JP2592187B2 - リクライニング装置のストッパ機構 - Google Patents
リクライニング装置のストッパ機構Info
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- JP2592187B2 JP2592187B2 JP20474191A JP20474191A JP2592187B2 JP 2592187 B2 JP2592187 B2 JP 2592187B2 JP 20474191 A JP20474191 A JP 20474191A JP 20474191 A JP20474191 A JP 20474191A JP 2592187 B2 JP2592187 B2 JP 2592187B2
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- Japan
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- bracket
- stopper
- sub
- pin
- gear
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの駆動力によって
シートバックの傾斜角度を調節するリクライニング装置
に関し、特にシートバックの傾斜角を規制するストッパ
機構に関する。
シートバックの傾斜角度を調節するリクライニング装置
に関し、特にシートバックの傾斜角を規制するストッパ
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のリクライニング装置は、シート
バックに取り付けたブラケットにモータの駆動力で回転
するギヤを係合せしめ、シートバックをシートの基端部
を中心として前後に回動させ、シートバックの傾斜角を
任意の角度に設定するようにしている。
バックに取り付けたブラケットにモータの駆動力で回転
するギヤを係合せしめ、シートバックをシートの基端部
を中心として前後に回動させ、シートバックの傾斜角を
任意の角度に設定するようにしている。
【0003】またリクライニング装置はストッパ機構に
よってシートバックの前後の最大傾斜角を定めている。
このストッパ機構として従来はシートクッションの側面
に取り付けたメインブラケットまたはシートバックの側
面に取り付けたサブブラケットの一方にピンを、他方に
このピンが貫通する長孔を形成し、所定の回動角度にな
ったらピンが長孔の端縁に当接して、それ以上の回動を
阻止するようにしている。
よってシートバックの前後の最大傾斜角を定めている。
このストッパ機構として従来はシートクッションの側面
に取り付けたメインブラケットまたはシートバックの側
面に取り付けたサブブラケットの一方にピンを、他方に
このピンが貫通する長孔を形成し、所定の回動角度にな
ったらピンが長孔の端縁に当接して、それ以上の回動を
阻止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のストッ
パ機構にあっては、ピンが長孔の端縁に当接してモータ
の負荷が急激に大きくなる。そしてこれが繰り返される
とモータの寿命が短くなる。
パ機構にあっては、ピンが長孔の端縁に当接してモータ
の負荷が急激に大きくなる。そしてこれが繰り返される
とモータの寿命が短くなる。
【0005】また2ドアタイプの乗用車において、後部
座席への乗降の際にレバーを引きギヤとサブブラケット
との係合を解除してシートバックをスプリングの弾発力
で前方に倒すと、ピンと長孔とが勢よく当り衝撃が発生
する。
座席への乗降の際にレバーを引きギヤとサブブラケット
との係合を解除してシートバックをスプリングの弾発力
で前方に倒すと、ピンと長孔とが勢よく当り衝撃が発生
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、シートクッションの側面に取り付けられるメイ
ンブラケットとシートバックの側面に取り付けられるサ
ブブラケットのいずれか一方の部材に固着されたピン
と、メインブラケットとサブブラケットのいずれか他方
の部材に形成され前記ピンが臨む長孔或いは切欠と、こ
の長孔或いは切欠を形成した部材に対して固定されるス
トッパプレートによってリクライニング装置のストッパ
機構を構成し、更にストッパプレートには変形可能なス
トッパ片を設け、このストッパ片を前記ピンが当接する
長孔或いは切欠の端縁より突出せしめた。
発明は、シートクッションの側面に取り付けられるメイ
ンブラケットとシートバックの側面に取り付けられるサ
ブブラケットのいずれか一方の部材に固着されたピン
と、メインブラケットとサブブラケットのいずれか他方
の部材に形成され前記ピンが臨む長孔或いは切欠と、こ
の長孔或いは切欠を形成した部材に対して固定されるス
トッパプレートによってリクライニング装置のストッパ
機構を構成し、更にストッパプレートには変形可能なス
トッパ片を設け、このストッパ片を前記ピンが当接する
