JP2592744B2 - 素子特性測定装置 - Google Patents

素子特性測定装置

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JP2592744B2
JP2592744B2 JP4078653A JP7865392A JP2592744B2 JP 2592744 B2 JP2592744 B2 JP 2592744B2 JP 4078653 A JP4078653 A JP 4078653A JP 7865392 A JP7865392 A JP 7865392A JP 2592744 B2 JP2592744 B2 JP 2592744B2
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千代子 柴田
義則 佐田
真千子 坂本
修 細井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素子測定装置のカーソ
ル表示方法に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】半導体素
子等の直流及び交流特性等を測定する素子特性測定装置
において測定の便宜を図る為にカーソルやマーカを表示
波形上に表示することが一般に行われている。これらの
カーソルやマーカは、水平線、垂直線、任意の傾斜の直
線又は輝度変調された輝点等として表示される。また、
これらのカーソル及びマーカによって指示される点の値
が測定値として表示装置のスクリーン上にデジタル表示
されるのが普通である。
【0003】このような素子特性測定装置では、被測定
素子のバイアス信号の値を種々に変化させ、各バイアス
値に対応した複数の特性曲線を表示することが多い。従
来の装置では、カーソル又はマーカの移動は制御ノブを
回転させ、表示波形上を連続的に移動表示させていたの
で、現在のカーソルの表示位置から遠く離れた位置にカ
ーソルを移動させたい場合には、時間と手間がかかると
いう問題があった。特に、複数の特性曲線が表示された
場合には、カーソル又はマーカを異なる曲線間で迅速に
移動表示させることが困難であった。
【0004】したがって、本発明の目的は、表示スクリ
ーン上で所望の位置にカーソルを迅速かつ正確に移動表
示可能な素子特性測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、被測定素子に複
数の異なる電圧値又は電流値の階段状バイアス信号を供
給すると共に上記被測定素子に電圧又は電流の試験信号
を供給し、上記被測定素子の電圧対電流特性を測定し、
上記階段状バイアス信号に夫々対応した複数の電圧対電
流特性曲線をスクリーン上に表示し、上記特性曲線上の
少なくとも1点を指示するカーソルを表示する素子特性
測定装置において、上記複数の特性曲線上の同一の電圧
値又は同一の電流値に対応する複数の点の間で上記カー
ソルを離散的に移動表示することを特徴とするものであ
り、カーソルを迅速かつ容易に所望の位置に移動表示さ
せることが可能になる。
【0006】
【0007】
【0008】
【実施例】図5は、本発明の素子特性測定装置の基本構
成を示すブロック図である。CPU100はバス102
を介して、ROM(リード・オンリ・メモリ)104内
のプログラム・データ又は入力装置106の操作による
入力データを受け取り、これらのデータに従いバス10
2を介して他の構成ブロックを制御する。入力装置10
4は、押しボタン及び制御ノブ等を有する操作パネル、
表示画面及び項目選択用押しボタン等を組み合わせた入
力装置、又は表示画面を利用したタッチスクリーンその
他の周知の入力装置で良い。測定回路108は、CPU
(中央処理装置)100により制御されて可変電圧源、
可変電流源、電圧測定回路及び電流測定回路として機能
すると共に測定点の接地又は開放を制御する測定ユニッ
トを少なくとも3個含んでいる。CPU100に制御さ
れて、測定回路108は、第1セットの出力端子からD
UT(被測定素子)110に試験信号を供給する。図3
では、DUT110はバイポーラ・トランジスタであ
り、例えば、このトランジスタのコレクタ・エミッタ間
電圧VCE−コレクタ電流IC特性を測定するためには、
コレクタに定電圧、ベースに階段波状バイアス電流を供
給し、エミッタを接地する。これにより、バイアス電流
の各ステップ毎にVCE及びICに夫々相当するX及びY
アナログ信号が測定回路108の第2セットの出力端子
から出力される。
【0009】ADC(アナログ・デジタル変換器)11
2は、CPU100により制御されるクロック発生器1
14からのサンプリング・クロックfsのタイミング
で、X及びYアナログ信号をX及びYデジタル・データ
