JP2591123Y2 - 締固め機械 - Google Patents
締固め機械Info
- Publication number
- JP2591123Y2 JP2591123Y2 JP1992069115U JP6911592U JP2591123Y2 JP 2591123 Y2 JP2591123 Y2 JP 2591123Y2 JP 1992069115 U JP1992069115 U JP 1992069115U JP 6911592 U JP6911592 U JP 6911592U JP 2591123 Y2 JP2591123 Y2 JP 2591123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- main switch
- vibration
- driver
- generating mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Road Paving Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、路床・路盤の締め固
め作業や、アスファルトの転圧作業に使用する締固め機
械に関し、特に振動発生機構を一時停止させる為の一時
停止スイッチを設けたものに関する。
め作業や、アスファルトの転圧作業に使用する締固め機
械に関し、特に振動発生機構を一時停止させる為の一時
停止スイッチを設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の締固め機械では、走行中に振動
発生機構の偏心錘を油圧モータで回転させることによ
り、転圧ローラを振動させて路面を締め固めている。前
記油圧モータを制御する電磁バルブは、メインスイッチ
をONしたとき電源が供給されて作動し油圧モータに圧
油を供給する。これにより、油圧モータを、回転させ、
転圧ローラに転圧力を与え、路面の締め固めを行う。
発生機構の偏心錘を油圧モータで回転させることによ
り、転圧ローラを振動させて路面を締め固めている。前
記油圧モータを制御する電磁バルブは、メインスイッチ
をONしたとき電源が供給されて作動し油圧モータに圧
油を供給する。これにより、油圧モータを、回転させ、
転圧ローラに転圧力を与え、路面の締め固めを行う。
【0003】ところで、舗装作業等において、舗装作業
区域以外では、余分な転圧をしないため、振動を停止さ
せる必要がある。また、路面には、マンホールや縁石等
の障害物があるため、この部分でも振動を停止させる必
要がある。これに対応するため、変速レバーを中立位置
にすれば、車両本体の停止と共に電磁バルブはOFF位
置になり、振動が止まるようになっている。
区域以外では、余分な転圧をしないため、振動を停止さ
せる必要がある。また、路面には、マンホールや縁石等
の障害物があるため、この部分でも振動を停止させる必
要がある。これに対応するため、変速レバーを中立位置
にすれば、車両本体の停止と共に電磁バルブはOFF位
置になり、振動が止まるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような障害物等を通過するときに、油圧モータ制御用の
電磁バルブを作動させるメインスイッチをOFFにする
ことが考えられるが、以下の問題点があった。
ような障害物等を通過するときに、油圧モータ制御用の
電磁バルブを作動させるメインスイッチをOFFにする
ことが考えられるが、以下の問題点があった。
【0005】即ち、操作パネル上にメインスイッチがあ
る場合、片手は常に変速レバー上にあり、他方の手はス
テアリングハンドル上にあるため、メインスイッチを操
作しようとしたとき、変速レバーあるいはステアリング
ハンドルのどちらか一方の手を離しスイッチを操作する
ことになり、操作性が悪く危険である。変速レバーにメ
インスイッチがある場合、メインスイッチはオルタネー
トスイッチであるため、メインスイッチをONの状態で
運転を停止し、再運転したとき等、メインスイッチがO
Nしているのに気付かずに運転してしまうことがあり危
険である。
る場合、片手は常に変速レバー上にあり、他方の手はス
テアリングハンドル上にあるため、メインスイッチを操
作しようとしたとき、変速レバーあるいはステアリング
ハンドルのどちらか一方の手を離しスイッチを操作する
ことになり、操作性が悪く危険である。変速レバーにメ
インスイッチがある場合、メインスイッチはオルタネー
トスイッチであるため、メインスイッチをONの状態で
