JP2591326B2 - 加入者回路の障害切分け方法およびアダプタ - Google Patents
加入者回路の障害切分け方法およびアダプタInfo
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- JP2591326B2 JP2591326B2 JP29569690A JP29569690A JP2591326B2 JP 2591326 B2 JP2591326 B2 JP 2591326B2 JP 29569690 A JP29569690 A JP 29569690A JP 29569690 A JP29569690 A JP 29569690A JP 2591326 B2 JP2591326 B2 JP 2591326B2
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- loop
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 加入者回路の試験用スイッチのオンし切り障害切分け
を電子交換機のもつループ検出機能を利用して行う方法
に関し、 電子交換機のサービス中に他の加入者のサービスを停
止することなく迅速に障害となった加入者回路を切分け
ることのできる加入者回路の障害切分け方法を提供する
ことを目的とし、 試験用スイッチの試験ラインのＡ線にアース、Ｂ線に
−48Vを供給することにより、Ａ線障害、Ｂ線障害、A/B
両線障害の障害種別を検出し、検出した障害種別に従っ
てＡ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給、あるいは、A/B線
間に抵抗を接続して、オンし切り障害となった試験用ス
イッチを経由するループを形成して、電子交換機が有す
るループ検出機能で、加入者回路をスキャンすることに
より、障害となった加入者回路を切分けるように構成す
る。
を電子交換機のもつループ検出機能を利用して行う方法
に関し、 電子交換機のサービス中に他の加入者のサービスを停
止することなく迅速に障害となった加入者回路を切分け
ることのできる加入者回路の障害切分け方法を提供する
ことを目的とし、 試験用スイッチの試験ラインのＡ線にアース、Ｂ線に
−48Vを供給することにより、Ａ線障害、Ｂ線障害、A/B
両線障害の障害種別を検出し、検出した障害種別に従っ
てＡ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給、あるいは、A/B線
間に抵抗を接続して、オンし切り障害となった試験用ス
イッチを経由するループを形成して、電子交換機が有す
るループ検出機能で、加入者回路をスキャンすることに
より、障害となった加入者回路を切分けるように構成す
る。
本発明は、加入者回路の試験用スイッチのオンし切り
障害切分けを電子交換機のもつループ検出機能を利用し
て行う方法に関する。
障害切分けを電子交換機のもつループ検出機能を利用し
て行う方法に関する。
電子交換機の加入者回路は、加入者線の試験用にLine
Test（以下LTと称する）スイッチ、伝送特性試験用にN
etwork Test（以下NTと称する）スイッチを有してい
る。
Test（以下LTと称する）スイッチ、伝送特性試験用にN
etwork Test（以下NTと称する）スイッチを有してい
る。
第３図は加入者回路の構成の例を説明する図であり、
例えば加入者回路10が128回路で加入者ユニット10Bを構
成し、128回路の加入者ユニット10Bが16ユニットで2048
回路の架12を構成している。
例えば加入者回路10が128回路で加入者ユニット10Bを構
成し、128回路の加入者ユニット10Bが16ユニットで2048
回路の架12を構成している。
また、加入者回路試験用のLTスイッチでは１ユニット
分の128回路が、NTスイッチでは１架分の2048回路がマ
ルチ接続されている。
分の128回路が、NTスイッチでは１架分の2048回路がマ
ルチ接続されている。
マルチ接続されたLTスイッチおよびNTスイッチ（以下
LT/NTSWと称する）からのラインは集線装置４に接続さ
れ、電子交換機１のもつループ検出機能２でループを検
出する。
LT/NTSWと称する）からのラインは集線装置４に接続さ
れ、電子交換機１のもつループ検出機能２でループを検
出する。
かかるLT/NTSWがオンし切り障害になった場合の障害
切分けを、他の加入者には影響を与えることなく、迅速
に行うことのできる加入者回路の障害切分け方法が要求
されている。
切分けを、他の加入者には影響を与えることなく、迅速
に行うことのできる加入者回路の障害切分け方法が要求
されている。
第４図は従来例を説明する図を示す。
10Aは加入者回路10が実装されている加入者パッケー
ジ（図中PKGと示す）であり、10Bは16個の加入者パッケ
ージ10Aが収容されている加入者ユニットである。
