JP2592533Y2 - ハンガーフック - Google Patents

ハンガーフック

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JP2592533Y2
JP2592533Y2 JP1993041849U JP4184993U JP2592533Y2 JP 2592533 Y2 JP2592533 Y2 JP 2592533Y2 JP 1993041849 U JP1993041849 U JP 1993041849U JP 4184993 U JP4184993 U JP 4184993U JP 2592533 Y2 JP2592533 Y2 JP 2592533Y2
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hook
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wall
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健太郎 大山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンガーフックの形状
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汎用されているハンガーは図7に
示されるように、ハンガーの本体5とハンガーフック1
とで構成されている。前記ハンガーフック1は、ハンガ
ーの本体5の中央の上方に設けられたフックホール6に
係合され、本体5を吊り下げるためのものである。
【0003】前記ハンガーフック1は、合成樹脂により
成形されており、フック部12と取付部13とを有して
いる。前記取付部13は、回転軸2、挿入軸3、ストッ
パー4とにより構成されている。
【0004】前記フック部12の先端部には、フック部
12より小径の回転軸2が連設されている。前記回転軸
2の先端部には、回転軸2より小径の挿入軸3が連設さ
れている。前記挿入軸3の先端部には、挿入軸3より大
径の基端部を有する、半球状のストッパー4が設けられ
ている。
【0005】一方、前記本体5に設けられた前記フック
ホール6は図7、図8に示されるように、本体5に垂直
下側に貫通された穴である。前記フックホール6の下部
にはフックホール6に連設し、テーパー状で中央が開口
している縮径部7が設けられている。前記縮径部7の先
端は、前記ストッパー4の基端部より小径であり、その
先端開口縁からフックホール6へ向けて4本のスリット
9が、等間隔に設けられている。これにより、前記縮径
部7には4本の弾性体8が形成されている。
【0006】前記ハンガーフック1は、本体5のフック
ホール6へ挿入され係合される。このとき、前記ストッ
パー4の径は、前記縮径部7の先端の径よりも大きい
が、スリット9が設けられているため前記弾性体8が外
側に開き、ストッパー4は縮径部7を貫通できる。そし
て、ストッパー4が通過した後、弾性体8は元の状態に
戻りストッパー4の抜け止めとして作用し、これによ
り、ハンガーフック1は、本体5に係合される。また、
ハンガーフック1は、回転軸2とフックホール6が固定
されていないので回転することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のハンガーフ
ックにおいては、前記ハンガーフック1は、回転するよ
うな構造になっているが、前記回転軸2の側面が、フッ
クホール6の内壁に面接するため、回転するときの摩擦
抵抗が大きいものとなる。このため、ハンガーフック1
は回転しにくいものとなり、ハンガーに衣服等をかけ使
用する際にハンガーの本体が回転しずらく、使いずらい
という不都合があった。
【0008】そこで、前記回転軸2とフックホール6と
の間に間隔を設けて回転の容易性を確保することも考え
られるが、このような機構では本体5とハンガーフック
1との間でガタツキが生じてしまう。
【0009】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、回転自在性を確保しつつ、ガタツ
キが防止できるハンガーフックを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案におけるハンガーフックにあっては、ハンガ
ーの本体に設けられたフックホールに回転軸挿通
、前記本体に回動自在に係合されるハンガーフックに
おいて、前記回転軸に、該回転軸の長さ方向に延在して
前記フックホールの内壁に線接触する接触部を、前記回
転軸の周面に間隔をおいて複数突設し、前記回転軸の周
面と前記フックホールの内壁との間に隙間を形成した。
【0011】
【作用】前記構成において、ハンガーフックの回転軸
周面に、ハンガーの本体に設けられたフックホールの内
に線接触する接触部を、間隔をおいて複数突設し、前
記回転軸の周面と前記フックホールの内壁との間に隙間
を形成したことにより、本体に取り付けられたハンガー
フックが回転するとき、前記接触部は、前記フックホー
の内壁に線接触し、前記回転軸の周面と前記フックホ
ールの内壁との間に隙間が確保されるので、回転軸の全
周面がフックホールの内壁面に面接する場合と比較し
て、摩擦抵抗が小さくなり回転しやすくなる。さらに、
前記回転軸と前記フックホールとの間に隙間が形成され
が、前記回転軸には、その長さ方向に延在する接触部
が複数突設されており、前記回転軸は、その長さ方向に
延在する各接触部が前記フックホールの内壁に接触する
ことにより支持される。これにより、前記回転軸の傾き
が防止され、ハンガーの本体に取り付けられたハンガー
フックにおける横方向へのガタツキが押えられる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。図5に示すようにハンガーフック1にあっては、
本体5の中央の上方に空けられたフックホール6に係合
され、本体5を吊り下げるためのものである。
【0013】前記ハンガーフック1は図1に示すよう
に、合成樹脂により作られていて、その取付部にはハン
ガーフック1のフック部12より、小径の回転軸2が連
設されている。該回転軸2の先端部には、さらに小径の
挿入軸3が連設されている。該挿入軸3の先端部には、
挿入軸3より大径の基端部を有した、略半球状のストッ
パー4が設けられている。前記トッパー4は図4に示す
ように、その基端部に、前記回転軸2に平行な摺接面1
1が成形されている。
【0014】また、前記回転軸2の周面には、図2及び
図3に示すように、断面円弧状に突出した接触部10が
