JP2591235Y2 - 自動車用メータハウジング - Google Patents

自動車用メータハウジング

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JP2591235Y2
JP2591235Y2 JP1992010786U JP1078692U JP2591235Y2 JP 2591235 Y2 JP2591235 Y2 JP 2591235Y2 JP 1992010786 U JP1992010786 U JP 1992010786U JP 1078692 U JP1078692 U JP 1078692U JP 2591235 Y2 JP2591235 Y2 JP 2591235Y2
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JP
Japan
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case body
meter housing
case
bent
circuit board
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JP1992010786U
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JPH0572554U (ja
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明彦 ▲卷▼田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車室内に向けて点灯
する表示灯がケース本体内に収納される自動車用メータ
ハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、自動車における運転
席前面に配置されるメータパネル1には、速度計3,回
転計5,燃料計7及び温度計9などの計器類の他に、点
滅式方向指示器のシグナルランプ11、駐車ブレーキの
シグナルランプ13、前照灯のビーム切替のシグナルラ
ンプ15、バッテリー充・放電シグナルランプ17な
ど、各種の作動状態を表示する警告灯が、前記計器類の
周囲に配置されている。
【0003】これらの警告灯はメータパネル1の後面に
装着される図7に示すようなメータハウジングを構成す
るケース本体19内に収納される。ケース本体19はメ
ータパネル1によって覆われる開口部21を有し、この
開口部21側から後面にかけて連通して各種警告灯を個
別に収容する複数の区切られた収納空間23が形成され
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
表示灯は,近年の自動車の機能向上に伴って数が増加す
る傾向にあり、また、デザイン上の観点からも、表示灯
相互間のスペースを狭くしなければならない場合があ
る。このような場合には、表示灯から発生する熱によっ
てケース本体が変形する事態が発生する。これを避ける
ため、例えばケース本体側面にスリットを設けて内部の
熱を逃がすことが考えられる。
【0005】ところが、単にスリットを設けただけで
は、このスリットからケース本体内部に塵などが侵入す
る不具合を引き起こすこととなる。
【0006】そこで、この考案はケース本体への塵の侵
入を防止しつつ、放熱効果が得られるようにすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの考案は、ケース本体内に収納され、車室内に向け
て点灯する表示灯と、この表示灯に電気的に接続され、
前記ケース本体の後面から屈曲して側面に沿って配置さ
れる可撓性の電気回路基板と、前記ケース本体の側面に
対し所定の隙間を形成してケース本体に設けられ、この
ケース本体の側面に屈曲された部位の前記電気回路基板
を、側面との間の前記隙間に位置させてその屈曲姿勢を
保持する舌片と、前記ケース本体側面の前記舌片に対向
する部位に設けられ、ケース本体内部と外部とを連通す
る連通孔と有する構成としてある。
【0008】
【作用】上記構成によれば、表示灯から発生する熱は連
通孔から外部に放出されてケース本体内部の温度上昇を
抑える。このため、ケース本体の変形を防止することが
可能になる。
【0009】また、ケース本体に設けた連通孔は、可撓
性の電気回路基板を押える舌片に対向する位置に形成さ
れているので、この舌片によってケース本体内部への塵
の侵入が防止される。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1〜図5に基づ
き説明する。
【0011】図1は、この考案の第1実施例を示すメー
タハウジングの後面、すなわち運転席側に位置するメー
タパネルとは反対側から見た部分的な斜視図である。メ
ータハウジングを構成するケース本体25内には、図1
のA−A断面図である図2に示すように、後面27側か
ら、方向指示器や駐車ブレーキなどの作動表示を行う表
示灯としての警告灯を構成するバルブ29が挿入されて
いる。バルブ29はその後端の端子部29aが可撓性の
電気回路基板としてのフレキシブルプリント配線板(以
下、FPCと称す)31に接続されている。FPC31
は、自動車の機能向上に伴い警告灯(バルブ29)が増
加していることなどから、配線領域を広く必要としてお
り、したがって、後面27から屈曲して側面33にまで
延長して配置されている。このようなFPC31は、後
面27に設けられる複数の突起35に嵌入されてケース