ジ（図中PKGと示す）であり、10Bは16個の加入者パッケ
ージ10Aが収容されている加入者ユニットである。
12は16個の加入者ユニット10Bが搭載さるる架であ
る。
る。
ここで、LT/NSTWが障害になるとそのスイッチに対応
する加入者回路10の試験が不可能となる。
する加入者回路10の試験が不可能となる。
そこで、障害となった回路の検出には、加入者ユニッ
ト10Bの電源を順次断にすることにより加入者ユニット1
0Bを特定し、次いで、加入者パッケージ10Aを順次正常
なパッケージ10aと差し換えることにより障害パッケー
ジを切分けている。
ト10Bの電源を順次断にすることにより加入者ユニット1
0Bを特定し、次いで、加入者パッケージ10Aを順次正常
なパッケージ10aと差し換えることにより障害パッケー
ジを切分けている。
上述の従来例において、LT/NTSWの障害がオンし切り
障害のときは、障害となった加入者回路10からの回り込
みによって、マルチ接続されている他の加入者回路10の
試験も不可能となる。
障害のときは、障害となった加入者回路10からの回り込
みによって、マルチ接続されている他の加入者回路10の
試験も不可能となる。
この障害パッケージの切分けには、加入者ユニット10
Bの電源を順次断にすることにより、加入者ユニット10B
を特定し、次いで、加入者パッケージ10Aを順次正常な
パッケージ10aと差し換えることにより障害となったパ
ッケージ10Aを切分けているが、障害切分けに長時間を
要し、また運用中の局においては、その間障害となった
同一加入者パッケージ10A、あるいは同一加入者ユニッ
ト10Bに収容される加入者へのサービスが停止すること
になるので、呼の少ない深夜帯に障害切分けを行ってい
る。
Bの電源を順次断にすることにより、加入者ユニット10B
を特定し、次いで、加入者パッケージ10Aを順次正常な
パッケージ10aと差し換えることにより障害となったパ
ッケージ10Aを切分けているが、障害切分けに長時間を
要し、また運用中の局においては、その間障害となった
同一加入者パッケージ10A、あるいは同一加入者ユニッ
ト10Bに収容される加入者へのサービスが停止すること
になるので、呼の少ない深夜帯に障害切分けを行ってい
る。
本発明は、電子交換機のサービス中に他の加入者のサ
ービスを停止することなく迅速にオンし切り障害となっ
た加入者回路を切分けることのできる加入者回路の障害
切分け方法を提供することを目的とする。
ービスを停止することなく迅速にオンし切り障害となっ
た加入者回路を切分けることのできる加入者回路の障害
切分け方法を提供することを目的とする。
第１図は本発明の原理を説明するブロック図を示す。
第１図に示す本発明の原理ブロック図中の１は電子交
換機、２はループ検出機能、３は電話機、10は加入者回
路、11は加入者回路10の試験用スイッチである。
換機、２はループ検出機能、３は電話機、10は加入者回
路、11は加入者回路10の試験用スイッチである。
また、100は障害種別検出手段20およびループ形成手
段30よりなる加入者回路の障害切分けアダプタであり、
障害種別検出手段20は試験用スイッチ11の試験ラインの
Ａ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給することにより、Ａ
線障害、Ｂ線障害、A/B両線障害の障害種別を検出し、
ループ形成手段30は障害種別検出手段20の検出した障害
種別に従ってＡ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給、ある
いは、A/B線間に抵抗を接続して、オンし切り障害とな
った試験用スイッチ11を経由するループを形成し、 電子交換機１が有するループ検出機能２で、加入者回
路10をスキャンして障害となった加入者回路10を切分け
ることにより本課題を解決するための手段とする。
段30よりなる加入者回路の障害切分けアダプタであり、
障害種別検出手段20は試験用スイッチ11の試験ラインの
Ａ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給することにより、Ａ
線障害、Ｂ線障害、A/B両線障害の障害種別を検出し、
ループ形成手段30は障害種別検出手段20の検出した障害
種別に従ってＡ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給、ある
いは、A/B線間に抵抗を接続して、オンし切り障害とな
った試験用スイッチ11を経由するループを形成し、 電子交換機１が有するループ検出機能２で、加入者回
路10をスキャンして障害となった加入者回路10を切分け
ることにより本課題を解決するための手段とする。
加入者回路10の試験用スイッチ11はマルチ接続されて
集線装置４に接続されている。
集線装置４に接続されている。
また、加入者回路10には未使用状態ではＡ線に−48
