JP2591661Y2 - 相互接続組立体 - Google Patents

相互接続組立体

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JP2591661Y2
JP2591661Y2 JP1992060684U JP6068492U JP2591661Y2 JP 2591661 Y2 JP2591661 Y2 JP 2591661Y2 JP 1992060684 U JP1992060684 U JP 1992060684U JP 6068492 U JP6068492 U JP 6068492U JP 2591661 Y2 JP2591661 Y2 JP 2591661Y2
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彰芳 佐藤
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Yazaki Corp
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の電気配線に用
いられるヒューズやリレーなどの電気部品を搭載してな
る相互接続組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気配線に際し、ワイヤハーネ
スに含まれるジョイントの吸収や回路保護のため、従
来、複数のブスバーと絶縁基板とを重ねてなる積層ブス
バー配線板を絶縁ケースに内蔵し、ヒューズやリレーな
どの電気部品を搭載した相互接続組立体が広く用いられ
ている。これは、使用目的によりヒューズボックス、リ
レーボックス、分岐接続箱、電気接続箱などに分類され
る。
【0003】しかし、ブスバーのみでは回路構成が複雑
となり、車種やグレードによる回路の一部変更だけの場
合でもブスバー回路全体の設計変更を余儀なくされてい
る。そこで、絶縁支持体に複数の圧接端子を取り付け、
これらの端子間を絶縁電線で接続した構造の相互接続組
立体が提案されている(特開昭57−53083号公
報)。
【0004】これを図面により具体的に説明すると、図
3および図4において、板状の絶縁支持体1には複数の
圧接端子2が挿着され、一端にスロット4を有するプレ
ート部3が上面に、他端の端子部5が下面にそれぞれ突
き出している。相互接続組立体6は、各端子間を複数の
絶縁電線7で接続して所定のパターンを形成して構成さ
れている。
【0005】この相互接続組立体6の製造は次のように
して行われる。図5に示すように、テンプレート8に刻
設した溝9内に電線を配索し、切断ピン11を備えたキ
ャリヤプレート10により電線7を複数の部分に切断す
る。次に、切断された複数の電線7を突き出しピン13
を備えた突き出しプレート12を用いて上記絶縁支持体
1に向けて溝9から押し出し、各端子2のスロット4に
挿入することにより、図4のような相互接続組立体6が
得られる。
【0006】しかし、この相互接続組立体6では、絶縁
電線7が圧接端子2のスロット4に圧入係止されている
が、電線の中間部が何ら支持されていないから、電線が
たるんだり、引っ掛けにより電線が端子から外れるおそ
れがあり、高密度の配線が困難である。また、絶縁支持
体1に所定の経路で電線7を配線する前処理工程とし
て、溝9を刻設したテンプレート8を使用するが、この
溝9は特定のパターンしか配線できず、車種、グレード
別あるいは各パーツに対応させるためには、多種類のテ
ンプレート8を揃えておかなければならない。さらに、
電線7を端子2との圧接前に切断するから、細分された
電線が溝9内を移動したり、浮き上がりが生じ易く、ず
れたりして圧接位置が不確実になり、布線工程の高速化
が困難であるなどの欠点がある。
【0007】そこで、本出願人は、既に図6に示すよう
な構造の相互接続組立体14を提案した(特願平2−2
99068号)。この相互接続組立体14を製造するに
は、図7に示すような布線パレット15に設けた複数の
布線ピン16の間に、布線ヘッド17により電線18を
屈曲させつつ所定のパターンの布線を行う。そして、布
線パレット15上に布線された電線18は、図8に示す
ような絶縁支持体19に移設され、絶縁支持体19に予
め配設された複数の圧接端子20に一括して接続され
る。圧接端子20は、一端にスロット20aを有する圧
接板部20bを備え、他端に端子部20cを備えてお
り、スロット20aに電線18を圧入して接続を行う。
圧接終了後、電線18の所定の部分が切断され、図6に
示すような相互接続組立体14が形成される。
【0008】しかし、内部回路構成部材に主として絶縁
(被覆)電線18を用いると、従来のブスバーに比較し
て許容電流値が低いから、電線の配線密度が高い場合に
はかなりの温度上昇を伴い、電気接続箱(相互接続組立
体14)に流せるトータルの電流値が少なくなり、実用
性が乏しくなるおそれがある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の問題
点に着目してなされたもので、相互接続組立体を構成す
る電線のうちとくに常用電流値の高いものについて放熱
性をよくし、トータルの通電量をできるだけ大にして、
実用性の高い相互接続組立体を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め本考案は、絶縁支持体に、一端にスロットを有する圧
接板部を備え他端に端子部を備えた複数の圧接端子を取
付け、各端子のスロットに絶縁電線を圧接して所定の配
線パターンを形成してなる相互接続組立体にして、前記
絶縁支持体には、絶縁電線の配設面に複数の電線挟持ボ