に夫々変換する。ADC112からのX及びYデジタル
・データは、CPU100によりアドレス制御されてメ
モリ116に記憶される。表示制御回路118は、陰極
線管の如き表示装置120上に、メモリ116から読み
出されたX及びYデジタル・データを夫々水平軸用及び
垂直軸用データとして、バイポーラ・トランジスタであ
るDUT110のコレクタ・エミッタ間電圧VCE−コレ
クタ電流IC特性を表示する。この様な素子特性測定装
置では、この特性測定の他に、DUT110の各端子に
接続された測定ユニットの機能を制御することにより、
ICBO−VCBO特性、β−IC特性、IC−VBE特性その他
の多様な特性を測定して表示できる。
【0010】図1は、本発明のカーソル・スキップ・モ
ードの時の表示装置120のスクリーン上の表示例であ
る。図2においてトランジスタのエミッタ・コレクタ間
電圧VCE(水平軸)対コレクタ電流IC(垂直軸)の特
性曲線1〜5がスクリーン上に表示されている。このカ
ーソル・スキップ・モードでは、同一電圧値の複数の異
なる特性曲線上の点の間でカーソル点を移動させる同一
電圧値モードと、同一電流値の複数の異なる特性曲線上
の点間でカーソル点を移動させる同一電流値モードがあ
る。
【0011】同一電圧値モードにおいて、特性曲線3上
に点8に輝度変調された輝点のカーソルが表示されてい
る場合、入力装置106のカーソル制御ノブ(図示せ
ず)を微小角(3〜5゜程度)だけ右又は左に回転する
ことにより特性曲線4又は2の同一電圧値の点10又は
12にカーソルをスキップさせることが出来る。このカ
ーソル制御ノブは、周知のロータリー・エンコーダであ
って、オペレータは、回転方向で正又は負の極性情報を
入力し、回転角度で変化量情報を入力出来る。また、カ
ーソル制御の為に制御レバーその他の制御装置を用いて
も良いことは勿論である。これらの情報は割り込み情報
としてCPU100に供給される。オペレータは、更に
別の特性曲線にカーソルを移動させたい場合には、僅か
に回転角度を増加させるだけで容易に特性曲線1又は5
の同一電圧値の点にカーソルをスキップさせることが出
来る。また、同一電流値モードにおいて、例えば特性曲
線5上の点14にカーソルが表示されている場合には、
カーソル制御ノブの回転により特性曲線4の同一電流値
の点16にカーソルをスキップさせることが出来る。同
一電流値に更に別の特性曲線が存在すればカーソル制御
ノブの調整で容易にカーソルを所望の特性曲線状にスキ
ップ出来ることは言うまでもない。なお、図1に示した
矢線は説明の便宜上のものであり、スクリーン上に実際
に表示されるものでない。このように、異なる特性曲線
上の同一電圧値又は同一電流値の点の間でカーソルを離
散的に移動表示させることにより極めて迅速にカーソル
の移動が行えるので測定効率が格段に向上する。
【0012】図2は、図1の本発明のカーソルのスキッ
プ・モードにおけるCPU100の動作を示す流れ図で
ある。ステップ20にて制御ノブが回転された際の割り
込み情報として回転角(変化量)及び回転方向(極性)
を読み取る。ステップ22で読み取った情報に応じて特
性極性選択フラグの値を変更する。ステップ24で同一
電圧値モードか否かを判断し、イエスであればステップ
26で新たに選択された特性曲線上の同一電圧値の点に
カーソルを移動表示する。ステップ24でノーであれば
同一電流モードになっていることを意味するので、ステ
ップ28で新たに選択された特性曲線の同一電流値の点
にカーソルを移動表示する。最後にステップ29におい
て新しいカーソル点の測定値を表示スクリーン上にデジ
タル表示する。
【0013】図3は、本発明のタッチスクリーンを利用
したカーソル表示方法の表示例を示す図である。この素
子特性測定装置では入力装置106としてタッチスクリ
ーンを表示装置のスクリーン前面に設けている。このタ
ッチスクリーンは、オペレータが指やスタイラス等でス
クリーン表面に直接タッチするとそのタッチ位置を検出
して機器内部のCPU100にそのタッチ座標情報を供
給するものであり、当業者には周知の入力装置である。
例えば、本願出願人であるソニー・テクトロニクス社が
販売している11402型デジタル・オシロスコープで
は複数の発光ダイオードとそれらに対応する複数の受光
素子をスクリーン周囲に配列した光学式のタッチスクリ
ーンを設けている。また、同社が販売しているVM70
0型ビデオ信号アナライザでは、物体のタッチに起因す
る付加静電容量の変化を検出してそのタッチ座標を計算
する静電容量検出方式のタッチスクリーンを用いてい
る。本発明を実現する際にはこれら従来の何れのタッチ
スクリーンを用いても良い。
【0014】図3において、特性曲線3上の点30にカ
