JP2590432Y2 - 高周波加熱調理器 - Google Patents

高周波加熱調理器

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JP2590432Y2
JP2590432Y2 JP1991083375U JP8337591U JP2590432Y2 JP 2590432 Y2 JP2590432 Y2 JP 2590432Y2 JP 1991083375 U JP1991083375 U JP 1991083375U JP 8337591 U JP8337591 U JP 8337591U JP 2590432 Y2 JP2590432 Y2 JP 2590432Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鋼板で加熱室を形成
し、該加熱室の底部に食品を載置して回転するターンテ
ーブルを回転自在に配設し、該ターンテーブルを回転駆
動するための駆動モータを取付アングルにより上記加熱
室の底部外側に配設し、該駆動モータの回転軸が貫通す
る貫通孔を上記加熱室の底部に穿設し、該回転軸と上記
ターンテーブルとを接続してなる高周波加熱調理器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波加熱調理器は、図5及び図
6に示すように、調理器本体21に加熱室22を設け、
この加熱室22の底部に食品23を載置するトレイ24
と該トレイ24を載置して回転するローラステイ25と
からなるターンテーブルを設けていた。
【0003】また、上記調理器本体21の前面に加熱室
22内に食品を出し入れするための開口を開閉する扉2
6を設け、この扉26に隣接させて操作パネル27を設
けていた。
【0004】そして、上記加熱室22は鋼板により形成
されており、該加熱室22の底部の外側に上記ターンテ
ーブルのローラステイ25を回転駆動する駆動モータ2
8を配設していた。
【0005】この駆動モータ28は鋼板により形成され
た取付アングル29にビス30により螺着され、該取付
アングル29は上記加熱室22の底部外側にスポット溶
接により固着していた。
【0006】上記駆動モータ28の回転軸31が貫通す
る貫通孔を上記加熱室22の底部に設け、この回転軸3
1を上記ローラステイ25に設けられたカップリングに
接続していた。
【0007】該駆動モータ28の回転軸31の周りにカ
ップリング32を形成し、このカップリング32と上記
取付アングル29との間にリング状のパッキン33を介
在させて該駆動モータ28の電装部への水の侵入を防止
していた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記構成の高周波加熱
調理器であれば、取付アングル29と加熱室22の材質
をスポット溶接可能な材質で形成する必要があるため、
取付アングル29と加熱室22との材質に制約を受け生
産性を向上させることができず、また、該加熱室22に
施す汚れを付着しにくくする塗装やセルフクリーニング
のための塗装に制約を受けるため、加熱室22の汚れに
対する対策等を改良することが困難であった。
【0009】本考案の高周波加熱調理器は上記のような
問題に鑑みなされたものであり、加熱室の底部の貫通孔
の周縁を延設してアングル取付部を形成し、このアング
ル取付部と取付アングルとをカシメて加熱室に取付アン
グルを固着可能とするとともに、アングル取付部と取付
アングルとのアースをカシメと同時に行うことを可能と
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案の高周波加熱調理器は、両面に耐熱性絶縁樹
脂塗装を施した鋼板で形成される加熱室と、該加熱室の
底部に食品を載置して回転自在に配設されるターンテー
ブルと、該ターンテーブルを回転駆動するための駆動モ
ータと、両面に耐熱性絶縁樹脂塗装を施した鋼板で形成
され該駆動モータを該加熱室の底部外側に取り付ける取
付アングルと、該加熱室の底部に穿設し該駆動モータの
回転軸が貫通する貫通孔と、該加熱室の底部の貫通孔の
周縁を外側に延設して形成されるアングル取付部と、該
取付アングルに形成される突起と、該突起を挿入するた
めに該アングル取付部の鋼板を貫通形成される孔とを備
え、該孔に該突起を挿入して該アングル取付部と該取付
アングルとをカシメることにより該アングル取付部と該
取付アングルとを固着し、該回転軸と該ターンテーブル
とを接続してなる高周波加熱調理器において、上記加熱
室に対して上記アングル取付部が上記取付アングルを覆
うと共に、該アングル取付部に形成される上記孔が上記
カシメの下面側に位置するように、該アングル取付部と
該取付アングルとをカシメることにより上記突起部分の
耐熱性絶縁樹脂を剥離させて剥離した該突起部分の鋼板
を該孔に挿入し、該孔に挿入された鋼板と該孔内で露出
する鋼板とを電気的に直接接続して該アングル取付部と
取付アングルとをアースさせる。
【0011】また、加熱室の底部の貫通孔の周縁にパッ
キンを気密に嵌着している。
【0012】
【作用】上記構成の高周波加熱調理器は、PCS鋼板で
加熱室および取付アングルを形成し、アングル取付部若
しくは取付アングルのどちらか一方に設けられた突起を
どちらか他方に設けられた孔に挿入して該アングル取付
部と取付アングルとをカシメることにより加熱室に取付
アングルを固着する。また、孔が内部の鋼板を貫通して
なり、アングル取付部と取付アングルとをカシメること
により突起部分の耐熱性絶縁樹脂を剥離させて剥離した
該突起部分の鋼板を該孔に挿入し、該孔に挿入された鋼
板と該孔内で露出する鋼板とを電気的に直接接続して
アングル取付部と取付アングルとをアースさせる。
【0013】
【実施例】本考案の高周波加熱調理器の一実施例を図と
ともに説明する。
【0014】本考案の高周波加熱調理器は、調理器本体
に加熱室1を設け、この加熱室1の底部に食品2を載置
するトレイ3と該トレイ3を載置して回転するローラス
テイ4とからなるターンテーブルを設けている。
【0015】そして、上記加熱室1は、鋼板5の両面に
耐熱性絶縁樹脂であるエポキシポリエステル6(20μ
m)を施したPCS鋼板7により形成されており、該加
熱室1の底部の外側に上記ターンテーブルのローラステ
イ4を回転駆動する駆動モータ8を配設している。
【0016】この駆動モータ8はPCS鋼板により形成
された取付アングル9にビス10により螺着され、該取
付アングルは上記加熱室1の底部外側にカシメにより
固着している。
【0017】上記駆動モータ8の回転軸11が貫通する
貫通孔を上記加熱室1の底部に設け、この回転軸11を
上記ローラステイ4に設けられたカップリングに接続し
ている。
【0018】この加熱室1の底部の貫通孔の周縁を延設
してアングル取付部12を形成し、このアングル取付部
12に当該アングル取付部12内部の鋼板5を貫通する
孔13を形成し、上記取付アングル9に突起14を形成
し、この取付アングル9の突起14を上記アングル取付
部12の孔13に挿入し、加熱室1に対してアングル取
付部12が取付アングル9を覆うと共に、アングル取付
部12に形成される孔13がカシメの下面側に位置する
ようにように、このアングル取付部12と取付アングル
9とをカシメにより固着する。
【0019】このとき、取付アングルの突起14のP
CS鋼板のエポキシポリエステル6が剥離され、剥離
した突起14の鋼板5が孔13に挿入され、該取付アン
グルの鋼板5と上記アングル取付部12との鋼板5が
電気的に直接接続されアースされる。
【0020】そして、上記加熱室1の底部に加熱室1内
からの水等が上記駆動モータ8に侵入しないように貫通
孔にパッキン15を気密的に嵌着している。
【0021】
【考案の効果】本考案の高周波加熱調理器は上記のよう
な構成であるから、加熱室に駆動モータの取付アングル
をスポット溶接ではなくカシメにより固着することがで
き、加熱室の汚れに対する対策を何ら制約を受けること
はなく改良することができる。しかも、取付アングルと
加熱室とのアースを上記カシメにより同時に行うことが
でき非常に簡単な構造で、取付アングル及び加熱室から
の電波漏れを確実に防止することができる。さらに、加
熱室に対してアングル取付部が取付アングルを覆うと共
に、アングル取付部に形成される孔がカシメの下面側に
位置するようにようにカシメるため、カシメた部分に水
が溜まることがなくなり、孔及び突起が腐食して孔や突
起周囲の耐熱性絶縁樹脂が剥離することを防止できる。
【0022】また、加熱室の貫通孔にカップリングを嵌
着するだけで、駆動モータへの水の侵入を確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高周波加熱調理器の一実施例を示す概
略断面図である。
【図2】本考案の高周波加熱調理器において、加熱室の
アングル取付部と取付アングルとのカシメを行う前の状
態を示す要部拡大断面図である。
【図3】本考案の高周波加熱調理器において、加熱室の
アングル取付部と取付アングルとのカシメを行った後の
状態を示す要部拡大断面図である。
【図4】本考案の高周波加熱調理器のパッキンを示す図
であり、(a)はその平面図で、(b)はその一部断面側面
図である。
【図5】従来の高周波加熱調理器の一例を示す概略斜視
図である。
【図6】従来の高周波加熱調理器の概略断面図である。
【符号の説明】
1 加熱室 2 食品 3 トレイ 4 ローラステイ 5 鋼板 6 エポキシポリエステル 7 PCS鋼板 8 駆動モータ 9 取付アングル 11 回転軸 12 アングル取付部 13 孔 14 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 15/16

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に耐熱性絶縁樹脂塗装を施した鋼板
    で形成される加熱室と、該加熱室の底部に食品を載置し
    て回転自在に配設されるターンテーブルと、該ターンテ
    ーブルを回転駆動するための駆動モータと、両面に耐熱
    性絶縁樹脂塗装を施した鋼板で形成され該駆動モータを
    該加熱室の底部外側に取り付ける取付アングルと、該加
    熱室の底部に穿設し該駆動モータの回転軸が貫通する貫
    通孔と、該加熱室の底部の貫通孔の周縁を外側に延設し
    て形成されるアングル取付部と、該取付アングルに形成
    される突起と、該突起を挿入するために該アングル取付
    部の鋼板を貫通形成される孔とを備え、該孔に該突起を
    挿入して該アングル取付部と該取付アングルとをカシメ
    ることにより該アングル取付部と該取付アングルとを固
    着し、該回転軸と該ターンテーブルとを接続してなる高
    周波加熱調理器において、 上記加熱室に対して上記アングル取付部が上記取付アン
    グルを覆うと共に、該アングル取付部に形成される上記
    孔が上記カシメの下面側に位置するように、該アングル
    取付部と該取付アングルとをカシメることにより上記突
    起部分の耐熱性絶縁樹脂を剥離させて剥離した該突起部
    分の鋼板を該孔に挿入し、該孔に挿入された鋼板と該孔
    内で露出する鋼板とを電気的に直接接続して該アングル
    取付部と該 取付アングルとをアースさせたことを特徴と
    する高周波加熱調理器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された高周波加熱調理器
    において、加熱室の底部の貫通孔の周縁にパッキンを気
    密に嵌着したことを特徴とする高周波加熱調理器。
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