JP2590368B2 - 医用画像処理装置 - Google Patents

医用画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医用画像処理装置に関し、特に、図形デー
タを扱う医用画像処理システムにおけるデータ蓄積媒体
の節減及びメンテナンス性の向上を図ることができる技
術に関するものである。
〔従来の技術〕
従来において、特開昭50-122143号公報(発明の名
称;医療データ入出力装置)に示されているように、図
形プレートをパターンディスプレイ部としての発光素子
アレーの画面上に差し込み、そこに描かれたX線図形を
表示し、一方、X線図形に関する所見の入力項目を陰極
線管の出力画面に表示し、X線写真の読影の結果、異常
のない場合は、図形プレートの事項欄とX線図形の対応
する部分を指示して、その座標位置をメモリに記憶する
と共に、座標位置に対応する発光素子の輝度を増加させ
て表示させ、異常所見がある場合は、陰極線管の出力画
面上の入力項目の番号を読み、これに対応させて図形プ
レートの通し番号部分を指示すると共に、X線写真の異
常部位の位置を図形プレート中のX線図形の該当する部
位へ入力し、その座標位置をメモリに記憶させる装置が
ある。
また、特開昭60-196856号公報(発明の名称;画像検
索登録方式)に示されているように、概念図またはこれ
に相当する画像データと入力画像データまたは検索画像
データとを別々のメモリに記憶し、これら複数の画像デ
ータを表示手段の同じ画面上に混合映し出し、登録処理
の場合は、概念図等の画像データの任意の部位またはこ
れらの全体を指示する場合は登録する入力画像に対応し
た部位を指示し、その座標データを予め入力しておいた
被検者氏名、生年月日などの被検者情報と合わせて検索
用コードとして、登録する入力画像の画像データと共に
大容量記憶装置に記憶し、また、画像データの指示した
部分には、入力画像の画像データが登録されたことを示
すマーカを表示することにより登録処理を行うようにし
た方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、特開昭50-122143号公報に示された従
来技術にあっては、臓器パターンを図形プレートによっ
て表示しているので、臓器パターンを画像データとして
記憶させる際の記憶容量を抑えることができ、また病変
部分の座標位置は知ることができるものの、病気の種類
や程度により、臓器の多種多様な病変部分の形状の変化
に対処することができず、かつ病変部分が理解し易いよ
うに表示色などの属性を変えて表示することができない
という問題がある。
また、特開昭60-196856号公報に示された従来技術に
あっても同様、病気の種類や程度により、臓器の多種多
様な病変部分の形状に変化に対処することができず、か
つ病変部分が理解し易いように表示色などの属性を変え
て表示することができないという問題がある。
本発明の目的は、臓器の多種多様な病変部分の形状に
変化に容易に対処することができ、かつ病変部分が理解
し易いように病変部分を表示することができる医用画像
処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、医用画像デー
タとして臓器パターンを格納した臓器パターンファイル
と、この臓器パターンファイルに格納された臓器パター
ンを読出し、表示装置に表示させる手段と、表示された
臓器パターンに対して病変部分単位に病変部分の形状を
設定すると共に、該形状の表示色、ハッチスタイル等の
属性情報を設定する手段と、設定された病変部分の形状
およびその属性情報を病変部分単位に格納する病変部分
データファイルと、この病変部分データファイルに格納
された病変部分データを読出し、該病変部分データに対
応する病変部分画像を表示装置に表示させる手段と、前
記病変部分データファイルに格納された病変部分データ
をシーケンシャルに読出し、該病変部分データの修正を
行う手段を備えることを特徴とする。
〔作用〕
上記手段によれば、表示装置に表示された臓器パター
ンに対して病変部分単位に病変部分の形状を設定すると
共に、該形状の表示色、ハッチスタイル等の属性情報を
設定すると、その設定された病変部分の形状およびその
属性情報は病変部分単位に病変部分データファイルに格
納される。この病変部分データファイルに格納された病
変部分データを読出すと、それに対応する病変部分画像
が表示装置に表示される。
従って、標準的な臓器パターンを予め準備しておけ
ば、この標準的な臓器パターンを利用して、臓器の病変
