JP2590552B2 - 電気カーペット - Google Patents
電気カーペットInfo
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- JP2590552B2 JP2590552B2 JP28931588A JP28931588A JP2590552B2 JP 2590552 B2 JP2590552 B2 JP 2590552B2 JP 28931588 A JP28931588 A JP 28931588A JP 28931588 A JP28931588 A JP 28931588A JP 2590552 B2 JP2590552 B2 JP 2590552B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- signal
- control unit
- heater wire
- electric carpet
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Carpets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、寒冷時に採暖用に使用する電気カーペット
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 一般的な電気カーペットの構成を第5図(a)、
(b)に示す。第5図において、1はヒータ線で電気カ
ーペットの全面に図示のごとく配線され、温度検知線2
はコストの点から図示のごとくヒータ線1に対し一部歯
抜け状に配線され、それぞれの端末はコード口5で中間
コード6に接続され、コントローラ7、電源コード8に
繋がっている。
(b)に示す。第5図において、1はヒータ線で電気カ
ーペットの全面に図示のごとく配線され、温度検知線2
はコストの点から図示のごとくヒータ線1に対し一部歯
抜け状に配線され、それぞれの端末はコード口5で中間
コード6に接続され、コントローラ7、電源コード8に
繋がっている。
第5図(b)は、断面を示し、ヒータ線1と温度検知
線2を挟みこむようにして表布3と裏材4が接着されて
いる。なお9はカバーで表布3の上に載置されている。
線2を挟みこむようにして表布3と裏材4が接着されて
いる。なお9はカバーで表布3の上に載置されている。
第6図にコントローラ7の温度制御のブロック図を示
す。10はヒータ線1と温度検知線2が配設された電気カ
ーペットの本体で、温度検知線2からの温度信号は温度
設定部11で設定された設定信号と比較部12で常に比較さ
れ、設定温度より温度が低ければリレー13をONし、高け
ればOFFし、ヒータ線1への通電を制御して電気カーペ
ットの温度を設定温度に保つよう作用する。なお14は電
源スイッチである。
す。10はヒータ線1と温度検知線2が配設された電気カ
ーペットの本体で、温度検知線2からの温度信号は温度
設定部11で設定された設定信号と比較部12で常に比較さ
れ、設定温度より温度が低ければリレー13をONし、高け
ればOFFし、ヒータ線1への通電を制御して電気カーペ
ットの温度を設定温度に保つよう作用する。なお14は電
源スイッチである。
第7図に室音20℃で通電を開始した場合のカバー9の
表面温度が上昇する様子を示す。180cm×180cmの面積で
700Wの電気カーペットの場合、12分で40℃に到達し、40
分後56℃に到達しON−OFF制御を開始する(実線)。
表面温度が上昇する様子を示す。180cm×180cmの面積で
700Wの電気カーペットの場合、12分で40℃に到達し、40
分後56℃に到達しON−OFF制御を開始する(実線)。
発明が解決しようとする課題 一般に電気カーペットは通電を開始してから、できる
だけ早く暖まるのが望ましい。それを実現するには面積
当りの投入電力を大きくする手段が容易に考えられる。
第7図に示す点線のグラフは前記700Wの電気カーペット
と同一条件で900Wを投入した時の表面温度が上昇する様
子を示す。通電を開始してから9分で40℃に到達し、70
0Wに比べおよそ3分短縮している。
だけ早く暖まるのが望ましい。それを実現するには面積
当りの投入電力を大きくする手段が容易に考えられる。
第7図に示す点線のグラフは前記700Wの電気カーペット
と同一条件で900Wを投入した時の表面温度が上昇する様
子を示す。通電を開始してから9分で40℃に到達し、70
0Wに比べおよそ3分短縮している。
しかしながら、従来の温度制御では900Wにすると次の
ような課題が発生する。
ような課題が発生する。
電気カーペットは、コタツを置いたり、座布団を載せ
たり、様々な使われ方をする。日常考えられる使用状態
の最も厳しい使用条件でも故障や頻繁な安全装置の作動
があってはならない。第8図は上記の最も厳しい使用条
件の一つとして考えられる状態を示したもので、カバー
9を使用しないで保温物Aがヒータ線1の上に、温度検
知線2にかからないように置かれている(以下この状態
