JPH048034Y2 - - Google Patents

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JPH048034Y2
JPH048034Y2 JP1987139353U JP13935387U JPH048034Y2 JP H048034 Y2 JPH048034 Y2 JP H048034Y2 JP 1987139353 U JP1987139353 U JP 1987139353U JP 13935387 U JP13935387 U JP 13935387U JP H048034 Y2 JPH048034 Y2 JP H048034Y2
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light emitting
light
spoiler
lens
rear end
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JP1987139353U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車体の後部上面またはルーフ上に設置
され後方車輛に対して警告を行うハイマウントス
トツプランプ等に実施して好適な車輛用灯具に関
し、特に走行時に車体後部の浮き上りを防止する
スポイラを必要に応じて効果的に照明するように
したものである。
〔従来の技術〕
道路交通上の安全確保のため後方車輛に対して
警告等を行う照明装置としてハイマウントストツ
プランプが知られている。これはリアウインド付
近の内側もしくは外側でドライバの目の高さ位置
に設置され、ブレーキ時に制動灯と共に明るく点
灯されることにより後続車ドライバに注意をより
一層喚起させ、追突事故等を未然に防止するため
のもので、通常第9図および第10図に示す如く
構成されている。すなわち、1はハウジング、2
はハウジング1の前面開口部を塞ぐ前面レンズ、
3は前面レンズ2の内側に配設された素子画成部
材で、この画成部材3は貫通孔からなり各発光素
子、例えば発光ダイオード(LED)4をそれぞ
れ収納する多数の収納凹部5を有し、その前面側
開口部内周面が回転放物反射面6を形成してい
る。LED4から出る光のうち前方に向う直射光
は前面レンズ2を透過して外部に出射し、側方に
向う光は前記反射面6に当つて反射することによ
り光軸と平行な平行光線となつて前面レンズ2を
透過する。
7は画成部材3の裏面に配設されたプリント基
板、8a,8bはリード線である。
第11図はこのような構成からなるランプの電
気回路図で、発光素子4は各列(もしくは行)毎
に直列に接続され、又各列(または行)の発光素
子4は電源に対して並列に接続されている。Rは
点灯用抵抗体である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このような従来のハイマウントスト
ツプランプにおいては、機能を重視するあまり見
るからにやぼつたくてスマートさに欠け、車体の
デザインにマツチしにくく、しかも車体外部に設
置した場合はボツクス形状であるため車体上方に
突出し、大きな空気抵抗になるという問題点があ
つた。またストツプランプが小さいと目立ちにく
くて警告機能を低下させ、大きいと車体内部に設
置した場合リアウインドの有効面積を小さくする
ため車体後方の視界確保に支障をきたす。
したがつて本考案は上述した問題点を一挙に解
決し、車体後部上面またはルーフ上に設置されて
いるスポイラ内に組込み、後続車ドライバに対し
て大きな注意喚起効果が得られる車輛用灯具を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、車体後端
部上面またはルーフ上に設置されたスポイラに、
その後端面および後端部下面に開口する開口部を
開設し、前記スポイラ内に灯体を収納配置してな
り、前記灯体は前記開口部を覆うレンズと、灯具
ボデイとを備え、内部にはスポイラの長手方向に
並設された多数の発光ダイオードと、発光ダイオ
ードの前方に位置するインナーレンズが配設さ
れ、インナーレンズの前面には発光ダイオードか
らの光を拡散する拡散面が形成され、裏面には各
発光ダイオードに対応する多数の集光レンズが並
設され、前記レンズの底面に前記発光ダイオード
からの光を拡散する拡散面を設けたものである。
〔作用〕
本考案においてはスポイラの後端面および後端
部下面に開口する開口部を該スポイラに設け、こ
れをレンズで覆つているため、照明面積を大きく
でき、またレンズの拡散面により光が拡散してレ
ンズ底面部をキラキラ光らせる。インナーレンズ
は、発光ダイオードからの光を集光レンズによつ
て集光し、拡散面によつて拡散する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案をハイマウントストツプランプ
に実施した場合の一実施例を示す第2図−線
拡大断面図、第2図は同ランプの要部正面図、第
3図〜第6図はそれぞれ第2図−線、−
線、−線および−線拡大断面図、第7図
は同ランプを備えた自動車の外観斜視図である。
これらの図において、ハイマウントストツプラン
プ20は、車体21の後端部上面(またはルーフ
の上面後端部)に後方に突出する如く配設された
スポイラ22の内部に収納配置されるもので、灯
具ボデイ24は、この灯具ボデイ24と共に灯体
26を構成するレンズ25と、灯体26内に配設
されたプリント基板27と、このプリント基板2
7の表面に横一列に所定の間隔をおいて実装され
た多数の発光ダイオード23と、インナーレンズ
28等で概ね構成されている。
前記スポイラ22は走行時に車体後部の揚力を
減少させるもので、扁平で左右方向に長く略翼形
断面形状を有し、第7図に示すように後端側が前
端側より高くなるように前下りに傾斜している。
そしてスポイラ22の後端面には後端部下面にま
で延在する開口部30が略全長に亘つて開設され
ている。
前記灯具ボデイ24は平板状に形成されてスポ
イラ22内に立てた状態で収納され、その背面に
は左右方向に適宜な間隔をおいて複数個のねじ取
付部31が一体に突設されている。一方、前記ス