部分の形状を記録することにより、臓器の多種多様な病
変部分の形状に変化に容易に対処することができ、かつ
病変部分が理解し易いように色などを変えて病変部分を
表示することができる。
また、病変部分データをシーケンシャルに読出し、該
病変部分データの修正を行うことができる。このとき、
病変部分データがシーケンシャルに読出し表示されるの
で、この修正処理手段を利用して病変部分の変化を時系
列的に把握することが可能になる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
第1図は、本発明を適用した一実施例の医用画像処理
装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施例の医用画像処理装置は、第1図に示すよう
に、図形データの入出力を行う電子計算機からなる中央
処理装置1とキャラクタ及びグラフィック画面を有する
キーボード装置2付きディスプレイ装置3と、臓器パタ
ーンファイル4と、受診者個人情報ファイル5と、検査
データファイル6とからなっている。
前記中央処理装置1は、図形出力領域指定処理7、表
示属性指定処理8、臓器データ作成処理9、検査結果デ
ータ蓄積処理10、図形データ入出力処理11の機能を有し
ている。
図形出力領域処理7、表示属性指定処理8、臓器デー
タ作成処理9は、第3図に示すように図形枠、構成指定
欄および臓器の各パターンをセットアップするものであ
り、パターンの変更を行う時以外、使用する必要がな
い。
前記図形データ入出力処理11は、検査結果データ蓄積
処理10のサブルーチンとして機能している。
臓器パターンファイル4は、第3図に示すように、病
変データ入力における基本的な臓器パターンが保存され
ている。受診者個人情報ファイル5は、各受診者個人の
情報をもつものであり、マスタファイルとして一般的に
作成されるものである。検査データファイル6は、受診
結果データを個人毎に保持するファイルであり、病変部
分データは、この中に割当てられ、病変部分データファ
イル6Aを内蔵している。
第2図は、第1図に示す医用画像処理装置の図形デー
タ入出力処理機能を説明するためのブロック説明図であ
る。
本実施例の図形データ入出力処理機能は、第1図及び
第2図に示すように、図形データ入出力処理プログラム
12が起動されると、臓器パターンファイル4から臓器パ
ターンデータが中央処理装置1に読み込まれ、ディスプ
レイ装置3に臓器パターンが表示される。なお、本実施
例では、胃及び胆のうを表示している。
ここで、受診者個人情報ファイル5の処理対象とする
患者のカルテ記載情報15や検査データファイル6の胃部
X線フィルム16を基にして、病変箇所14Aをディスプレ
イ装置3のグラフィック画面13上に表示された臓器パタ
ーン13Aに描くことにより、病変箇所14Aを入れたグラフ
ィック画面14が作成される。このグラフィック画面14の
うち病変箇所14Aは、検査データファイル6の病変部分
データファイル6Aに格納される。なお、グラフィック画
面13に表示された臓器パターン13Aに病変箇所14Aを描く
際、属性指定欄13Bから、色,形及びハッチスタイルを
自由に選択入力できる。このため、病気の種類や程度に
より、細かな分類も可能であり、使用者側の種々の用途
に適合できるように工夫されている。
このように、本実施例では、比較的大きな記憶領域を
必要とする臓器パターン13Aを外部ファイル化し、それ
を入力し、表示した画面上の画像に書き込んだ情報のみ
を検査データファイル6の病変部分データファイル6Aに
格納することにより、資源の効率向上を図っている。
次に、各ファイルの機能について説明する。
第3図は、前記臓器パターンファイル4の機能を各処
理ステップの画面例と画像処理フローチャートで示す図
である。
前記臓器パターンファイル4は、第3図に示すよう
に、管理レコード21,図形データレコード22,文字データ
レコード23及び終了レコード24より構成され、このう
ち、図形データレコード22と文字データレコード23は、
一般的に複数レコードからなる。
図形データ入出力処理プログラムでは、大きくは、処
理ステップ25,処理ステップ26,処理ステップ27の処理を
行い、画像データを作成する。すなわち、処理ステップ
25においては、臓器パターンファイル4のレコードを順
に読み込み、ディスプレイ装置3のグラフィック画面に
臓器パターンを表示する。管理レコード21は、処理ステ
ップ25の画面例に示されるように、ディスプレイ装置3
のグラフィック画面のどこにどれだけの大きさで表示す
