JP2590993Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2590993Y2
JP2590993Y2 JP1992041181U JP4118192U JP2590993Y2 JP 2590993 Y2 JP2590993 Y2 JP 2590993Y2 JP 1992041181 U JP1992041181 U JP 1992041181U JP 4118192 U JP4118192 U JP 4118192U JP 2590993 Y2 JP2590993 Y2 JP 2590993Y2
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Inventor
衆一 高橋
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筐体本体に対して開閉
自在な操作部を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のファクシミリ装置は図
4に示すようなものがある。これを概略説明すると、6
0は読取部あるいは印字部等が内蔵された筐体本体、6
1はサイドフレーム62に横架されたシャフト63に回
動自在に支持されて筐体本体60に開閉自在な操作部、
64は原稿挿入口、65は原稿ガイド、66は自動給紙
ローラ、67は送りローラ、68は送信ローラ、69は
ディスタンスブラケット71に揺動自在に支持された取
付けブラケットに取付けられ板ばね72によって前記送
信ローラ68に密着する密着センサ、73は密着センサ
69により読み取られた原稿を装置外部に排出する排出
ローラ、74はサイドフレーム62に植設したピン75
に回動自在に支持され常時矢印A方向に回動習性が付与
されて前記操作部61に植設したピン76に係合して操
作部61を筐体本体60に閉状態に保持するロックアー
ムである。そして、操作部61には、筐体本体60の接
合面60aに摺動動作部77aが当接するスイッチ77
が取付けられており、このスイッチ77によって操作部
61が閉じられたことを検知し、これにより読取部や印
字部等を動作可能状態としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ装置においては、操作部を筐体本体にロックする
ロック手段と操作部がロックされたことを検知する検知
手段とが、個別に配置されているので、ロック手段によ
るロック状態と検知手段による検知状態とを個別に調整
しなければならず、このため調整作業が煩雑となり調整
時間を多く要するといった問題があった。また、個別に
配置されているために、操作部が完全にロックされてい
ないにもかかわらず、スイッチが動作することがあるの
で、送信ローラと密着センサとが不完全に密着してこれ
により読取精度が悪化するといった欠点があった。
【0004】したがって、本考案は上記したような従来
の問題あるいは欠点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、ロック手段によるロック状態と検
知手段による検知状態とが一致するようにし、もって調
整作業を容易とすると共に、読取精度が悪化することを
防止したファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係るファクシミリ装置は、筐体本体に対し
て開閉自在な操作部を有するファクシミリ装置であっ
て、前記操作部の開閉面に操作部が前記筐体本体に閉じ
られたことを検知するスイッチを保持する保持部を設け
ると共に、このスイッチの動作部に臨むようにして突出
した突出片を設け、この突出片と係合して前記操作部を
筐体本体にロックする係合部とこの係合部に連設されて
前記スイッチの動作部を動作させると共に前記操作部を
筐体本体に閉じる際に前記突出片に当接するテーパ状の
作動部とを有する全体が弾性を有するロック部材を前記
筐体本体に設けたものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、検知手段とロック手段とが同
一の位置に配設され、ロック手段により操作部がロック
されると同時に、検知手段が動作する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係るファクシミリ装置の側断面
図、図2は同じく要部側断面図である。これらの図にお
いて、符号1で示すファクシミリ装置は、ファクシミリ
機能を搭載した本体部と、通信回線で接続したセンタ
ーとの処理内容および通信手順等の操作内容を表示する
操作部4とで構成されている。本体部を構成する本体
筐体5の前面中央部には、ロール7を収納する凹陥状に
形成されたロール収納部6が設けられており、ロール7
の記録紙8は、一対の記録紙ガイド9と10との間を案
内され、印字ヘッド14とプラテンローラ15とで構成
される印字部13で印字されて、本体筐体5の後方上部
に穿設された記録紙排出口11から排出される。
【0008】印字部13は、印字ヘッド14、プラテン
ローラ15、プラテンローラ15を間接的に保持するブ
ラケット16およびプラテンローラ15の軸受にU字溝
18aが挿入されて揺動自在に支持された操作レバー1
8とで構成され、操作レバー18を図中反時計方向に回
動操作させることにより印字ヘッド14がプラテンロー
ラ15から離間するようになっている。また、本体筐体
5内には、プリント基板21、22、プラテンローラ1
5と後述する読取ローラ32との回転駆動源となるモー
タ23および電源24が配設されている。
【0009】30は、本体筐体5の前面下部に配設され
ファクシミリ装置1内に挿入される原稿Pを読取る原稿
読取部で、ブラケット31と、ブラケット31の段付き
U字溝31aに軸受32aが嵌合して支持された読取ロ
ーラ32と、U字溝31aに突起33aが嵌合して支持
された密着センサ33と、センサ33を読取ローラ32
に密着させる板ばね34と、ブラケット31に軸35a
を支軸として揺動自在に支持され前記読取ローラ32を