運転を停止し、再運転したとき等、メインスイッチがO
Nしているのに気付かずに運転してしまうことがあり危
険である。
【0006】本考案の目的は、舗装作業などに供する為
の操作性と安全性に優れた締固め機械を提供することで
ある。
の操作性と安全性に優れた締固め機械を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1に係る締固め
機械は、路面を転圧する転圧ローラと、この転圧ローラ
を振動させる振動発生機構と、振動発生機構の作動・停
止を指令する為のメインスイッチであって、運転席部の
操作パネル上に配置されたメインスイッチとを備えた締
め固め機械において、前記振動発生機構を一時的に停止
させる一時停止スイッチであってスイッチ操作時のみ動
作する自己復帰型の一時停止スイッチを、前記メインス
イッチとは別に設け、前記一時停止スイッチを、運転席
部のステアリングハンドルの握り部あるいは操作レバー
の上端握り部またはそれらの近傍に取付位置調整可能に
取付けたものである。
機械は、路面を転圧する転圧ローラと、この転圧ローラ
を振動させる振動発生機構と、振動発生機構の作動・停
止を指令する為のメインスイッチであって、運転席部の
操作パネル上に配置されたメインスイッチとを備えた締
め固め機械において、前記振動発生機構を一時的に停止
させる一時停止スイッチであってスイッチ操作時のみ動
作する自己復帰型の一時停止スイッチを、前記メインス
イッチとは別に設け、前記一時停止スイッチを、運転席
部のステアリングハンドルの握り部あるいは操作レバー
の上端握り部またはそれらの近傍に取付位置調整可能に
取付けたものである。
【0008】
【作用】 請求項1の締固め機械においては、アスファ
ルトの舗装作業等を行う場合、メインスイッチをON操
作し、振動発生機構を駆動する油圧モータに圧油を供給
し、油圧モータを回転させ、転圧ローラに転圧力を与
え、路面を締め固める。このとき、鋪装作業区域外や、
マンホールや縁石等の障害物の直前では、予め振動を停
止させてから通過する必要がある。
ルトの舗装作業等を行う場合、メインスイッチをON操
作し、振動発生機構を駆動する油圧モータに圧油を供給
し、油圧モータを回転させ、転圧ローラに転圧力を与
え、路面を締め固める。このとき、鋪装作業区域外や、
マンホールや縁石等の障害物の直前では、予め振動を停
止させてから通過する必要がある。
【0009】このような場合、障害物等の手前で、変速
レバーに載せている片手あるいはステアリングハンドル
に載せているもう一方の手でその近傍にある一時停止ス
イッチを操作すると、操作パネル上のメインスイッチに
もう一方の手を伸ばしてメインスイッチを操作しなくて
も、電磁方向切換弁を介して油圧モータへの油圧供給が
停止され、油圧モータが徐々に回転数を下げ、振動を停
止することになる。
レバーに載せている片手あるいはステアリングハンドル
に載せているもう一方の手でその近傍にある一時停止ス
イッチを操作すると、操作パネル上のメインスイッチに
もう一方の手を伸ばしてメインスイッチを操作しなくて
も、電磁方向切換弁を介して油圧モータへの油圧供給が
停止され、油圧モータが徐々に回転数を下げ、振動を停
止することになる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面に基いて
説明する。図1は締固め機械の側面図、図2は同じく締
固め機械の平面図、図3は運転席部の操作パネル部の平
面図、図4は同じくその側面図である。
説明する。図1は締固め機械の側面図、図2は同じく締
固め機械の平面図、図3は運転席部の操作パネル部の平
面図、図4は同じくその側面図である。
【0011】本実施例の締固め機械は、図1,2の如
く、車両本体1の前後に前転圧ローラ2と後転圧ローラ
3とを備えている。前転圧ローラ2は、ステアリングシ
リンダ4により転舵される。両転圧ローラ2,3は、駆
動輪であって、運転席部5の下部に配されたエンジン6
からの出力を油圧駆動方式に変換して駆動される。そし
て、両転圧ローラ2,3には、振動発生機構7が内蔵さ
れている。この振動発生機構7は、油圧モータ8と、こ
の回転力により回転する偏心錘(図示せず)とを備えて
いる周知構造のものである。
く、車両本体1の前後に前転圧ローラ2と後転圧ローラ
3とを備えている。前転圧ローラ2は、ステアリングシ
リンダ4により転舵される。両転圧ローラ2,3は、駆
動輪であって、運転席部5の下部に配されたエンジン6
からの出力を油圧駆動方式に変換して駆動される。そし
て、両転圧ローラ2,3には、振動発生機構7が内蔵さ