等間隔をおいた4カ所に設けられている。前記接触部1
0は、縦長であって回転軸2の軸方向、すなわち長さ方
向に沿った基端部から先端部へ向けて伸びており、後述
するフックホール6に挿入された状態で、前記回転軸2
の周面と後述するフックホール6の内壁との間に隙間が
形成されるように構成されている(図5参照)。
【0015】一方、前記本体5に設けられたフックホー
ル6は図5、図6に示されるように、本体5に垂直下側
に向け開口された円形の縦孔6aと、該縦孔6aの下部
に連設されたテーパー状で中央が開口していて、弾性変
形自在の縮径部7とにより構成されている。前記縮径部
7は、その先端が、前記ストッパー4の基端部より小径
であり、先端の開口縁から縦孔6aへ向けて4本のスリ
ット9が、等間隔に設けられている。これにより、前記
縮径部7には4本の弾性体8が形成されている。
【0016】前記ハンガーフック1は、本体5のフック
ホール6へ挿入され係合される。このとき、前記ストッ
パー4の基端部は、前記縮径部7の先端の径よりも大き
いが、弾性変形自在の縮径部7にはスリット9が設けら
れていることから、前記弾性体8が外側に開き、ストッ
パー4は縮径部7を貫通できる。そして、ストッパー4
が通過した後、弾性体8は元の状態に戻りストッパー4
が抜けないように構成されている。これにより、ハンガ
ーフック1は、本体5に係合される。
【0017】以上の構成に係る本実施例において、ハン
ガーフック1の回転軸2に、ハンガーの本体5に設けら
れたフックホール6における縦孔6aの内壁に線接触す
るよう突出する接触部10を設けたことにより、前記
本体5に取り付けられたハンガーフック1が回転すると
き、前記接触部10が、前記縦孔6aの内壁に線接触
し、前記回転軸2の周面と前記縦孔6aの内壁との間に
隙間が確保されるので、摩擦抵抗が小さくなり回転自在
性が確保される。これにより、ハンガーに衣服等をかけ
使用する際に、ハンガーの本体5容易に回転するこ
とができ、非常に使いやすくなる。また、前記回転軸2
前記フックホール6の縦孔6aとの間に隙間形成さ
れるが、前記回転軸2には、その長さ方向に延在する前
記接触部10,・・・が複数突設されており、前記回転
軸2は、その長さ方向に延在する各接触部10,・・・
が前記縦孔6aの内壁に接触することにより支持され
る。これにより、前記回転軸2の傾きを防止することが
でき、ハンガーの本体5に取り付けられたハンガーフッ
ク1の横方向へのガタツキを、確実に防止することがで
きる。
【0018】また、ハンガーフック1がフックホール6
へ挿入されるとき、前記摺接面11が前記縦孔6aに接
面しハンガーフック1が垂直に挿入されるように導く。
これにより、ハンガーフック1が安定して挿入でき、製
造工程において、ハンガーフック1と本体5を係合させ
る作業が容易に行える。
【0019】なお、本実施例において、回転軸に設けら
れた接触部は、フックホールの内壁に線接触するものを
示したが、例えば、回転軸に複数の突出した半球状の接
触部を設けても、同様の作用効果を奏する。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
ハンガーフックの回転軸の周面に、ハンガーの本体に設
けられたフックホールの内壁に線接触する接触部を、間
隔をおいて複数突設し、前記回転軸の周面と前記フック
ホールの内壁との間に隙間を形成したので、前記回転軸
の全周面が前記フックホールの内壁面に面接する場合と
比較して、回転時における摩擦抵抗が小さくなり、ハン
ガーフックが回転しやすくなる。これにより、ハンガー
に衣服等をかけ使用する際に、ハンガーの本体を容易に
回転させることができ、使いやすいハンガーとなる。
らに、前記回転軸と前記フックホールとの間に隙間
成されるが、前記回転軸には、その長さ方向に延在する
接触部が複数突設されており、前記回転軸は、その長さ
方向に延在する各接触部が前記フックホールの内壁に接
触することにより支持される。これにより、前記回転軸
の傾きを防止することができ、ハンガーの本体に取り付
けられたハンガーフックの横方向へのガタツキを、確実
に防止することができる。
【0021】したがって、回転自在性を確保しつつ、ガ
タツキが防止できるハンガーフックを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すハンガーフックの正面
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB部分の拡大図である。
【図4】図3のC部分の拡大図である。
【図5】本考案の一実施例を示す、ハンガーフックが本
体へ挿入される状態を示す要部の断面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す、本体の要部の断面図
である。
【図7】従来のハンガーフックが本体へ挿入される状態
を示す要部の断面図である。
【図8】従来のハンガー本体を示すの要部の底面図であ
る。
【図9】図7のD部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 ハンガーフック 2 回転軸 3 挿入軸 4 ストッパー 5 本体 6 フックホール 6a 縦孔 7 縮径部 8 弾性体 9 スリット 10 接触部 11 摺接面 12 フック部 13 取付部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガーの本体に設けられたフックホー
    ルに回転軸挿通され、前記本体に回動自在に係合され
    るハンガーフックにおいて、 前記回転軸に、該回転軸の長さ方向に延在して前記フッ
    クホールの内壁に線接触する接触部を、前記回転軸の周
    面に間隔をおいて複数突設し、前記回転軸の周面と前記
    フックホールの内壁との間に隙間を形成したことを特徴
    とするハンガーフック。
JP1993041849U 1993-06-30 1993-06-30 ハンガーフック Expired - Fee Related JP2592533Y2 (ja)

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KR101007004B1 (ko) * 2008-09-10 2011-01-12 김인수 의류용 압축보관대의 공기배출밸브

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JPH075475U (ja) 1995-01-27

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