JP2592425B2 - インモールド用ラベル - Google Patents

インモールド用ラベル

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JP2592425B2
JP2592425B2 JP3787789A JP3787789A JP2592425B2 JP 2592425 B2 JP2592425 B2 JP 2592425B2 JP 3787789 A JP3787789 A JP 3787789A JP 3787789 A JP3787789 A JP 3787789A JP 2592425 B2 JP2592425 B2 JP 2592425B2
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昌月 山中
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王子油化合成紙株式会社
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    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/744Labels, badges, e.g. marker sleeves

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はラベルが貼着された中空の合成樹脂製容器を
一体成形によって製造するためのインモールド用ラベル
に関するものである。
[従来の技術] 従来、ラベル付きのポリエチレン製中空容器を一体成
形によって製造するためには、印刷層の裏面の接着層に
低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、
エチレン・アクリル酸共重合体又はエチレン・メタアク
リル酸共重合体を用いたラベルが用いられ、このラベル
をを予め中空成形用金型内の所定の位置にインサートし
た後、該金型内にポリエチレン系樹脂のパリソンを垂下
して、該パリソンに圧縮ガスを供給することによって膨
張させ、パリソン外面を金型内壁に押圧して、前記金型
内壁にインサートしたラベルを接着させると共に、該パ
リソンを金型の形状に沿った形状に成形することによ
り、容器に絵付を施したラベル付きの中空成形容器を製
造していた(特開昭59−7139号)。
このようなラベルとしては、通常、グラビア印刷され
たポリエチレン樹脂フィルム、オフセット多色印刷され
た合成紙(例えば、特公昭46−40794号公報、特公昭54
−31030号公報、英国特許第1090059号明細書など)、或
いは、グラブア印刷を施したアルミニウム箔などの裏面
側に、低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、エチレン・アクリル酸共重合体又はエチレン・メ
タアクリル酸共重合体をラミネートしたラベルが用いら
れていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記ラベルで加飾された中空容器にお
いて、ラベルの収縮と中空容器の収縮が違う場合には、
得られた容器が変形するものが数ある容器のうちには少
量発生するという問題があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記の問題点に鑑みて、鋭意研究を重ね
た結果、中空成形により中空金型のキャビティ形状に忠
実に膨張された高融点の樹脂パリソンの表面に融着され
たラベルは、冷却の際にパリソンの収縮と共に収縮す
る。ところが、該パリソンの成形後の収縮はパリソンの
垂下方向とパリソンの垂下方向と直角の方向とではわず
かに異なることが判明し、このパリソンの収縮とほぼ同
程度の収縮比を示すラベルであれば、ラベル付き中空成
形容器自体の変形や、ラベルのブリスター発生を防止し
得ることを見出した。
すなわち、本発明は、中空成形用金型内壁にラベルを
インサートし、該金型内にパリソンを垂下して、該パリ
ソンの内部に圧縮ガスを供給することによって膨張さ
せ、パリソンを金型内壁に押圧して、前記金型内壁にイ
ンサートしたラベルをパリソンの外面に接着させると共
に、該パリソンを金型形状に沿った形状に成形するラベ
ル付き中空成形容器の製造方法に用いられるインモール
ド用ラベルにおいて、前記ラベルの120℃,30分放置時の
収縮率が、 (a)パリソンの垂下方向で 0.3〜1.5% (b)パリソンの垂下方向と直角の方向で=0.5〜1.5% (c)上記収縮率の比 (a)/(b)=0.64〜1 の範囲内であることを特徴とするインモールド用ラベル
を提供するものである。
[発明の具体的説明] (1)ラベル 本発明のインモールド用ラベルは、基本的にはラベル
の表面となる印刷層とラベルの裏面となる接着層の少な
くとも二層より構成されており、必要により印刷層及び
接着層の間に剛性改良や不透明性向上のため一軸又は二
軸に延伸された他の樹脂フィルム層を介在させる。
印刷層 上記印刷層としては、プロピレン単独重合体、或い
は、プロピレンを主成分とし、これとエチレン、ブテン
−1、ヘキセン−1、ペンテン−1、4−メチルペンテ
ン−1などのα−オレフィンより選ばれた一種又は二種
以上のものとのランダム若しくはブロック共重合体、ス
チレングラフトポリプロピレンなどのプロピレン系樹脂
フィルムであり、特に結晶化度が40%以上、好ましくは
70%以上、より好ましくは94%以上のポリプロピレン樹
脂を延伸することによって得られた、厚さが30〜300μ
m、好ましくは50〜150μmの、一軸又は二軸に延伸さ
れたポリプロピレン樹脂フィルムが用いられる。
この印刷層には、印刷性能を向上させ、また、不透明
化するために、一軸又は二軸の延伸を行なう前に無機微
細粉末を8〜65重量%、好ましくは20〜55重量%配合さ
れる。これによって層中に含まれる無機微細粉末を核と
してマイクロボイド(微細空孔)が多数発生して不透明
化されると共に、密度が小さくなり軽量化される。
無機微細粉末としては、粒径が15μm以下、好ましく
は0.05〜5μmのタルク、珪藻土、重質炭酸カルシウ
ム、焼成クレイ、酸化チタン、硫酸バリウム、マイカな
どが使用される。このような無機微細粉末を含む層の更
にその表面層に、無機微細粉末を含まないか、あるいは
含んでも極く少量(8重量%以下)を含む層を設けても
よい。
接着層 前記接着層としては、上記印刷層に用いられたポリプ
ロピレン樹脂フィルムの素材であるポリプロピレン樹脂
の融点よりも10℃以上低い融点を有する無配向のプロピ
レン系樹脂やエチレン系樹脂のフィルムからなるもので
ある。
このようなプロピレン系樹脂としては、 (a)エチレン成分含量が1〜10重量%、好ましくは1.