スを設けると共に電線留めボスを設け、圧接端子間を接
続する絶縁電線を前記電線挟持ボス間に挟持させること
により前記所定の配線パターンに保持すると共に、所望
の絶縁電線には前記圧接端子との圧接端からのびる放熱
用延線部を設け、該放熱用延線部を前記電線留めボスに
より固定したことを特徴とする。
【0011】
【作用】相互接続組立体の内部回路を構成する複数の絶
縁電線のうち、所望の電線、とくに常用電流値の高い電
線に放熱用延線部を設けることにより、効率的に放熱性
を高め、ト−タルの通電量を大にすることができる。
【0012】
【実施例】図1に本考案による相互接続組立体の斜視
図、図2にその要部拡大斜視図を示した。なお、従来例
と同様の構成部材には同一の符号を用いて説明する。A
は相互接続組立体であり、その絶縁支持体19は電気接
続箱のケースとして形成されている。絶縁支持体19
は、外面にヒューズ、コネクタ等の電気部品に接続する
ための複数のハウジング21を備え、内面に大小二種の
複数の電線挟持ボス22,22′を突設すると共に、各
ハウジング21に臨んで圧接端子20を差込み、固定す
るための複数の端子挿通孔23が設けられている。
【0013】各端子挿通孔23には圧接端子20が圧入
により固定され、そのスロット20aには、図7,図8
に示す前記布線ピン16と布線ヘッド17による布線お
よび移設工程により電線18が圧接される。そして、圧
接された複数の電線18の中間部は、電線挟持ボス2
2,22間または電線挟持ボス22′,22′に挟持さ
れて所定の配線パターンに保持されている。
【0014】以上は図6に示す相互接続組立体14と同
様であるが、本考案にあっては、絶縁支持体19の空き
スペースBに電線挟持溝24aを有する複数の電線留め
ボス24を突設すると共に、所望の電線18、とくに常
用電流値の多い電線181 ,182 …に予めその圧接予
定部分Pから十分な長さを有してのびる放熱用延線部2
1 ,252 …を設けておき、各放熱用延線部の端部を
上記電線留めボス24の電線挟持溝24aに押し込んで
固定してある。なお、これらの放熱用延線部251 ,2
2 …は、絶縁支持体19内のスペースに余裕があれ
ば、該絶縁支持体の四周の囲い壁19aの内面に沿って
配設したり、上記電線留めボス24に多重に巻き付けて
るか、使用せずに残っている前記電線挟持ボス22,2
2間などにも固定することができる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
相互接続組立体を構成する所望の絶縁電線、とくに常用
電流値の高いものに放熱用延線部を設けることにり、そ
の放熱性を効率よく高め、トータルの通電量を大にする
ことができ、実用性の高い相互接続組立体を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す相互接続組立体の内部
構造を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の拡大斜視図である。
【図3】従来の絶縁支持体の斜視図である。
【図4】図3の絶縁支持体に布線して形成した従来の相
互接続組立体の斜視図である。
【図5】図4の相互接続組立体の製造に使用する装置の
説明図である。
【図6】従来の他の相互接続組立体の斜視図である。
【図7】図6の相互接続組立体を製造する工程の説明図
である。
【図8】図6の相互接続組立体に使用する絶縁支持体の
説明図である。
【符号の説明】
A 相互接続組立体 18,181 絶縁電線 19 絶縁支持体 20 圧接端子 20a スロット 20b 電線圧接部 20c 端子部 22,22′ 電線挟持ボス 24 電線留めボス 251 ,252 放熱用延線部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁支持体に、一端にスロットを有する
    圧接板部を備え他端に端子部を備えた複数の圧接端子を
    取付け、各端子のスロットに絶縁電線を圧接して所定の
    配線パターンを形成してなる相互接続組立体にして、 前記絶縁支持体には、絶縁電線の配設面に複数の電線挟
    持ボスを設けると共に電線留めボスを設け、圧接端子間
    を接続する絶縁電線を前記電線挟持ボス間に挟持させる
    ことにより前記所定の配線パターンに保持すると共に、
    所望の絶縁電線には前記圧接端子との圧接部分からのび
    る放熱用延線部を設け、該放熱用延線部を前記電線留め
    ボスにより固定したことを特徴とする相互接続組立体。
JP1992060684U 1992-08-28 1992-08-28 相互接続組立体 Expired - Lifetime JP2591661Y2 (ja)

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JPH0624324U JPH0624324U (ja) 1994-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2807712B2 (ja) * 1990-11-06 1998-10-08 矢崎総業株式会社 相互接続組立体の製造装置及び製造方法
JP3094019U (ja) * 2002-10-15 2003-05-30 有限会社 エイト繊維 中芯材

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JPH0624324U (ja) 1994-03-29

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