ポイラ22の後端部下面には上方に略への字状に
折曲された複数個の固定部32が前記ねじ取付部
31に対応して一体に設けられている。前記灯具
ボデイ24はスポイラ22の開口部30より該ス
ポイラ22内に挿入されることにより第3図に示
すようにねじ取付部31が固定部32の下面に密
接し、且つボルト34とナツト35により固定さ
れる。
前記レンズ25は赤、黄色等に着色された透光
性樹脂によつて左右方向に長い薄箱形に形成さ
れ、前面および底面が連続した曲面をなすことに
より断面形状が略U字状(または刃先形状)を呈
し、背面開口端37が前記灯具ボデイ24の表
面、すなわち車体後方面に超音波溶着等によつて
固定され、前記スポイラ22の開口部30を閉塞
している。そして、レンズ25の内底面にはシボ
加工が施されることにより拡散面38が設けられ
ている。
前記プリント基板27は前記灯具ボデイ24の
表面に沿つて配設され、その両端部を含む数箇所
が前記灯具ボデイ24に止めねじ40(第5図)
により固定されている。そしてプリント基板27
には外部コード41の一端が接続されている。
前記インナーレンズ28は略L字状に折曲形成
されて、その垂直部28Aが発光ダイオード23
の前方に適宜間隔を保つて対向し、また該垂直部
28Aの内面には凸レンズからなる多数の集光レ
ンズ42が各発光ダイオード23に対応して突設
され、さらには前面はシボ加工が施されることに
より拡散面43を形成している。一方、水平部2
8Bは後方に延在して前記発光ダイオード23と
レンズ25の拡散面38との間に挿入されてい
る。また、水平部28Bには、前記発光ダイオー
ド23より後方に延在して前記プリント基板27
と共に前記灯具ボデイ24に前記止めねじ40に
より共締め固定される固定部45(第5図)が一
体に突設されている。
かくしてこのような構成からなるハイマウント
ストツプランプ20においては、スポイラ22の
内部に組込まれているので、特別な設置箇所を確
保する必要がなく、また車体21の外観体裁をい
ささかも損うことがない。また、発光ダイオード
23から出た光はインナーレンズ28の拡散面4
3とレンズ25の拡散面38によつて拡散され、
該レンズ25の前面および底面を明るく照明す
る。特に底面はスポイラ22が前下りに傾斜して
設けられていることから、車体後方から視認され
て上下方向の照明幅を大きくし、後続車ドライバ
への注意喚起効果を向上させる。
第8図は本考案の他の実施例を示す断面図で、
インナレンズ28をその水平部28Bが上になる
ようにレンズ25の内部に組込み、該レンズ25
の底面を発光ダイオード23により直接照明する
ようにしたもので、その他の構成は上記実施例と
同様である。
このような構成においてはレンズ25の底面が
より明るく光り輝き、照明効果を向上させる利点
を有する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る車輛用灯具
は、スポイラの内部に組込み、レンズの前面およ
び底面を照明するようにしたので、灯具の設置場
所を車体後部上面、レーフ上等に確保する必要が
なく、またスポイラの略全長を照明することがで
きるため、漸新な灯具を提供でき、しかもレンズ
底面を照明することで高さ方向の照明幅を大きく
とれ、外付けのハイマウントストツプランプに適
用して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をハイマウントストツプランプ
に適用した場合の一実施例を示す第2図−線
拡大断面図、第2図は同ランプの要部正面図、第
3図〜第6図はそれぞれ第2図−線、−
線、−線、−線拡大断面図、第7図は同
ランプを装備した自動車の外観斜視図、第8図は
本考案の他の実施例を示す要部断面図、第9図お
よび第10図は従来のハイマウントストツプラン
プの外観斜視図および断面図、第11図は電気回
路図である。 21……車体、22……スポイラ、23……発
光ダイオード、24……灯具ボデイ、25……レ
ンズ、26……灯体、27……プリント基板、3
0……開口部、38……拡散面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体後端部上面またはルーフ上に設置されたス
    ポイラに、その後端面および後端部下面に開口す
    る開口部を設け、前記スポイラ内に灯体を収納配
    置してなり、前記灯体は前記開口部を覆うレンズ
    と、灯具ボデイとを備え、内部にはスポイラの長
    手方向に並設された多数の発光ダイオードと、発
    光ダイオードの前方に位置するインナーレンズが
    配設され、インナーレンズの前面には発光ダイオ
    ードからの光を拡散する拡散面が形成され、裏面
    には各発光ダイオードに対応する多数の集光レン
    ズが並設され、前記レンズの底面に前記発光ダイ
    オードからの光を拡散する拡散面を設けたことを
    特徴とする車輛用灯具。
JP1987139353U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH048034Y2 (ja)

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JP1987139353U JPH048034Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JPS6444239U JPS6444239U (ja) 1989-03-16
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JPH0717584Y2 (ja) * 1990-03-08 1995-04-26 スタンレー電気株式会社 Ledハイマウントストップランプ
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62449B2 (ja) * 1986-01-09 1987-01-08 Kogyo Gijutsuin

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