V、Ｂ線にグランドが出力されている。
V、Ｂ線にグランドが出力されている。
そこで、障害種別検出手段20から、試験用スイッチ11
をマルチ接続したＡ線に対してはグランドを、Ｂ線に対
しては−48Vを供給することによりループを形成させ、
Ａ線のみの障害、Ｂ線のみの障害、Ａ線およびＢ線の障
害種別を検出する。
をマルチ接続したＡ線に対してはグランドを、Ｂ線に対
しては−48Vを供給することによりループを形成させ、
Ａ線のみの障害、Ｂ線のみの障害、Ａ線およびＢ線の障
害種別を検出する。
次いで、ループ形成手段30にてＡ線にアース、Ｂ線に
−48Vを供給、あるいは、A/B線間に抵抗を接続すること
により検出した障害区分にしたがってオンし切り障害と
なった試験用スイッチ11を経由するループを形成させ、
交換機１のもつループ検出機能２で、加入者回路10をス
キャンすることにより障害となった加入者を切分けるこ
とが可能となる。
−48Vを供給、あるいは、A/B線間に抵抗を接続すること
により検出した障害区分にしたがってオンし切り障害と
なった試験用スイッチ11を経由するループを形成させ、
交換機１のもつループ検出機能２で、加入者回路10をス
キャンすることにより障害となった加入者を切分けるこ
とが可能となる。
以下本発明の要旨を第２図に示す実施例による具体的
に説明する。
に説明する。
第２図は本発明の実施例を説明する図であり、加入者
回路の障害切分けアダプタ100を示す。
回路の障害切分けアダプタ100を示す。
第１図で説明した障害種別検出手段20としてスイッチ
（図中SWと称する）１と２個のフォトダイオードPDA、P
DBと２個の抵抗RA、RB、 ループ形成手段30として、スイッチS1、S2、S3で抵抗
R1、R2、R3より構成した例である。
（図中SWと称する）１と２個のフォトダイオードPDA、P
DBと２個の抵抗RA、RB、 ループ形成手段30として、スイッチS1、S2、S3で抵抗
R1、R2、R3より構成した例である。
まず、本アダプタの端子Ａを試験用スイッチ11がマル
チに接続されたＡ線に、端子Ｂを試験用スイッチ11がマ
ルチに接続されたＢ線に接続し、スイッチSW1をオンと
する。
チに接続されたＡ線に、端子Ｂを試験用スイッチ11がマ
ルチに接続されたＢ線に接続し、スイッチSW1をオンと
する。
このとき、試験用スイッチ11のＡ線がオンし切り障害
になっていると、抵抗RAをとおして電流が流れるのでフ
ォトダイオードPDAが点灯し、試験用スイッチ11のＢ線
がオンし切り障害になっていると、抵抗RBをとおして電
流が流れフォトダイオードPDBが点灯する。
になっていると、抵抗RAをとおして電流が流れるのでフ
ォトダイオードPDAが点灯し、試験用スイッチ11のＢ線
がオンし切り障害になっていると、抵抗RBをとおして電
流が流れフォトダイオードPDBが点灯する。
フォトダイオードPDA、PDBともに点灯したときは、試
験用スイッチ11のＡ線、Ｂ線がともにオンし切り障害と
なっていることを示す。
験用スイッチ11のＡ線、Ｂ線がともにオンし切り障害と
なっていることを示す。
スイッチSW1はノンロックのスイッチであり、フォト
ダイオードPDA、PDBの点灯により障害種別を判別するの
に必要なだけの時間オンにする。
ダイオードPDA、PDBの点灯により障害種別を判別するの
に必要なだけの時間オンにする。
障害種別を検出した後、その障害種別に対応するスイ
ッチS1、S2、S3をオンとすることによりオンし切り障害
となっている試験用スイッチ11を経由してループを形成
させる。
ッチS1、S2、S3をオンとすることによりオンし切り障害
となっている試験用スイッチ11を経由してループを形成
させる。
この状態で、電子交換機１は自己のもつループ検出機
能２により、加入者回路10をスキャンして、ループ状態
となっている加入者回路10を検出し、数十秒経過した後
障害の加入者回路10を切り離す。
能２により、加入者回路10をスキャンして、ループ状態
となっている加入者回路10を検出し、数十秒経過した後
障害の加入者回路10を切り離す。
ループ検出機能２によるループ検出の状況は、電子交
換機１内のメモリに記録されるので、保守者はコマンド
を投入することにより、障害状況を例えばタイプライタ
等に出力させることにより、障害となった加入者を切分
けることができる。
換機１内のメモリに記録されるので、保守者はコマンド
を投入することにより、障害状況を例えばタイプライタ
等に出力させることにより、障害となった加入者を切分
けることができる。
障害状態からの回復は、加入者パッケージ10Aの交換
により行う。
により行う。
以上のような本発明によれば、加入者回路の試験用ス
イッチがオンし切り障害となったときに、他の加入者の
サービスを停止することなく迅速に障害の加入者回路を
切分けることのできる加入者回路の障害切分け方法を提
供することができる。
イッチがオンし切り障害となったときに、他の加入者の
