JP2553686Y2 - 蓋の開閉構造 - Google Patents

蓋の開閉構造

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JP2553686Y2
JP2553686Y2 JP6175892U JP6175892U JP2553686Y2 JP 2553686 Y2 JP2553686 Y2 JP 2553686Y2 JP 6175892 U JP6175892 U JP 6175892U JP 6175892 U JP6175892 U JP 6175892U JP 2553686 Y2 JP2553686 Y2 JP 2553686Y2
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JP
Japan
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lid
door
opening
paper tray
shaft
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JP6175892U
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JPH0618339U (ja
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明彦 船山
裕靖 井上
宏作 北原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリンタ装置、複写機
等に装着される給紙装置に関し、特に給紙装置の扉に設
けた用紙トレイ挿入口を開閉する蓋の開閉構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の蓋の開閉構造は、図4
に示すように、給紙装置1の内部に設けた用紙トレイ2
0を収納する収納室2と、収納室2の開口部2aを開閉
自在とする扉3と、この扉3の前面中央部に設けた用紙
トレイ20を挿入する挿入口3aと、扉3の両側面部間
に掛け渡された軸31aに揺動自在に支持され挿入口3
aを開閉する蓋30とからなり、蓋30aは常時、図示
しない付勢手段により挿入口3aを閉じる方向に付勢さ
れており、挿入口3aから用紙トレイ20を挿入する
と、同図(b)に示すように、蓋30は、用紙トレイに
より開き、用紙トレイ20が、収納室2に収納されてい
る間、その状態を保持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
構造の蓋の開閉構造においては、紙詰まり等が発生して
扉3を開くと、同図(c)に示すように蓋30は、用紙
トレイ20の支持がなくなり、挿入口3aを閉じた状態
となる。この状態で、再び扉を閉めると、蓋30が用紙
トレイ20に当接して蓋を破損するといった不都合が発
生していた。この不都合を発生させないために、操作者
は、扉3を閉じる際に、常に、用紙トレイ20が抜き取
られているかの確認を行わなければならず、このため
に、使い勝手が悪いといった欠点があった。
【0004】したがって、本考案は、上記したような従
来の不都合あるいは欠点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、扉の開閉時に用紙トレイが抜
き取られているかどうかを確認する必要をなくして使い
勝手を向上させると共に、蓋の破損を防止した蓋の開閉
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る蓋の開閉構造は、用紙トレイを収納す
る収納室の開口部に開閉自在の扉を配設し、この扉に前
記用紙トレイを挿入する挿入口を設け、この挿入口を開
閉自在とし前記用紙トレイの挿入により開く蓋の開閉構
造であって、前記用紙トレイの側面にラックを設けると
共に、このラックに噛合する歯車とこの歯車の回転にと
もなって回動するシャフトおよび突起とこの突起と弾性
変形により係合して前記歯車の回動位置を保持する係合
部とを前記扉に配設し、前記シャフトを前記蓋の揺動支
軸とすると共にこの蓋に固着したものである。
【0006】
【作用】本考案においては、用紙トレイの挿入にともな
って開いた蓋は、突起と係合部との弾性変形による係合
により、扉の開閉に無関係に開いた状態が保持される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係る扉の開閉構造の全体斜視図、
図2は同じく要部斜視図、図3は同じく側断面図であ
る。これらの図において、従来技術と同一の構成につい
て同一の符号を付し詳細な説明は省略する。本考案の特
徴とするところは、扉に設けられた蓋を開閉させる開閉
機構5および係合突起15aと、用紙トレイ20に設け
たラック21にある。
【0008】開閉機構5は、その詳細を図2に示すよう
に、扉3の左側面部3bに軸支されたシャフト8に同軸
上に回転自在に支持されEリング9により抜け止めされ
たピニオン6および伝達ギヤ7と、扉3の左側面部3b
に軸支されたシャフト10に回転自在に支持され前記伝
達ギヤ7と噛合する中間ギヤ9と、この中間ギヤ9と噛
合し扉3の両側面部3b、3c間に回動自在に軸架され
たシャフト12に固着されてシャフト12と一体回動す
る駆動ギヤ11とからなる。
【0009】ピニオン6には、軸方向に貫通する断面が
扇形状の溝穴6aと、左側面部に凹設した断面が円形の
凹陥部6bとが設けられており、一方、伝達ギヤ7に
は、右側面部の中央のボス部7aの周面に一対の螺旋状
の弾性係合片7bが設けられていると共に、ピン7cが
突設し、周面に突起7dが設けられており、弾性係合片
7bが凹陥部6bに嵌入し、ピン7cが溝穴6aに挿入
されることにより、伝達ギヤ7は、ピニオン6と遊びを