るかという情報と、色/ハッチスタイル等の情報を持っ
ており、色,ハッチスタイルについては、見やすさを考
慮し、ガイダンスという形で表示するようにしている。
図形データレコード22は、文字通り、臓器を描くため
の座標点と、その色の情報を持っており、これをディス
プレイ装置3のグラフィック画面に表示すると、処理ス
テップ26の画面例のようになる。文字データレコード23
は、臓器パターンに、文字を入れたい時など、必要に応
じて作成される。処理ステップ27において文字を入れる
と、図示するように画面例のような表示となる。終了レ
コード24は、このレコードを検知することにより、臓器
パターンの表示が完了する。
次に、前記病変部分データファイル6Aの概要構成を第
4図に示す。第4図において、病変部分として入力され
る各々の図形、例えば、円,多角形,点(以下、マーカ
と呼ぶ)等は、病変部分データレコード31内の各エント
リに対応している。各エントリは、32に示されるよう
に、形,ハッチスタイル,色等の固定情報とその図形が
いくつの座標点で表現されるかは、入力によって可変と
なる。この可変長部分を指定座標個数として把握し多種
多様な図形データを蓄積する上において、効率良く格納
できる点がポイントである。また、色33,ハッチスタイ
ル34及び形35は全てレコード化しており、将来的な追加
変更に対しても極めて柔軟に対応できる。
次に、前記検査結果データ蓄積処理の処理プログラム
について説明する。
第5図は、検査結果データ蓄積処理の処理手順の概要
を示すフローチャートである。
第5図において、まず、受診者個人情報および検査デ
ータの各ファイル5及び6(第1図)をオープン(OPE
N)し、該当レコードの読込みを行い(ステップ51)、
これらのデータを基に、検査データ入力画面の表示を行
う(ステップ52)。次に、オペレータの入力キーの判別
を行い(ステップ53)、キャンセル要求であれば、前記
ファイルをクローズ(CLOSE)し終了する(ステップ53
1)。処理終了要求であれば(ステップ54)、検査デー
タファイル6(第1図)を更新し、クローズ処理を行っ
た後終了する(ステップ541,542)。
繰返し要求があれば(ステップ55)、検査データファ
イルを更新し、次の受診者の検査データを読込み、画面
編集を行った後(551〜553)、ステップ52にもどり、処
理を続行する。図形処理要求であれば(ステップ55)、
図形処理用のインタフェースを作成し(ステップ56)、
図形データ入出力処理を実行する(ステップ57)。この
図形データ入出力処理は、リターンコードにより判定し
(ステップ58)、キャンセル要求であれば、検査データ
入力画面の表示にもどる(ステップ52)。
処理終了要求であれば、インタフェース情報を基に、
検査データの病変部分データに設定し、検査データファ
イルの更新を行う(ステップ59,60)。その後は、前記
処理と同じ処理を繰返す。(ステップ552,553)。これ
らの画面例を第8図に示す。
次に、サブルーチンである図形データ入出力処理(第
5図のステップ57)については、第6図及び第7図を用
いて説明する。
第6図は、図形データ入出力処理の主な流れを示すフ
ローチャートである。
第6図において、まず、臓器パターンファイル4(第
1図及び第2図)を読込み、こをディスプレイ装置3の
グラフィック画面に表示する(ステップ61,62)。
この際、既に表示されているキャラクタ画面の内容は
消去しない。次に、インタフェースとして引渡される病
変部分データにより、病変部分の画面表示を行う(ステ
ップ63)。
これで、オペレータの入力待ちとなるが、属性指定欄
の色・形・ハッチスタイル等の入力があった場合、入力
データに対する属性の変更を行う(ステップ64,65)。
なお、これらの変更は、データ入力時、いつでも行え
るようになっている(ステップ66)。
キー種別(ステップ67)の内容例としては、第8図の
グラフィック画面44で示すものがある。ここで、キャン
セル要求であれば、そのままリターンし、処理終了要求
であれば、病変部分データをインタフェースにセット
し、リターンする(ステップ67,69)。
前記以外の図形入力要求であった場合、指定された図
形入力を行った後、ステップ63にもどり、病変部分デー
タを画面に再表示する(ステップ68)。なお、ステップ
68については、第7図に概要を示す。
第7図において、円周円,中心円,線,円弧およびマ
ーカの作図要求であった場合は、各々に対応したデータ
量(例えば、円周円であれば2点、円弧であれば3点
等)の追加保存が可能かどうかを判定し、可能であれ