サービスを停止することなく迅速に障害の加入者回路を
切分けることのできる加入者回路の障害切分け方法を提
供することができる。
第１図は本発明の原理を説明するブロック図、 第２図は本発明の実施例を説明する図、 第３図は加入者回路の構成の例を説明する図、 第４図は従来例を説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 １は電子交換機、２はループ検出機能、 ３は電話機、４は集線装置、 10は加入者回路、 10A、10aは加入者パッケージ、 10Bは加入者ユニット、 11は試験用スイッチ、 12は架、 20は障害種別検出手段、 30はループ形成手段、 100は加入者回路の障害切分けアダプタ、 PDA、PDBはフォトダイオード、 SW1、S1、S2、S3はスイッチ、 RA、RB、R1、R2、R3は抵抗、 をそれぞれ示す。
Claims (3)
- 【請求項１】加入者回路（10）の試験用スイッチ（11）
のオンし切り障害切分けを電子交換機（１）のもつルー
プ検出機能（２）を利用して行う方法であって、 前記試験用スイッチ（11）の試験ラインのＡ線にアー
ス、Ｂ線に−48Vを供給することにより、Ａ線障害、Ｂ
線障害、A/B両線障害の障害種別を検出し、 検出した障害種別に従ってＡ線にアース、Ｂ線に−48V
を供給、あるいは、A/B線間に抵抗を接続して、オンし
切り障害となった前記試験用スイッチ（11）を経由する
ループを形成して、 前記電子交換機（１）が有する前記ループ検出機能
（２）で、前記加入者回路（10）をスキャンすることに
より、障害となった前記加入者回路（10）を切分けるこ
とを特徴とする加入者回路の障害切分け方法。 - 【請求項２】加入者回路（10）の試験用スイッチ（11）
のオンし切り障害切分けを電子交換機（１）のもつルー
プ検出機能（２）を利用して行うアダプタであって、 試験用スイッチ（11）の試験ラインのＡ線にアース、Ｂ
線に−48Vを供給することにより、Ａ線障害、Ｂ線障
害、A/B両線障害の障害種別を検出する障害種別検出手
段（20）と、 前記障害種別検出手段（20）の検出した障害種別に従っ
てＡ線にアース、Ｂ線に−48Vを供給、あるいは、A/B線
間に抵抗を接続して、オンし切り障害となった前記試験
用スイッチ（11）を経由するループを形成するループ形
成手段（30）を備えたことを特徴とする加入者回路の障
害切分けアダプタ。 - 【請求項３】前記障害種別検出手段（20）は前記試験用
スイッチ（11）の試験ラインのＡ線にアース、Ｂ線に−
48Vを供給するスイッチ（SW1）と表示器（PDA、PDB）、 前記ループ形成手段（30）は、ループを形成するスイッ
チ（S1、S2、S3）と、抵抗（R1、R2、R3）を有すること
を特徴とする前記請求項２記載の加入者回路の障害切分
けアダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29569690A JP2591326B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 加入者回路の障害切分け方法およびアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29569690A JP2591326B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 加入者回路の障害切分け方法およびアダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04168855A JPH04168855A (ja) | 1992-06-17 |
| JP2591326B2 true JP2591326B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17823984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29569690A Expired - Lifetime JP2591326B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 加入者回路の障害切分け方法およびアダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591326B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29569690A patent/JP2591326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04168855A (ja) | 1992-06-17 |
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