5〜4.5重量%のエチレン・プロピレンランダム共重合
体、 (b)エチレン成分含量が0.5〜5重量%、ブテン−1
成分含量が2〜12重量%、好ましくは5〜10重量%及び
プロピレン成分含量が97.5〜83重量%のエチレン・プロ
ピレン・ブテン−1ランダム共重合体、又は (c)プロピレン成分含量が90〜98.5重量%、好ましく
は92〜98重量%及びブテン−1成分含量が1.5〜10重量
%、好ましくは2〜8重量%のプロピレン・ブテン−1
共重合体 から選ばれた結晶化度が65%以下のプロピレン系樹脂な
どがある。これらプロピレン系樹脂の中でも融点(CDSC
ピーク温度)が105〜155℃のものが好ましい。
また、エチレン系樹脂としてはエチレン・アクリル酸
共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレ
ン等の、融点が90〜134℃のエチレン系樹脂が用いられ
る。
このような接着樹脂は、印刷層又は印刷層と他の層か
らなるラベルの裏面に共押出ラミネーションまたはドラ
イラミネーションその他の方法で、厚さ0.5〜30μm、
好ましくは1〜20μmの無配向の樹脂接着層として積層
される。
その他の層 本発明のインモールド用ラベルとしては、基本的には
前記印刷層と接着層との少なくとも二層より構成されて
いるが、目的に応じて両層の間に、印刷層と同様なポリ
プロピレン樹脂などの材質に高密度ポリエチレンなどの
相溶性のある樹脂を2〜20重量%、好ましくは3〜10重
量%配合し、更に無機微細粉末を0〜22重量%、好まし
くは5〜22重量%の割合で配合して二軸延伸したもの
や、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドなどの樹
脂フイルムからなる基材層などを設けることができる。
インモールド用ラベル これら本発明のインモールド用ラベルは、必要があれ
ば、コロナ放電加工等によって表面の印刷性、接着性を
改善しておくことができる。
インモールド用ラベルと溶融したオレフィン系樹脂パ
リソンとの間の空気の逃げを良好にしてブリスターの発
生を防止するために、インモールド用ラベルに貫通孔を
設けたり、エンボス加工を施すこともできる。
このようなインモールド用ラベルは、グラビア印刷、
オフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷などに
より、バーコード、製造元、販売会社名、キャラクタ
ー、商品名、使用方法などを印刷して使用することがで
きる。
インモールド用ラベルは、後記中空成形の際に金型内
にインサートされた後、膨張されたポリエチレン系樹脂
パリソンの表面に融着されるが、この時の溶融パリソン
は成形後室温まで冷却され際に収縮する。この時の収縮
はパリソンの垂下方向では約1〜2.5%であり、一方、
パリソンの垂下方向と直角の方向では1.5〜2.5%で、垂
下方向の収縮と垂下方向に直角の方向の収縮との比が約
0.7〜1.0である。
一方、延伸フィルムよりなるラベルにおいては、ラベ
ルを溶融温度より高い雰囲気下に長時間晒すと縦方向、
横方向とも、それぞれ延伸倍率の逆数に比例した大きさ
で収縮する。しかし、中空成形時、ラベルの印刷面は金
型により、ラベルの印刷面の樹脂の融点より低い温度に
冷却されているので溶融することはない。
そこで、成形時においてラベルの収縮とパリソンの収
縮が略同等となる条件を検討したところ、インモールド
用ラベルの120℃,30分放置時の収縮率が、 (a)パリソンの垂下方向で 0.3〜1.5% (b)パリソンの垂下方向と直角の方向で 0.5〜1.5% であり、かつ、 (c)上記収縮率の比 (a)/(b)=0.6〜1 の範囲であるときは中空容器の変形がないことを見出
し、本発明を完成した。
このような収縮率を有するインモールド用ラベルは、
ラベルの製造に際しての延伸温度及び延伸倍率を、使用
樹脂に応じて適宜選択することによって、経験的に定め
られるが、一般的には二軸延伸する際に、縦延伸時に
は、プロピレン系樹脂の融点より5〜9℃低い温度で、