長孔或いは切欠の端縁より突出せしめた。
【0007】
【作用】シートバックが所定角度回動すると、ピンが長
孔(切欠)の端縁に当接する前に変形可能なストッパ片
に当接し、シートバックの回動停止の際にダンパ効果が
発揮される。
孔(切欠)の端縁に当接する前に変形可能なストッパ片
に当接し、シートバックの回動停止の際にダンパ効果が
発揮される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係るストッパ機構を
備えたリクライニング装置を適用したシートの側面図、
図2は同リクライニング装置の拡大側面図、図3は図2
のA方向矢視図、図4は図2のBーB線拡大断面図、図
5は図2のCーC線拡大断面図である。
説明する。ここで、図1は本発明に係るストッパ機構を
備えたリクライニング装置を適用したシートの側面図、
図2は同リクライニング装置の拡大側面図、図3は図2
のA方向矢視図、図4は図2のBーB線拡大断面図、図
5は図2のCーC線拡大断面図である。
【0009】リクライニング装置はシートクッション1
の側面にメインブラケット2を取り付け、シートバック
3の側面にサブブラケット4を取り付け、メインブラケ
ット2の基部に植設した軸(リベット)5にサブブラケ
ット4の基部を回動自在に嵌め込み、更に軸5に一端を
止着した渦巻きばね6の他端に図7及び図8に示すサブ
ブラケット4に植設したピン7を係合し、渦巻きばね6
の弾発力でサブブラケット4即ちシートバック3を前方
に倒れる方向に付勢している。
の側面にメインブラケット2を取り付け、シートバック
3の側面にサブブラケット4を取り付け、メインブラケ
ット2の基部に植設した軸(リベット)5にサブブラケ
ット4の基部を回動自在に嵌め込み、更に軸5に一端を
止着した渦巻きばね6の他端に図7及び図8に示すサブ
ブラケット4に植設したピン7を係合し、渦巻きばね6
の弾発力でサブブラケット4即ちシートバック3を前方
に倒れる方向に付勢している。
【0010】前記メインブラケット2の側面には駆動ユ
ニット8を取り付けている。この駆動ユニット8は図4
に示すようにアウターケース9とインナーケース10を
接合し、アウターケース9にはモータ11を取り付け、
このモータ11の軸にウォーム12を嵌着し、このウォ
ーム12を軸13に嵌着したウォームギヤ14に噛合
し、更に軸13には別のウォーム15を嵌着しこのウォ
ーム15をこれと軸が直交するウォームギヤ16に噛合
し、このウォームギヤ16と同軸上に設けたウォーム1
7を図2に示すように前記軸5に回転自在に支障される
ギヤ30に噛合している。
ニット8を取り付けている。この駆動ユニット8は図4
に示すようにアウターケース9とインナーケース10を
接合し、アウターケース9にはモータ11を取り付け、
このモータ11の軸にウォーム12を嵌着し、このウォ
ーム12を軸13に嵌着したウォームギヤ14に噛合
し、更に軸13には別のウォーム15を嵌着しこのウォ
ーム15をこれと軸が直交するウォームギヤ16に噛合
し、このウォームギヤ16と同軸上に設けたウォーム1
7を図2に示すように前記軸5に回転自在に支障される
ギヤ30に噛合している。
【0011】ここで、駆動ユニット8はアウターケース
9のクリンチ9aをメインブラケット2の穴に差込んで
位置決めし、図5に示すリベット18でメインブラケッ
ト2に固着される。更にインナーケース10にはカバー
取り付け座19を設けている。
9のクリンチ9aをメインブラケット2の穴に差込んで
位置決めし、図5に示すリベット18でメインブラケッ
ト2に固着される。更にインナーケース10にはカバー
取り付け座19を設けている。
【0012】一方、前記サブブラケット4の基部の中央
には軸5が貫通する穴21、この穴21を囲むように長
穴22,23が形成され、また基部の一側には前記ピン
7とは別の短いピン24を植設している。ここで長穴2
2は前記リベット18との干渉を避けるためのものであ
り、長穴23はストッパ機構の一部をなすもので、前記
メインブラケット2に植設したピン25がこの長穴23
内に貫通して臨む。
には軸5が貫通する穴21、この穴21を囲むように長
穴22,23が形成され、また基部の一側には前記ピン
7とは別の短いピン24を植設している。ここで長穴2
2は前記リベット18との干渉を避けるためのものであ
り、長穴23はストッパ機構の一部をなすもので、前記
メインブラケット2に植設したピン25がこの長穴23
内に貫通して臨む。
【0013】またピン24には前記モータの駆動で回転
せしめられるギヤ30に係合してギヤ30の回転動をサ
ブブラケット4に伝達するカム26を回動自在に取り付
けている。またこのカム26に植設したピンの逃げ穴2
7をピン7とピン24との間に形成している。
せしめられるギヤ30に係合してギヤ30の回転動をサ
ブブラケット4に伝達するカム26を回動自在に取り付
けている。またこのカム26に植設したピンの逃げ穴2
7をピン7とピン24との間に形成している。
