JP2591826Y2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP2591826Y2
JP2591826Y2 JP1993002030U JP203093U JP2591826Y2 JP 2591826 Y2 JP2591826 Y2 JP 2591826Y2 JP 1993002030 U JP1993002030 U JP 1993002030U JP 203093 U JP203093 U JP 203093U JP 2591826 Y2 JP2591826 Y2 JP 2591826Y2
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JP
Japan
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back plate
duct
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JP1993002030U
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JPH0660213U (ja
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治 露峰
龍秋 平岩
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、受電室や配電室等に配
設する分電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受電室や配電室に配設する分電盤
は、予め工場で制作された函状の盤本体内にブレーカ等
の内器を収納配設し、その状態で設置現場へ搬入して現
地施工を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の分電盤
によれば、予め工場で制作された函状の盤本体内にブレ
ーカ等の内器を収納配設しているので、接続する負荷の
容量が変化することによって、ブレーカ等を有した内器
の大きさが変化した場合には、新しく盤本体を工場で制
作しなければならず、製造コストがかかるという問題が
あった。
【0004】本考案は、かかる事由に鑑みて成したもの
で、その目的とするところは、ブレーカ等を有した内器
の大きさが変化しても、新しく盤本体等を制作する必要
がなく、もって製造コストがかかりにくい分電盤を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本考案の分電盤は、複数の背板小片を連結部材で連
結して構成され内器を配設した背板と、背板の前面上下
位置に配設される上下枠と、背板の前面両側に夫々配設
されるダクトと、少なくとも内器を隠蔽するように配設
される保護板と、を備えた分電盤において、前記背板
片は、内器を配設した平板部とこの平板部の両側から裏
面側に延出する両側部により略コ字状に形成され一方側
のダクトから他方側のダクト方向に並設し、前記連結部
材は、一方側のダクトから他方側のダクト方向に延出す
る断面略コ字型の棒状に形成され平板部の内器配設面側
に取着した構成としてある。
【0006】
【作用】本考案の構成によれば、背板小片の数を増減す
ることによって内器を配設する背板の大きさを変化させ
ることができる。また、背板小片は、内器を配設した平
板部とこの平板部の両側から裏面側に延出する両側部に
より略コ字状に形成され一方側のダクトから他方側のダ
クト方向に並設し、連結部材は、一方側のダクトから他
方側のダクト方向に延出する断面略コ字型の棒状に形成
され平板部の内器配設面側に取着するので、背板小片の
平板部にそのまま内器を配設することができるととも
に、重い内器を配設した場合でも断面略コ字状の連結部
材により背板小片が前面側に曲がりにくくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1乃至図6に
基づいて説明する。
【0008】この分電盤は、電路電源をブレーカ等で分
岐する強電回路と電話線等の弱電回路とを分割して収納
したものである。
【0009】背板10は、断面略コ字状の背板小片11を6
本平行に配置し、この背板小片11の上下において背板小
片11間を断面略コ字状の連結部材 12,12で橋絡して固定
されている。背板小片11は、内器13を配設した平板部と
この平板部の両側から裏面側に延出する両側部により略
コ字状に形成され一方側のダクト40から他方側のダクト
40方向に並設し、連結部材12は、一方側のダクト40から
他方側のダクト40方向に延出する断面略コ字型の棒状に
形成され平板部の内器13配設面側に取着する。この背板
10の強電回路は、図4に示すように、背板小片11の上面
に主幹及び分岐ブレーカとこれらのブレーカを搭載した
金属製取付け板等の内器13を配設している。この内器13
の主幹ブレーカに電路電源を接続導体により接続すると
ともに、分岐ブレーカに接続された接続導体を後述する
ダクトに挿通させ外部の負荷に接続する。
【0010】上枠20は、背板10の両端の背板小片11,11
の前面上端部に外側面が背板小片11の外側面と略同一と
なるように夫々載置固定される金属製側板21と、両側の
側板21,21の前面間に螺子で固定されて前面開口を閉塞
する前板22とを有している。前板22には、図5に示すよ
うに、後述する保護板の被掛止部を掛止するためのL字
状の掛止部23が設けられている。
【0011】下枠30は、上枠20と同様、背板10の両端の
背板小片11,11 の前面下端部に外側面が背板小片11の外
側面と略同一となるように夫々載置固定される金属製側
板31と、両側の側板31,31の前面間に螺子で固定されて
前面開口を閉塞する前板32とを備えている。前板32に
は、図6に示すように、後述する保護板の係合凸部が係