れている。この振動発生機構7は、油圧モータ8と、こ
の回転力により回転する偏心錘(図示せず)とを備えて
いる周知構造のものである。
【0012】運転席部5には、左右方向に長い運転席9
と、その前方に位置する操作パネル10と、操作パネル
10の中央部に配されたステアリングハンドル11と、
運転席9の上方を覆うヘッドガード12と、操作パネル
10の左右側方に配設された変速レバー13とを有して
いる。
と、その前方に位置する操作パネル10と、操作パネル
10の中央部に配されたステアリングハンドル11と、
運転席9の上方を覆うヘッドガード12と、操作パネル
10の左右側方に配設された変速レバー13とを有して
いる。
【0013】操作パネル10は、図3の如く、運転席9
の左右両側で操作できるように、ほぼ左右対称に同一機
能のスイッチ類およびメータ類14が配設されている。
これに対応して、変速レバー13も運転席9の両側に配
設されている。この変速レバー13は、図3,4の如
く、一本のレバーで発進・停止・変速・前後進が行える
もので、車両本体1に軸15周りに揺動自在に支持され
ている。
の左右両側で操作できるように、ほぼ左右対称に同一機
能のスイッチ類およびメータ類14が配設されている。
これに対応して、変速レバー13も運転席9の両側に配
設されている。この変速レバー13は、図3,4の如
く、一本のレバーで発進・停止・変速・前後進が行える
もので、車両本体1に軸15周りに揺動自在に支持され
ている。
【0014】図5は振動発生機構の振動制御部の構成図
である。この図に基いて、振動制御部の構成を説明する
と、振動制御は、前転圧ローラ用の油圧モータを制御す
る前転圧用の電磁バルブ17と、後転圧ローラ用の油圧
モータを制御する後転圧用の電磁バルブ18とを強弱と
OFFに切り替え制御するもので、変速レバー13の変
速位置を検知する検知スイッチ21と、振動モードを設
定する振動モードスイッチ22と、電磁バルブ17,1
8の強・弱・OFF位置を設定するメインスイッチ23
と、該メインスイッチ23、モードスイッチ22および
検知スイッチ21からの信号により前記電磁バルブ1
7,18を制御する制御回路24とを備えている。そし
て、メインスイッチ23と制御回路24とを結ぶ信号線
に振動を一時的に停止させる一時停止スイッチ25が介
在されている。この一時停止スイッチ25は、自動復帰
型のスイッチである。
である。この図に基いて、振動制御部の構成を説明する
と、振動制御は、前転圧ローラ用の油圧モータを制御す
る前転圧用の電磁バルブ17と、後転圧ローラ用の油圧
モータを制御する後転圧用の電磁バルブ18とを強弱と
OFFに切り替え制御するもので、変速レバー13の変
速位置を検知する検知スイッチ21と、振動モードを設
定する振動モードスイッチ22と、電磁バルブ17,1
8の強・弱・OFF位置を設定するメインスイッチ23
と、該メインスイッチ23、モードスイッチ22および
検知スイッチ21からの信号により前記電磁バルブ1
7,18を制御する制御回路24とを備えている。そし
て、メインスイッチ23と制御回路24とを結ぶ信号線
に振動を一時的に停止させる一時停止スイッチ25が介
在されている。この一時停止スイッチ25は、自動復帰
型のスイッチである。
【0015】検知スイッチ21は、変速レバー13の前
進位置・後進位置・中立位置を検知するものである。モ
ードスイッチ22は、前転圧ローラ2および後転圧ロー
ラ3を振動させるモードと、前転圧ローラ2のみ振動さ
せるモードと、後転圧ローラ3のみ振動させるモードと
を選択可能とされている。メインスイッチ23は、オル
タネートスイッチであって、このメインスイッチ23お
よびモードスイッチ22は、図3に示すように、操作パ
ネル9上のスイッチ類14に含まれ、メインスイッチ2
3の強弱・OFF状態はインジケータランプ等で運転者
に報知可能とされている。
進位置・後進位置・中立位置を検知するものである。モ
ードスイッチ22は、前転圧ローラ2および後転圧ロー
ラ3を振動させるモードと、前転圧ローラ2のみ振動さ
せるモードと、後転圧ローラ3のみ振動させるモードと
を選択可能とされている。メインスイッチ23は、オル
タネートスイッチであって、このメインスイッチ23お
よびモードスイッチ22は、図3に示すように、操作パ
ネル9上のスイッチ類14に含まれ、メインスイッチ2
3の強弱・OFF状態はインジケータランプ等で運転者
に報知可能とされている。
【0016】制御回路24は、一般的なマイクロコンピ
ュータから構成され(但し、リレー等を組み合わせたも
