JP2592457Y2 - システム起動装置に接続された接点式エンコーダを有する重量計 - Google Patents
システム起動装置に接続された接点式エンコーダを有する重量計Info
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- JP2592457Y2 JP2592457Y2 JP1993065240U JP6524093U JP2592457Y2 JP 2592457 Y2 JP2592457 Y2 JP 2592457Y2 JP 1993065240 U JP1993065240 U JP 1993065240U JP 6524093 U JP6524093 U JP 6524093U JP 2592457 Y2 JP2592457 Y2 JP 2592457Y2
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- Japan
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- weight
- encoder
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- microcomputer
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】重量計、特に入力された身長と測
定された体重とを基に測定者の肥満度を演算表示する体
重管理計で代表される、任意の数値を重量計に入力し、
記憶させ、計量値と記憶されている数値とを比較した
り、演算をすることで別な有意な情報を提供する重量計
の入力装置に関する。
定された体重とを基に測定者の肥満度を演算表示する体
重管理計で代表される、任意の数値を重量計に入力し、
記憶させ、計量値と記憶されている数値とを比較した
り、演算をすることで別な有意な情報を提供する重量計
の入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に本考案の代表的な利用分野である
体重管理計の従来の構成のブロック図を図4にそのフロ
ーチャートを示す。数値(身長)を設定するために、ま
ず数値(身長)設定スイッチを押す。数値(身長)設定
スイッチは、電源装置に接続され、システムの電源をオ
ンする。電源がオンするとマイコンが起動し、電源装置
を制御して電源オン状態を保つと同時に表示器に設定数
値の下限値を表示する。
体重管理計の従来の構成のブロック図を図4にそのフロ
ーチャートを示す。数値(身長)を設定するために、ま
ず数値(身長)設定スイッチを押す。数値(身長)設定
スイッチは、電源装置に接続され、システムの電源をオ
ンする。電源がオンするとマイコンが起動し、電源装置
を制御して電源オン状態を保つと同時に表示器に設定数
値の下限値を表示する。
【0003】数値(身長)設定スイッチを一旦オフし、
再度押すと表示値が1単位(1cm)増加する。何度か
数値(身長)設定スイッチを押し設定したい数値(身
長)に合わせる。
再度押すと表示値が1単位(1cm)増加する。何度か
数値(身長)設定スイッチを押し設定したい数値(身
長)に合わせる。
【0004】設定したい数値のときONスイッチを押
す。表示値=設定したい数値はメモリに記憶され、マイ
コンは電源装置を制御し、電源オフ状態にする。
す。表示値=設定したい数値はメモリに記憶され、マイ
コンは電源装置を制御し、電源オフ状態にする。
【0005】ONスイッチを押して測定を開始する。O
Nスイッチは電源装置に接続され、システムの電源をオ
ンする。電源がオンするとマイコンが起動し、電源装置
を制御して電源オン状態を保つと同時に表示器に「0.
0(kg)」を表示し測定可能となる。
Nスイッチは電源装置に接続され、システムの電源をオ
ンする。電源がオンするとマイコンが起動し、電源装置
を制御して電源オン状態を保つと同時に表示器に「0.
0(kg)」を表示し測定可能となる。
【0006】利用者が体重計に載り、測定値が安定した
らマイコンは、測定値を重量値に換算して表示器に表示
し、その重量値表示を保持すると同時に測定値(体重)
をメモリに記憶する。利用者が体重計から降りると測定
値はほぼ0となる。マイコンは測定値が0と成ったこと
(測定者が体重計から降りたこと)を確認すると、測定
された体重とメモリに設定された身長値とから標準体重
値を算出し、重量値と標準体重との差を表示する。
らマイコンは、測定値を重量値に換算して表示器に表示
し、その重量値表示を保持すると同時に測定値(体重)
をメモリに記憶する。利用者が体重計から降りると測定
値はほぼ0となる。マイコンは測定値が0と成ったこと
(測定者が体重計から降りたこと)を確認すると、測定
された体重とメモリに設定された身長値とから標準体重
値を算出し、重量値と標準体重との差を表示する。
【0007】標準体重との差を5秒間表示し続けた後、
マイコンは電源を制御し、電源OFF状態にし測定を終
了する。
マイコンは電源を制御し、電源OFF状態にし測定を終
了する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】以上述べた如く従来技
術では身長値を設定してメモリに保存する操作と、測定
時にメモリを呼び出す操作の2段階操作であるために、
操作が煩雑になり、解り難く、誤操作の原因とも成って
いた。また、数値を設定するためにはスイッチの操作回
数が多くなり、特に数値設定スイッチが一個の場合は数
値を一方向にしか変更できず、最初の値を設定範囲の限