センサ33からさせるための操作板35とから概略構成
されている。36は原稿読取部30で読み取られた原稿
Pを装置1外部に排出する原稿排出口である。
【0010】操作部4を構成する表示フレーム41の前
面部には、表示パネル42が設けられており、表示パネ
ル42の奥方には、タッチパネル43、液晶パネル44
およびプリント基板45が配設され、この操作部4は下
端部を中心として上端部を開くように本体筐体5に開閉
自在に支持されており、この操作部4を開くことによ
り、ロール収納部6の前面側を開放して、ロール7の交
換を可能とする。
【0011】この操作部4の本体筐体5との開閉面の上
部には、穴46が穿設され、この穴46の周りには表示
フレーム41の内方に向かって表示フレーム41に一体
に突出したリブ46aが設けられ、リブ46aの外側に
は、リブ46aよりもやや高く先端に爪部47aを有す
る弾性係合片47が一体に形成されており、前記穴46
下方中央まで臨むようにして傾斜した突出部48が設け
られている。
【0012】一方、穴46に対応した本体筐体5の開閉
面には凹陥部51が設けられている。この凹陥部51に
は、全体がばね性を有する薄板状のロック片52がねじ
止めされている。このロック片52は、垂直状に立ち上
がった立上り部52aと、立上り部52aから直角に折
れ曲がった折曲部52bと折曲部52bから後方に傾斜
したテーパ部52cとから構成されている。55は、先
端に摺動動作部55aを有する検知スイッチで、前記リ
ブ46a内に挿入されて鍔部55bが弾性係合片47の
弾性変形によってリブ46aと鍔部47aとに挟持され
ることによってリブ46a内に保持される。
【0013】このような構成において、操作部4を閉じ
ると、図3(a)に示すように表示フレーム41の突出
部48の先端下面がロック片52のテーパ部52cに当
接する。このとき、検知スイッチ55の摺動動作部55
aは突出部48の上端面に突出した状態で当接して不動
作状態が保持されている。さらに、操作部4を閉じよう
とすると、同図(b)に示すようにロック片52のテー
パ部52cに沿って突出部48が摺動して、突出部48
によってロック片52の立上り部52aが時計方向に弾
性変形する。
【0014】さらに、操作部4を本体筐体5に完全に閉
じると、図2に示すように、ロック片52の折曲部52
bが突出部48の上面に乗り上げて突出部48と係合
し、操作部4を本体筐体5にロックする。同時にテーパ
部52cが、立上り部52bの弾性変形の復旧により突
出部48と検知スイッチ55との間に侵入して検知スイ
ッチ55の摺動動作部55aを押し上げ、検知スイッチ
55を動作状態とし、操作部4が本体筐体5に閉じられ
たことを検知する。なお、本実施例では、ロック片52
を別部材で凹陥部51内にねじで固定するようにした
が、これに限定されることなく、本体筐体5を合成樹脂
で形成して、一体成形してもよいことは勿論である。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、
体本体に対して開閉自在な操作部が前記筐体本体に閉じ
られたことを検知するスイッチを保持する保持部を設け
ると共に、このスイッチの動作部に臨むようにして突出
した突出片を設け、この突出片と係合して前記操作部を
筐体本体にロックする係合部とこの係合部に連設されて
前記スイッチの動作部を動作させると共に前記操作部を
筐体本体に閉じる際に前記突出片に当接するテーパ状の
作動部とを有する全体がばね性を有するロック部材を前
記筐体本体に設け、ロック手段と検知手段とを同一位置
に配置し、かつロック手段によるロック動作と検知手段
による検知動作とを同時に行うようにしたので、ロック
動作と検知動作との調整が同時に行え、このため調整が
容易で短時間で行うことが可能となると共に、部品点数
が削減される。また、ロック動作と検知動作とが正確に
行われるために、検知動作に基づく読取部における読取
精度を悪化させることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るファクシミリ装置の側断面図であ
る。
【図2】本考案に係るファクシミリ装置の要部側断面図
である。
【図3】本考案に係るファクシミリ装置の動作状態を示
す要部側断面図である。
【図4】従来のファクシミリ装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 本体部 操作部 5 本体筐体 41 表示フレーム 48 突出部 52 ロック片 52b 折曲部 52c テーパ部 55 検知スイッチ 55a 摺動動作部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体本体に対して開閉自在な操作部を有
    するファクシミリ装置であって、前記操作部の開閉面に
    操作部が前記筐体本体に閉じられたことを検知するスイ
    ッチを保持する保持部を設けると共に、このスイッチの
    動作部に臨むようにして突出した突出片を設け、この突
    出片と係合して前記操作部を筐体本体にロックする係合
    部とこの係合部に連設されて前記スイッチの動作部を動
    作させると共に前記操作部を筐体本体に閉じる際に前記
    突出片に当接するテーパ状の作動部とを有する全体がば
    ね性を有するロック部材を前記筐体本体に設けたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
JP1992041181U 1992-05-25 1992-05-25 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2590993Y2 (ja)

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JPH0597162U JPH0597162U (ja) 1993-12-27
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