本体25に固定されるが、側面部位31aは、そのまま
では後面部位から直線的に延長された状態となってしま
うので、側面33に一体成形された所定数の舌片37に
よって押えられ、屈曲姿勢を保持させている。舌片37
は、ケース本体25のメータパネル側に位置する基部3
7aが側面33と一体化しており、先端部37bは側面
33に対して若干の隙間39を形成している。舌片37
に対向する側面33には、放熱用の連通孔としてのスリ
ット41が形成されている。スリット41はFPC31
によって覆われない位置で、且つ図1のB−B断面図で
ある図3のように、舌片37の幅の範囲内に設けられて
いる。
【0012】このような構成の自動車用メータハウジン
グによれば、多数のバルブ29が点灯時に発生する熱
は、ケース本体25内に放射されるが、この熱は内部に
こもることなくスリット41から図3の矢印Cのよう
に、隙間39を通って外部に放出される。このため、ケ
ース本体25内の温度上昇は低く抑えられ、本体ケース
25の熱による変形は防止され、メータハウジングとし
て信頼性の高いものとなる。また、放熱用のスリット4
1は、舌片37により覆われているので、スリット41
を形成することによる塵などのケース本体25内への侵
入は防止される。
【0013】図4及び図5は、この考案の第2実施例を
示している。この実施例は、スリット41を側面33か
ら後面27まで延長して形成して開口面積を大きくし、
これにより、放熱効果を高めている。
【0014】
【0015】
【考案の効果】以上説明してきたようにこの考案によれ
ば、ケース本体の側面に内部と連通する放熱用の連通孔
を設け、しかも、連通孔は、表示灯に接続される可撓性
の電気回路基板を押える舌片に対向した位置にあって舌
片に覆われているので、ケース本体内部への塵などの侵
入を防止した上で、表示灯から発生する熱を外部に放出
してケース本体の熱変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示すメータハウジング
の後面からの斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】この考案の第2実施例を示すメータハウジング
の後面からの斜視図である。
【図5】図1のD−D断面図である。
【図6】メータパネルの正面図である。
【図7】従来のメータハウジングの斜視図である。
【符号の説明】
25 ケース本体 27 後面 29 バルブ(表示灯) 31 FPC(可撓性の電気回路基板) 33 側面 37 舌片 39 隙間 41 スリット(連通孔)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 35/00 - 37/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内に収納され、車室内に向け
    て点灯する表示灯と、この表示灯に電気的に接続され、
    前記ケース本体の後面から屈曲して側面に沿って配置さ
    れる可撓性の電気回路基板と、前記ケース本体の側面に
    対し所定の隙間を形成してケース本体に設けられ、この
    ケース本体の側面に屈曲された部位の前記電気回路基板
    を、側面との間の前記隙間に位置させてその屈曲姿勢を
    保持する舌片と、前記ケース本体側面の前記舌片に対向
    する部位に設けられ、ケース本体内部と外部とを連通す
    る連通孔とを有することを特徴とする自動車用メータハ
    ウジング。
JP1992010786U 1992-03-04 1992-03-04 自動車用メータハウジング Expired - Lifetime JP2591235Y2 (ja)

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JP1992010786U JP2591235Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 自動車用メータハウジング

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Publications (2)

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JPH0572554U JPH0572554U (ja) 1993-10-05
JP2591235Y2 true JP2591235Y2 (ja) 1999-03-03

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ID=11760022

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01218930A (ja) * 1988-02-29 1989-09-01 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JPH01278852A (ja) * 1988-04-30 1989-11-09 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP3094327U (ja) * 2002-11-27 2003-06-13 弘視 桜庭 床板ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0572554U (ja) 1993-10-05

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