JP2592492Y2 - 荷物等自動受け渡しボックス - Google Patents

荷物等自動受け渡しボックス

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JP2592492Y2
JP2592492Y2 JP1993051386U JP5138693U JP2592492Y2 JP 2592492 Y2 JP2592492 Y2 JP 2592492Y2 JP 1993051386 U JP1993051386 U JP 1993051386U JP 5138693 U JP5138693 U JP 5138693U JP 2592492 Y2 JP2592492 Y2 JP 2592492Y2
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豊 大塚
正久 鯨岡
佐藤  寛
拓也 比佐
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、居住人が不在であって
も、宅配荷物等を自動的に受け渡し管理する荷物等自動
受け渡しボックスに関する。特に、図7に概略図を示し
ている荷物等を収納するロッカーボックスの棚板を可動
にしボックスの収納容量を変えることができる荷物等自
動受け渡しボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は、ロッカーボックスの棚板が可
動である荷物等自動受け渡しボックスについて、整理番
号Z93−503−CUを付して出願している。当該出
願は、図8、図9、図10、図11、図12、図13、
図14、図15、図16、図17に示すとおりである。
図7に示すように、箱状の本体1の内部に2枚の棚板2
4、34を設け、この棚板はそれぞれその右端(荷物等
自動受け渡しボックスの正面から見た場合における方向
である。以下、同じ。)にヒンジを介して、本体1の内
面の右側面に回動自在に取り付けてある。そして、それ
ぞれの棚板24、34を水平とした状態における上下の
位置に、それぞれ独立して開閉する扉20、30、40
を本体1の前面に設けている。それぞれの扉20、3
0、40の右端は、ヒンジ22、32、42を介して本
体1の前面右側に回動自在に取り付けられている。扉2
0、30、40は手動で扉を開けるものである。本体1
の前面左端近くには、3個の電気錠23、33、43が
設けてあり、扉20、30、40を閉じると、それぞれ
電気錠と係合し、あるいは、解除され、扉が独立に解
錠、施錠されるようになっている。本体1の内面左側面
にはロック装置26が水平に配置されており、棚板2
4、34を水平とした状態において、それぞれの棚板の
側面とロック装置が対面するようになっている。
【0003】図8はロック装置の斜視図であり、図9は
ロック装置の一部断面を含む平面図である。ロック装置
26の本体261の右側の側面にはその長手方向に伸び
た貫通孔264が設けてあり、この貫通孔264に案内
されてロック可動棒268のキー部263が移動する。
本体261の上面には荷物等自動受け渡しボックスに対
しねじ止め、固定するためのねじ穴267が設けてあ
る。本体261の後面にはばね強度調整ねじ266を螺
合するためのナットが取り付けてある。また、本体26
1の前面は開いており、本体261の内部に可動棒26
8を挿入し、可動棒268の後端とばね強度調整ねじ2
66の先端の間にばね265を配置している。ばね強度
調整ねじ266を正方向あるいは逆方向に回転して、押
し込むか、あるいは、引き出すことによって、ばね26
5を縮めたり、あるいは伸ばすことができ、ばね265
の反発力を調整することができる。可動棒268の突き
出た側の端部には、当接端部262が取り付けてある。
【0004】図10に示すように、荷物等自動受け渡し
ボックスの本体の内面左側面の取り付け部27の上面の
貫通孔を通して、ねじ穴267にねじ込んで、ロック装
置の本体261を固定する。次に、図示していないばね
をまずロック装置の本体261の内部に入れ、次に可動
棒268を前方から取り付け部27の前方開口を通し、
ロック装置の本体261の内部に押し込む。続いて、キ
ー部263を横から取り付け部27の側方開口を通して
差し込み、可動棒268のねじ穴269にキー部263
をねじ込んで組立てが完了する。取り付け部27の一部
は棚板を水平に保つための支持板271があり、これに
よって棚板を下から支えている。
【0005】図13に示すように棚板24の左側面の手
前側には係合穴241が設けてある。係合穴241は逆
L字形であり、入口部は下方へ開いており、垂直方向へ
伸びた後に水平方向に曲がり、行き止まる形態となって
いる。すなわち、垂直開放部分と水平部分とからなって
いる。
【0006】図11は、棚板24の上下の位置にある扉
(図示せず)がともに開いており、棚板24が水平状態
であり、ロック装置のキー部263が棚板24の係合穴
241の入口から入り、その角部に当接している状態を
示す斜視図であり、図16および図17はこの状態を表
わす正面図および正面断面図である。この状態において
は、ロック可動棒の当接端部26はいずれの扉にも当っ
ておらず、自由である。そのため、ばね265によって
付勢されてロック可動棒268はキー部263が貫通孔
264の前端に当る位置まで、前方へ突き出る。同時に
キー部263は棚板24の係合穴241に沿って移動し
角部に当接した状態となる。係合穴241の角部から下
方は切り欠きになって解放されているので、棚板24を
持ち上げてロッカー装置内側面に当接する状態に保持す
ることができる。
【0007】一方、図12は棚板24より下の位置にあ
る扉30がしまっており、棚板24が水平である状態を
示す斜視図であり、図14および図15はこの状態を表
わす右側面断面図および平面断面図である。扉30の内
面はロック可動棒の当接端部26に当たり、ばね265
を押し縮めながらロック可動棒を奥へ押し込む。それに
伴って、キー部263は貫通孔264に沿って移動し奥
端に当接した状態となる。同時に棚板24の係合穴24
1に沿って奥へ移動し係合状態となっている。そのた
め、棚板24を持ち上げようとしても動かない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の荷物等自動受け渡しボックスは、棚板の回動を支配す
る上下両方の扉が開いている時にだけ、垂直状態にある
棚板を水平状態に戻すことができるのである。つまり、
いずれか一方の扉がしまっている時には、ロック装置の
可動棒268の当接端部262が扉によって押し込まれ
ており、それに伴ってキー部263も奥にある。この状
態で棚板24を回動して水平にしようとしても、キー部
263が棚板24の係合穴241の入口に位置していな
いため、キー部263が棚板24の下方にひっかかるの
で、棚板は水平状態に戻すことができないのである。そ
の結果として、上のロッカーボックスの境をなす棚板を
水平に戻すことを忘れて、下の扉を閉じてしまった場合
には、上のロッカーボックスの底板となる棚板を水平に
戻すことができず、実際には空の状態である上のロッカ
ーボックスに荷物等を収納できず、荷物等自動受け渡し
ボックスの利用効率が低下するという問題があった。ま
た、上記の状態で、居住人が棚板を水平に戻すために
は、まず、下のロッカーボックスの扉も開けて、上下両
方の扉が開いている状態とした後に棚板を水平としなけ
ればならず、使いづらいという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は、請求項
1に記載の本考案に係る荷物等自動受け渡しボックスに
よって解決される。すなわち、本考案は、棚板の逆L字
形の係合穴の解放側にばね付き蝶番を介して可動板を取
り付けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】通常は、ばね力によって可動板は垂直位置にあ
り、逆L字形の係合穴の下方辺を構成する。可動板に対
し、ロック可動棒のキー部が下方から当接すると、しだ
いに、ばね力に抗して可動板が蝶番のまわりに回動し棚
板の上面に近づくように移動する。ついに、ロック可動
棒のキー部が可動板を越えて逆L字形の溝の水平部分に
はまる。同時に、可動板がばね力により通常の垂直位置
に戻る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付図面を
参照しながら、詳細に説明する。
【0012】図2は、実施例で用いたばね付き蝶番24
3と可動板242の斜視図である。また、図3は実施例
で用いたばね付き蝶番と可動板242の動作を示す側面
図である。可動板242はL字形であり、頂部にばね付
き蝶番243が取りつけられている。可動板242と取
り付け板244とは、ばね付き蝶番243によって結合
されている。また、可動板242の下方の横に伸びる部
分は、ばね付き蝶番243の内側へ向かって一様に湾曲
している。通常は、ばね付き蝶番243のばね力によっ
て、可動板242は垂直となっているが、可動板242
の下方の横に伸びる部分に図示していないロック可動棒
のキー部が当接し可動板を下方から押すと、可動板は、
ばね付き蝶番243のばね力に抗して、徐々に内側へ向
かって移動する。さらに移動すると、ロック可動棒のキ
ー部と接触しなくなるので、可動板242は、ばね付き
蝶板のばね力により、垂直姿勢に戻るのである。
【0013】図1は実施例の棚板24の主要部を示す斜
視図である。棚板の1つの側面には長方形の切り欠きが
形成されている。そして、図2、図3に示したばね付き
蝶番と可動板が切り欠きに一部重複してわずかに横にず
れて取り付け板243によって棚板24に固定・取り付
けられている。そして、棚板24の切り欠きと可動板2
42によって、逆L字形の溝241が形成されている。
この逆L字形の溝241は逆L字形の転倒した頂部が開
放となっており、水平部は一端が行き止まりとなり、他
方は角部となっている。また、水平部の下方、すなわ
ち、開放空間側は、可動板242の下方の横に伸びる部
分によって構成されている。また、図示していないが、
棚板の切り欠きがある側面に対向する側面は、ヒンジを
介して荷物等自動受け渡しボックスの内面の右側面に回
転自在に取り付けられている。
【0014】図4、図5、図6は実施例の棚板とロック
装置のキー部との動作を示す正面断面図である。これら
の図では、上下いずれかの扉が、ロック装置26の当接
端部262に当接し奥へ押し込んだ状態であるが、図を
見やすくするために、扉の図示は省略している。当接端
部262が奥へ押し込まれているのであるから、当然に
キー部263は奥に押し込まれた状態にある。
【0015】まず、棚板24を垂直姿勢から、図示して
いない棚板24の右側側面のヒンジのまわりに回動させ
ると図4に示す状態となる。すなわち、キー部263は
可動板242の下端に当接する。さらに、棚板24を下
方へ押し付けると、可動板242の下端は下方から上方
へ押圧され、ばね付き蝶番はばね力に抗して、可動板2
42は内側へ(図5では右側へ)移動する。さらに棚板
24を下方へ押し付けると、さらに可動板242は右側
へ移動し、ついには、キー部263の先端は可動板24
2の下方の横に伸びる部分を越えて、図6に示すように
キー部263は逆L字形の溝の水平部分にはまる。
【0016】
【考案の効果】本考案の荷物等自動受け渡しボックスに
おいては、ばね付き蝶番と可動板を有する棚板を備えて
いることを主な特徴とするものであるから、下の扉が閉
じた状態にあっても棚板を垂直姿勢から回動し、下方へ
押し下げるだけで簡単に棚板を水平姿勢に戻すことがで
き、簡単で手間のかからない操作で、ロッカーボックス
を効率よく利用できるという顕著な効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の棚板の主要部を示す斜視図である。
【図2】実施例で用いたばね付き蝶番と可動板の斜視図
である。
【図3】実施例で用いたばね付き蝶番と可動板の動作を
示す側面図である。
【図4】実施例の棚板とロック装置のキー部との動作を
示す正面断面図である。
【図5】実施例の棚板とロック装置のキー部との動作を
示す正面断面図である。
【図6】実施例の棚板とロック装置のキー部との動作を
示す正面断面図である。
【図7】荷物等自動受け渡しボックスの概略図である。
【図8】従来技術のロック装置の斜視図である。
【図9】従来技術のロック装置の一部断面を含む平面図
である。
【図10】従来技術のロック装置の取り付け説明図であ
る。
【図11】従来技術のロック装置と棚板の関係を示す斜
視図である。
【図12】従来技術のロック装置と棚板の関係を示す斜
視図である。
【図13】従来技術の棚板の係合穴の斜視図である。
【図14】従来技術のロック装置と棚板の関係を示す右
側面断面図である。
【図15】従来技術のロック装置と棚板の関係を示す平
面断面図である。
【図16】従来技術のロック装置と棚板の関係を示す正
面図である。
【図17】従来技術のロック装置と棚板の関係を示す正
面断面図である。
【符号の説明】
1 本体 20 扉 22 ヒンジ 23 電気錠 24 棚板 241 係合穴 242 可動板 243 ばね付き蝶番 244 取り付け板 26 ロック装置 261 本体 262 当接端部 263 キー部 264 貫通孔 265 ばね 266 ばね強度調整ねじ 267 ねじ穴 268 ロック可動棒 269 ねじ穴 27 取付け部 271 支持板 30 扉 32 ヒンジ 33 電気錠 34 棚板 40 扉 42 ヒンジ 43 電気錠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 比佐 拓也 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (72)考案者 後藤 浩 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 91/00 A47G 29/12 G07F 17/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物受け渡しボックスの内面に棚板の一
    辺を回転可能に軸支し、棚板の軸支した辺に対向する辺
    に切欠きを設け、切欠きの開放辺のうち片端には、ロッ
    ク可動棒のキー部の幅よりわずかに大きな空間を形成
    し、その他の開放辺を閉ざし、かつ、棚板にはばねを用
    いて取り付けた可動板を有し、通常は棚板を軸支した辺
    に対向する辺に可動板によって逆L字形の溝を形成し、
    可動板に対しロック可動棒のキー部が下方から当接する
    と、しだいにばね力に抗して可動板が棚板の上面に近づ
    くように移動させ、ついに、ロック可動棒のキー部が逆
    L字形の溝の水平部分にはまり、可動板がばね力によっ
    て通常の垂直位置に戻ることを特徴とする荷物等自動受
    け渡しボックス。
JP1993051386U 1993-08-27 1993-08-27 荷物等自動受け渡しボックス Expired - Fee Related JP2592492Y2 (ja)

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