のであってもよい)、検知スイッチ21からの変速レバ
ー中立位置信号に基いて電磁バルブ17,18をOFF
させるレバー中立時停止手段26と、モードスイッチ2
2およびメインスイッチ23からのモード信号および強
弱信号等に基いて電磁バルブ17,18を強位置・弱位
置・OFF位置に切り替えるバルブ制御手段27と、一
時停止スイッチ25からの停止信号に基いて電磁バルブ
17,18を一時的に停止する一時停止手段28とを有
している。電磁バルブ17,18は、強位置・OFF位
置・弱位置の三位置に切り替え可能な三位置切替弁であ
って、そのポートにポンプ29、タンク30および油圧
モータ8が接続されている。
ュータから構成され(但し、リレー等を組み合わせたも
のであってもよい)、検知スイッチ21からの変速レバ
ー中立位置信号に基いて電磁バルブ17,18をOFF
させるレバー中立時停止手段26と、モードスイッチ2
2およびメインスイッチ23からのモード信号および強
弱信号等に基いて電磁バルブ17,18を強位置・弱位
置・OFF位置に切り替えるバルブ制御手段27と、一
時停止スイッチ25からの停止信号に基いて電磁バルブ
17,18を一時的に停止する一時停止手段28とを有
している。電磁バルブ17,18は、強位置・OFF位
置・弱位置の三位置に切り替え可能な三位置切替弁であ
って、そのポートにポンプ29、タンク30および油圧
モータ8が接続されている。
【0017】図6は一時停止スイッチ25を変速レバー
部に配設した状態を示す図である。図に示す如く、前記
一時停止スイッチ25か、変速レバー13の上端握り部
31の下側近傍のスイッチ取付ボックス32の上面に配
設されている。スイッチ取付ボックス32は、変速レバ
ー13にボルト33により挟持部材34を介して取付位
置調整可能に取付けられている。
部に配設した状態を示す図である。図に示す如く、前記
一時停止スイッチ25か、変速レバー13の上端握り部
31の下側近傍のスイッチ取付ボックス32の上面に配
設されている。スイッチ取付ボックス32は、変速レバ
ー13にボルト33により挟持部材34を介して取付位
置調整可能に取付けられている。
【0018】上記の締固め機械において、アスファルト
の舗装作業等を行う場合、メインスイッチをONし、電
磁バルブを作動させて油圧モータに圧油を供給し、約3
000rpmまで回転を上け、転圧ローラ2,3に転圧
力を与え、路面を締め固める。このとき、舗装面とそう
でない部分とのつなぎ目等や、マンホールや縁石等の障
害物の上を通過する際には、その直前で予め振動を停止
させた状態で通過する必要がある。
の舗装作業等を行う場合、メインスイッチをONし、電
磁バルブを作動させて油圧モータに圧油を供給し、約3
000rpmまで回転を上け、転圧ローラ2,3に転圧
力を与え、路面を締め固める。このとき、舗装面とそう
でない部分とのつなぎ目等や、マンホールや縁石等の障
害物の上を通過する際には、その直前で予め振動を停止
させた状態で通過する必要がある。
【0019】このような障害物を通過する場合、その手
前で、走行しながら変速レバー13を操作中の片手でそ
の近傍にある一時停止スイッチ25を操作する。する
と、一時停止手段28からOFF信号が電磁バルブ1
7,18に出力され、電磁バルブ17,18がOFFす
る。従って、メインスイッチ23にもう一方の手を伸ば
してメインスイッチ23を操作しなくても、電磁バルブ
17,18がOFF位置になる。電磁バルブ17,18
がOFFすると、油圧モータ8への圧油の供給が遮断さ
れ、油圧モータ8の回転数が徐々に下がり、振動が停止
する。
前で、走行しながら変速レバー13を操作中の片手でそ
の近傍にある一時停止スイッチ25を操作する。する
と、一時停止手段28からOFF信号が電磁バルブ1
7,18に出力され、電磁バルブ17,18がOFFす
る。従って、メインスイッチ23にもう一方の手を伸ば
してメインスイッチ23を操作しなくても、電磁バルブ
17,18がOFF位置になる。電磁バルブ17,18
がOFFすると、油圧モータ8への圧油の供給が遮断さ
れ、油圧モータ8の回転数が徐々に下がり、振動が停止
する。
【0020】従来の締固め機械の場合、前記のような障
害物を通過する際には、障害物の手前で変速レバー13
あるいはステアリングハンドルから手を離しメインスイ
ッチをオフ位置に切り換えて振動発生を停止させ、障害
物上を通過するため、操作性が悪く危険である。これに
対して、本実施例の締固め機械では、一定速度で走行し
つつ、一時的に振動を停止できるため、操作性が良く安
全である。障害物を通過した後は、一時停止スイッチ2
