JP2591425Y2 - 車体位置ずれ検出装置 - Google Patents

車体位置ずれ検出装置

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JP2591425Y2
JP2591425Y2 JP1992047574U JP4757492U JP2591425Y2 JP 2591425 Y2 JP2591425 Y2 JP 2591425Y2 JP 1992047574 U JP1992047574 U JP 1992047574U JP 4757492 U JP4757492 U JP 4757492U JP 2591425 Y2 JP2591425 Y2 JP 2591425Y2
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vehicle
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lifter
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JP1992047574U
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卓也 垣田
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車製造ラインにおけ
る車体位置ずれ検出装置に係り、特にリフトアンドキャ
リー方式(シャトル方式)に基づく車体移載ラインのよ
うに複数の受け面で車体を支持しながら昇降させるリフ
タ若しくは支持台上に載置される車体の位置ずれ検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、夫々車体のサイドシールを支
持する複数の受け面を有するリフタを利用して車体を現
位のステーションの支持台より離間させる方向に上昇さ
せた後、キャリーを利用してリフタと共に車両を次位の
ステーションに移送させ、そして該ステーション位置で
前記リフタを下降させることにより、該次位のステーシ
ョンの支持台の所定位置に車体を降ろし、所定の組み付
け作業を行ない、以下車体を所定の移送ラインに沿って
順次各ステーションに移送しながら車体と他のワークの
ボルト締め、溶接等の各種組付けを行ないながら所定の
車体ユニットを完成する組付方式の一つとしてとして、
リフトアンドキャリー方式(シャトル方式)等が存在す
る。
【0003】この種の組立ラインにおいては各ステーシ
ョン毎でロボット等による自動組付けを行なうために、
リフタの受け面上に車体を精度よく位置保持させた状態
で順次各ステーションに移行させなければ円滑な精度よ
い組立を行なうことが出来ない。そこで一般には前記リ
フタの受け面上における車体位置ずれ検出を行なうため
に、一般に光電スイッチを用いて行なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら光電スイ
ッチは受光部と発光部の一対の部材の組合せからなり、
而も他の部材の制約を受けることなく対応する車体が搭
載された場合のみ検知可能にする為に、その配設位置に
大きな制約を受ける。又近年自動車の製造ラインにおい
て、製造の効率化を図るために同一ラインに複数車種混
載型の多種混流ラインを用いているが、前記光電スイッ
チはある一点のみしか検知できない為に、このような複
数車種混載型の装置には適用できない。
【0005】本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、位
置ずれ検出手段の配設位置に制約を受けることなく、又
複数車種混載型の装置においても対応可能な車体位置ず
れ検出装置を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本考案は例えば前記シャト
ル方式のリフタや支持台の上面に形成した複数の受け面
上に載置した車体の位置ずれ検出装置に関するものであ
る。そして本考案は、対応する複数車種のサイドシルが
前記受け面上に当接する車幅方向に関する当接位置のバ
ラツキの幅寸法より僅かに大なる幅長の検知部位を具
え、前記受け面上に車体が載置されることにより前記検
知部位を押圧し、所定角度変位可能に構成された検知部
材を具えた点、前記検知部材の角度変位により作動可能
な位置センサ、より具体的にはリミットスイッチ、近接
スイッチ、更には磁力センサを具えた点、又前記検知部
材と位置センサにより位置ずれ検出手段を構成した点、
更に前記検出手段を車体の前後左右の少なくとも4ヵ所
の受け面に隣接して配置した点、を特徴とする車体位置
ずれ検出装置を提案する。
【0007】
【作用】本考案は対応する複数車種のサイドシルが前記
受け面上に当接する車幅方向に関する当接位置のバラツ
キの幅寸法より僅かに大なる幅長の検知部位を設ける事
により、いわゆる幅域検知を行なうものである。従って
前記検知部位のいずれかに対応する夫々の車種のサイド
シルが当接すれば、位置ずれなしと判断できる。しかし
ながらこの様に幅域検知を行なうと、結果として検知精
度が低下するという問題が生じる。そこで本考案は車体
の前後左右の4ヵ所のサイドシル部を検知し、いずれか
一の検知域で位置ずれが発生した場合には位置ずれ有り
と判断するように構成し、検知精度を高めている。
【0008】尚サイドシルは一般に車体のタイヤハウス
(フェンダ)の近傍に位置しているために、サイドシル
位置を検出することは車幅方向のみならず、車長方向に
おいても位置ずれが生じた場合は、前記四つの検知部材
のうちいずれかの検知部位がタイヤハウスに飛び込む為
に、車長方向の位置ずれとして判断できる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。以下