ば、入力データに基づいて、画面に表示し、病変部分デ
ータをインタフェースにセットする(ステップ711,712,
713) 不可能であれば、その旨画面に表示する(ステップ71
4)。
前記作図でない場合で、多角形指定の場合、オペレー
タが、多角形の頂点である点を入力する毎に、データ保
存の可否を判定し、否であれば、その旨画面に表示し、
そうでなければ、点の入力が終わるまで繰返し、終了し
た時点で、入力データに基づいた多角形を画面に表示
し、そのデータをインタフェースにセットする(ステッ
プ72〜77,741)。
修正処理要求の場合、インタフェース上にある、作成
済の病変部分データを先頭からシーケンシャルに検索
し、該当する図形を他と区別できるように表示し、オペ
レータによる修正対象入力が行われるまで、検索する
(ステップ721〜726) なお、最終データまで検索した場合、先頭データにも
どして繰返し、修正対象入力が行われた場合は、修正デ
ータに基づいて、画面を再表示し、病変部分データのリ
オルグを行う(ステップ724)。
以上のような処理方式により、図形データの入出力を
行う。
次に、健診データ処理システムにおける検査結果デー
タ入力プログラムによる胃部X線フィルムの読影結果を
入力する画面例を第8図に示す。
第8図において、グラフィック画面41は、臓器を表示
しないケースであり、所見が無い場合及び受診当日に健
診結果報告書を即時出力する時に、第1図のディスプレ
イ装置3のグラフィック画面で処理を行う。
図形データの入出力処理は、前記プログラムのサブル
ーチンとして組み込まれており、画面41を表示している
状態で、ファンクションキーVを操作することにより、
前記サブルーチンが起動され、画面42のごとく表示がな
される。画面42は、既に、病変部分データが入力された
状態を示してある。これらの入力において、色及びハッ
チスタイルは、属性指定欄43を選択し、描く形は、画面
44から選んで入力する。
以上の説明からわかるように、本実施例によれば、臓
器パターンを外部ファイル化し、病変部分データのみ
を、しかも可変長項目データとして保持することによ
り、以下に示す効果を得ることができる。
(1) 個人別に臓器パターンを用意するのでなく、標
準的な臓器パターンを用意しておくだけであるので、こ
の標準的な臓器パターンの追加や変更が容易となり、臓
器パターンの変更等のユーザの要求に対するメンテナン
ス性が向上する。不特定多数ユーザを対象とする場合に
は、ベースとなるパターンを流用して作成できるため、
非常に効率が良い。
(2) 病変部分データを臓器パターンデータとを合成
して格納せずに別々に格納しているため、病変部分デー
タとして格納するデータ量は少なく経済的である。ま
た、病変部分データを固定長データでなく、可変長デー
タとして格納しているため、ファイル内に無駄が生じる
ことなく、効率良く格納することができる。
(3) 形,色及びハッチスタイル等の追加変更に対し
ても柔軟に対応できる。
また、本実施例によれば、カルテやフィルム等を見な
くても、かなり詳しい情報を迅速に把握できる。また、
システム内の業務プログラムに組み込んで使用できるた
め、特別な処理装置が不要である。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕 以上、説明したように、本発明によれば、医用画像デ
ータとして臓器パターンを格納した臓器パターンファイ
ルと、この臓器パターンファイルに格納された臓器パタ
ーンを読出し、表示装置に表示させる手段と、表示され
た臓器パターンに対して病変部分単位に病変部分の形状
を設定すると共に、該形状の属性である少なくとも表示
色、ハッチスタイルを設定する手段と、設定された病変
部分の形状およびその属性情報を病変部分単位に格納す
る病変部分データファイルと、この病変部分データファ
イルに格納された病変部分データを読出し、該病変部分
データに対応する病変部分画像を表示装置に表示させる
手段とを設けたので、標準的な臓器パターンを予め準備
しておけば、この標準的な臓器パターンを利用して、臓
器の病変部分の形状を記録することにより、臓器の多種
多様な病変部分の形状に変化に容易に対処することがで
き、かつ病変部分が理解し易いように色などを変えて病
変部分を表示することができる。
すなわち、医療現場においては、病状の変化、新たに
必要となる検査部位の特定などを効率的に把握する点
で、病変部分が単に表示されるだけでなく、病変部分が
如何に理解し易いように表示されるかが重要な要素とな
る。
本発明によれば、病変部分の色等を変えて表示するの
で、病変部分が理解し易くなる。特に、胃などにあって
は、全体の切除から部分的な切除まで部位および範囲は
多様であるため、このような病状に対して極めて容易に
対処することができる。
また、個人別に臓器パターンを用意するのでなく、標
準的な臓器パターンを用意しておくだけであるので、こ
の標準的な臓器パターンの追加や変更が容易となり、臓
器パターンの変更等のユーザの要求に対するメンテナン
ス性が向上する。
さらに、病変部分データを臓器パターンデータとを合
成して格納せずに別々に格納しているため、病変部分デ
ータとして格納するデータ量は少なく経済的である。ま
た、病変部分データを固定長データでなく、可変長デー
タとして格納しているため、ファイル内に無駄が生じる
ことなく、効率良く格納することができる。
さらに、図形データの入出力装置をシステムの他の業
務処理と同レベルまたはそのサブルーチンとして動作さ
せることができる。
また、病変部分の転移、拡大、治癒等の変化に対処す
べく、病変部分データの修正を行えるようにしており、
この修正処理手段を利用することにより、病変部分デー
タをシーケンシャル(すなわち、時系列)に読出し、病
変部分をシーケンシャルに表示し、病変部分の変化を時
系列的に把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した一実施例の医用画像処理装
置の概略構成を示すブロック図、 第2図は、第1図に示す医用画像処理装置の図形データ
入出力処理機能を説明するためのブロック説明図、 第3図は、第1図の実施例の臓器パターンファイルの機
能を各処理ステップの画面例と画像処理フローチャート
で示す図、 第4図は、第1図の実施例の病変部分データファイルの
概要構成を説明するための説明図、 第5図は、第1図の実施例の検査結果データ蓄積処理の
処理手順の概要を示すフローチャート、 第6図は、第1図の実施例の図形データ入出力処理の処
理手順の概要を示すフローチャート、 第7図は、第1図の実施例の病変部分データを画面に再
表示する処理手順の概要を示すフローチャート、 第8図は、第2図に示す図形データ入出力処理機能を健
診データ処理システムに使用した例を示す画面例であ
る。 図中、1……中央処理装置、2……キーボード装置、3
……ディスプレイ装置、4……臓器パターンファイル、
5……受診者個人情報ファイル、6……検査データファ
イル、6A……病変部分データファイル、7……図形出力
領域所定処理、8……表示属性指定処理、9……臓器デ
ータ作成処理、10……検査結果データ蓄積処理、11……
図形データ入出力処理、12……図形データ入出力処理プ
ログラム、13……グラフィック画面、13A……臓器パタ
ーン、14……病変箇所を入れたグラフィック画面、14A
……病変箇所、13B……属性指定欄、15……カルテ記載
情報、16……胃部X線フィルムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 光 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 山村 真之 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 山田 秀明 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−196856(JP,A) 特公 昭55−17981(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医用画像データとして臓器パターンを格納
    した臓器パターンファイルと、この臓器パターンファイ
    ルに格納された臓器パターンを読出し、表示装置に表示
    させる手段と、表示された臓器パターンに対して病変部
    分単位に病変部分の形状を設定すると共に、該形状の属
    性情報である少なくとも表示色、ハッチスタイルを設定
    する手段と、設定された病変部分の形状およびその属性
    情報を病変部分単位に格納する病変部分データファイル
    と、この病変部分データファイルに格納された病変部分
    データを読出し、該病変部分データに対応する病変部分
    画像を表示装置に表示させる手段と、前記病変部分デー
    タファイルに格納された病変部分データをシーケンシャ
    ルに読出し、該病変部分データの修正を行う手段を備え
    たことを特徴とする医用画像処理装置。
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