JPS5868273A - レコ−ド盤サイズ判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はレコードプレーヤにおけるレコード盤サイズ
判別装置に関するものである。

レコードプレーヤの自動選曲装置において、従来より光
セ／すと積分回路とコン・（レータとから構成されてい
る光検出器を利用したレコード盤サイズ判別装置が利用
されていた。

これは第１図及び第２図に示すように、盤面に複数個の
光導入部を設けたターンテーブルにレコード盤を載せ、
前記ターンテーブルの斜め上側に光源を配置し、前記タ
ーンテーブルと前記レコード盤に光を照射することによ
り、前記光導入部には、光のあたるものと前記レコード
盤の影にな・るものが生じるので前記ターンテーブルの
下側の前記光導入部に対応する位置に前記光センサを配
置し、この光検出器の出力の有無の組み合わせによりレ
コード盤のサイズを判別しようとするものである。

この装置では前記光導入部が前記ターンテーブルと共に
回転しているので前記光センサには、前記光導入部がそ
の正面に来たときにのみ光が照射される。

よって前記光センサの出力信号は一定の周期を持つパル
ス信号となり、このままでは制御等に使用できないので
前記パルス信号を前記積分回路で積分して一定の波高値
を持つ電流に変換する。

しかし、前記光セ／すには、温度等の影響によって、た
えず暗電流が流れており、この暗電流は入射光の有無に
よらず、前記光センサから発生するので、レコード盤の
サイズを判別する際にノイズとなって誤動作を引き起こ
すもととなる。

そのため光電流による信号と暗電流による信号を弁別し
てやらなければならないが、光センサに照射する光量が
ある程度以上大きい場合、光電流の方が暗電流よりも電
流値が大きいので前記積分回路で積分すると光電流の方
が波高値が高くなる。よって従来では、前記コンパレー
タを使用して特定の波高値以上の信号が発生したときの
み出力されるようにしてレコード盤のサイズ判別におけ
る誤検知をさけるようにしていた。

しかし、前記ターンテーブルに載せるレコード盤に反り
が生じており、かつ前記ターンテーブルの回転速度が同
期回転に必要な回転速度に達していない場合、前記レコ
ード盤によって前記光導入部がふさがれていでも前記タ
ーンテーブルと前記レコード盤の反りとの隙間から光が
浸入し、さらに、前記光導入部を経て前期光センサまで
到達するため、前期光センサより出力信号が発生する場
合が生じていた。

この出力信号パルスの波高値はレコード盤にて前記光導
入部がふさがれていない状態での波高値よりも低い７％
、前記ターンテーブルの回転速度は、同期回転をおこな
っているときよりも遅いため、前記光導入部が前記光セ
／すの真上を通過するのに要する時間が長くなり、よっ
てこのときの信号を前記積分回路で積分すると、波高値
が前記コンパレータのしきい値の電圧を越える場合もあ
るのでこれによりレコード盤のサイズ判別において誤動
作が生じていた。

この発明は、このような従来の欠点を是正し、誤動作を
せず、かつ安価で小型のレコード盤サイズ判別装置を得
ることを目的とするものである。

以下、図に従いこの発明の一実施例を説明する第１図及
び第２図は従来及びこの発明における一実施例を示し、
第１図はターンテーブルの平面図、第２図はターンテー
ブルの断面図である。

第３図及び第４図は、この発明における一実施例を示し
、第３図はブロック図、第４図は具体的な回路図である
。

また図において１はターンテーブル、２ａ及び２１）は
ターンテーブル１における光導入部、３はレコード盤、
４は、ターンテーブル１及びレコード盤３に光を照射す
る光源、５は光検出器、５ａは光検出器５における光セ
ンサ、６はクォーツ制御ダイレクトドライブフォノモー
タの制御装置におけるクォーツロック信号発生手段、７
は光検出器５の出力信号を制御するゲート手段、７ａは
アンドゲート、８はサイズ判別信号出力端子、９は？オ
ドトランジスタ、１０はフォトトランジスタ９の負荷抵
抗、１１はコンパレータ、１２は電源端子、１３はクォ
ーツロック信号入力端子であるこの実施例は第３図に示
すようにクォーツロック信号発生手段６の出力信号によ
り制御されるゲート手段７によって光検出器５の出力が
制御されるように構成されている。

第４図はこの実施例に基づく回路であり光検出器５にお
ける光センサ５ａにフォトトランジスタ９を使用したも
のである。

このフォトトランジスタ９はエミッタに負荷抵抗１０が
接続されているが、フォトトランジスタには、負荷接続
により〜峰−峰−参参人出特性が積分特性を有するとい
う性質があるので積分回路は不要となり回路も簡単にな
る。

