JP2591299B2 - 走査回路およびその駆動方法 - Google Patents

走査回路およびその駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶ディスプレイ,密着イメージセンサ,液
晶シャッタ等の周辺駆動回路に用いられる走査回路およ
びその駆動方法に関する。
〔従来の技術〕
液晶ディスプレイ,密着イメージセンサ,液晶シャッ
タ等の小型化,低コスト化,高信頼性を目的として、薄
膜駆動回路を一体化して作製する技術がある。これは画
素電極と同一基板上に周辺駆動回路を設置することによ
り、接続端子の数および外部駆動ICの数の大幅な削減が
可能なこと、また大面積,高密度のボンディング工程の
限界から生ずる信頼性の問題を解決できるというコンセ
プトに基づくものである。
シフトレジスタとバッファで構成される走査回路は、
たとえばアクティブマトリクス液晶ディスプレイにおい
て垂直駆動回路、あるいはブロックパルスを走査する回
路として上記の薄膜駆動回路の重要な構成要素となる。
第4図は従来の走査回路の一例の(2N−1)ビット
目,(2N)ビット目(Nは自然数)を示す回路図であ
る。シフトレジスタは入力された信号をクロックφ1,▲
▼により一定の周波数で次段のシフトレジスタへ順
次転送していくことができ、各シフトレジスタの出力は
出力バッファを通して走査パルス信号として出力され
る。第5図は第4図に示した従来の走査回路のタイミン
グチャートである。この場合、(2N−1)ビット目,
(2N)ビット目の走査パルス信号はそれぞれシフトレジ
スタの出力A,Bと同じタイミングで出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
液晶ディスプレイ,密着イメージセンサ,液晶シャッ
タ等の画像入出力デバイスの大面積化,長尺化に伴い、
無欠陥の薄膜駆動回路を形成することは現状のプロセス
技術では非常に困難である。特に上記の走査回路の欠陥
は、例えば液晶ディスプレイ等の2次元画像の場合には
面欠陥となって現われる。この欠陥は画素アレイ部に欠
陥が存在しない場合でも生じるため、周辺駆動回路の歩
留まりの悪さが液晶ディスプレイ,密着イメージセン
サ,液晶シャッタ等の装置全体の歩留まりを低下させる
大きな要因になっている。
また、上記の画像入出力デバイスの高解像度化に伴
い、より高速な走査回路が要求されてくる。走査回路の
高速化は主に薄膜トランジスタの移動度を向上させる
か、あるいはトランジスタのゲート長を小さくすること
によって達成可能であるが、その場合トランジスタ作製
プロセスを変更しなければならないという大きな問題が
生じる。
本発明は上記問題点を解決する高歩留まりかつ高速な
走査回路とその駆動方法を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の走査回路は、絶縁基板上に薄膜トランジスタ
を集積して形成された走査回路において、その走査回路
の奇数ビット目が第1のクロック信号で制御される半ビ
ットの第1のシフトレジスタと、その第1のシフトレジ
スタの出力信号と第2のクロック信号とを入力信号とす
るNOR回路と、そのNOR回路の出力信号を入力信号とする
正転バッファ回路とで構成され、かつ、前記走査回路の
偶数ビット目が第3のクロック信号で制御される半ビッ
トの第2のシフトレジスタと、その第2のシフトレジス
タの出力信号と前記第2のクロック信号とを入力信号と
するNAND回路と、そのN、ND回路の出力信号を入力信号
とする反転バッファ回路とで構成されることを特徴とす
る。
また本発明の走査回路の駆動方法は、前記第1,第3の
クロック信号として周期2×Tの逆相のクロック信号を
印加し、かつ、前記第2のクロック信号として前記第1
のクロック信号に対する位相θを0<θ<Tだけ進ませ
た周期2×Tのクロック信号を印加することを特徴とす
る。
〔作用〕
薄膜駆動回路の歩留まりはトランジスタの占有面積が
大きくなるとともに指数関数に従って著しく低下する。
本発明の走査回路では、半ビットのシフトレジスタで1
ビットが構成されているので、シフトレジスタの占有面
積は従来の走査回路に比べて1/2に小さくすることがで
きる。従って、シフトレジスタ部の歩留まりは著しく向
上する。また、走査周期をTとした場合、本発明の走査
回路の駆動方法ではシフトレジスタのクロック周期は2
×Tと、従来必要であったクロック周期Tに比べてシフ
トレジスタのスピードに関し2倍の余裕が生じる。さら
に、走査パルス信号を出力するタイミングをシフトレジ
スタの出力信号を出力するタイミングから遅らせること
により、シフトレジスタの出力に生じるゲート遅延を無
視することができる。その結果走査回路の高速化を図る
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の走査回路とその駆動方法の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は本発明の走査回路の一実施例を示す回路図で