5から手を離せば、一時停止スイッチ25は自動復帰ス
イッチであるため、制御回路24にはメインスイッチ2
3からの信号がそのまま入り、障害物通過前の振動モー
ドで再び振動させなから走行することができる。
害物を通過する際には、障害物の手前で変速レバー13
あるいはステアリングハンドルから手を離しメインスイ
ッチをオフ位置に切り換えて振動発生を停止させ、障害
物上を通過するため、操作性が悪く危険である。これに
対して、本実施例の締固め機械では、一定速度で走行し
つつ、一時的に振動を停止できるため、操作性が良く安
全である。障害物を通過した後は、一時停止スイッチ2
5から手を離せば、一時停止スイッチ25は自動復帰ス
イッチであるため、制御回路24にはメインスイッチ2
3からの信号がそのまま入り、障害物通過前の振動モー
ドで再び振動させなから走行することができる。
【0021】また、締め固めを必要とする舗装面とそう
でない路面との連結部分では、車両を走行させたまま目
標地点を通過するときに、一時停止スイッチ25を操作
し、振動を停止させる。そうすると、上述の障害物を通
過するときと同様に、余分な部分まで締め固めることが
なくなり、作業性が向上する。
でない路面との連結部分では、車両を走行させたまま目
標地点を通過するときに、一時停止スイッチ25を操作
し、振動を停止させる。そうすると、上述の障害物を通
過するときと同様に、余分な部分まで締め固めることが
なくなり、作業性が向上する。
【0022】なお、運転者の足元に一時停止スイッチを
配することも考えられるが、一時停止スイッチを足元に
配すると、意図しないときにスイッチを操作する頻度が
高く、また初心者等の操作上のトラブルが多くなるた
め、妥当ではない。この点、変速レバー13あるいはス
テアリングハンドル握り部に一時停止スイッチ25を設
ければ、操作時にスイッチ操作を目視でき、確認の上で
操作できるため、誤操作が少なくなる。
配することも考えられるが、一時停止スイッチを足元に
配すると、意図しないときにスイッチを操作する頻度が
高く、また初心者等の操作上のトラブルが多くなるた
め、妥当ではない。この点、変速レバー13あるいはス
テアリングハンドル握り部に一時停止スイッチ25を設
ければ、操作時にスイッチ操作を目視でき、確認の上で
操作できるため、誤操作が少なくなる。
【0023】更に、上記実施例では、一時停止スイッチ
25を、常時操作する変速レバー13の上端握り部31
の下側近傍に配設し、操作性を向上させているが、握り
部31に配置しても同様な効果が期待できる。
25を、常時操作する変速レバー13の上端握り部31
の下側近傍に配設し、操作性を向上させているが、握り
部31に配置しても同様な効果が期待できる。
【0024】
【考案の効果】 請求項1の締固め機械によれば、以上
に説明したように、操作パネル上のメインスイッチとは
別に振動一時停止スイッチを、運転席部のステアリング
ハンドルの握り部あるいは変速レバーの上端握り部また
はそれら近傍に取付位置調整可能に取付けたので、ステ
アリングハンドル又は変速レバーから手を離さずに走行
させながら振動を一時的に停止させることができるた
め、操作性が向上し、さらに安全である。 一時停止スイ
ッチが、その操作時のみ動作する自動復帰型のものであ
るので、その一時停止スイッチを操作しているときだ
け、振動発生機構を停止させることができるから、誤操
作による影響が少なくなる。 一時停止スイッチを取付位
置調整可能に取付けたので、運転者が操作し易い位置に
位置調整できるから操作性を高める上で有利である。
に説明したように、操作パネル上のメインスイッチとは
別に振動一時停止スイッチを、運転席部のステアリング
ハンドルの握り部あるいは変速レバーの上端握り部また
はそれら近傍に取付位置調整可能に取付けたので、ステ
アリングハンドル又は変速レバーから手を離さずに走行
させながら振動を一時的に停止させることができるた
め、操作性が向上し、さらに安全である。 一時停止スイ
ッチが、その操作時のみ動作する自動復帰型のものであ
るので、その一時停止スイッチを操作しているときだ
け、振動発生機構を停止させることができるから、誤操
作による影響が少なくなる。 一時停止スイッチを取付位
置調整可能に取付けたので、運転者が操作し易い位置に
位置調整できるから操作性を高める上で有利である。
【図1】実施例に係る締固め機械の側面図である。
【図2】前記締固め機械の平面図である。