【0014】ギヤ30は図9に示すように略扇状をな
し、中央部には前記軸5が貫通する穴31が形成され、
歯部32と対向する位置には突部33が設けられ、この
突部33の一側側部分を前記リベット18との干渉を避
けるための凹部34とし、他側側部分を前記カム26が
嵌り込む係合凹部35とし、歯部32と穴31との間に
前記ピン25が貫通する長穴36を形成し、更に前記突
部33には係止穴37を形成し、この係止穴37に図1
0に示すストッパプレート40の係止片41を嵌め込む
ようにしている。
し、中央部には前記軸5が貫通する穴31が形成され、
歯部32と対向する位置には突部33が設けられ、この
突部33の一側側部分を前記リベット18との干渉を避
けるための凹部34とし、他側側部分を前記カム26が
嵌り込む係合凹部35とし、歯部32と穴31との間に
前記ピン25が貫通する長穴36を形成し、更に前記突
部33には係止穴37を形成し、この係止穴37に図1
0に示すストッパプレート40の係止片41を嵌め込む
ようにしている。
【0015】ストッパプレート40は図10に示すよう
に略環状をなし、中央部には前記軸5が貫通する穴42
が形成され、且つ一対のストッパ片43,43を備え、
これらストッパ片43,43の中間部分にスリット44
を形成している。このスリット44はストッパ片43,
43に図の矢印方向から力が作用した場合、具体的には
ピン25が当った際に所定の抵抗力でもってストッパ片
43を拡開(変形)させるためのものである。
に略環状をなし、中央部には前記軸5が貫通する穴42
が形成され、且つ一対のストッパ片43,43を備え、
これらストッパ片43,43の中間部分にスリット44
を形成している。このスリット44はストッパ片43,
43に図の矢印方向から力が作用した場合、具体的には
ピン25が当った際に所定の抵抗力でもってストッパ片
43を拡開(変形)させるためのものである。
【0016】そして、ストッパプレート40はサブプレ
ート4と一体的に回動するように取り付けられ、且つそ
の取り付け角度(位置)は一対のストッパ片43,43
が図2に示すようにサブプレート4の長穴23の端縁2
3aよりも若干突出する角度とする。
ート4と一体的に回動するように取り付けられ、且つそ
の取り付け角度(位置)は一対のストッパ片43,43
が図2に示すようにサブプレート4の長穴23の端縁2
3aよりも若干突出する角度とする。
【0017】一方前記カム26は図11及び図12に示
すように、前記ピン24が貫通する穴28を形成すると
ともに後述する解除レバー50の一部が係合するピン2
9を植設している。
すように、前記ピン24が貫通する穴28を形成すると
ともに後述する解除レバー50の一部が係合するピン2
9を植設している。
【0018】また、カム26と前記ギヤ30の係合凹部
35との関係は図13に示す通りである。即ちカム26
の先端面26aとこの先端面26aが当接する係合凹部
35の受け面35aは曲面となっており、先端面26a
の曲率中心をO1、受け面35aの曲率中心をO2とす
ると、曲率中心O1の方が曲率中心O2よりもカム26
の回動中心O3を基準として内方つまりギヤ35の中心
に寄った位置となるようにしている。このようにするこ
とで、先端面26aと受け面35aとの接触点Pが係脱
を繰り返すことで摩耗してきても、先端面26aと受け
面35aとが平行になっている場合、或いは曲率中心O
1と曲率中心O2との関係が前記と逆になっている場合
に比較して先端面26aと受け面35aとの間に隙間が
生じにくい。
35との関係は図13に示す通りである。即ちカム26
の先端面26aとこの先端面26aが当接する係合凹部
35の受け面35aは曲面となっており、先端面26a
の曲率中心をO1、受け面35aの曲率中心をO2とす
ると、曲率中心O1の方が曲率中心O2よりもカム26
の回動中心O3を基準として内方つまりギヤ35の中心
に寄った位置となるようにしている。このようにするこ
とで、先端面26aと受け面35aとの接触点Pが係脱
を繰り返すことで摩耗してきても、先端面26aと受け
面35aとが平行になっている場合、或いは曲率中心O
1と曲率中心O2との関係が前記と逆になっている場合
に比較して先端面26aと受け面35aとの間に隙間が
生じにくい。
【0019】また解除レバー50は図14に示すように
中央に前記軸5が貫通する穴51を形成し、更に上下に
伸びるアーム52,53の一方のアーム52には前記カ
ム26のピン29が挿通する長穴54を形成し、他方の
アーム53の先端には操作ノブを取り付けるための凹凸
55を形成し、更にアーム53の途中には係止片56を
設け、この係止片56と前記ピン7との間に図2に示す
ようにスプリング57を張設している。
中央に前記軸5が貫通する穴51を形成し、更に上下に
伸びるアーム52,53の一方のアーム52には前記カ
ム26のピン29が挿通する長穴54を形成し、他方の
アーム53の先端には操作ノブを取り付けるための凹凸