有して一体的に回転する。
【0010】駆動ギヤ11と一体的に回動するシャフト
12は、蓋4の揺動支軸となり、かつ蓋12に固着され
ており、したがって、蓋4はシャフト12の回動にとも
ない開閉する。また、蓋4は、シャフト12に嵌装され
て一端が扉3の左側面部3bに植設したピン14に係合
するコイルスプリング13により、常時閉じる方向に付
勢されている。扉3の左側面部3bには、図3中紙面奥
方に弾性変形可能な舌片15が突設され、先端に前記突
起7での回動軌跡上に位置するダボ15aが設けられて
いる。一方、用紙22が積層載置される用紙トレイ22
の左側面部には前記ピニオン6と噛合するラック21が
設けられている。
【0011】本考案の扉の開閉構造は以上のように構成
されており、以下に動作を説明する。まず、用紙トレイ
20を挿入口3aから挿入すると、トレイ20のラック
21とピニオン6とが噛合し、ピニオン6の回動にとも
ない伝達ギヤ7が回動し、突起7dがダボ15aに当接
し、舌片15の弾性変形により、突起7dがダボ15a
に乗り上げてダボ15aと係合する。同時に、伝達ギヤ
7の回動は、中間ギヤ9および駆動ギヤ11に伝達され
てシャフト12を回動させ、蓋4がスプリング13に抗
して開き、前述した突起7dとダボ15aとの係合によ
り、開いた状態が保持される。
【0012】したがって、この状態で、図3(b)に示
すように扉3を開いても、蓋4は開いたままの状態が保
持されているので、再び、扉3を閉じても、蓋4は用紙
トレイ20と当接しない。換言すれば、用紙トレイ20
が収納室2内に収納されたままで、扉3の開閉を行って
も、蓋4が用紙トレイ20によって破損することはな
い。
【0013】次に用紙トレイ20を収納室2から抜き取
ると、再び、ラック21がピニオン6と噛合してピニオ
ン6を図3中時計方向に回動させるが、溝穴6aの遊び
により、伝達ギヤ7は抜き取られる用紙トレイ20の先
端が蓋4の先端に位置した時点から回動し、突起7dと
ダボ15aとの係合が舌片15の弾性変形により解除
し、同時に伝達ギヤ7の回動は、中間ギヤ9および駆動
ギヤ11を介してシャフト12に伝達されて蓋4を閉じ
る方向に回動させ、用紙トレイ20を収納室2から抜き
取ると、蓋4は挿入口3aを閉じる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、収
納室に収納する用紙トレイの側面にラックを設けると共
に、このラックに噛合する歯車とこの歯車の回転にとも
なって回動するシャフトおよび突起とこの突起と弾性変
形により係合して歯車の回動位置を保持する係合部とを
扉に配設し、シャフトを蓋の揺動支軸とすると共にこの
蓋に固着したので、用紙トレイの収納室への収納動作に
ともなって開く蓋は、突起と係合部との係合により、扉
の開閉に関係なく開いた状態が保持され、このため、用
紙トレイを収納室に収納したままの状態で扉を開閉して
も蓋が用紙トレイに当接することがないので、蓋の破損
を防止することができると共に、扉の開閉時に用紙トレ
イが収納されていないことを確認する必要がないので、
使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る蓋の開閉構造の全体斜視図であ
る。
【図2】本考案に係る蓋の開閉構造の要部斜視図であ
る。
【図3】本考案に係る蓋の開閉構造の側断面図で、
(a)は用紙トレイを収納していない状態図、(b)は
用紙トレイを収納した状態図である。
【図4】従来の蓋の開閉構造の側断面図で、(a)は用
紙トレイを収納していない状態図、(b)は用紙トレイ
を収納した状態図、(c)は用紙トレイを収納したまま
で扉を開閉した状態図である。
【符号の説明】
1 給紙装置 2 収納室 3 扉 4 蓋 5 開閉機構 6 ピニオン 7d 突起 12 シャフト 15a ダボ 20 用紙トレイ 21 ラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井上 裕靖 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)考案者 北原 宏作 東京都調布市上石原三丁目四九番地一 日本電気データ機器株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙トレイを収納する収納室の開口部に
    開閉自在の扉を配設し、この扉に前記用紙トレイを挿入
    する挿入口を設け、この挿入口を開閉自在とし前記用紙
    トレイの挿入により開く蓋の開閉構造であって、前記用
    紙トレイの側面にラックを設けると共に、このラックに
    噛合する歯車とこの歯車の回転にともなって回動するシ
    ャフトおよび突起とこの突起と弾性変形により係合して
    前記歯車の回動位置を保持する係合部とを前記扉に配設
    し、前記シャフトを前記蓋の揺動支軸とすると共にこの
    蓋に固着したことを特徴とする蓋の開閉構造。
JP6175892U 1992-08-11 1992-08-11 蓋の開閉構造 Expired - Lifetime JP2553686Y2 (ja)

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JP6175892U JP2553686Y2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 蓋の開閉構造

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Publication Number Publication Date
JPH0618339U JPH0618339U (ja) 1994-03-08
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