JPH081599Y2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH081599Y2
JPH081599Y2 JP2745790U JP2745790U JPH081599Y2 JP H081599 Y2 JPH081599 Y2 JP H081599Y2 JP 2745790 U JP2745790 U JP 2745790U JP 2745790 U JP2745790 U JP 2745790U JP H081599 Y2 JPH081599 Y2 JP H081599Y2
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JP
Japan
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bearing
heating chamber
protrusion
side wall
high frequency
Prior art date
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JP2745790U
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光広 坂井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子レンジ、より詳細にはローティサリー機
構と高周波加熱機構とを備えた電子レンジに関する。
従来の技術 最近、ポーク、チキンなどをローティサリー機構を用
いて調理する電子レンジがあり、この種電子レンジの概
略を第3図に示す。
図中10は加熱室であり、この加熱室10の上部にはヒー
タ11が配設されており、中央部にはローティサリー機構
12が配設されており、また図中右方には高周波加熱機構
(図示せず)が内設されている。13はローティサリー軸
であり、このローティサリー軸13の一端は軸受けガイシ
14により回転自在に支持されている。
ここで、ローティサリー機構12を第4図に基づいて少
し詳しく説明する。図中15はローティサリーモーターで
あって、このローティサリーモーター15のシャフト16に
駆動ギヤ17が固定されており、この駆動ギヤ17は被動ギ
ヤ18と噛み合っている。被動ギヤ18はカップリングシャ
フト24に固定され、このカップリングシャフト24はカバ
ー22に固着された軸受け21と、軸受け23とによって回転
自在に支持されている。軸受け21は加熱室10の側壁19に
絞り加工によって形成された突出部20に嵌合しており、
カップリングシャフト24の一端には嵌合穴25が形成さ
れ、ローティサリー軸13の一端が嵌合穴25において抜き
差し可能な状態で嵌合している。
考案が解決しようとする課題 上記構成においてはローティサリー軸13およびこのロ
ーティサリー軸13に嵌合しているカップリングシャフト
24が回転自在に構成されていることで、これらローティ
サリー軸13およびカップングシャフト24に十分なアース
を施すことができない。従って、高周波加熱時にこのロ
ーティサリー軸13がアンテナの役割を果たし、ローティ
サリー軸13に乗った高周波がカップリングシャフト24を
経て加熱室外に漏洩し、電波漏洩の規格値をオーバーす
る問題があった。
この高周波漏洩を防止するために、ローティサリー軸
13からカップリングシャフト24を経て伝達されて来た高
周波を軸受け21を介して加熱室10の側壁19に設けられた
突出部20に接触させ、アースする方法があった。
しかし、突出部20が側壁19の絞り加工によって形成さ
れているため、絞り加工寸法のバラツキや、第5図
(a)に示したように突出部20の先端に欠損部26や波打
ちなど、突出部20端面の形状に不良が生じ易い。あるい
は同図(b)に示したように突出部20の先端が薄く形成
されてしまう場合などが生じる。
そして、第5図(b)に示したように突出部20の先端
が薄く形成されていると、第6図(a)に示したよう
に、突出部20先端と軸受け21との接触が線接触となり十
分なアース効果が得られなかった。
また、第5図(a)に示したように、突出部20の先端
に欠損部26や波打ちなどの突出部端面の形状不良が生じ
ていると、第6図(b)に示したように、突出部20先端
と軸受け21との接触部が点接触となり十分なアース効果
が得られなかった。
さらに絞り加工時の突出部20の長さn(第4図)に寸
法上のバラツキが生じていると第6図(c)に示したよ
うに突出部20と軸受け21との間に隙間が発生し、アース
効果が得られない。また、軸受21の取り付けのバラツキ
などによっても第6図(c)に示したように突出部20と
軸受け21との間に隙間が発生し、アース効果が得られな
かった。このように十分なアース効果が得られないと、
ローティサリー軸13からカップリングヤフト24を経て外
部に高周波が漏洩し、電波漏洩の規格値をオーバーする
といった課題が生じていた。
本考案は上記した課題に鑑み考案されたものであっ
て、高周波の漏洩を十分なアース効果を得ることによっ
て防止できる、ローティサリー機構を備えた電子レンジ
を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記した目的を達成するために本考案に係る電子レン
ジは、ローティサリー機構および高周波加熱機構を備え
た電子レンジにおいて、前記ローティサリー機構を構成
するカップリングの軸受けが溝部を有して形成され、該
溝部に加熱室側壁の突出部が挿入され、前記軸受けにお
ける前記溝部よりも外周側の一側面が前記加熱室側壁に
当接していることを特徴としている。
作用 上記した構成によれば、ローティサリー機構を構成す
るカップリングの軸受けが溝部を有して形成され、該溝
部に加熱室側壁の突出部が挿入され、前記軸受けにおけ
る前記溝部よりも外周側の一側面が前記加熱室側壁に当
接しているので、高周波に対してアンテナとして働くロ
ーティサリー機構を介して加熱室外に漏洩しようとする
高周波が、前記軸受けによってシールドされ、同時に前
記加熱室側壁とローティサリー機構とが前記軸受けを介
して完全に接触することになり、加熱室壁側に接続され
たアース配線によって高周波が地中に逃げ、加熱室外へ
の電波漏洩は防止される。
実施例 以下本考案に係る電子レンジの一実施例の要部を図面
に基づいて説明する。
なお、従来例のものと同一の機能を有する構成部品に
は同一の符合を付すこととする。
第1図において13はローティサリー軸であり、このロ
ーティサリー軸13の一端がカップリングシャフト30に形
成された嵌合穴30aに挿脱自在に嵌合している。そし
て、このカップリングシャフト30はモータ取り付けアン
グル34に取り付けられた軸受け31と連結部材37とによっ
て回転自在に支持されている。連結部材37の他端はモー
タ35より突出しているモータ軸36に連結されており、モ
ータ取り付けアングル34はビス38により加熱室10の側壁
19に固定されている。
軸受け31は第2図に示したように略円筒形状に形成さ
れており、その一側面33の半径方向の略中央部には溝部
32が形成されている。この溝部32の深さは突出部20の長
さのバラツキの最大寸法より長く設定されており、溝部
32に突出部20が挿入されても一側面33が側壁19と余裕を
もって十分当接できるようになっている。
従って、上記した構成の実施例においては、高周波が
ローティサリー軸13及びカップリングシャフト30を介し
て伝わってきても、高周波は軸受け31を介して確実にア
ースされた側壁19側に伝達され、大気中に漏れだすこと
は起こらない。従って高周波加熱の際の高周波の漏洩を
十分に防止することができ、本実施例に係る電子レンジ
が電波漏洩の規格値をオーバーすることはない。
考案の効果 以上の説明により明らかなように、本考案に係る複合
調理器は、ローティサリー機構を構成するカップリング
の軸受けが溝部を有して形成され、該溝部に加熱室側壁
の突出部が挿入され、前記軸受けにおける前記溝部より
も外周側の一側面が前記加熱室側壁に当接しているの
で、前記軸受けがローティサリー軸やカップリングシャ
フトなどの回転部分を外部から包み込む電波シールドの
役割を果している。このため、ローティサリー軸で受信
した高周波は調理器本体を介してアースされ、高周波が
加熱室外に漏洩することを確実に阻止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子レンジの要部を示す断面図、
第2図は軸受けを示す斜視図、第3図は複合調理器要部
を示す概略斜視図、第4図は従来のローティサリー機構
を示す断面図、第5図(a)(b)は加熱室壁に形成さ
れた突出部を示した斜視図、第6図(a)(b)(c)
は突出部と軸受けとの相対関係を示す断面図である。 12……ローティサリー機構、19……側壁、20……突出
部、30……カップリングシャフト、31……軸受け、32…
…溝部、33……一側面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローティサリー機構および高周波加熱機構
    を備えた電子レンジにおいて、前記ローティサリー機構
    を構成するカップリングの軸受けが溝部を有して形成さ
    れ、該溝部に加熱室側壁の突出部が挿入され、前記軸受
    けにおける前記溝部よりも外周側の一側面が前記加熱室
    側壁に当接していることを特徴とする電子レンジ。
JP2745790U 1990-03-16 1990-03-16 電子レンジ Expired - Fee Related JPH081599Y2 (ja)

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JP2745790U JPH081599Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 電子レンジ

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JP2745790U JPH081599Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 電子レンジ

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Publication Number Publication Date
JPH03118592U JPH03118592U (ja) 1991-12-06
JPH081599Y2 true JPH081599Y2 (ja) 1996-01-17

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KR100597609B1 (ko) * 2005-02-16 2006-07-10 엘지전자 주식회사 전자레인지용 구동모터의 축설치구조
JP2007267469A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Nagata Sangyo Kk 緊急・災害用携帯具
JP5891112B2 (ja) * 2012-06-06 2016-03-22 日立アプライアンス株式会社 加熱調理器

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JPH03118592U (ja) 1991-12-06

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