ーソルが表示されている時に、オペレータが特性曲線5
にカーソルを移動させる為に「x」印の点32にタッチ
すると、このタッチ位置32の近傍の特性曲線5上の点
34にカーソルが瞬時に移動表示される。ここでも矢線
はカーソルの瞬間的移動を便宜的に示すもので実際に表
示されるものではない。このようにカーソルをタッチス
クリーンの入力座標の近傍の特性曲線上に移動表示する
ことにより表示スクリーンのどこにでも直接タッチする
だけで瞬時にカーソルを移動させることが可能となり測
定効率を飛躍的に向上することが出来る。
【0015】図4は、タッチスクリーンを用いた本発明
のカーソル表示方法の手順の実施例を示す流れ図であ
る。先ず、ステップ40で新しいタッチ座標を検出した
か否かを判断し、ノーであれば処理を終了し、イエスで
あればステップ42で補間モードか否かを判断する。補
間モードであれば、測定データ点間が直線補間により直
線で補間され、各特性曲線は補間線分の集合として表示
される。ステップ44でタッチ座標を含む特定のタッチ
区域を求め、この特定のタッチ区域内に表示されている
データ点の間の補間線分へのタッチ座標からの垂線計算
する。ここで、タッチ区域とは表示スクリーン全体にマ
トリクス状に割り当てられた複数の区域で、この実施例
の場合10×10に区分した100個のタッチ区域をス
クリーンの特性曲線表示領域に割り当てており、図3の
水平軸及び垂直軸の1目盛り内の矩形が1タッチ区域を
表している。ステップ46でタッチ座標から各補間線分
への垂線がその補間線分の内分点で交差するものを抽出
する。次のステップ48で、タッチ座標から各補間線分
への垂線の足の長さを計算し、最短となる補間線分上に
カーソルを表示する。カーソルの表示位置は、その補間
線分の中点でも良いし、タッチ位置からの垂線との交点
としても良い。ステップ42補間モードでないと判断さ
れると、各測定データに対応するデータ点のみが離散的
にスクリーン上に表示されている。この場合ステップ5
0において、各データ点(Xi,Yi)についてタッチ座
標(Xt,Yt)を用いてL=|Xt−Xi|+|Yt−Yi
|を夫々計算する。なお、本実施例の場合データ点の数
は最大4000ポイント(i=1〜4000)である。
その後ステップ52に進み、このLの最小値を与えるデ
ータ点にカーソルを表示する。
【0016】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。
【0017】本発明の素子特性測定装置によれば、複数
の特性曲線の同一の電圧値又は同一の電流値の点の間で
カーソルを離散的に移動できるので、極めて迅速かつ正
確なカーソル移動が可能となり、測定効率を格段に向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示例の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の手順を示す流れ図である。
【図3】本発明の表示例の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の手順を示す流れ図であ
る。
【図5】本発明のを適用するのに好適な素子特性測定装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 CPU 106 入力装置 108 測定回路 110 DUT(被測定素子) 120 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細井 修 東京都品川区北品川5丁目9番31号 ソ ニー・テクトロニクス株式会社内 審査官 樋口 信宏 (56)参考文献 実開 平1−61739(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定素子に複数の異なる電圧値又は電流
    値の階段状バイアス信号を供給すると共に上記被測定素
    子に電圧又は電流の試験信号を供給し、上記被測定素子
    の電圧対電流特性を測定し、上記階段状バイアス信号に
    夫々対応した複数の電圧対電流特性曲線をスクリーン上
    に表示し、上記特性曲線上の少なくとも1点を指示する
    カーソルを表示する素子特性測定装置において、 上記複数の特性曲線上の同一の電圧値又は同一の電流値
    に対応する複数の点の間で上記カーソルを離散的に移動
    表示することを特徴とする素子特性測定装置。
JP4078653A 1992-02-28 1992-02-28 素子特性測定装置 Expired - Lifetime JP2592744B2 (ja)

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