JPS6019890Y2 - 折戸用連結装置 - Google Patents

折戸用連結装置

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JPS6019890Y2
JPS6019890Y2 JP1977029755U JP2975577U JPS6019890Y2 JP S6019890 Y2 JPS6019890 Y2 JP S6019890Y2 JP 1977029755 U JP1977029755 U JP 1977029755U JP 2975577 U JP2975577 U JP 2975577U JP S6019890 Y2 JPS6019890 Y2 JP S6019890Y2
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JP
Japan
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wall
arcuate wall
shaft member
folding door
small
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977029755U
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English (en)
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JPS53126344U (ja
Inventor
一義 清水
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は折戸に好適な蝶番即ち回動機能を有する連結装
置に関する。
従来より例えば湿気の多い場所の折戸用として第1図に
概略的に示される如く戸開に連結装置Aを配置して戸同
志を回動可能に連結することは行われていた。
この種の従来装置としては第2図に示す如き構造のもの
が知られている。
この連結装置は、折戸の縦枠として使用出来る縦框1の
縁部に大体2700の円周角にわたって伸長せる円弧壁
2で囲まれた円形断面を有する嵌合溝3が形成される一
方、この嵌合溝3の内径より僅かに小さい外径の円筒状
の嵌入部4が軸部材5の両縁部に形成され、この嵌入部
4を嵌合溝3内に嵌合させることにより軸部材5が縦框
1同志を各々回動自在に連結するように構成されている
このような構造の連結装置では、滑らかな回動を得る為
に両者の嵌合を弛くすることば回動時に外れる原因とな
り、逆にこの外れを解消する為に嵌合をきつくすると回
動困難となったり摩擦音を発生する等の不具合を引起す
ことになる。
このように嵌合状態が回動機能に大きな影響を及ぼすこ
とから、例えば嵌入部4にスリット6を形成して逃げを
与えても嵌合溝3及び嵌入部4の形成には高い精度が要
求され、しかも製造に高度の技術が必要とならざるを得
ない欠点を有していたのである。
また、このような連結装置では回動軸の延在方向に沿っ
て縦框1と軸部材5との相対的なズレが生じ易く、この
ズレを防止して所定の組付状態に保持するために端部に
抜は出し防止用のキャップを取付ける必要がある。
しかしながら従来の連結装置でこの点に関して考慮した
構造を開したものはなく、このためにキャップの取付け
が困難となったり、取付けによっては回動操作で異音を
発したり回動を困難とさせてしまう等の不具合を生じ易
い欠点があった。
それ故に本考案の目的は前述の欠点を解消し、比較的低
い精度で従って高度の技述を必要とせずに製造出来る外
れ難く且つ異音発生の恐れのない連結装置を提供するこ
とである。
このために本考案は、軸部材の嵌入部に略同心的に配置
して大円弧壁と小円弧壁とを形威し、大円弧壁を縦框の
円弧壁内に回動可能に嵌合させる一方、小円弧壁は前述
のキャップのビス止めホール部として使用するように構
成したことを特徴とする。
すなわちこの構成によってキャップの取付けを容易とな
すとともに、ビス締めで小円弧壁が拡径される傾向を大
円弧壁に伝えず、これにより回動性を損うことのないよ
うにしたのである。
さらに好ましくは、縦框の円弧壁の先端付近の曲率を変
化させてこの部分を大円弧壁と小円弧壁との間隔空間に
差込むようになし、これにより所望の回動角度範囲内で
特に加工精度を上げることなく回動性の良い外れ難い連
結を遠戚できるように構成したのである。
図面を参照して本考案による一具体例である連結装置を
説明すれば、第3図に示される如く(第2図と同様な部
分は同一符号で示されている)、縦框1に形成される円
弧壁2は縦框端面1Aからほぼ側面IBに至る範囲の円
弧壁部分2Aが点P工を中心とする半径d、なる円弧を
内面として形威されており、又円弧壁の先端ICから側
面1Bに至る範囲の円弧壁部分2Bが点P1を中心とす
る半径d2(dl〉d2)なる円弧を内径として形威さ
れており、側面IBに沿って伸長する大体真直な壁部分
2Cが各壁部分2A及び2Bに滑らかな接合状態にて接
続するように形成されていて、大体90°の開口部7を
有する概略平偏な円形断面の嵌合溝3を形成している。
一方軸部材5の基板5Aの両端には基板5Aの平面に接
近して位置せる点P2を中心とした半径へなる円弧を外
径としたほぼ180°に伸長する大円弧壁4Aが形威さ
れており、この大円弧壁4Aは縦框1の嵌合溝3に挿入
される嵌入部4を構成しているのである。
又大円弧壁4Aの内部には点P2を中心とした半径へな
る円弧を外径とした円筒状の小円弧壁4Bが形威されて
いる。
この小円弧壁4Bは大体半径方向に伸長せる支持壁4C
で大円弧壁4Aのほぼ中央付近に連結されている以外は
、両円弧壁4A、4Bの間に間隔を置かれている。
小円弧壁4Bは前述したキャップ(第1図で20)を取
付けるためのビス(第1図で15)止めホール部を形成
しており、ここではビス締めを容易とし且つ寸法上の逃
げを与えるためにスリット6が形威されている。
これらの縦框1及び軸部材5は第4図及び第5図に示さ
れる如く、軸部材5の円弧壁4Aが縦框1の壁部分2A
の内面に沿うように、又縦框1の壁部分2Bが軸部材5
の円弧壁4Aと4Bとの間に形威される溝8内に挿入さ
れて小円弧壁4Bの外面に沿うようにして互いに組合さ
れるのであり、また第1図に示す如く、キャップはビス