ある。本実施例の走査回路は1ビットが半ビットシフト
レジスタ101と、出力バッファA102あるいは出力バッフ
ァB103とで構成される。(2N−1)ビット目,(2N)ビ
ット目(Nは自然数)の半ビットシフトレジスタはそれ
ぞれクロックφ1,▲▼が供給される。また、(2N−
1)ビット目の出力バッファA102は、シフトレジスタの
出力信号Aとクロックφ2を入力信号とする2入力のNO
R回路と正転バッファから成り、また(2N)ビット目の
出力バッファB103はシフトレジスタの出力信号Bとクロ
ックφ2を入力信号とするNAND回路と反転バッファから
成る。この構成によってシフトレジスタを構成している
トランジスタの数および占有面積を従来に比べて半分に
減らすことができた。
第2図は第1図に示した走査回路のタイミングチャー
トである。走査期間をTとした場合、本実施例はクロッ
クφ2の位相をシフトレジスタのクロックφ1に対し
(1/2)×Tだけ進ませた。また、これらクロック信号
のクロック周期は2×Tである。本駆動方法により、従
来用いていた駆動周波数の1/2の周波数で駆動すること
が可能となった。さらに、(2N−1)ビット目,(2N)
ビット目の走査パルス信号はシフトレジスタの出力信号
A,Bが出力されるタイミングから(1/2)×Tだけ遅れた
タイミングで出力されるため、シフトレジスタの出力信
号の立ち上がり,立ち下がり時間が(1/2)×Tの期間
内であれば、シフトレジスタの出力信号に生じるゲート
遅延が走査パルス信号の遅延に影響を与えることはな
い。
本実施例では薄膜トランジスタ(以下TFTと略記)と
してNMOSポリシリコンTFTを選択したが、CMOSで構成す
ることも当然可能である。
第3図は本発明の他の実施例を示す回路図で、走査回
路をCMOSで構成した一例を示している。CMOSで構成さた
場合、正転バッファおよび反転バッファはそれぞれイン
バータ2段および1段で構成される。本実施例における
タイミングチャートは第2図と同じである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の走査回路を適用すれば、
シフトレジスタを構成するトランジスタの数および占有
面積を従来の1/2にすることができるので、駆動回路一
体型の大面積,高解像度の液晶ディスプレイ,密着型イ
メージセンサ,液晶シャッタ,蛍光表示管等の歩留まり
を低下させていた要因の一つであるシフトレジスタの歩
留まりを著しく向上させることができる。すなわち、本
発明の走査回路は液晶ディスプレイ,密着イメージセン
サ,液晶シャッタ等の歩留まりを向上させるのに極めて
有用である。また本発明の走査回路の駆動方法は、従来
の駆動周波数の1/2の周波数で同じ走査周波数を得るこ
とができるので、画像入出力デバイスの高解像度化に対
応できる駆動方法として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図,第3図は本発明の走査回路およびその駆動方法
の一実施例,他の実施例を示す回路図、第2図は第1
図,第3図に示した走査回路のタイミングチャート、第
4図は従来の走査回路およびその駆動方法の一例を示す
回路図、第5図は第4図に示した従来の走査回路のタイ
ミング図である。 101……半ビットシフトレジスタA、102……出力バッフ
ァA、103……出力バッファB、301……半ビットシフト
レジスタB、302……出力バッファC、303……出力バッ
ファD、401……1ビットシフトレジスタ、402……出力
バッファE。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に薄膜トランジスタを集積して
    形成された走査回路において、その走査回路の奇数ビッ
    ト目が第1のクロック信号で制御される半ビットの第1
    のシフトレジスタと、その第1のシフトレジスタの出力
    信号と第2のクロック信号とを入力信号とするNOR回路
    と、そのNOR回路の出力信号を入力信号とする正転バッ
    ファ回路とで構成され、かつ、前記走査回路の偶数ビッ
    ト目が第3のクロック信号で制御される半ビットの第2
    のシフトレジスタと、その第2のシフトレジスタの出力
    信号と前記第2のクロック信号とを入力信号とするNAND
    回路と、そのNAND回路の出力信号を入力信号とする反転
    バッファ回路とで構成されることを特徴とする走査回
    路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の走査回路の駆動方法であっ
    て、前記第1,第3のクロック信号として周期2×Tの逆
    相のクロック信号を印加し、かつ、前記第2のクロック
    信号として前記第1のクロック信号に対する位相θを0
    <θ<Tだけ進ませた周期2×Tのクロック信号を印加
    することを特徴とする走査回路の駆動方法。
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