55を形成し、更にアーム53の途中には係止片56を
設け、この係止片56と前記ピン7との間に図2に示す
ようにスプリング57を張設している。
【0020】以上において、カム26がギヤ30の係合
凹部35に入り込んだ状態でモータ11を正転させる
と、ギヤ30が図2において軸5を中心として反時計方
向に回動し、カム26を介してサブブラケット4を軸5
を中心として反時計方向に回動せしめ、シートバック3
を後方に倒す。また上記の状態でモータ11を逆転せし
めると、ギヤ30が図2において軸5を中心として時計
方向に回動し、ギヤ30の回転につれてシートバック3
は前方に倒れる。
凹部35に入り込んだ状態でモータ11を正転させる
と、ギヤ30が図2において軸5を中心として反時計方
向に回動し、カム26を介してサブブラケット4を軸5
を中心として反時計方向に回動せしめ、シートバック3
を後方に倒す。また上記の状態でモータ11を逆転せし
めると、ギヤ30が図2において軸5を中心として時計
方向に回動し、ギヤ30の回転につれてシートバック3
は前方に倒れる。
【0021】そして、上記の操作において途中でモータ
11を停止しないと、従来にあってはメインブラケット
2に植設したピン25にサブブラケット4に形成した長
穴23の端縁23aが当接してモータが停止するが、本
願にあっては長穴23の端縁23aからストッパプレー
ト40のストッパ片43が突出しているので、先ずこの
ストッパ片43がピン25に当接し、ストッパ片43が
変形して拡開した後に端縁23aとピン25とが当接す
る。即ち急激に負荷が増大せず徐々に増大するのでモー
タに無理が生じない。
11を停止しないと、従来にあってはメインブラケット
2に植設したピン25にサブブラケット4に形成した長
穴23の端縁23aが当接してモータが停止するが、本
願にあっては長穴23の端縁23aからストッパプレー
ト40のストッパ片43が突出しているので、先ずこの
ストッパ片43がピン25に当接し、ストッパ片43が
変形して拡開した後に端縁23aとピン25とが当接す
る。即ち急激に負荷が増大せず徐々に増大するのでモー
タに無理が生じない。
【0022】また、単にシートバック3を前に倒すに
は、解除レバー50を図2において矢印イ方向にスプリ
ング57に抗して回動する。すると、逃げ穴27,54
の双方に挿通しているピン29は外方に押し出され、カ
ム26がギヤ30の係合凹部35から外れる。その結
果、シートバック3は渦巻きばね6の弾発力により勢い
よく前方に倒れる。
は、解除レバー50を図2において矢印イ方向にスプリ
ング57に抗して回動する。すると、逃げ穴27,54
の双方に挿通しているピン29は外方に押し出され、カ
ム26がギヤ30の係合凹部35から外れる。その結
果、シートバック3は渦巻きばね6の弾発力により勢い
よく前方に倒れる。
【0023】尚、実施例にあってはストッパプレートが
拡開することでストッパ片が変形する例を示したが、こ
れ以外の構成でストッパ片が変形するものでもよい。ま
た実施例にあってはメインブラケット2にピン25を植
設し、サブブラケット4にこのピン25が挿通する長穴
23を形成したが、メインブラケット2に長穴を、サブ
ブラケット4にピンを植設してもよい。
拡開することでストッパ片が変形する例を示したが、こ
れ以外の構成でストッパ片が変形するものでもよい。ま
た実施例にあってはメインブラケット2にピン25を植
設し、サブブラケット4にこのピン25が挿通する長穴
23を形成したが、メインブラケット2に長穴を、サブ
ブラケット4にピンを植設してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ストッパプレートに変形可能なストッパ片を設け、この
ストッパ片を前記ピンが当接する長孔或いは切欠の端縁
より突出せしめることで、シートバックの回動限におい
て、ピンが長孔の端縁に当接する前に変形可能なストッ
パ片に当接し、シートバックの回動停止の際にダンパ効
果が発揮されるようにしたので、モータに対する急激な
負荷の増大を防止できモータの寿命を伸すことができ
る。
ストッパプレートに変形可能なストッパ片を設け、この
ストッパ片を前記ピンが当接する長孔或いは切欠の端縁
より突出せしめることで、シートバックの回動限におい
て、ピンが長孔の端縁に当接する前に変形可能なストッ
パ片に当接し、シートバックの回動停止の際にダンパ効
果が発揮されるようにしたので、モータに対する急激な
負荷の増大を防止できモータの寿命を伸すことができ
る。
【図1】本発明に係るストッパ機構を備えたリクライニ
ング装置を適用したシートの側面図
ング装置を適用したシートの側面図
【図2】同リクライニング装置の拡大側面図
【図3】図2のA方向矢視図
【図4】図2のBーB線拡大断面図
【図5】図2のCーC線拡大断面図
【図6】駆動ユニットのインナーケースを示す図
【図7】サブブラケットを示す図
【図8】図7のD方向矢視図
【図9】ギヤを示す図
【図10】ストッパプレートを示す図
【図11】カムを示す図