を局部保温という)。この状態で通電すると、保温物A
の下側は放熱が妨げられるので周辺に比べ温度が上昇す
るが、温度検知線2に保温物Aがかかっていないので、
保温物Aの下側の高い温度を検知しない。
たり、様々な使われ方をする。日常考えられる使用状態
の最も厳しい使用条件でも故障や頻繁な安全装置の作動
があってはならない。第8図は上記の最も厳しい使用条
件の一つとして考えられる状態を示したもので、カバー
9を使用しないで保温物Aがヒータ線1の上に、温度検
知線2にかからないように置かれている(以下この状態
を局部保温という)。この状態で通電すると、保温物A
の下側は放熱が妨げられるので周辺に比べ温度が上昇す
るが、温度検知線2に保温物Aがかかっていないので、
保温物Aの下側の高い温度を検知しない。
第9図は室温が、20℃より厳しい10℃における上記局
部保温状態のときのヒータ線の温度を時間経過を横軸に
して示す。実線は700Wのときで4時間後に140℃になる
のに対し、点線の900Wでは160℃にもなる。
部保温状態のときのヒータ線の温度を時間経過を横軸に
して示す。実線は700Wのときで4時間後に140℃になる
のに対し、点線の900Wでは160℃にもなる。
電気カーペットは、異常な使用状態でも焼損しないよ
うに、ヒータ線1自身に異常温度検出機能をもたせてお
り、ヒータ線の温度が160℃になるとヒータ線1自身が
コントローラ7に信号を伝え、コントローラ7内に設け
られたヒューズ(図示せず)を溶断する仕組み(以下最
終安全装置という)になっている。なお、最終安全装置
の構成は衆知の手段であるので説明を省略する。
うに、ヒータ線1自身に異常温度検出機能をもたせてお
り、ヒータ線の温度が160℃になるとヒータ線1自身が
コントローラ7に信号を伝え、コントローラ7内に設け
られたヒューズ(図示せず)を溶断する仕組み(以下最
終安全装置という)になっている。なお、最終安全装置
の構成は衆知の手段であるので説明を省略する。
つまり、局部保温の状態になっても最終安全装置が作
動するまでには20℃の余裕があるのに対し、温度の立上
がりを早くするために、900Wにすると局部保温のときに
は160℃に達し、最終安全装置が作動してしまうという
課題を有していた。
動するまでには20℃の余裕があるのに対し、温度の立上
がりを早くするために、900Wにすると局部保温のときに
は160℃に達し、最終安全装置が作動してしまうという
課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、通電を
開始してから早く暖まり、局部保温の状態でもヒータ線
の温度が異常温度まで上昇しない電気カーペットを実現
することを目的とする。
開始してから早く暖まり、局部保温の状態でもヒータ線
の温度が異常温度まで上昇しない電気カーペットを実現
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の電気カーペット
は、ヒータ線と温度検知線を配設した本体と、温度設定
部と、温度検知線からの温度信号と温度設定部に設定さ
れた設定温度信号とを比較する比較部と、電源スイッチ
と、ヒータ線への通電をON−OFFするリレーと、比較部
からの信号と前記電源スイッチからの信号を受けてリレ
ーをON−OFFする時限制御部を備え、時限制御部は電源
スイッチがONしてからヒータへの通電が所定時間以上継
続しないよう制御するTst制御部と、電源スイッチ以外
のヒータをONさせる信号を受けてそのON信号が所定時間
以上継続しないように制御するTon制御部と、ヒータをO
FFさせる信号を受けて少なくとも所定時間はそのOFF信
号を継続するよう制御するToF制御部とからなるもので
ある。
は、ヒータ線と温度検知線を配設した本体と、温度設定
部と、温度検知線からの温度信号と温度設定部に設定さ
れた設定温度信号とを比較する比較部と、電源スイッチ
と、ヒータ線への通電をON−OFFするリレーと、比較部
からの信号と前記電源スイッチからの信号を受けてリレ
ーをON−OFFする時限制御部を備え、時限制御部は電源
スイッチがONしてからヒータへの通電が所定時間以上継
続しないよう制御するTst制御部と、電源スイッチ以外
のヒータをONさせる信号を受けてそのON信号が所定時間
以上継続しないように制御するTon制御部と、ヒータをO
FFさせる信号を受けて少なくとも所定時間はそのOFF信
号を継続するよう制御するToF制御部とからなるもので
ある。
作用 本発明は、上記構成によって、Tst制御部は電源スイ
ッチをONした後、所定時間以上ヒータへの通電が継続し
ないようにし、またTof制御部は所定時間後も、少なく
とも所定時間はヒータをOFFし、さらにTon制御部は長く
ても所定時間以上ヒータがON状態を継続しないよう制御
することができるので、大電力を投入して通電初期は急
速に電気カーペットの表面温度を上げ、温度が上昇した
後は最大通電率を限定して、ヒータ線の過熱を防止す
る。
ッチをONした後、所定時間以上ヒータへの通電が継続し
