JPH0136479Y2 - - Google Patents

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JPH0136479Y2
JPH0136479Y2 JP1983197890U JP19789083U JPH0136479Y2 JP H0136479 Y2 JPH0136479 Y2 JP H0136479Y2 JP 1983197890 U JP1983197890 U JP 1983197890U JP 19789083 U JP19789083 U JP 19789083U JP H0136479 Y2 JPH0136479 Y2 JP H0136479Y2
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JP
Japan
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toilet seat
insertion hole
case
elastic part
recess
Prior art date
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JP1983197890U
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JPS60103394U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は局部洗浄の機能を有する機能便座、詳
しくは内部に機能部を収納するケースの前面に、
便座の基部が嵌入する凹部を形成し、該凹部側壁
及び便座基部に亙つて水平な挿通孔を開穿し、こ
の挿通孔に2本のヒンジピンを夫々挿通させてケ
ースに便座を回転自在に軸支したものに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の機能便座は便座、便蓋及びケー
スに夫々開穿した挿通孔にヒンジピンを挿通し、
ケース内において上記ヒンジピンの先端部に形成
した溝部に止めリングを装着して、便座及び便蓋
をケースに回動自在に軸支した後、ケースを便器
に取付け固定していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし乍ら、このような従来の機能便座では、
便座及び便蓋を便器に取付けた状態で掃除を行う
ことを余ぎなくされ、非常に掃除がやり難く、し
かも隅々までの掃除は不可能であるという問題が
ある。
そこで、例えば特公昭50−32541号公報に開示
される如くヒンジピンの一端に挿入方向及び引き
抜方向へ傾斜面が夫々形成される二股状の弾性部
を突設し、該ピンの装着時に引き抜き側の傾斜面
を挿通孔内に嵌着されたカラーの端部に係止させ
ると共に、このピンを引き抜くことにより、便座
及び便蓋をケースから着脱可能にして掃除を容易
にすることが考えられる。
しかし、この場合には弾性部の外径と挿通孔の
内径との差が小さいため、係止力が弱くヒンジピ
ンの抜き差しを何回も行うと、弾性部が摩耗して
係止力が更に低下し便座の回動に伴つてヒンジピ
ンが抜け出る恐れがあり、これを防止するために
例えば弾性部の外径を大きくすると、ピン挿入時
の抵抗が大きくなつて挿入し難くなるばかりでな
く、ピンの装着状態で弾性部が挿通孔内に位置し
て弾性部が内方へ圧縮され続けるから、長期間に
亙つて使用すると弾性部の弾性力が低下して係止
力が弱くなるという問題がある。
本考案は係る従来事情に鑑み、弾性部の圧縮時
と非圧縮時との外径差を大きくしピン装着時に弾
性部を非圧縮状態にすることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、便座基部に一対の取付片部を各凹部側
壁と夫々対向させて突設し、これら両取付片部の
内側からヒンジピンを挿通孔内に挿入してその先
端に一体形成される弾性部を夫々ケースの内部空
間へ到達させると共に、該弾性部を凹部側壁に開
穿される挿通孔の内径より大径に形成して弾性部
の軸方向両端に傾斜面を夫々形成し、軸方向へ断
面十字状の切り込みを凹設したことを特徴とする
ものである。
〈作用〉 本考案は上記技術的手段によれば、ヒンジピン
の挿入時に弾性部の傾斜面が挿通孔の孔縁に突き
当つて内方へ圧縮されることにより、弾性部が十
字状の切り込み側へ均等に弾性変形して挿通孔の
内径より小径となり、挿通孔を挿通し終つてケー
スの内部空間に達すると、弾性部への圧縮力がな
くなり元の形状に復元して係止するものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は第1図に示すように便器Bの後部
上面に載置固定したケースAの前面に凹部A2
形成し、この凹部A2内に2本のヒンジピンa,
aで便座b及び便蓋cを軸支したものである。
便座bはその基部に一対の取付片部b1,b1を突
設し、これら両取付片部b1,b1に夫々上記2本の
ヒンジピンa,aを挿通する挿通孔b2,b2を一軸
状に開穿すると共に、夫々の挿通孔b2,b2の内側
周縁には上記挿通孔b2,b2より大径な覆い穴b3
b3を夫々凹設する。
便蓋cは上記便座bと同様に、夫々挿通孔c2
開穿した取付片部c1を一対突設し、本実施例では
これら両取付片部c1,c1が夫々便座bの取付片部
b1,b1の外方に位置している。
ヒンジピンaは弾性を有する材料、例えば合成
樹脂により形成され、その一端部に上記覆い穴b3
と嵌め合う頭部a3を形成してこの頭部a3を該覆い
穴b3に嵌合するようにヒンジピンaを前記ケース
Aの凹部A2内方から便座bの挿通孔b2に貫通す
ると共に中間部に形成した軸部a4を、便蓋cの挿
通孔c2及びケースAの側壁A3に開穿した挿通孔
A1に回転自在に挿通し、他端部には弾性部a1
形成する。
弾性部a1は上記便座b、便蓋c及びケースAに
一軸状に開穿した挿通孔b2,c2,A1の内径より
大径に形成され、その軸方向前後端部に夫々傾斜
面a5,a6を形成してヒンジピンaの抜き差しを容
易にすると共に、軸方向に断面十字状の切り込み
a2を形成する。
この切り込みa2は弾性部a1を周方向に圧縮した
時、上記挿通孔b2,c2,A1の内径より若干でも