【図3】前記締固め機械の運転席部の操作パネル部を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】前記締固め機械の運転席部の操作パネル部を示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】前記締固め機械の振動発生機構の振動制御部の
構成図である。
構成図である。
【図6】前記締固め機械の一時停止スイッチと変速レバ
ー部を示す図である。
ー部を示す図である。
1 車両本体 2,3 転圧ローラ 5 運転席部 6 エンジン 7 振動発生機構 8 油圧モータ 9 運転席 10 操作パネル 11 ステアリングハンドル 13 変速レバー 17,18 電磁バルブ 21 検知スイッチ 22 モードスイッチ 23 メインスイッチ 24 制御回路 25 一時停止スイッチ 31 上端握り部 32 スイッチ取付ボックス 34 挟持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−54609(JP,A) 実開 昭57−33705(JP,U) 実開 平2−125069(JP,U) 実公 昭64−1715(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 19/26 - 19/28 E02F 9/16 E02F 9/20
Claims (1)
- 【請求項1】 路面を転圧する転圧ローラと、この転圧
ローラを振動させる振動発生機構と、振動発生機構の作
動・停止を指令する為のメインスイッチであって、運転
席部の操作パネル上に配置されたメインスイッチとを備
えた締固め機械において、 前記振動発生機構を一時的に停止させる一時停止スイッ
チであってスイッチ操作時のみ動作する自動復帰型の一
時停止スイッチを、前記メインスイッチとは別に設け、 前記一時停止スイッチを、運転席部のステアリングハン
ドルの握り部あるいは変速レバーの上端握り部またはそ
れらの近傍に取付位置調整可能に取付けたことを特徴と
する締固め機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069115U JP2591123Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 締固め機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069115U JP2591123Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 締固め機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627906U JPH0627906U (ja) | 1994-04-15 |
JP2591123Y2 true JP2591123Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=13393324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992069115U Expired - Fee Related JP2591123Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 締固め機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591123Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5733705U (ja) * | 1980-08-01 | 1982-02-22 | ||
JPH02125069U (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-15 | ||
JPH0454609A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-21 | Komatsu Ltd | 建設機械の操作装置および制御装置 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP1992069115U patent/JP2591123Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627906U (ja) | 1994-04-15 |
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