フォトトランジスタ９の出方は、コンパレータ１１の非
反転大刀端子に接続され、反転入力端子には、電源端子
１”２に接続された分割抵抗から、一定の基準電圧が供
給され、フォトトランジスタ９の出力電圧が前記基準電
圧よりも高：＠　ｔ　）たど＃ｔ′Ｉ−出力ともて、７
アン７１トゲ→ト′ＩＪ鷹の片側の久方端子ａ信号が送
られる。

アントゲ−）７ａの他方の久方端子は、クォーツロック
信号入力端子１３であり、ここにはクォーツ制御方式の
ダイレクトドライブフォノモータの制御装置におけるク
ォーツロック信号発生手段６の出力が接続される。

一般にフォノモータでは、起動時においてターンテーブ
ル１等の慣性モーメントにより定速回転になるまでに時
間がかかる。

この間、ターンテーブル１の回転速度は定速回転時に比
べて遅く、このときにレコード盤のサイズ判別をおこな
うと誤動作をひきおこすので、この実施例では、フォノ
モータに前記クォーツ制御方式のダイレクトドライブモ
ータを使用し、このモータの制御装置において定速回転
時にクォーツロック信号が発生することを利用し、定速
回転時でのみレコード盤のサイズ判箭すこない、誤動作
が起こらないようにしている。

すなわち、前記ダイレクトドライブモータの制御装置に
おけるクォーツロック信号発生手段６を利用し、これよ
、り信号が出ているとき、つまりターンテーブル１が定
速回転しているときのみ、アントゲ−）７ａを開いて光
検−出器５の出力信号を出力させようとするものである
。

よってこの実施例では、新たにターンテーブル１の速度
検出装置を設ける必要がなく、かつ回路が簡単なため部
品数は少なくてすむので、従来の欠点を補い、安価で小
型のレコード盤サイズ判別装置が得られるものである。

第５図は、この発明における他の実施例であり、部品の
番号及び名称は第４図に示す実施例の場合と同じである
。

この実施例では、第４図に示す回路においてアントゲ−
）７ａの入力にも、しきい値の電圧が有り、この電圧以
上の波高値を持つ信号だけが入力信号とみなされること
を利用して、コンパレータ１１の代用をさせるもので、
第４図に示した実施例の回路よりも、さらに部品数が減
少し、これによりさらに安価で小型のレコード盤サイズ
判別装置を得るものである。

以上のようにこの発明においては、光検出器の出力信号
がターンテーブル駆動用モータの制御装置におけるクォ
ーツロック信号発生手段の出力信号により制御されるゲ
ート手段により、前記ターンテーブルが定速回転をして
いるときだけ出力されるので、レコードとターンテーブ
ルとの隙間から光が浸入し、（光セン“ザに入射して１
も低速圃転待に比べ′で前記光センサに光が入射してい
る時間が短いため、この信号を積分しても、出力の波高
値がコンパレータのしきい値に達しない。

これによって従来のサイズ判別装置における誤動作が発
生せず、かつ、安価で小型のレコード盤サイズ判別装置
を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来及びこの発明における一実施例
を示し、第１図はターンテーブルの平面図、第２図はタ
ーンテーブルの断面図である。 第３図及び第４図はこの発明における一実施例を示し、
第３図はブロック図、第４図は第３図の回路図である。 　　　− 第５図はこの発明における他の実施例を示す回路図であ
る。 １・・ターンテーブル、２・・・光導入部、３・・・レ
コード盤、４・・・光源、５・・・光検出器、２・・光
七〜す、０ ６・・・クォーツロック信号発生手段、７・・・ゲート
手段、７ａ・・・アンドゲート、８・・・サイズ判別信
号出力端子、９・・・フォトトランジスタ、１ｏ・・・
負荷抵抗、１１・・・コンパレータ、１２・・・電源端
子、１３・・・クォーツロック信号大刀端子 特許出願人 トリオ株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光センサを使用して、光学的にターンテーブル上のレコ
   ード盤のサイズを判別する手段と、前記ターンテーブル
   を駆動する駆動モータの制御装置におけるクォーツロッ
   ク信号発生手段と、前記クォーツロック信号発生手段か
   ら出力された結果により制御されるゲート手段からなり
   、前記光センサの出力もしくはこの出力に基づく信号が
   前記ゲート手段により制御されること状に を特許とするレコード盤サイズ判別装置。