15を小円弧壁4Bの形威せる中空部にねじ込むことに
より取付けられるのである。
ここで、dlはd3より僅かに大きく且つ又d2は屯よ
り僅かに大きく選定されるのである。
このように組合された縦框1及び軸部材5は第4図及び
第5図に夫々30°回動状態及び60°回動状態で示す
如く回動されるのである。
このように構成された連結装置を使用せる折戸全体を示
す第1図を再び参照すれば、この折戸は浴室用に適せし
められており、2枚のガラス戸9の隣接せる各縦枠とし
て縦框1が取付けられている。
ガラス戸9の他端の縦枠の一方10が矢符Bにて示す如
く大体90°の角度範囲を回動自在に枢支されており、
又他方の縦枠11にはその上下もしくは片方にローラー
12が取付けられており、仮想線で示す如き折畳んだ状
態となる迄このローラー12がレール(図示せず)に沿
って縦枠11を案内するようになっている。
このような折畳み即ち折戸の開閉を行う為に一方のガラ
ス戸9には把手13が取付けられている。
この折戸の連結装置A自体は第2図〜第5図を参照して
概に説明した構造であるが、特に縦框1の端面1Aに形
成された凹溝(第3図参照)内に弧状のシール部材14
が夫々一端を嵌入させて片持支持されており、第1図の
実線で示す如く折戸で出入口を閉じた状態の時雨シール
部材14の先端同志が弾性的に密着するようになされて
いるのである。
このシール部材14は浴室の使用中に生じる蒸気が縦框
1の嵌合溝3及び軸部材5の嵌入部4間の摺動面間に侵
入して回動困難になったり異音を発生したりする不具合
を防止出来、浴室の開放時に折戸を折畳んでおけば仮想
線にて示される如くこの摺動部分を露出腰乾燥させるこ
とが出来る利点を得ることが出来るのであり、又シール
部材14は勿論のことなから縦框に一体形成されても良
い。
前述より明らかな如くこの連結装置は軸部材5の嵌入部
4を縦框1の嵌入溝3内にその長手方向から挿入するこ
とにより容易に組立られ得るのである。
また、軸部材5の軸線方向の抜は出しを防止するキャッ
プはビス15を小円弧壁4Bの形成せる中空部にねじ込
むことによって容易に取付けられるのである。
このように軸部材5に対してキャップを固定すれば、こ
のキャップによって端部を確実に閉塞でき、摺動面への
異物の侵入を防止できるので、操作性および衛生上の観
点からも好ましい。
また、キャップ取付けのためビス螺着が主たる摺動面を
なす大円弧壁4Aに全く影響を及ぼさないので、摺動性
を損うことがなく、シかも摺動作用によってキャップ取
付けが弛む等の不具合も生じないのである。
さらに、ビスホールのための小円弧壁4Bを形成したこ
とにより、その間隔(溝)内に縦框1の円弧壁の先端部
を挿入するようになすことで、外れをより効果的に防止
できるのである。
それ故に嵌合溝3及び嵌入部4の寸法関係は従来に比較
してルーズに出来ることが理解されよう。
本考案は特定の具体例について説明して来たが、特に図
示形状寸法に限定されることはなく本考案の精神及び範
囲から逸脱することなく多くの変更がなし得ることは理
解されることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の連結装置を使用せる折戸の全体的概略
斜視図、第2図は従来の連結装置の部分的な断面図、第
3図は本考案の連結装置の一具体例の部分的な断面図、
第4図及び第5図は第3図の連結装置の回動角度が夫々
大体30°及び60°の時の嵌合状態を示す部分的な断
面図。 1・・・・・・縦框、2・・・・・・縦框の円弧壁、2
A・・・・・・曲率の小なる円弧壁部分、2B・・・・
・・曲率の大なる円弧壁部分、3・・・・・・嵌合溝、
4・・・・・・軸部材の嵌入部、4A、4B・・・・・
・嵌入部の円弧壁、5・・・・・・軸部材、8・・・・
・・軸部材の嵌入部内部の溝、9・・・・・・ガラス戸
、10,11・・・・・・ガラス戸の縦枠、13・・・
・・・把持、14・・・・・・シール部材、15・・・
・・・ビス。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)連結すべき一対の縦框およびこれらの縦框を回動
    自在に連結する軸部材よりなり、前記縦框には対向側に
    それぞれ円弧壁が備えられて円形断面の嵌合溝が形成さ
    れており、前記軸部材には前記嵌合溝内に摺動回転可能
    に嵌合する大円弧壁と、該大円弧壁と略同心的に配置さ
    れたビスホール状の小円弧壁とが形成され、大円弧壁と
    小円弧壁との間に溝が形成され、更に上記小円弧壁にビ
    スを螺着して、キャップを固定したことを特徴とする折
    戸用連結装置。
  2. (2)前記縦框の円弧壁の先端部分が小曲率とされ、前
    記軸部材に形成された溝内に回動操作によって侵入する
    ようになされた実用新案登録請求の範囲第1項記載の折
    戸用連結装置。
JP1977029755U 1977-03-14 1977-03-14 折戸用連結装置 Expired JPS6019890Y2 (ja)

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JP1977029755U JPS6019890Y2 (ja) 1977-03-14 1977-03-14 折戸用連結装置

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JPS53126344U JPS53126344U (ja) 1978-10-06
JPS6019890Y2 true JPS6019890Y2 (ja) 1985-06-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058782U (ja) * 1983-09-30 1985-04-24 高橋金物株式会社 折戸用蝶番
JPH063969Y2 (ja) * 1987-08-19 1994-02-02 四国化成工業株式会社 扉体ユニット連結構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919791U (ja) * 1972-05-22 1974-02-19

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