界値に設定する必要があり常に余分なスイッチ操作を強
いられ、更に所望数値を通過した場合は最初からやり直
す必要もある。操作を簡単にする為に数値を増減可能に
するためには二個以上の数値設定スイッチを使用する必
要が生ずる。本考案の課題は、誤操作が無く、単一で一
連の操作で操作性が良く、少ないスイッチの操作で所望
数値を入力設定できる重量計を提供することにある。
術では身長値を設定してメモリに保存する操作と、測定
時にメモリを呼び出す操作の2段階操作であるために、
操作が煩雑になり、解り難く、誤操作の原因とも成って
いた。また、数値を設定するためにはスイッチの操作回
数が多くなり、特に数値設定スイッチが一個の場合は数
値を一方向にしか変更できず、最初の値を設定範囲の限
界値に設定する必要があり常に余分なスイッチ操作を強
いられ、更に所望数値を通過した場合は最初からやり直
す必要もある。操作を簡単にする為に数値を増減可能に
するためには二個以上の数値設定スイッチを使用する必
要が生ずる。本考案の課題は、誤操作が無く、単一で一
連の操作で操作性が良く、少ないスイッチの操作で所望
数値を入力設定できる重量計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】数値入力用装置に接点式
エンコーダーを使用し、接点式エンコーダの内部スイッ
チをシステム起動装置にも接続してシステムが停止状態
でエンコーダを操作すると、最初のパルスでシステムを
起動し、システムが動作しているときのパルスは入力数
値を変化させ、数値入力を可能にする。重量センサの出
力が変化したときの表示値をメモリに保存し、入力数値
として設定する。
エンコーダーを使用し、接点式エンコーダの内部スイッ
チをシステム起動装置にも接続してシステムが停止状態
でエンコーダを操作すると、最初のパルスでシステムを
起動し、システムが動作しているときのパルスは入力数
値を変化させ、数値入力を可能にする。重量センサの出
力が変化したときの表示値をメモリに保存し、入力数値
として設定する。
【0010】
【作用】接点式エンコーダは少ない操作(回転)で多く
のパルスを出力し、更に回転方向によりパルスの種類が
異なり回転方向で数値の増減が自由に出来、数値の入力
が極めて容易となる。この接点式エンコーダの最初のパ
ルス出力でシステムを起動し、荷重センサの出力の変化
を、入力数値設定の信号に使用することで、一つの入力
装置であるエンコーダの一連の操作でシステムが起動
し、入力数値がメモリー記憶設定され、測定が容易にで
きる。
のパルスを出力し、更に回転方向によりパルスの種類が
異なり回転方向で数値の増減が自由に出来、数値の入力
が極めて容易となる。この接点式エンコーダの最初のパ
ルス出力でシステムを起動し、荷重センサの出力の変化
を、入力数値設定の信号に使用することで、一つの入力
装置であるエンコーダの一連の操作でシステムが起動
し、入力数値がメモリー記憶設定され、測定が容易にで
きる。
【0011】
【実施例】以下本考案の実施例の詳細を図面に基づき説
明する。図2は本考案の実施例の構成のブロック図であ
る。システムの起動を電源回路で行う場合は、エンコー
ダの内部スイッチを電源回路にも接続する(図2a)。
エンコーダの最初のパルス出力で電源がONする。電源
がONするとマイコンが起動し、システムが起動する
(電源装置を制御して電源ON状態を保つ)。システム
の起動をマイコンのSTOP機能を利用する場合は、エ
ンコーダの内部スイッチをマイコンの割り込み端子にも
接続する(図2b)。マイコンがストップ状態で割り込
み端子に信号があると演算動作が再開され、A/D変換
器、荷重センサ、表示器等へ電源を供給しシステムを起
動する。
明する。図2は本考案の実施例の構成のブロック図であ
る。システムの起動を電源回路で行う場合は、エンコー
ダの内部スイッチを電源回路にも接続する(図2a)。
エンコーダの最初のパルス出力で電源がONする。電源
がONするとマイコンが起動し、システムが起動する
(電源装置を制御して電源ON状態を保つ)。システム
の起動をマイコンのSTOP機能を利用する場合は、エ
ンコーダの内部スイッチをマイコンの割り込み端子にも
接続する(図2b)。マイコンがストップ状態で割り込
み端子に信号があると演算動作が再開され、A/D変換
器、荷重センサ、表示器等へ電源を供給しシステムを起
動する。
【0012】図1は本考案の実施例のフローチャートで
ある。図1に従い実施例の動作を説明する。システムが
停止状態の時システムの起動回路に接続されたエンコー
ダの内部スイッチの一方がOFFからONに切り替わる
とシステムが起動し、表示器に身長値「165cm」を
表示する。
ある。図1に従い実施例の動作を説明する。システムが
停止状態の時システムの起動回路に接続されたエンコー
ダの内部スイッチの一方がOFFからONに切り替わる
とシステムが起動し、表示器に身長値「165cm」を
表示する。
【0013】エンコーダが右回転するとエンコーダスイ
ッチのON/OFF毎に身長表示が1cmづつ増加し、
左回転するとエンコーダスイッチのON/OFF毎に身
長表示は1cmづつ減少する。表示が設定したい数値に
なった時エンコーダの操作を中止して体重計に乗る。
ッチのON/OFF毎に身長表示が1cmづつ増加し、
左回転するとエンコーダスイッチのON/OFF毎に身
長表示は1cmづつ減少する。表示が設定したい数値に
なった時エンコーダの操作を中止して体重計に乗る。
【0014】計測値が所定数より多くなったときマイコ
ンは使用者が体重計に乗ったと判断し入力数値をメモリ