小径にするもので、該切り込みa2の形状を断面十
字状にすることにより、周方向に均等に弾性を持
たせるようにしている。
また上記ヒンジピンaは必要に応じて第3図に
示すように内部に軸方向へ延びる穴a7を開穿し、
該穴a7内に金属製の補強管2を挿入することによ
り、ヒンジピンaの強度を向上させても良い。
一方、便座bの取付片部b1に凹設した覆い穴b3
の周縁にはドライバー等の工具3を挿入する案内
凹部1を凹設し、該案内凹部1にドライバー等の
工具3を挿入することにより、ヒンジピンaが抜
き易くなつている。
そして前記ケースA内には図示せぬが、使用者
の局部に向つて温水を吐水する温水洗浄装置及び
温風を送出する温風乾燥装置の機能部を収納配備
している。
尚、前示実施例においてはヒンジピンaの頭部
a3を便座bに凹設した覆い穴b3に収納したが、こ
れに限定されず、例えば第7図に示すように上記
覆い穴b3を凹設せずにヒンジピンaの頭部a3を外
方に露出させてヒンジピンaを抜き易くするも任
意であり、更に該頭部a3を第8図に示すようにテ
ーパー面a8を形成してドライバー等の工具3が係
合し易くする等、形状も限定されるものではな
い。
又前示実施例では便蓋の取付片部c1,c1を便座
の取付片部b1,b1の外方に位置させたが両者を逆
にすることも可能である。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
ヒンジピンの挿入時に弾性部の傾斜面が挿通
孔の孔縁に突き当つて内方へ圧縮されることに
より、弾性部が十字状の切り込み側へ均等に弾
性変形して挿通孔の内径より小径となり、挿通
孔を挿通し終つてケースの内部空間に達する
と、通性部への圧縮力がなくなり元の形状に復
元して係止するので、弾性部の圧縮時と非圧縮
時との外径差を大きくすることができ、しかも
ピン装着時に弾性部を非圧縮状態にすることが
できる。
従つて、弾性部の圧縮時と非圧縮時との外径
差が小さくピン装着時に弾性部が挿通孔内に位
置するものに比べ、ピンの挿入が容易であると
共に係止力が強く、しかもヒンジピンの抜き差
しを何回も行つたり長期間に亙つて使用しても
係止力が低下せず、便座の回動に伴つてヒンジ
ピンが抜き出る恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す機能便座の一
部切欠平面図で便器に配置した状態を示し、第2
図は第1図の−線に沿える拡大断面図、第3
図はヒンジピンの一部切欠正面図、第4図は同側
面図、第5図は便座及び便蓋を開いた状態を示す
斜視図、第6図は要部を拡大して示す斜視図、第
7図及び第8図は他の実施例を示す拡大断面図で
ある。 A……ケース、A1……挿通孔、A2……凹部、
A3……側壁、a……ヒンジピン、a1……弾性部、
a2……切り込み、a5,a6……傾斜面、b……便
座、b1……取付片部、b2……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に機能部を収納するケースの前面に、便座
    の基部が嵌入する凹部を形成し、該凹部側壁及び
    便座基部に亙つて水平な挿通孔を開穿し、この挿
    通孔に2本のヒンジピンを夫々挿通させてケース
    に便座を回転自在に軸支した機能便座において、
    前記便座基部に一対の取付片部を各凹部側壁と
    夫々対向させて突設し、これら両取付片部の内側
    からヒンジピンを挿通孔内に挿入してその先端に
    一体形成される弾性部を夫々ケースの内部空間へ
    到達させると共に、該弾性部を凹部側壁に開穿さ
    れる挿通孔の内径より大径に形成して弾性部の軸
    方向両端に傾斜面を夫々形成し、軸方向へ断面十
    字状の切り込みを凹設したことを特徴とする機能
    便座。
JP19789083U 1983-12-21 1983-12-21 機能便座 Granted JPS60103394U (ja)

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JP19789083U JPS60103394U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 機能便座

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JP19789083U JPS60103394U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 機能便座

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JPS60103394U JPS60103394U (ja) 1985-07-15
JPH0136479Y2 true JPH0136479Y2 (ja) 1989-11-06

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JP19789083U Granted JPS60103394U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 機能便座

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755996Y2 (ja) * 1988-12-12 1995-12-25 東陶機器株式会社 便器における着座検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032541A (ja) * 1973-07-26 1975-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602880Y2 (ja) * 1979-11-06 1985-01-26 東陶機器株式会社 機能便座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5032541A (ja) * 1973-07-26 1975-03-29

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