ないようにし、またTof制御部は所定時間後も、少なく
とも所定時間はヒータをOFFし、さらにTon制御部は長く
ても所定時間以上ヒータがON状態を継続しないよう制御
することができるので、大電力を投入して通電初期は急
速に電気カーペットの表面温度を上げ、温度が上昇した
後は最大通電率を限定して、ヒータ線の過熱を防止す
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図(a)、(b)において、15は900Wのヒータ線
で電気カーペットの全面に図示のごとく配線され、温度
検知線16は図示のごとくヒータ線15に対し一部歯抜け状
に配線され、それぞれの端末はコード口19で中間コード
20に接続され、コントローラ21、電源コード22に繋がっ
ている。
で電気カーペットの全面に図示のごとく配線され、温度
検知線16は図示のごとくヒータ線15に対し一部歯抜け状
に配線され、それぞれの端末はコード口19で中間コード
20に接続され、コントローラ21、電源コード22に繋がっ
ている。
第2図(b)は、断面を示し、ヒータ線15と温度検知
線16を挟みこむようにして表布17と裏材18が接着されて
いる。なお、23はカバーで表布17の上に載置されてい
る。
線16を挟みこむようにして表布17と裏材18が接着されて
いる。なお、23はカバーで表布17の上に載置されてい
る。
第1図にコントローラ21の制御ブロック図を示す。24
はヒータ線15と温度検知線16が配設された電気カーペッ
トの本体で、温度検知線16からの温度信号は温度設定部
25で設定された温度設定信号と比較部26で常に比較さ
れ、設定信号より温度が低ければON信号を、高ければOF
F信号を時限制御部30に送る。時限制御部30には、前記O
N信号を受けてから5分後にOFF信号を発するTon制御部2
8と、前記比較部26からのOFF信号と前記Ton制御部から
のOFF信号と後述するTst制御部からのOFF信号のいずれ
かを受けて1.5分間はOFF信号を保持するToF制御部27
と、電源スイッチ32がONした信号を受けて25分後にOFF
信号を発するTst制御部29の3つの制御部がある。そし
て、電源スイッチ32がONされるとTst制御部29が計時を
開始し、25分以前に比較部29よりOFF信号を受ければ時
限制御部30はOFF信号をリレー31に送り、リレー31は本
体24内のヒータ線15をOFFし、25分経過しても比較部26
よりOFF信号を受けなければ時限制御部30は強制的にOFF
信号を発し、ヒータ線15をOFFする。ヒータ線15をOFFす
る信号は常にTof制御部27に入力され、1.5分間はヒータ
線15をOFF状態に保ち1.5分後に比較部26よりON信号が出
ればヒータ線15はONされる。ヒータ線15をONする信号は
常にTon制御部に入力され、5分間ヒータ線15のON状態
が続けば(前記電源スイッチ32がONしてTst制御部29が
作動する25分間を除く)ヒータ線15を強制的にOFFす
る。
はヒータ線15と温度検知線16が配設された電気カーペッ
トの本体で、温度検知線16からの温度信号は温度設定部
25で設定された温度設定信号と比較部26で常に比較さ
れ、設定信号より温度が低ければON信号を、高ければOF
F信号を時限制御部30に送る。時限制御部30には、前記O
N信号を受けてから5分後にOFF信号を発するTon制御部2
8と、前記比較部26からのOFF信号と前記Ton制御部から
のOFF信号と後述するTst制御部からのOFF信号のいずれ
かを受けて1.5分間はOFF信号を保持するToF制御部27
と、電源スイッチ32がONした信号を受けて25分後にOFF
信号を発するTst制御部29の3つの制御部がある。そし
て、電源スイッチ32がONされるとTst制御部29が計時を
開始し、25分以前に比較部29よりOFF信号を受ければ時
限制御部30はOFF信号をリレー31に送り、リレー31は本
体24内のヒータ線15をOFFし、25分経過しても比較部26
よりOFF信号を受けなければ時限制御部30は強制的にOFF
信号を発し、ヒータ線15をOFFする。ヒータ線15をOFFす
る信号は常にTof制御部27に入力され、1.5分間はヒータ
線15をOFF状態に保ち1.5分後に比較部26よりON信号が出
ればヒータ線15はONされる。ヒータ線15をONする信号は
常にTon制御部に入力され、5分間ヒータ線15のON状態
が続けば(前記電源スイッチ32がONしてTst制御部29が
作動する25分間を除く)ヒータ線15を強制的にOFFす
る。
つぎに本実施例の作用について詳しく説明する。
第3図は局部保温状態におけるヒータ線15の温度と時
間の関係を示す。電源スイッチ32をONにすると、900Wの
通電が開始し、ヒータ線15の温度は900Wの温度上昇カー
ブ(c)に乗って上昇し、Tst制御部29から発する25分
後(Tst)のOFF信号によって(e)点で一旦OFFし、次
にToF制御部27から1.5分後に発するON信号によってヒー
タ線はONし、次ぎにTon制御部から5分後に発するOFF信