縦延伸方向(マシン方向:MD)に3.5〜7倍、横延伸時に
は、縦延伸温度より2〜5℃高い温度で、かつ、接着層
樹脂の融点よりは高い温度で、横延伸方向(マシンと直
角の方向:TD)に5〜12倍、好ましくは6〜10倍に延伸
したものであることが好ましい。
(2)中空成形 本発明のインモールド用ラベルは、ラベルの向きをラ
ベルの熱収縮の小さい方向とパリソンの垂下方向とを合
致させて貼着する以外は、公知の中空成形方法と何ら変
りなく実施することができる。
具体的には、中空成形用金型内に前記ラベルの接着層
側を内側に向けてインサートした後、ラベルの向きをラ
ベルの熱収縮の小さい方とパリソンの垂下方法とを合致
させて貼着する。
そして、該金型内に押出機によって溶融混練させた合
成樹脂のパリソンを180〜230℃の温度で垂下して、その
一端を型締により封止した後、該パリソンの内部に0.5
〜10kg/cm2G、好ましくは1〜4kg/cm2の圧縮ガスを導入
することによりパリソンを膨張させる。
これによってパリソンの外側の面が金型の内壁に押圧
され、金型の形状に沿った形状に成形されると共に、前
記金型の内壁にインサートされたラベルの接着層は溶融
したパリソンの熱によって溶融し、パリソンとラベルの
接着層の樹脂フィルムとが融着する。次いで金型を冷却
した後、金型を開き、ラベル付き中空合成樹脂成形容器
を取り出す。
[実施例] 本発明のインモールド用ラベルについて、以下に実施
例を挙げて具体的に説明する。
実施例1 基材層Aの製造 メルトフローレート(MFR)0.8、融点164℃のホモポ
リプロピレン(三菱油化(株)製ポリプロピレン「三菱
ノーブノンMA−6」)79重量%、高密度ポリエチレン5
重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%
を270℃に設定した押出機にて混練した後、シート状に
押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸シートを得
た。このシートを156℃に加熱した後、縦方向に5倍に
延伸して基材層Aとなる一軸延伸フィルム(A層)を得
た。
印刷層Bの製造 一方、融点が164℃,MFRが4.0のホモポリプロピレン55
重量%と平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム45重量%と
の混合物を押出機を用いて270℃の温度で溶融混練した
後、ダイより押し出しフィルム(B層)とした。
接着層Cの製造 また、融点が134℃の高密度ポリエチレン(三菱油化
(株)製「三菱ポリエチ−HD EY−40」)を押出機を用
いて270℃の温度で溶融混練した後、ダイより押し出
し、フィルム(C層)とした。
複合樹脂フィルムの製造 前工程の「基材層の製造」にて成形した基材層Aとな
る一軸延伸フィルム(A層)の両面に、前記「印刷層B
の製造」にて製造した印刷層フィルム(B層)及び「接
着層Cの製造」にて製造した接着層フィルム(C層)を
溶融押出ラミネートした後、158℃まで冷却し、更にテ
ンターを用いて横方向に7倍延伸した。
次いで165℃に設定したオーブン中を通過させて基材
層Aフィルム及び印刷層Bフィルムを熱セットすると共
に、前記接着層Cのフィルム(C層)を溶融して無配向
にした後、55℃まで冷却し、更に印刷層B面にコロナ放
電処理を行なった後に、耳部をスリットして、B/A/Cの
各層の厚さが40/80/10μmの三層樹脂フィルムからなる
複合樹脂フィルムを製造した。
ラベルの製造 前記三層構造の複合樹脂フィルムの印刷層Bの表面に
三菱油化(株)製アクリル系帯電防止剤溶液ST−1300を
塗布し、乾燥し、次いでこの印刷層Bの表面に多色オフ
セット印刷を施し、縦50mm、横50mmに断裁して、120℃,
30分放置時の収縮率が、縦延伸方向(マシン方向:MD)
で0.6%、横延伸方向(マシンと直角の方向:TD)で1.0
%、TD/MD比が0.6のインモールド用ラベルを製造した。
実施例2及び比較例1〜2 実施例1において、縦延伸温度及び横延伸温度を表−
1に示すように変更した以外は実施例1と同様にしてラ