に保存する。測定値が安定するとマイコンは測定値を重
量値に換算して表示器に表示し、その重量表示値を保持
する。
ンは使用者が体重計に乗ったと判断し入力数値をメモリ
に保存する。測定値が安定するとマイコンは測定値を重
量値に換算して表示器に表示し、その重量表示値を保持
する。
【0015】利用者が体重計から降りると、荷重測定値
は零となり、マイコンは測定値が零となったことを確認
するとメモリに設定された身長値と保持した重量値とか
ら標準体重を計算し、重量値と標準体重との差を表示す
る。重量値と標準体重との差を5秒間表示し続けた後マ
イコンはシステムを停止する。
は零となり、マイコンは測定値が零となったことを確認
するとメモリに設定された身長値と保持した重量値とか
ら標準体重を計算し、重量値と標準体重との差を表示す
る。重量値と標準体重との差を5秒間表示し続けた後マ
イコンはシステムを停止する。
【0016】上記実施例では体重管理計で身長を入力す
る例を示したが、本考案は数値を入力する必要のあるは
かり全般に効果が大である。例えば定量秤の場合、従来
は電源スイッチを押した後、テンキー等で数値を入力し
ていたが、本考案では、接点式エンコーダを回すこと
で、はかりを起動すると同時に目標とする数値を入力設
定することが出来、その後、OFF操作が為されるま
で、またはエンコーダにより目標とする重量値を設定し
直すまで定量機能が働き、操作が容易となる。
る例を示したが、本考案は数値を入力する必要のあるは
かり全般に効果が大である。例えば定量秤の場合、従来
は電源スイッチを押した後、テンキー等で数値を入力し
ていたが、本考案では、接点式エンコーダを回すこと
で、はかりを起動すると同時に目標とする数値を入力設
定することが出来、その後、OFF操作が為されるま
で、またはエンコーダにより目標とする重量値を設定し
直すまで定量機能が働き、操作が容易となる。
【0017】
【考案の効果】本考案によると、システム停止状態での
最初の信号でシステムを起動し、少ない操作で多くの信
号を出力し、回転方向で異なる信号を使用することでほ
ぼ単一の一連の操作で所望の数値を簡単に入力設定する
ことができる。
最初の信号でシステムを起動し、少ない操作で多くの信
号を出力し、回転方向で異なる信号を使用することでほ
ぼ単一の一連の操作で所望の数値を簡単に入力設定する
ことができる。
【図1】本考案実施例のフローチャート
【図2】本考案実施例の構成のブロック図
【図3】従来技術の構成のブロック図
【図4】従来技術によるフローチャート
Claims (1)
- 【請求項1】入力された数値と計量された荷重値との間
で計算する演算装置を備え、その結果を出力する表示器
を備えたデジタル重量計に於いて、接点式エンコーダを
システム起動装置にも接続し、システムが停止状態のと
きエンコーダを操作すると、最初のパルスでシステムが
起動し、システムが動作しているときのパルスは数値の
入力又は数値の変更として作用し、重量計の出力が変化
したときに表示している値を入力数値として記憶するこ
とを特徴とする重量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065240U JP2592457Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | システム起動装置に接続された接点式エンコーダを有する重量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065240U JP2592457Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | システム起動装置に接続された接点式エンコーダを有する重量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732525U JPH0732525U (ja) | 1995-06-16 |
JP2592457Y2 true JP2592457Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13281202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993065240U Expired - Lifetime JP2592457Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | システム起動装置に接続された接点式エンコーダを有する重量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592457Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5769987B2 (ja) * | 2011-03-03 | 2015-08-26 | 株式会社堀場製作所 | 測定装置 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP1993065240U patent/JP2592457Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732525U (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 10 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |