき、水平
軸に対する外側ゲートの傾斜角度が水平軸に対する内側
ゲートの傾斜角度よりも小さくなるようにした構成であ
る。これにより、従来の第1ゲートが第2ゲートと同じ
傾斜角度まで開く構成のものと比較して、集合シュート
の傾斜角度及び下側開口の直径を同一とした場合、集合
シュートの高さを従来よりも低くすることができ、その
結果、組合せ秤の全高を従来よりも低くすることができ
る。そして、組合せ秤の全高を低くすることができるこ
とにより、組合せ秤が設置される建屋の天井の高さもそ
れに応じた高さで済み、これにより、組合せ秤を既存の
建屋内に設置する際に、建屋の天井を高くする為の改築
の必要性を減ずることができるという効果がある。
【0029】そして、組合せ秤の全高を従来よりも低く
することができることにより、被計量物品を組合せ秤の
上部に搬送する搬送装置の高さを低くすることができ、
これによって搬送装置の費用の低減を図ることができる
という効果がある。
【0030】また、組合せ秤の全高を従来よりも低くで
きると、組合せ秤を支持するための架台の柱や梯子の高
さも低くすることができ、その分の費用を削減すること
ができるし、架台等の高さが低くなる程、その上で行う
作業の危険性も少なくなるという効果がある。
【0031】更に、外側ゲートの開位置での傾斜角度が
55°から70°までの範囲内の所定の傾斜角度となる
構成とすることにより、外側ゲートに付着し易い物品を
ホッパ内から確実に排出させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る組合せ秤のホッパの
ゲート開閉装置により外側及び内側ゲートを開位置に駆
動した状態を示す正面図である。
【図2】同実施例の同ゲート開閉装置により外側及び内
側ゲートを閉位置に駆動した状態を示す正面図である。
【図3】同実施例の同ゲート開閉装置を適用したときの
集合シュート及び従来例の集合シュートを示す縦断面図
である。
【図4】同実施例の同ゲート開閉装置を適用した計量ホ
ッパを備える組合せ秤の正面図である。
【図5】従来の組合せ秤のホッパのゲート開閉装置によ
り第1及び第2ゲートを閉位置に駆動した状態を示す正
面図である。
【図6】同従来の同ゲート開閉装置により第1及び第2
ゲートを開位置に駆動した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
2a 外側ゲート 2b 内側ゲート 26 計量ホッパ 29 集合シュート

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秤本体に複数台設けられ下側開口部を内
    側に開く内側ゲート及び外側に開く外側ゲートを有する
    ホッパと、上記内側及び外側ゲートが開いて排出される
    物品を受け入れて下部に設けた排出口から物品を排出す
    る集合シュートと、を有する組合せ秤において、 上記内側及び外側ゲートが開位置にあるとき、水平軸に
    対する上記外側ゲートの傾斜角度が上記水平軸に対する
    上記内側ゲートの傾斜角度よりも小さくなるように上記
    外側ゲートと上記内側ゲートとをリンク結合した構成と
    したことを特徴とする組合せ秤のホッパのゲート開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 秤本体に複数台設けられ下側開口部を内
    側に開く内側ゲート及び外側に開く外側ゲートを有する
    ホッパと、上記内側及び外側ゲートが開いて排出される
    物品を受け入れて下部に設けた排出口から物品を排出す
    る集合シュートと、を有する組合せ秤において、 上記外側及び内側ゲートが開位置にあるとき、水平軸に
    対する上記外側ゲートの傾斜角度が上記水平軸に対する
    上記内側ゲートの傾斜角度よりも小さくなるように上記
    外側ゲートと上記内側ゲートとをリンク結合し、上記外
    側ゲートの開位置での上記傾斜角度が55°から70°
    までの範囲内の所定の傾斜角度となる構成としたことを
    特徴とする組合せ秤のホッパのゲート開閉装置。
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