本考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図
3はリフタ1の配設位置を示す概略平面図で、夫々タイ
ヤハウス32に隣接するサイドシル31部に移送ライン
のリフタ1の受け面11aが位置していることを示す。
図1及び図2はリフタ受け面11a周囲の要部構成を示
す側面図と正面図で、11は上面にリフタ受け面11a
が形成された受け具で、その下面に該受け具11を昇降
させるための昇降軸12が垂下されている。そして前記
受け具11直下の昇降軸12側面よりタイヤハウス32
側に向け、検出手段取り付け台13を延設している。
【0010】検出手段2は、前記受け面11a上に車体
3が載置された際に、所定角度倒伏するL字状の検知部
材20と、該検知部材20の水平部位自由端側に設けた
ドグ21により作動するリミットスイッチ22と、前記
検知部材20の起立角度を制御するブロック24からな
る。前記検知部材20はその垂直部位上端側に検知棒2
01を車幅方向に沿って水平に配設すると共に、該検知
棒201の上面側に複数車種のサイドシル31が前記受
け面11a上に当接する車幅方向に関する当接位置のバ
ラツキの幅寸法より僅かに大なる幅長の検知部位201
aを形成する。即ち、例えば前記移送ラインにA車種、
B車種、及びC車種を混載して移送する場合においてそ
のA車種のサイドシル31からC車種のサイドシル31
間のバラツキ長をL1とした場合に、前記検知棒201
のその両端側を下方に向け傾斜させた中央の水平部位
(検知部位)203の長さLをL1より僅かに大に設定
する。
【0011】そして前記検知部材20は支軸202によ
り軸支され、検知部位203の自由端側に設けたドグ2
1の重量により起立しブロック24によりその起立角度
位置が規制される。尚、前記起立角度は垂直位置より前
記車体3のサイドシル31の押圧により所定角度倒伏可
能に構成する。一方前記リミットスイッチ22は、前記
検知部材20の倒伏によりドグ21の傾斜面21aが、
リミットスイッチ22を押圧可能な位置に配設する。
【0012】かかる実施例によれば、A車種、B車種、
C車種のいずれかの車種が、所定位置に位置決めされて
前記受け面11a上に載置されると、隣接位置にある検
知部材20の検知部位を車体3のサイドシル31が押圧
し、所定角度倒伏位置に倒伏する。該倒伏によりドグ2
1の傾斜面がリミットスイッチ22を押圧し、そしてタ
イヤハウス32に隣接する4つの全てのサイドシル31
が前記リミットスイッチ22を押圧した場合に、位置ず
れなしと判断する。
【0013】そして前記車体3の前後左右の4ヵ所のサ
イドシル31のいずれかがリミットスイッチ22を押圧
しない場合は位置ずれ有りと判断する。この場合どのリ
ミットスイッチ22が作動しないかを検出する事により
その位置ずれ位置も判断できる。
【0014】又前記位置ずれ検知は車体3のタイヤハウ
ス32の近傍に位置しているサイドシル31近傍で検知
するように構成したために、車幅方向のみならず、車長
方向においても位置ずれが生じた場合前記四つの検知部
材20のうちいずれかの検知部位203がタイヤハウス
32に飛び込む為に、車長方向の位置ずれも検知可能で
ある。
【0015】
【効果】以上記載した如く本考案によれば、いわゆる幅
域検知により位置ずれ検出を行なうために、複数車種混
載型の装置においても容易に位置ずれ検知が可能である
と共に、単一の箇所の検知ではなく、車体の前後左右の
4ヵ所のサイドシル部を検知し、いずれか一の検知域で
位置ずれが発生した場合には位置ずれ有りと判断する為
に検知精度を高まる。又本考案は、車体のタイヤハウス
の近傍に位置しているサイドシル位置を検出する為に、
車幅方向のみならず車長方向の検出が可能である。又本
考案は接触センサを用いているために、ノイズ等が生じ
ることなく、且つ取り付け位置も制約を受けることがな
い。等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は本考案の実施例たるリフタ受け
面周囲の要部構成を示し、図1はその側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】リフタの配設位置を示す概略平面図で、該リフ
タの受け面に隣接して検出手段が夫々配置されている状
態を示す。
【符号の説明】
11a リフタ受け面 20 検知部材 3 車体 31 サイドシル 21 ドグ 22 リミットスイッチ(位置センサ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受け面上に載置した車体の位置ず
    れ検出装置において、 対応する複数車種のサイドシルが前記受け面上に当接す
    る車幅方向に関する当接位置のバラツキの幅寸法より僅
    かに大なる幅長の検知部位を具え、前記受け面上に車体
    が載置されることにより前記検知部位を押圧し、所定角
    度変位可能に構成された検知部材と、該検知部材の角度
    変位により作動可能な位置センサの組合せにより、位置
    ずれ検出手段を構成し、該検出手段を車体の前後左右の
    少なくとも4ヵ所の受け面に隣接して配置したことを特
    徴とする車体位置ずれ検出装置
JP1992047574U 1992-06-15 1992-06-15 車体位置ずれ検出装置 Expired - Lifetime JP2591425Y2 (ja)

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JPH06621U JPH06621U (ja) 1994-01-11
JP2591425Y2 true JP2591425Y2 (ja) 1999-03-03

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Effective date: 19981124