合する係合孔34を有したL字状の係合片33が突設されて
いる。
【0012】ダクト40は、前面と上下端面が開口した樹
脂成形品から断面コ字状に形成され、背板10の前面両側
で上下枠20,30 間に螺子固定される。なお、本実施例で
は、強電回路と弱電回路とを分割する中央でもダクト40
を上下枠20,30 間に螺子固定している。ダクト40の内側
側片は多数の切欠41が設けられ、ダクト40内外に電線導
体の導入, 導出ができるようになっている。このダクト
40の前面には蓋42が着脱自在に被着されて、前面開口を
閉塞することができるようになっている。
【0013】保護板50は、金属板からなり内器13を隠蔽
するものである。なお、本実施例では、中央のダクト40
で強電回路及び弱電回路を分割するとともに、この強電
回路及び弱電回路を別々に開閉するために、2つの保護
板50を使用している。強電回路用の保護板50a には、ブ
レーカのハンドル等を外部に突出させる孔51,52 を設け
て、この孔51,52 よりハンドル等を外部に露出させてお
り、この保護板50a により上下枠20,30 間に位置する内
器13と一方側のダクト40と中央のダクト40とを塞ぐ。ま
た、弱電用の保護板50b は、上下枠20,30 間に位置する
内器13と他方側のダクト40と中央のダクト40とを塞ぐ。
この保護板50には、図5に示すように、上枠20の掛止部
23に掛止される被掛止部53を設けるとともに、図6に示
すように、下枠30の係合孔34に係合する係合凸部54を設
けている。
【0014】この分電盤に内器13を配設した状態で、接
続する負荷の容量が大きくなり、これによってブレーカ
等を有した内器13が大型化した場合には、内器13が大型
化した分だけ背板小片11を新しく配置するとともに背板
小片11が増えた分だけ長い連結部材12を使用することに
よって行う。また、接続する負荷の容量が小さくなり、
これによってブレーカ等を有した内器13が小型化した場
合には、内器13が小型化した分だけ背板小片11を除くと
ともに背板小片11を除いた分だけ短い連結部材12を使用
することによって行う。
【0015】なお、本実施例によれば、背板をコ字状に
形成しているので、重い内器を配設した場合でも背板が
曲がりにくいものとなる。また、強電回路と弱電回路と
を分割した分電盤である必要はなく、強電回路が1つだ
けの分電盤等でもよい。
【0016】また、背板小片の長さ及び幅は、配設する
内器の大きさに応じて適宜設計すればよい。さらに、背
板小片の数は背板小片の幅及び内器の大きさに応じて適
宜設計すればよい。
【0017】
【考案の効果】本考案の分電盤によれば、背板小片の数
を増減することによって内器を配設する背板の大きさを
変化させることができ、ブレーカ等を有した内器の大き
さが変化しても、新しく盤本体等を制作する必要がな
く、もって製造コストがかかりにくいものとなる。
た、背板小片は、内器を配設した平板部とこの平板部の
両側から裏面側に延出する両側部により略コ字状に形成
され一方側のダクトから他方側のダクト方向に並設し、
連結部材は、一方側のダクトから他方側のダクト方向に
延出する断面略コ字型の棒状に形成され平板部の内器配
設面側に取着するので、背板小片の平板部にそのまま内
器を配設することができるとともに、重い内器を配設し
た場合でも断面略コ字状の連結部材により背板小片が前
面側に曲がりにくく、内器を強固に取着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のものの横断面図である。
【図3】図1のものの内器を外した状態を示す分解斜視
図である。
【図4】図2のもののABで切断した断面図である。
【図5】図2のものの掛止部を被掛止部に掛止した状態
を示す説明図である。
【図6】図2のものの係合凸部を係止孔に係合した状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 背板 11 背板小片 12 連結部材 13 内器 20 上枠 30 下枠 40 ダクト 50 保護板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 9/00 H02B 1/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の背板小片を連結部材で連結して構
    成され内器を配設した背板と、背板の前面上下位置に配
    設される上下枠と、背板の前面両側に夫々配設されるダ
    クトと、少なくとも内器を隠蔽するように配設される保
    護板と、を備えた分電盤において、 前記背板小片は、内器を配設した平板部とこの平板部の
    両側から裏面側に延出する両側部により略コ字状に形成
    され一方側のダクトから他方側のダクト方向に並設し、
    前記連結部材は、一方側のダクトから他方側のダクト方
    向に延出する断面略コ字型の棒状に形成され平板部の内
    器配設面側に取着したことを特徴とする分電盤。
JP1993002030U 1993-01-29 1993-01-29 分電盤 Expired - Lifetime JP2591826Y2 (ja)

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JP1993002030U JP2591826Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 分電盤

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JPH0660213U JPH0660213U (ja) 1994-08-19
JP2591826Y2 true JP2591826Y2 (ja) 1999-03-10

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