号によってヒータ線はOFFし、以下同様にしてヒータ線
の通電は1.5分間OFF、5分間ONが繰り返される。つまり
900Wが6.5間のサイクルの内5分間がONとなり結局900×
5/6.5≒700Wに相当する電力がヒータ線15に供給される
ことになり、第3図の(e)点からは温度上昇速度が遅
くなり、700Wの温度上昇カーブ(d)に乗ることにな
る。
間の関係を示す。電源スイッチ32をONにすると、900Wの
通電が開始し、ヒータ線15の温度は900Wの温度上昇カー
ブ(c)に乗って上昇し、Tst制御部29から発する25分
後(Tst)のOFF信号によって(e)点で一旦OFFし、次
にToF制御部27から1.5分後に発するON信号によってヒー
タ線はONし、次ぎにTon制御部から5分後に発するOFF信
号によってヒータ線はOFFし、以下同様にしてヒータ線
の通電は1.5分間OFF、5分間ONが繰り返される。つまり
900Wが6.5間のサイクルの内5分間がONとなり結局900×
5/6.5≒700Wに相当する電力がヒータ線15に供給される
ことになり、第3図の(e)点からは温度上昇速度が遅
くなり、700Wの温度上昇カーブ(d)に乗ることにな
る。
つまり、従来例の詳述した局部保温状態において、ヒ
ータ線15の温度は4時間経過した後も140℃に納まり、
最終安全装置が作動してしまうという心配はない。
ータ線15の温度は4時間経過した後も140℃に納まり、
最終安全装置が作動してしまうという心配はない。
第4図は通常の使用状態における表面温度(縦軸)と
時間(横軸)の関係を示す。
時間(横軸)の関係を示す。
電源スイッチ32をONすると、900Wの通電が開始し、当
然700Wの時より急速に表面温度が上昇する。そして20分
後には温度設定部25で設定された温度56℃に到達し、比
較部26からOFF信号が時限制御部30へ送られ、Tst制御部
29に優先してヒータ線15をOFFする。そして表面温度は
下降し、3分後に温度設定部25に設けられた4℃のディ
ファレンシャルの下の温度に達しヒーター線15は再びON
する。この時ToF制御部27は監視時間(Tof)1.5分間を
ヒータ線15がOFFしている時間3分間が越えているので
作動はしない。そして表面温度は上昇し、4分後に温度
設定部25で設定された温度56℃に到達しヒータ線15はOF
Fする。この時Ton制御部は監視時間(Ton)5分をヒー
タがONしている時間4分間が越えていないので作動はし
ない。以下同様にして温度設定部25によって設定された
温度を基準にしてヒータ線15はON−OFFされる。
然700Wの時より急速に表面温度が上昇する。そして20分
後には温度設定部25で設定された温度56℃に到達し、比
較部26からOFF信号が時限制御部30へ送られ、Tst制御部
29に優先してヒータ線15をOFFする。そして表面温度は
下降し、3分後に温度設定部25に設けられた4℃のディ
ファレンシャルの下の温度に達しヒーター線15は再びON
する。この時ToF制御部27は監視時間(Tof)1.5分間を
ヒータ線15がOFFしている時間3分間が越えているので
作動はしない。そして表面温度は上昇し、4分後に温度
設定部25で設定された温度56℃に到達しヒータ線15はOF
Fする。この時Ton制御部は監視時間(Ton)5分をヒー
タがONしている時間4分間が越えていないので作動はし
ない。以下同様にして温度設定部25によって設定された
温度を基準にしてヒータ線15はON−OFFされる。
つまり、第4図に示す通常の使用状態では、時限制御
部30はヒータ線15のON−OFFに何ら関与していない。
部30はヒータ線15のON−OFFに何ら関与していない。
このようにして、本実施例では、900Wの高電力で急速
に表面温度を立上げ、局部保温状態になっても時限制御
部30の作用により平均700Wに抑えて最終安全装置が作動
することがないという効果がある。
に表面温度を立上げ、局部保温状態になっても時限制御
部30の作用により平均700Wに抑えて最終安全装置が作動
することがないという効果がある。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の電
気カーペットによれば次の効果が得られる。すなわち、
時間平均すると通電初期のみ高電力を投入するので、通
電開始後の温度上昇速度が速く、しかも局部保温等の厳
しい使用条件においてもヒータ線の過熱を防止すること
ができる。
気カーペットによれば次の効果が得られる。すなわち、
時間平均すると通電初期のみ高電力を投入するので、通
電開始後の温度上昇速度が速く、しかも局部保温等の厳
しい使用条件においてもヒータ線の過熱を防止すること
ができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す、電気カーペットの
温度制御ブロック図、第2図(a)は同電気カーペット
の構成を示す平面図、同図(b)は同電気カーペットの
断面図、第3図は同電気カーペットの局部保温状態のヒ