ベルを製造した。
これらの実施例及び比較例で得たラベルを用いてラベ
ル付中空容器を製造し、ラベルの評価を行なった。
ラベル貼着中空容器の製造 具体的には、中空成形用金型内に前記ラベルの接着層
側を内側に向けてインサートした後、ラベルの向きをラ
ベルの縦延伸方向とパリソンの垂下方向とを合致させて
貼着する。
前記インモールド用ラベル1を第1図に示す中空成形
容器製造用成形機2の金型3内に、印刷層B側を41℃に
加熱された金型3の内壁3aの真空減圧作用によりラベル
1を金型内壁3aに、ラベルの縦延伸方向(MD)とパリソ
ンの垂下方向(MD)とを合致させて定着させた後、三菱
油化(株)製高密度ポリエチレン「三菱ポリエチ−HD B
X−50A」、MFR=0.22、をダイ4より180℃の温度で、内
径18mm、肉厚3.3mmのパリソン5として押出し、このパ
リソン5の金型3で挟みつけた後、ノズル6より圧力5k
g/cm2の圧縮空気をパリソン5内に供給して、ブロー成
形すると共に、パリソン5の外面5aにより前記ラベル1
を押圧してラベル1の接着層C面を溶融させてパリソン
5にラベル1を融着させた後、金型3を冷却して成形体
を固体させ、型開きして、胴直径が60mm、高さが200mm
のラベル1を貼着した中空容器(肉厚1mm)を得た。
得られたラベル貼着中空容器の20個について容器の変
形、ブリスターの発生及びラベルの状態を検査した。そ
の結果を表−1に示す。
なお、検査方法は以下に示す方法によった。
ブリスターの測定 容器1個につき、貼着されたラベルにブリスターの発
生が全くなったものを5点、ラベル面積の10%以下でブ
リスターの発生のがあったものを4点、10%以上、20%
未満の面積でブリスターの発生があったものを3点、20
%以上、50%未満の面積でブリスターの発生のがあった
ものを2点、50%以上の面積の割合でブリスターの発生
があったものを1点として容器の20個の総点数で評価し
た。
容器の変形 成形下2日後に、5個の容器につき、ラベル貼着面と
ラベルの貼着されていない面の2か所の胴回り寸法を、
それぞれノギスで正確に測定した。両者の寸法の差がい
ずれも1mm以内であれば○(良好)、1〜2mmのものがあ
れば△、2mmを越えるものがあれば×(不良)とした。
ラベルの状態 成形後の中空容器に付着したラベル表面を目視にて判
定した。
[発明の効果] 本発明のインモールド用ラベルは、中空成形に用いら
れる合成樹脂パリソンと同程度の収縮率を有するラベル
が用いられために、中空成形後にラベル付き中空成形容
器自体が変形したり、ラベルにブリスターが生じること
がないので、外観の優れた中空容器を製造することがで
きるので、工業的に極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインモールド用ラベルを用いてラベル
付き中空成形容器を成形するための成形機の断面図であ
る。 1:ラベル 2:中空成形容器製造用成形機 3:金型、3a:内壁 4:ダイ、5:パリソン 5a:パリソンの外面 6:ノズル A:基材層、B:印刷層 C:接着層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空成形用金型内壁にラベルをインサート
    し、該金型内にパリソンを垂下して、該パリソンの内部
    に圧縮ガスを供給することによって膨張させ、パリソン
    を金型内壁に押圧して、前記金型内壁にインサートした
    ラベルをパリソンの外面に接着させると共に、該パリソ
    ンを金型形状に沿った形状に成形するラベル付き中空成
    形容器の製造方法に用いられるインモールド用ラベルに
    おいて、前記ラベルの120℃,30分放置時の収縮率が、 (a)パリソンの垂下方向で 0.3〜1.5% (b)パリソンの垂下方向と直角の方向で 0.5〜1.5% (c)上記収縮率の比 (a)/(b)=0.6〜1 の範囲内であることを特徴とするインモールド用ラベ
    ル。
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