【図12】図11のE−E線断面図
【図13】ギヤとカムの係合状態を示す図
【図14】レバーを示す図
1…シートクッション、2…メインブラケット、3…シ
ートバック、4…サブブラケット、5…軸、6…渦巻き
ばね、7,24,25,29…ピン、8…駆動ユニッ
ト、11…モータ、26…カム、30…ギヤ、40…ス
トッパプレート、43…ストッパ片、50…解除レバ
ー。
ートバック、4…サブブラケット、5…軸、6…渦巻き
ばね、7,24,25,29…ピン、8…駆動ユニッ
ト、11…モータ、26…カム、30…ギヤ、40…ス
トッパプレート、43…ストッパ片、50…解除レバ
ー。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−199249(JP,U) 実開 平2−100533(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】 シートクッションの側面に取り付けられ
るメインブラケットと、シートバックの側面に取り付け
られるとともにメインブラケットに対し軸を介して一方
向に付勢されて回動自在に支持されるサブブラケット
と、前記軸に支持されるギヤと、このギヤの回転を前記
サブブラケットに伝達するとともにサブブラケットとの
連結を断つ係脱機構と、前記サブブラケットの回動範囲
を規制するストッパ機構を備えたリクライニング装置に
おいて、前記ストッパ機構はメインブラケットとサブブ
ラケットのいずれか一方の部材に固着されたピンと、メ
インブラケットとサブブラケットのいずれか他方の部材
に形成され前記ピンが臨む長孔或いは切欠と、この長孔
或いは切欠を形成した部材に対して固定されるストッパ
プレートからなり、このストッパプレートは変形可能な
ストッパ片を有し、このストッパ片は前記ピンが当接す
る長孔或いは切欠の端縁より突出していることを特徴と
するリクライニング装置のストッパ機構。 - 【請求項2】 前記ストッパプレートは軸の周りに外嵌
される環状をなすとともに一対のストッパ片を有し、こ
れらストッパ片の中間部分にスリットを形成しているこ
とを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置の
ストッパ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20474191A JP2592187B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | リクライニング装置のストッパ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20474191A JP2592187B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | リクライニング装置のストッパ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309026A JPH05309026A (ja) | 1993-11-22 |
JP2592187B2 true JP2592187B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16495556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20474191A Expired - Lifetime JP2592187B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | リクライニング装置のストッパ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592187B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7775594B2 (en) * | 2008-08-01 | 2010-08-17 | Bae Industries, Inc. | Power seat assembly with motor actuated spring release and rewind of a seatback sector and with the motor removed from an inertial load path such as during an impact event |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20474191A patent/JP2592187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05309026A (ja) | 1993-11-22 |
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