ータ線の温度上昇を示す特性図、第4図は同電気カーペ
ットの通常使用状態の表面温度を示す特性図、第5図
(a)は従来の電気カーペットの構成を示す平面図、同
図(b)は同電気カーペットの断面図、第6図は同電気
カーペットの温度制御ブロック図、第7図は同電気カー
ペットの通常使用状態の表面温度を示す特性図、第8図
は同電気カーペットにおける局部保温状態を示す平面
図、第9図は同電気カーペットの局部保温状態のヒータ
線の温度上昇を示す特性図である。 15……ヒータ線、16……温度検知線、24……本体、25…
…温度設定部、26……比較部、27……ToF制御部、28…
…Ton制御部、29……Tst制御部、30……時限制御部、31
……リレー、32……電源スイッチ。
温度制御ブロック図、第2図(a)は同電気カーペット
の構成を示す平面図、同図(b)は同電気カーペットの
断面図、第3図は同電気カーペットの局部保温状態のヒ
ータ線の温度上昇を示す特性図、第4図は同電気カーペ
ットの通常使用状態の表面温度を示す特性図、第5図
(a)は従来の電気カーペットの構成を示す平面図、同
図(b)は同電気カーペットの断面図、第6図は同電気
カーペットの温度制御ブロック図、第7図は同電気カー
ペットの通常使用状態の表面温度を示す特性図、第8図
は同電気カーペットにおける局部保温状態を示す平面
図、第9図は同電気カーペットの局部保温状態のヒータ
線の温度上昇を示す特性図である。 15……ヒータ線、16……温度検知線、24……本体、25…
…温度設定部、26……比較部、27……ToF制御部、28…
…Ton制御部、29……Tst制御部、30……時限制御部、31
……リレー、32……電源スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】ヒータ線と温度検知線を配設した本体と、
温度設定部と、前記温度検知線からの温度信号を前記温
度設定部に設定された設定温度信号とを比較する比較部
と、電源スイッチと、前記ヒータ線への通電ON−OFFす
るリレーと、前記比較部からの信号と前記電源スイッチ
からの信号を受けて前記リレーをON−OFFする時限制御
部を備え、前記時限制御部は、前記電源スイッチがONし
てから前記ヒータ線への通電が所定時間以上継続しない
よう制御するTst制御部と、前記電源スイッチ以外の前
記ヒータ線をONさせる信号を受けてそのON信号が所定時
間以上継続しないように制御するTon制御部と、前記ヒ
ータをOFFさせる信号を受けて少なくとも所定時間はそ
のOFF信号を継続するよう制御するToF制御部とからなる
電気カーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28931588A JP2590552B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 電気カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28931588A JP2590552B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 電気カーペット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02136627A JPH02136627A (ja) | 1990-05-25 |
JP2590552B2 true JP2590552B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=17741596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28931588A Expired - Lifetime JP2590552B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 電気カーペット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590552B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4559906B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-10-13 | 永大産業株式会社 | 電気式床暖房システム |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP28931588A patent/JP2590552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02136627A (ja) | 1990-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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